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第一章 賢者と賢者の家族
第37話 くらりすのぽ~しょんづくり(ぜんぺん)
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お待たせしました。
――――――――――
ダミーの作業部屋をぱたぱたと通り抜け、本当の作業部屋の中へと突入したクラリスはディックから渡された薬草が詰まった布を床の上に置いて結び目を解き始める。
結び目がちょっとギチギチに結ばれていたけれど、クラリスは頑張って結び目を解くと……たっぷりのヒールグラスを周囲に晒した。
『ふぅ~~……、かたかった~~!』
何とか解けた布、というかディックが着ていた上着を広げ、クラリスは爽やかな香りがするヒールグラスを見てから、机へと視線を移す。
あのときは、ディックとベルが一緒に居たから気づかなかったけれど……機材が乗っている机はクラリスの肩辺りまでの大分高い作りの物だった。
これではきっと作業が出来ないだろう。
『う~ん、どうしよ~~??』
(ふっ、おじょうさん、わたしをつかいたまえ……!)
『だれ~?』
首を捻りながら悩むクラリスへと、何処かから声が……いや、彼女の耳に届く家具の声が届いた。
どの家具が自分に語りかけたのか、キョロキョロとしながら周囲を見渡す。
すると……、あった。
(ふっ、ようやくわたしのきづいたようだね! さあ、いますぐわたしをつくえのまえへとつれていって、のるんだ……!)
『はこさん~?』
箱だった。……いや、正確に言うと踏み台、踏み台だった。
多分、というよりも絶対に机に届かないときに乗るための踏み台だろう。
それを見ながら、クラリスは近づき……踏み台を動かしてみる。……すると、彼女一人でも持てるぐらいの重さだった。
『これならいけるかも! はこさん、のせてもらうね~!』
(ふっ、のるんだ。はやく、はやくわたしにのりたまえ……。ふみつぶすようにして、ぐりぐりとあしをこすりつけるようになじるようにのってくれたまえ……!!)
『?? よくわかんないけど、のるね~』
よくわからない反応に首をかしげながら、クラリスは踏み台を机の前に置くと……広げた布を抱えながらその上へと乗る。
ギシッとクラリスの重さに箱が軋みを上げる。けれど、それは音という演出が必要だから出しました。というくらいに彼女が乗った台には変化は無かった。
(んほぉ!? ああ、これだ……このおもさだ……。おもくもなくかるくもない、このみせいじゅくなおもさがたまらないのだ……!)
『ん~?』
どことなく嬉しそうな声を上げる踏み台に首をかしげながら、クラリスは作業を始める。
というか、どうしてこの箱は興奮しているのだろうか? ……分からないよ。
それは兎も角として、クラリスは両手で掴んでいたヒールグラスが満載の布を机の上へと置く。
『うんしょっと、それじゃあはじめるよ~!』
準備万端! いざ開始!! そんな感じに意気込みを見せながらクラリスは机の上に置かれたグルグルくんを見る。
われをごしょもうか? まるでそんな感じに言っているみたい、ドンと置かれたそれの蓋の口に手を当てて力を入れると、パカッと密封されていた容器が開かれた。
開けられた蓋を卓上に置くとクラリスは広げられた布の中からヒールグラスの若芽を掴み、グルグルくんの中へと入れていく。
『いっぱいいっぱいいれるよ~!』
そう言いながらクラリスはグルグルくんの中へとヒールグラスがこんもり溢れるまで投入していった。
そしてグルグルくんの中が満杯になると同時に、ディックの上着に纏められていた若芽は全て無くなっていた。
……運が良いのか悪いのか、どうやらディックが採ってきたヒールグラスの量はグルグルくん一回分の量だったらしい。
つまりは一回限りの大勝負……なのだが、クラリスは分かっているのだろうか?
『それじゃあ、はじめるぞ~~!』
……わかっていない、これはきっと分かっていない。
そんな不安しかない状況の中で、クラリスは希望を持ちながらグルグルくんの蓋を閉めると……スイッチを押した!
――キュル、キュルキュルキュル……キュルルルルル…………。
すると、グルグルくんの動力が回り始め、回転が始まろうとしたが……刃は回転すること無く停止してしまった。
『? なんで~? うごいてよ、うごいてよ~~!』
停止してしまったそれに戸惑いを隠せないまま、クラリスは動くように声をかけながらスイッチを押す。
だが、回転が始まらない、それどころか……うんともすんとも言わなかった。
……しかし、か細い声が彼女の耳に届いた。
(まりょく、ない……)
『ふぇ? グルグル、くん?』
(うん、みきさーあらため、ぐるぐる……)
淡々とした喋り方、それもどこか女性らしい声色が聞こえ……クラリスは嬉しそうな顔をする。
『グルグルくんがしゃべった~!』
(……ぐるぐる、くん、ちがう。ぐるぐる、ちゃん……)
『そ~なの? わかった~、グルグルちゃん!』
間違いを訂正されたということを分かっていないまま、クラリスは返事を返す……が、すぐにきょとんとした顔をする。
『そういえば、グルグルちゃんなんでうごかないの~?』
(ないぞうまりょく、ない……)
『まりょく、ないの~?』
(あるじ、きょうきゅうたっていた。だから、まりょく、ない……)
『そうなの~? じゃあ、くらりすがまりょくをあげてもいい~?』
(…………やれるものなら、やってみて)
グルグルちゃんの説明が上手く理解出来なかった。だけど、ベルが動くようにしていたということだけはわかったらしい。
だから、自分がやってみる。そう首を傾げながら問いかけると、どこか挑戦的な反応でグルグルちゃんは返事を返した。
(すいっちのうえの、きゅうたい。そこに、まりょくをそそぐ……)
『ここだね~? それじゃあ、いくよ~~!!』
スイッチの上に嵌められた球体。そこにクラリスは手を翳しながら、魔力を注ぎ込み始める。
……だが、注ぎ入れた瞬間、彼女は気づいてしまった。
『あ、あれ? たまらない~?』
(……ぜんぜん、おなかいっぱいにならない。ぱんくずひとかけらなみしかそそがれない……、うごかしたいなら、もっとそそぐ)
『うぅ~~、ぜったいにグルグルちゃんうごかすもん~~!!』
ちょっぴり棘を感じる言葉に、涙を浮かべながらクラリスは球体へと魔力を注ぎ続ける。
少しずつでは変化が無い、もっと、もっと多く。そう考えながら、彼女は魔力を注いでいく。
すると、球体にぼんやりと淡い光が灯り始めるのをクラリスは見た。
(すこし、たまってきた……。けど、まだまだ……)
『やった~! じゃあ、もっとまりょくをあたえ…………あ』
もっと魔力を注ぐ。そう考え、手を翳そうとした瞬間――クラリスの視界が歪み始め、眩暈を起こした体が踏み台から落ちた。
痛いはずの体が痛みを感じず……頭の中では魔力が尽きた。ということを理解していた。
それでもクラリスは立ち上がろうと体に力を込めようとする……が、力が入らない。
(……やっぱり、たりなかった……)
『や、だ……、くら、りす……まだ、やれ……る、よ……』
頭上から呆れた様子を感じさせるグルグルちゃんの声が届く。
その声を聞きながら、クラリスはぽつりぽつりと言いながら手を机へと伸ばす。
けれど、届かない……。
届かない手は、ディックとの約束も守れないし……ベルの命も救えない。
そう考えるとクラリスの目から涙がボロボロと零れた。
(でぃっくおにちゃん……ごめん、ごめんね……。くらりす、ぽ~しょんつくれなかった……ごめん、なさい……ベルママ……ごめんな……さ、い……)
徐々に消え始める意識の中で、クラリスはディックとベルに謝る。
だが、その幻想の2人からは何の反応も見られない。
ただただ、遠ざかっていくだけだった。
『でぃっく、おにちゃん…………ベル、マ、マ……』
涙を流しながら、彼女の意識は完全に闇の中へと沈んで行った……。
次にクラリスが目が覚めたとき……、きっと彼女は自分の無力さに嘆くのだろう。
……奇跡も何も起きなければ、だが。
そして奇跡は……。
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ダミーの作業部屋をぱたぱたと通り抜け、本当の作業部屋の中へと突入したクラリスはディックから渡された薬草が詰まった布を床の上に置いて結び目を解き始める。
結び目がちょっとギチギチに結ばれていたけれど、クラリスは頑張って結び目を解くと……たっぷりのヒールグラスを周囲に晒した。
『ふぅ~~……、かたかった~~!』
何とか解けた布、というかディックが着ていた上着を広げ、クラリスは爽やかな香りがするヒールグラスを見てから、机へと視線を移す。
あのときは、ディックとベルが一緒に居たから気づかなかったけれど……機材が乗っている机はクラリスの肩辺りまでの大分高い作りの物だった。
これではきっと作業が出来ないだろう。
『う~ん、どうしよ~~??』
(ふっ、おじょうさん、わたしをつかいたまえ……!)
『だれ~?』
首を捻りながら悩むクラリスへと、何処かから声が……いや、彼女の耳に届く家具の声が届いた。
どの家具が自分に語りかけたのか、キョロキョロとしながら周囲を見渡す。
すると……、あった。
(ふっ、ようやくわたしのきづいたようだね! さあ、いますぐわたしをつくえのまえへとつれていって、のるんだ……!)
『はこさん~?』
箱だった。……いや、正確に言うと踏み台、踏み台だった。
多分、というよりも絶対に机に届かないときに乗るための踏み台だろう。
それを見ながら、クラリスは近づき……踏み台を動かしてみる。……すると、彼女一人でも持てるぐらいの重さだった。
『これならいけるかも! はこさん、のせてもらうね~!』
(ふっ、のるんだ。はやく、はやくわたしにのりたまえ……。ふみつぶすようにして、ぐりぐりとあしをこすりつけるようになじるようにのってくれたまえ……!!)
『?? よくわかんないけど、のるね~』
よくわからない反応に首をかしげながら、クラリスは踏み台を机の前に置くと……広げた布を抱えながらその上へと乗る。
ギシッとクラリスの重さに箱が軋みを上げる。けれど、それは音という演出が必要だから出しました。というくらいに彼女が乗った台には変化は無かった。
(んほぉ!? ああ、これだ……このおもさだ……。おもくもなくかるくもない、このみせいじゅくなおもさがたまらないのだ……!)
『ん~?』
どことなく嬉しそうな声を上げる踏み台に首をかしげながら、クラリスは作業を始める。
というか、どうしてこの箱は興奮しているのだろうか? ……分からないよ。
それは兎も角として、クラリスは両手で掴んでいたヒールグラスが満載の布を机の上へと置く。
『うんしょっと、それじゃあはじめるよ~!』
準備万端! いざ開始!! そんな感じに意気込みを見せながらクラリスは机の上に置かれたグルグルくんを見る。
われをごしょもうか? まるでそんな感じに言っているみたい、ドンと置かれたそれの蓋の口に手を当てて力を入れると、パカッと密封されていた容器が開かれた。
開けられた蓋を卓上に置くとクラリスは広げられた布の中からヒールグラスの若芽を掴み、グルグルくんの中へと入れていく。
『いっぱいいっぱいいれるよ~!』
そう言いながらクラリスはグルグルくんの中へとヒールグラスがこんもり溢れるまで投入していった。
そしてグルグルくんの中が満杯になると同時に、ディックの上着に纏められていた若芽は全て無くなっていた。
……運が良いのか悪いのか、どうやらディックが採ってきたヒールグラスの量はグルグルくん一回分の量だったらしい。
つまりは一回限りの大勝負……なのだが、クラリスは分かっているのだろうか?
『それじゃあ、はじめるぞ~~!』
……わかっていない、これはきっと分かっていない。
そんな不安しかない状況の中で、クラリスは希望を持ちながらグルグルくんの蓋を閉めると……スイッチを押した!
――キュル、キュルキュルキュル……キュルルルルル…………。
すると、グルグルくんの動力が回り始め、回転が始まろうとしたが……刃は回転すること無く停止してしまった。
『? なんで~? うごいてよ、うごいてよ~~!』
停止してしまったそれに戸惑いを隠せないまま、クラリスは動くように声をかけながらスイッチを押す。
だが、回転が始まらない、それどころか……うんともすんとも言わなかった。
……しかし、か細い声が彼女の耳に届いた。
(まりょく、ない……)
『ふぇ? グルグル、くん?』
(うん、みきさーあらため、ぐるぐる……)
淡々とした喋り方、それもどこか女性らしい声色が聞こえ……クラリスは嬉しそうな顔をする。
『グルグルくんがしゃべった~!』
(……ぐるぐる、くん、ちがう。ぐるぐる、ちゃん……)
『そ~なの? わかった~、グルグルちゃん!』
間違いを訂正されたということを分かっていないまま、クラリスは返事を返す……が、すぐにきょとんとした顔をする。
『そういえば、グルグルちゃんなんでうごかないの~?』
(ないぞうまりょく、ない……)
『まりょく、ないの~?』
(あるじ、きょうきゅうたっていた。だから、まりょく、ない……)
『そうなの~? じゃあ、くらりすがまりょくをあげてもいい~?』
(…………やれるものなら、やってみて)
グルグルちゃんの説明が上手く理解出来なかった。だけど、ベルが動くようにしていたということだけはわかったらしい。
だから、自分がやってみる。そう首を傾げながら問いかけると、どこか挑戦的な反応でグルグルちゃんは返事を返した。
(すいっちのうえの、きゅうたい。そこに、まりょくをそそぐ……)
『ここだね~? それじゃあ、いくよ~~!!』
スイッチの上に嵌められた球体。そこにクラリスは手を翳しながら、魔力を注ぎ込み始める。
……だが、注ぎ入れた瞬間、彼女は気づいてしまった。
『あ、あれ? たまらない~?』
(……ぜんぜん、おなかいっぱいにならない。ぱんくずひとかけらなみしかそそがれない……、うごかしたいなら、もっとそそぐ)
『うぅ~~、ぜったいにグルグルちゃんうごかすもん~~!!』
ちょっぴり棘を感じる言葉に、涙を浮かべながらクラリスは球体へと魔力を注ぎ続ける。
少しずつでは変化が無い、もっと、もっと多く。そう考えながら、彼女は魔力を注いでいく。
すると、球体にぼんやりと淡い光が灯り始めるのをクラリスは見た。
(すこし、たまってきた……。けど、まだまだ……)
『やった~! じゃあ、もっとまりょくをあたえ…………あ』
もっと魔力を注ぐ。そう考え、手を翳そうとした瞬間――クラリスの視界が歪み始め、眩暈を起こした体が踏み台から落ちた。
痛いはずの体が痛みを感じず……頭の中では魔力が尽きた。ということを理解していた。
それでもクラリスは立ち上がろうと体に力を込めようとする……が、力が入らない。
(……やっぱり、たりなかった……)
『や、だ……、くら、りす……まだ、やれ……る、よ……』
頭上から呆れた様子を感じさせるグルグルちゃんの声が届く。
その声を聞きながら、クラリスはぽつりぽつりと言いながら手を机へと伸ばす。
けれど、届かない……。
届かない手は、ディックとの約束も守れないし……ベルの命も救えない。
そう考えるとクラリスの目から涙がボロボロと零れた。
(でぃっくおにちゃん……ごめん、ごめんね……。くらりす、ぽ~しょんつくれなかった……ごめん、なさい……ベルママ……ごめんな……さ、い……)
徐々に消え始める意識の中で、クラリスはディックとベルに謝る。
だが、その幻想の2人からは何の反応も見られない。
ただただ、遠ざかっていくだけだった。
『でぃっく、おにちゃん…………ベル、マ、マ……』
涙を流しながら、彼女の意識は完全に闇の中へと沈んで行った……。
次にクラリスが目が覚めたとき……、きっと彼女は自分の無力さに嘆くのだろう。
……奇跡も何も起きなければ、だが。
そして奇跡は……。
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