ぼくのこと

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05/09_07:10

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あーあ… 今日も、か
眠い割には見たくない夢ばかり見る
嫌われる夢、壊される夢、
捨てられる夢、置いて逝かれる夢。
もうやだよ、こんな夢ばかり見るのは。

布団から身体を起こし制服を着ようと思い留まる。
嗚呼、今日は丸1日体育祭練習か、
放送委員のお仕事がありいつもより早めに家を出ることが決まっている。

「 放送委員のお仕事、好き、だけど、さあ… 」

息を吐き出すように溜息を吐く
ぼくは常日頃から体育関係には参加できていない。
だからか浮いた存在になってしまう。
それは別に構わなかった。慣れてしまったから。
けれども、陰口を叩かれるのは慣れない。
サボり、仮病、どうせ元気、人酔いなんて嘘、やりたくないだけでしょ、鬱雑い、邪魔、やる気がないなら来ないで欲しい
向けられた言葉の刃は未だに刺さっている
好き好んでこの身体に成った訳じゃない。
きっと彼女等もわかっているはず、だ
言ったもん、笑顔で。

普段から立っている、だから知名度がある。という訳では無いことは解っている
保護者の圧で出た生徒会選挙、流されてやった学年代表、自分は行くかわからない宿泊学習実行委員長、声をころころと変えて放送している放送委員、劇の鳳。
自慢できてしまう、
ぼくこんなにやってるんだよー!w
と。
自分の意思でやったものはこの中に幾つあるだろうか。
…1つ、
 断れないぼくが悪いんだ。
皆の期待を無下にしてはいけない。
だからやる。


もういい気もするけど
自業自得だ。
何を言いたいのか、よくわからなくなっている。
もういいんだ。

 誰になんと言われようと、ぼくはぼく。
誰かの操り人形ではない。
きっと。
正味もうどうでもいい。
こうなってしまった以上変えることは出来ない
解ってる
オチなんてないよこの殴り書きには
ぼくのストーリーなんかには
何書けばいいかわかんないもん
書きたいことを書いてるだけ。

体育祭補助、ちゃんとします。

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