イケメン幼馴染の執着愛が重すぎる

さくらんこ

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過去編(三角関係・攻めが片想いで鬼畜なので注意)

隠蔽②

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【千星那由多】

巽に俺の言葉は届かなかった。
いつもより酷い笑顔に全身に鳥肌が立ち、息を飲む。
その瞬間、アナルにハサミを突っ込まれたのが分かった。

「―――ひッ!!!」

声が引き攣る。
冷たい感触が胎内で感じ取られ、言い知れぬ恐怖に心臓が早くなる。
もうこれ以上は言葉でも身体でも抗う事はできない。
抵抗すれば容赦なく胎内でハサミを動かすだろう。
想像するだけで身体が震え、乱れる息を整えるように小刻みに息を吐く。

感情が昂ぶって泣き出しそうになってしまうのを必死で抑え込んでいると、巽が再び救急箱から何かを取り出した。
吸引器だ。バラエティ番組などで見たことはあるが、実物を見るのは初めてだった。
大体これですることと言えば…あれしかない。
思った通りそれを胸元へと宛がうと、巽は冷たく笑った。

遊ぶってなんだよ。楽しくもなんともねえよ。

そんな事を思っても今は言葉にできない。
その間にも巽はポンプを動かし始めた。

「――――ッ!!いっ…いた……ッやめ…ッ!!!」

想像以上の痛みに、声があがる。
乳首が物凄い力で締め上げられているような感覚だった。
摘ままれる以上の痛みに、冷や汗と共に身体が震えてくる。

吸引器の中で胸元が引っ張られるように膨らんでいった。
タイツの下の乳首は酷いことになっているだろうが想像したくない。
痛みに奥歯を噛みしめながら、早く終わることだけを考えていた。

 
【天夜巽】

「もう、お尻は飽きたから、今度はこっちを開発してあげる。
服の上からだからまだまだ我慢できるよね?」

男の乳首とは思えないほどに、那由多の乳首は大きく膨らんで行った。
しかも、鬱血して凄い色になっている。
それでも俺は中の空気を抜き続けた、メリメリと嫌な音がするけどそれくらいしないと調教にはならない。

片方が終わったとことで、もう片方に吸引器を当て軽くだけポンプを動かす。
落ちない位にタイツ越しに乳首を吸い上げるのを確認すると僕は那由多の両手を手錠から外した。
それからハサミを持ち直す。

「右は俺がやってあげたけど、左は自分で出来るよね、那由多。」

そう告げてから俺はハサミをゆっくりと動かす。
一応まだ中を傷つけないように気を付けて動かしてあげているけど歯向かったら何をするか分からせるようにジッと那由多を笑みを浮かべながら見つめた。

「分かってると思うけど右以上に大きくしてね。」

さわやかなほどの笑みを浮かべながらハサミでコリコリと前立腺を摩り上げる。
それから完全に真空状態になっている右乳首の吸引器を引っ張ったり緩めたりと繰り返して那由多を追い詰めていった。

 
【千星那由多】

「う、ぐ…ッ……ぅ…!!」

痛みに耐えようとしているせいで、顔が熱くなってくる。
服の上からでも相当な痛みだ。
しかも胸を開発だとかぬかしている。
どんどんエスカレートしていく行為。
一体いつ終わりが来るのだろうか。

手錠を離されると、片方にも吸引器を嵌められた。
このままこっちも吸引されるのかと思うと、二倍の痛みを想像し、冷や汗が伝う。
しかし、巽はあろうことが俺自身に吸引しろと言いだした。
脅す様に胎内のハサミを動かされると、小さく身体が跳ねた。

恐怖に喉を鳴らすと、軽くくっついたままでいる吸引器のポンプへと手を伸ばした。
従っている自分が情けなくてみっともない。
震える唇を噤むと、ゆっくりとポンプを動かし始める。

「―――うッ、…ぐっ……ぅうぁ……ッ」

痛みに眉を顰め、少しでも和らぐようにと大きく息を吐いた。
胎内のハサミで前立腺を擦り上げられると、小さく身体が跳ねる。
それと同時に片方の吸引器で胸を刺激されると、痛みと快感が同時に襲ってきたのがわかった。
まずい、痛い、はずなんだけど…。

胸を開発する、と言った意味がわかった気がした。
こんなことで感じていたら、ますます俺はおかしくなってしまうだろう。
普通じゃ感じられなくなってしまう。
今でさえ特殊な快感に蝕まれていっているのに。

ポンプで自分の胸を吸引しながら、速い鼓動を落ち着かせるように何度も深呼吸をする。
右と同じぐらいの大きさになっただろうか。
これ以上に、と言われているがさすがにもう痛みも限界だ。
引きはがされてしまうのではないかと思うくらいには激痛だった。
しかし、なんとかしなければと胎内のハサミを想像し、目を瞑った。
震える息を吐くと、再度ポンプで吸引し始める。

「ぅ…ぐ…あぁあッ…い、いだい…ッ痛いぃぃ…!!!」

引きちぎれてしまう。痛い、痛い痛い痛い。
低い呻き声をあげるとその場で頭を何度も振る。
目尻に溜まった涙が耳へと伝ったのがわかった。

「も…いーだろ……ッ、これ以上…はッ……ぅ…!!」

震える声で巽へと投げかけた。

 
【天夜巽】

俺の言う通りに那由多は乳首の吸引器のポンプを押していく。
見る見るうちに男なのに胸が出来上がっていく姿は滑稽だ。

ああ、でも胸のある那由多もセクシーで凄く良いな。

那由多が俺のことをどう思っているのかこの時はもう忘れることにした。
そうでないとこんなこと出来ないから。
僕もバカじゃない、本当は那由多をこうさせているのは恐怖でしか無い、それは分かってるんだ。

分かっていても興奮する。
そう、悲鳴を聞くだけで俺はもう自分を押さえられない。
自分がどんな表情をしているか手に取るようにわかった。

俺がお前を狂わしてるって、那由多は言うだろうけど。
お前が俺を狂わしちゃったんだよ、那由多。

俺は那由多に殺されるかもしれないな。

そんなことを考えながら、細心の注意を払いながらハサミで前立腺を突く。
失敗したら治したらいいんだけど、余り恐怖を初めから与え過ぎてもと思い自粛した。

俺の指示通り、少しだけ左の方が大きくなったかと言うところで那由多が許しを請う。

「駄目だよ。後、二回。ほら、頑張って。」

そう言いながら胎内の刃先を前立腺が有る側に向ける。
そこまですると那由多は悲鳴を上げながら後二回ポンプを吸い上げた。
それを見届けてからアナルからハサミを引き抜く。

そのハサミで自分の股間を切りさくとペニスを引きずり出し、那由多のアナルを奥まで突き上げた。

「はい。ご褒美ね。」

しかし、これは繋がっただけ。
それ以上は動かない。

更に俺はもう二つ吸引器を取り出す。先程のより少し大きめのそれを陰嚢へと一つ宛がった。

「さて、次はその乳首についた吸引器を引っ張って取ろうか?取れるまでの間、ここ吸い上げるからね。」

もう一つも陰嚢に宛がうと両方のポンプを同時に数度だけ吸い上げて、吸引器を固定させた。
酷い顔をしている那由多を上から見下ろして、俺はゆっくりと笑みを湛えた。

 
【千星那由多】

やはり巽は許してはくれなかった。
脅されるように胎内のハサミが動いたのがわかり、小さく引き攣った悲鳴があがる。
胸の痛みも相当だったが、胎内を傷つけられるほうがもっと怖かった。
小刻みに息を吐きながら、言われた通りに二回ポンプを握る。

「う、あぁああッ……!!」

自分の悲鳴で身体が震えた。
痛みで涙が溢れ、片方の手でベッドを引っ掻く。
膨らんでいる自分の胸が滑稽だった。
余り肉付きも良くないのに、更に無い部分を搾り取られるとはこんなに痛い物なのか。
悶えていると、アナルからハサミを引き抜かれた。
その途端にすぐに巽の固くなったペニスが最奥まで挿入される。

「――――んあァッ!!!」

突き上げられ、このまま腰を打ちつけられるのかと思ったが、そうではなかった。
いや、それよりももっと酷いことを巽は言い始めた。
もう一つ取りだされた吸引器が陰嚢へと宛がわれる。
それを恐怖に歪んだ目で見つめながら、俺は硬直した。

乳首の吸引器を引っ張って取れ?陰嚢を吸い上げる?

言っている意味が一瞬わからなかった。
そもそもこれはそんなとこに使うものではない。

「や…やめ……ぅぁあッ…!!」

陰嚢が吸い取られるような感覚を感じる。
今は違和感しかないが、これ以上やられるとどうなるかは目に見えてわかった。
でも、この吸引器を引っ張って取るのも相当痛いのは確かだ。
恐怖で頭が混乱していく。
どちらを選択しても、痛い事には変わりないんだ。

「ぅ…ぅう……ふっ……ぐ…」

訳が分からずに、自然とボロボロと大粒の涙が溢れ出て来た。
その間にも容赦なく陰嚢のポンプは握られていく。

「う、…ぅ……うあぁああああ!!!!」

考えている時間はなかった。
叫びをあげると、引っ掻く様に右側の吸引器を勢いよく引っ張り取る。

「―――――ッッッ!!!!」

痛みで目の前が真っ白になりそうだったが吸引からは解放された。
ガクガクと身体が震えたが、片方だけではダメだと自分を奮い立たせ、左側へも手をかける。
大げさに息を吐きながら、こちらを見て微笑んでいる巽を力なく睨みつけた。
そして、もう一方の吸引器も一気にはぎ取った。
声無き悲鳴があげながら、吸引器を放り投げ、ぐったりとベッドに全体重をかける。
胸は少し膨らんだままの状態になっていた。
触れるのも嫌だったので、感覚があるのかさえ今はわからない。

「はッ…はーっ……と…取った……取った……か、ら……」

この時俺は、タイツの中で自分のペニスが微かに反応していることに、気づいていなかった。

 
【天夜巽】

陰嚢に吸いつかせた吸引器の二つのポンプを握るだけで那由多は俺の言うことを聞いた。
こういうところの堪え性が無いのはとても助かる。
この真空状態で引き剥がすのはタイツの上からでも痛いだろう。

那由多の表情がコロコロ変わるのが愉快で仕方が無い。
俺はますます興奮状態に堕ちていく。

声なき悲鳴と共に吸引器を取る際はとんでもなくペニスが締め付けられる。
それが、二回。

俺はその痛みを快楽と覚えこませる為に外す瞬間にだけ腰を動かしてやる。

陰嚢の吸引器は軽く吸いつかせたまま、俺はハサミを手に取り、突起部分の布を切りぬいていく。
真っ赤と言うよりは真っ青な二つの乳首はとても可愛らしかった。
ギュッと痛いほど摘んでやるが、痺れて感覚は無いのだろうか。

今ならいけるかもしれないと、俺は救急箱のソーイングセットの中から縫い針を取り出す。
それの尖っている方じゃなくて丸い方を那由多の乳房に宛がい、もう片手で乳首を固定するように摘む。

「うん。よく出来ました、ご褒美欲しいんでしょ?待っててね。」

そう告げると脱力している隙をついて、グッと針の丸い方を乳腺へと押し込んで行く。
流石にこんなところを弄られたことは無いだろう。
女性でも入れるのが難しいので中々入らなかったが、真空ポンプで少し開いたその入口を割り開く様に挿入していった。

その間も数度腰を打ち付けてやる。
そうすればこれも快楽へと擦りこまれていく。

どうやら、那由多はこんな行為でも感じているらしい。
少しずつタイツの股間部が膨らんで行っている。
もう、普通のセックスなんて満足できなくなるだろう。
自慰でなんて、イけなくなるに違いない。
そう思いながら、俺はほんの少しだが針を乳首に押し込んだ。

 
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