主人公達と行く異世界建国記

akasisi

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    目を覚まして周りを見渡したらそこは、右を見ても、左を見ても、何処を見ても、真っ白な空間だった。

「起きましたか?」
「うわっ」             

背後から女性の声が聞こえた。驚きながら振り向くと145㎝ぐらいの少女が立っていた。

「はじめまして、秋山  琉斗さん。私は、女神のティファトゥールと言います。」

そう言いながらお辞儀を前の女の子がする。

「えっと、はじめまして?秋山  琉斗と言います。」

「では、秋山琉斗さん、あなたは死んだことを覚えていますか?」

そうゆう目の前の女神の問いを聞き、自分が死んだこと、どうやって、どのように死んだかを思い出した。

「そうですか、私は、死んだんですか。それは理解しました。ですけど女神様は、私に何の用でしょうか。」
「・・・ 」

女神がすこし驚いたように固まっていた。

「どうしましたか?」

「いえ、すこし細工はしましたが、まったく取り乱さないことに驚いただけです。」

「細工ですか?」

「はい、こうやって昔に呼んだ時や、他の神が呼んだ時の人達にとても騒がれたのです。だからすこし精神をいじって受け入れ易くしているんです。それでもすこし騒がしくなるですけどね。」

ハァとため息をつき、困った顔をしている。

「完全に受け入れた形でここに呼べば良いのでは?」

すこし疑問に思ったことを聞いてみたら。

「やった神が居るんですけど、精神に介入しすぎて、狂ってしまって、その時から神々の間で禁止されたんですよ。」

さっきより深いため息をついた。

「なるほど。」

「あっ!失礼しました。関係無いことばかりしゃべってしまって。」

すこし慌てたように話を進めようとする。

「いえいえ構いませんよ。」

「すみません。ではあらためて本題に入りましょう。あなたには私の世界に転生してもらいます。」

「転生ですか、ラノベとかの?」

「はい、そのとうりです。あなたに転生してもらう私の世界は、オルティアーテと呼ばれていて。この世界は、あなたの世界にあるゲームのようにステータスや、レベルがあります。そして様々な種族が生きている世界です。」

一区切りつけ深いため息をつき、眉をひそめ、また話出した。

「ですが最近、人間によって支配されかけているんです。亜人達がひどい扱いを受けています。そこであなたに頼みたいのは、ひどい扱いを受けている亜人達を助けることです。」

「助けるのは構いませんが、亜人とは、エルフや、ドワーフなどですよね。」

「はい、琉斗さん言ったもの以外では、獣人、  魔人、竜人、蟲人などが居ますね。」

そう言いながら、スクリーンのように、さっき言った亜人を空中に写した。

「私のイメージでは、人間より能力が高いんですが?」

「そのとうりなんですが、さっき昔呼んだことがあると言ったでしょ。その呼ばれた人が平和のためにいろんな兵器を残したんですけど。」

「それを悪用したと?」

どこにでもそんな人がいるんだなと、日本の歴史を思い出しながら言った。

「そのとうりです。しかも亜人達は、不意討ちでの攻撃で、まったく対処できずそのままやられてしまいました。」 

「なるほど。」

「これでオルティアーテでやっていただきたいことは理解できたと思います。では転生にあたっての能力を決めていただきます。」

「能力ですか、それはどのような能力でもいいんですか?」

「何でもは、さすがに無理ですがある程度は大丈夫です。」

「なら私が前世で書いた小説の主人公を召喚できるのはどうでしょ?」

「前世の小説のですか?、構いませんが無制限で召喚できませんがよろしいですか?」

「それで構いません。ありがとうございます。」

「そんなに難しいものではありませんので安心してください。では次にあなたの種族とスキルを決めましょう」

「ステータスは、わかりますけど種族ですか」

「はい。やってもらうのは、亜人達を助けることですので人間のままだと警戒されてしまいますので。」

「なるほどわかりました。では魔人でお願いします。」

「わかりました。次はスキルです。スキルは前世のカルマ値によってポイントがもらえます。あなたのポイントは3600です。ですが私のお願いを聞いてもらうのでプラスで4000上げます。」

「その3600ポイントは、多いのですか?」

「はい、だいたい平均は3500ぐらいですから平均ぐらいですね。」

「そうですか、わかりました。」

「スキルは、そこから選んでください。」

とさっき亜人達を写したスクリーンを出現させた。それを見るとびっしりスキルの名前らしき文字があった。そこからほしいスキルをしぼっていく。

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不定期更新ですのでまぁよろしくお願いいたします。

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