7 / 46
呉工廠
改装
1943年9月20日、午後2時
信濃は呉軍港に無事入港し、長い航海を終えた。
横須賀から呉までの道程は、敵潜水艦との二度の激しい対潜戦闘や
大阪沖での機関トラブルを乗り越えた試練の連続だった。
艦橋に立つ阿部俊雄大佐は、岸壁に集まる海軍関係者や
工員たちの歓声を聞きながら、ようやく肩の力を抜いた。
陽光が飛行甲板を照らし、信濃の巨大な船体が呉の港に新たな希望をもたらしていた。
しかし、阿部にとってここは終着点ではなく、
新たな戦いの始まりに過ぎなかった。彼は副長の山田義雄中佐に呟いた。
「呉に着いたが、これからが本番だ。艦を戦場に投入できる状態に仕上げねばならん。」
山田が頷き、応じた。
「はい。乗組員も航海で鍛えられました。整備が進めば、信濃は真の力を発揮できるでしょう。」
信濃は港に静かに停泊し、最終艤装と試験、そして艦載機搭乗員との準備が始まることになった。
翌日、9月21日から呉海軍工廠での作業が本格的に動き出した
信濃の飛行甲板や艦内の至る所で、工員たちが忙しく動き回っていた
最初の課題は武装の強化だった。横須賀出港時には未完成だった対空火器の整備が急がれ
25ミリ単装機銃8丁が新たに搭載されることになった
工員たちはクレーンを使って機銃を運び込み
甲板の指定位置に据え付けた。金属がぶつかる音と
溶接の火花が飛び散る音が港に響き渡った。
25ミリ機銃は、敵航空機に対する近距離防御の要であり
信濃の生存性を高める重要な装備だった。工員の一人が、汗を拭いながら同僚に呟いた。
「これで少しは敵機に歯向かえるようになるな。」
その言葉に、同僚が笑いながら応じた。
「まだだ まだ足りんよ。この巨艦を守るにはもっと必要だ。」
同時に、前部側の12.7センチ連装高角砲が
長10センチ連装高角砲に換装された。
この作業は、前部の九四式高射装置の管制砲を更新するもので
より長射程で精度の高い対空火力を提供するものだった
工員たちは慎重に旧式の高角砲を取り外し、新しい砲身を据え付けた
長10センチ砲の洗練された形状が、信濃の戦艦らしい威厳に新たな鋭さを加えた
阿部は艦橋からその様子を見下ろし、山田に言った。
「これで対空防御が少しはマシになる。だが、敵機の数は増える一方だ。訓練が鍵だな。」
山田が頷き、海軍工廠のスケジュールを確認した。
「機銃と高角砲の搭載は3日以内に終わる予定です。その後、試験に移ります。」
武装の強化と並行して、信濃の水密区画と気密区画の試験が進められた。
急造ゆえに、これまで十分な試験が行われていなかった
艦内の構造を徹底的に見直す必要があった。
9月23日、工廠の技術者たちが艦内に乗り込み
各区画のハッチやバルブを一つ一つ点検した
水密試験では、特定の区画に海水を注入し、漏れがないかを確認した
技術者の一人が、機関室下部の区画でハッチを閉めながら叫んだ。
「注水開始!圧力をかけてみよう」
ポンプが作動し、海水が勢いよく流れ込んだ。
区画の壁に水圧がかかり、金属がわずかに軋む音が響いた
技術者たちは息を殺して漏水をチェックしたが、幸いなことに異常は見られなかった
別の技術者がメモを取りながら呟いた。
「横須賀の急造にしては上出来だ。だが、まだ安心はできん。」
気密試験では、艦内の換気システムや隔壁の密閉性を検証した
煙を発生させて区画に充満させ、漏れがないかを確認する作業が繰り返された
阿部は試験の様子を視察し、佐藤健次少佐に尋ねた。
「機関室の気密性はどうだ?」
佐藤が疲れた顔で答えた。
「問題なしです。大阪沖のトラブルを教訓に、ラインを強化しました。」
試験は丸一日続き、信濃の構造が戦場で耐えうるレベルにあることが確認された
阿部は報告を受け、満足げに頷いた。
「これで一歩前進だ。後は艦載機だな。」
9月25日、信濃に艦載機を搭載する準備が始まった
呉に到着した築城海軍航空隊の第五十航空戦隊の一部が、信濃の搭乗員として選ばれていた
この日、航空隊の将校とパイロットたちが呉軍港に到着し
信濃の飛行甲板で乗組員との顔合わせが行われた。艦載機として予定されていたのは
零式艦上戦闘機と彗星艦上爆撃機だったが
ソロモン方面での戦闘の激化で機体数も搭乗員数も不足しており
今回は零戦五二型10機と九九艦爆二二型10機の計20機が割り当てられた
甲板に整列した搭乗員たちは、若々しい顔ぶれの中に緊張と期待を隠していた。
顔合わせの場で、阿部は搭乗員たちを前に訓示を行った
艦橋の下に設けられた臨時の壇に立ち、彼は静かに語り始めた。
「諸君、信濃は帝国海軍の切り札だ
横須賀から呉までの航海で、敵潜水艦を二度撃退し、ここまで辿り着いた
だが、真の戦いはこれからだ。君たちの腕が、この艦の力を決める。覚悟を固めてくれ。」
その言葉に、搭乗員たちが一斉に敬礼した
航空隊の指揮官、藤田健太郎少佐が代表して応えた。
「艦長、我々第五十航空戦隊は
信濃とともに戦う名誉を誇りに思います。敵機を一機たりとも近づけません。」
藤田の声は力強く、搭乗員たちの士気を高めた
阿部は彼の目を見て頷き、握手を交わした
その後、搭乗員たちは信濃の格納庫に案内され
積み込まれた新品の艦載機の配置を確認した
零式艦上戦闘機五二型の流麗な機体と九九艦爆二二型の重厚なシルエットが
格納庫に整然と並べられていた。若いパイロットの一人が
零戦五二型のヌッと飛び出た2号20㎜機関砲の砲身に触れながら呟いた。
「こいつで敵を叩けるなら、死んでも悔いはないよ。」
隣にいた仲間が笑いながら肩を叩いた。
「死ぬなよ。信濃を守るんだからな。」
その軽いやり取りに、格納庫に笑い声が響いた。
顔合わせの後、搭乗員たちは信濃の乗組員と共同で訓練計画を立てた
飛行甲板での発着訓練や、対空火器との連携が急がれた。山田が藤田に提案した。
「まずは甲板での離着陸を慣らしましょう。高角砲との連携も必要です。」
藤田が頷き、応じた。
「了解しました。零戦と彗星の運用は我々に任せてください。」
訓練は翌日から始まり、信濃の甲板が初めて活気づいた
柱島沖に駆逐艦二隻を伴って展開し
20ノットほどで航行しながら発艦と着艦の訓練を繰り返す
零戦が轟音を上げて飛び立ち、九九艦爆が模擬爆撃の動作を繰り返した
岩国海軍航空隊の九七艦攻が曳航する射撃的を狙って
25ミリ機銃と長10センチ高角砲空に曳航弾と黒煙を曳き
搭乗員と乗組員の連携が徐々に形を成していった。
9月末、信濃の最終艤装と試験がほぼ完了した
呉の港に停泊する信濃は、武装が強化され
艦載機が揃い、戦場に投入される準備が整った。阿部は艦橋から呉の街を見下ろし、山田に言った。
「これで信濃は完成だ。次は実戦だな。」
山田が静かに応じた。
「はい。乗組員も搭乗員も、この艦に命を預けています。」
陽光が信濃の飛行甲板を照らし、その姿は呉の港に新たな決意を刻んだ
宮原地区の人々が遠くから見つめる中、信濃は日本海軍の希望として、戦争の荒波に挑む準備を終えた
信濃は呉軍港に無事入港し、長い航海を終えた。
横須賀から呉までの道程は、敵潜水艦との二度の激しい対潜戦闘や
大阪沖での機関トラブルを乗り越えた試練の連続だった。
艦橋に立つ阿部俊雄大佐は、岸壁に集まる海軍関係者や
工員たちの歓声を聞きながら、ようやく肩の力を抜いた。
陽光が飛行甲板を照らし、信濃の巨大な船体が呉の港に新たな希望をもたらしていた。
しかし、阿部にとってここは終着点ではなく、
新たな戦いの始まりに過ぎなかった。彼は副長の山田義雄中佐に呟いた。
「呉に着いたが、これからが本番だ。艦を戦場に投入できる状態に仕上げねばならん。」
山田が頷き、応じた。
「はい。乗組員も航海で鍛えられました。整備が進めば、信濃は真の力を発揮できるでしょう。」
信濃は港に静かに停泊し、最終艤装と試験、そして艦載機搭乗員との準備が始まることになった。
翌日、9月21日から呉海軍工廠での作業が本格的に動き出した
信濃の飛行甲板や艦内の至る所で、工員たちが忙しく動き回っていた
最初の課題は武装の強化だった。横須賀出港時には未完成だった対空火器の整備が急がれ
25ミリ単装機銃8丁が新たに搭載されることになった
工員たちはクレーンを使って機銃を運び込み
甲板の指定位置に据え付けた。金属がぶつかる音と
溶接の火花が飛び散る音が港に響き渡った。
25ミリ機銃は、敵航空機に対する近距離防御の要であり
信濃の生存性を高める重要な装備だった。工員の一人が、汗を拭いながら同僚に呟いた。
「これで少しは敵機に歯向かえるようになるな。」
その言葉に、同僚が笑いながら応じた。
「まだだ まだ足りんよ。この巨艦を守るにはもっと必要だ。」
同時に、前部側の12.7センチ連装高角砲が
長10センチ連装高角砲に換装された。
この作業は、前部の九四式高射装置の管制砲を更新するもので
より長射程で精度の高い対空火力を提供するものだった
工員たちは慎重に旧式の高角砲を取り外し、新しい砲身を据え付けた
長10センチ砲の洗練された形状が、信濃の戦艦らしい威厳に新たな鋭さを加えた
阿部は艦橋からその様子を見下ろし、山田に言った。
「これで対空防御が少しはマシになる。だが、敵機の数は増える一方だ。訓練が鍵だな。」
山田が頷き、海軍工廠のスケジュールを確認した。
「機銃と高角砲の搭載は3日以内に終わる予定です。その後、試験に移ります。」
武装の強化と並行して、信濃の水密区画と気密区画の試験が進められた。
急造ゆえに、これまで十分な試験が行われていなかった
艦内の構造を徹底的に見直す必要があった。
9月23日、工廠の技術者たちが艦内に乗り込み
各区画のハッチやバルブを一つ一つ点検した
水密試験では、特定の区画に海水を注入し、漏れがないかを確認した
技術者の一人が、機関室下部の区画でハッチを閉めながら叫んだ。
「注水開始!圧力をかけてみよう」
ポンプが作動し、海水が勢いよく流れ込んだ。
区画の壁に水圧がかかり、金属がわずかに軋む音が響いた
技術者たちは息を殺して漏水をチェックしたが、幸いなことに異常は見られなかった
別の技術者がメモを取りながら呟いた。
「横須賀の急造にしては上出来だ。だが、まだ安心はできん。」
気密試験では、艦内の換気システムや隔壁の密閉性を検証した
煙を発生させて区画に充満させ、漏れがないかを確認する作業が繰り返された
阿部は試験の様子を視察し、佐藤健次少佐に尋ねた。
「機関室の気密性はどうだ?」
佐藤が疲れた顔で答えた。
「問題なしです。大阪沖のトラブルを教訓に、ラインを強化しました。」
試験は丸一日続き、信濃の構造が戦場で耐えうるレベルにあることが確認された
阿部は報告を受け、満足げに頷いた。
「これで一歩前進だ。後は艦載機だな。」
9月25日、信濃に艦載機を搭載する準備が始まった
呉に到着した築城海軍航空隊の第五十航空戦隊の一部が、信濃の搭乗員として選ばれていた
この日、航空隊の将校とパイロットたちが呉軍港に到着し
信濃の飛行甲板で乗組員との顔合わせが行われた。艦載機として予定されていたのは
零式艦上戦闘機と彗星艦上爆撃機だったが
ソロモン方面での戦闘の激化で機体数も搭乗員数も不足しており
今回は零戦五二型10機と九九艦爆二二型10機の計20機が割り当てられた
甲板に整列した搭乗員たちは、若々しい顔ぶれの中に緊張と期待を隠していた。
顔合わせの場で、阿部は搭乗員たちを前に訓示を行った
艦橋の下に設けられた臨時の壇に立ち、彼は静かに語り始めた。
「諸君、信濃は帝国海軍の切り札だ
横須賀から呉までの航海で、敵潜水艦を二度撃退し、ここまで辿り着いた
だが、真の戦いはこれからだ。君たちの腕が、この艦の力を決める。覚悟を固めてくれ。」
その言葉に、搭乗員たちが一斉に敬礼した
航空隊の指揮官、藤田健太郎少佐が代表して応えた。
「艦長、我々第五十航空戦隊は
信濃とともに戦う名誉を誇りに思います。敵機を一機たりとも近づけません。」
藤田の声は力強く、搭乗員たちの士気を高めた
阿部は彼の目を見て頷き、握手を交わした
その後、搭乗員たちは信濃の格納庫に案内され
積み込まれた新品の艦載機の配置を確認した
零式艦上戦闘機五二型の流麗な機体と九九艦爆二二型の重厚なシルエットが
格納庫に整然と並べられていた。若いパイロットの一人が
零戦五二型のヌッと飛び出た2号20㎜機関砲の砲身に触れながら呟いた。
「こいつで敵を叩けるなら、死んでも悔いはないよ。」
隣にいた仲間が笑いながら肩を叩いた。
「死ぬなよ。信濃を守るんだからな。」
その軽いやり取りに、格納庫に笑い声が響いた。
顔合わせの後、搭乗員たちは信濃の乗組員と共同で訓練計画を立てた
飛行甲板での発着訓練や、対空火器との連携が急がれた。山田が藤田に提案した。
「まずは甲板での離着陸を慣らしましょう。高角砲との連携も必要です。」
藤田が頷き、応じた。
「了解しました。零戦と彗星の運用は我々に任せてください。」
訓練は翌日から始まり、信濃の甲板が初めて活気づいた
柱島沖に駆逐艦二隻を伴って展開し
20ノットほどで航行しながら発艦と着艦の訓練を繰り返す
零戦が轟音を上げて飛び立ち、九九艦爆が模擬爆撃の動作を繰り返した
岩国海軍航空隊の九七艦攻が曳航する射撃的を狙って
25ミリ機銃と長10センチ高角砲空に曳航弾と黒煙を曳き
搭乗員と乗組員の連携が徐々に形を成していった。
9月末、信濃の最終艤装と試験がほぼ完了した
呉の港に停泊する信濃は、武装が強化され
艦載機が揃い、戦場に投入される準備が整った。阿部は艦橋から呉の街を見下ろし、山田に言った。
「これで信濃は完成だ。次は実戦だな。」
山田が静かに応じた。
「はい。乗組員も搭乗員も、この艦に命を預けています。」
陽光が信濃の飛行甲板を照らし、その姿は呉の港に新たな決意を刻んだ
宮原地区の人々が遠くから見つめる中、信濃は日本海軍の希望として、戦争の荒波に挑む準備を終えた
あなたにおすすめの小説
札束艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
生まれついての勝負師。
あるいは、根っからのギャンブラー。
札田場敏太(さつたば・びんた)はそんな自身の本能に引きずられるようにして魑魅魍魎が跋扈する、世界のマーケットにその身を投じる。
時は流れ、世界はその混沌の度を増していく。
そのような中、敏太は将来の日米関係に危惧を抱くようになる。
亡国を回避すべく、彼は金の力で帝国海軍の強化に乗り出す。
戦艦の高速化、ついでに出来の悪い四姉妹は四一センチ砲搭載戦艦に改装。
マル三計画で「翔鶴」型空母三番艦それに四番艦の追加建造。
マル四計画では戦時急造型空母を三隻新造。
高オクタン価ガソリン製造プラントもまるごと買い取り。
科学技術の低さもそれに工業力の貧弱さも、金さえあればどうにか出来る!
藤本喜久雄の海軍
ypaaaaaaa
歴史・時代
海軍の至宝とも言われた藤本喜久雄造船官。彼は斬新的かつ革新的な技術を積極的に取り入れ、ダメージコントロールなどに関しては当時の造船官の中で最も優れていた。そんな藤本は早くして脳溢血で亡くなってしまったが、もし”亡くなっていなければ”日本海軍はどうなっていたのだろうか。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
超克の艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
「合衆国海軍ハ 六〇〇〇〇トン級戦艦ノ建造ヲ計画セリ」
米国駐在武官からもたらされた一報は帝国海軍に激震をもたらす。
新型戦艦の質的アドバンテージを失ったと判断した帝国海軍上層部はその設計を大幅に変更することを決意。
六四〇〇〇トンで建造されるはずだった「大和」は、しかしさらなる巨艦として誕生する。
だがしかし、米海軍の六〇〇〇〇トン級戦艦は誤報だったことが後に判明。
情報におけるミスが組織に致命的な結果をもたらすことを悟った帝国海軍はこれまでの態度を一変、貪欲に情報を収集・分析するようになる。
そして、その情報重視への転換は、帝国海軍の戦備ならびに戦術に大いなる変化をもたらす。
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を12隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
表紙はNavalArtというゲームの画像で、動画投稿者の大和桜花さんに作っていただきました
連合艦隊司令長官、井上成美
ypaaaaaaa
歴史・時代
2・26事件に端を発する国内の動乱や、日中両国の緊張状態の最中にある1937年1月16日、内々に海軍大臣就任が決定していた米内光政中将が高血圧で倒れた。命には別状がなかったものの、少しの間の病養が必要となった。これを受け、米内は信頼のおける部下として山本五十六を自分の代替として海軍大臣に推薦。そして空席になった連合艦隊司令長官には…。
毎度毎度こんなことがあったらいいな読んで、楽しんで頂いたら幸いです!
小日本帝国
ypaaaaaaa
歴史・時代
日露戦争で判定勝ちを得た日本は韓国などを併合することなく独立させ経済的な植民地とした。これは直接的な併合を主張した大日本主義の対局であるから小日本主義と呼称された。
大日本帝国ならぬ小日本帝国はこうして経済を盤石としてさらなる高みを目指していく…
戦線拡大が甚だしいですが、何卒!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…そして終戦工作 分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦
そしてそこから繋がる新たな近代史へ