恋は盲目

雪水

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別れと後悔と無力感

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君を目の前にしたとき、その美しさのあまり目を開いていることすらできなかった

僕は目を閉じ、息を吐き目を開く

そこには何もなかった

僕は悲しみのあまり涙がこぼれそうになった

涙をせき止めようと、再び目を閉じた

一体何分経っただろうか

暗く静かに吹く風にたゆう身体をそのままに

まるで自分の身体ではないような気さえしてくる

未だ涙の気配はすぐ後ろで待ち構えている

すべてを諦め目を開く

そこには昨日まで抱いていたたった数瞬の希望と

明日を眺める果てしない絶望が

にやりと笑い、静かに口を開けていた

僕はまた目を閉じてしまった

静かに笑ったまま

全てを失ったまま

何も感じることができないまま
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