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第三章 愛と勇気の大冒険
第25話 ほ~らあなたも、言いたくな~る言いたくな~る
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見分けはつかないが、ビスト、エスト、ミストの順に、縦一直線に並びパティに向かって走って行く三兄弟。
「ウインドソード!!」
杖に風をまとわせて、剣を作るパティ。
「スィクルエア!!」
先頭のビストが、空気の塊を鎌状にしてパティに飛ばす。
パティがその鎌を剣で受けている間に、ビストが横をすり抜けて行き、次のエストが水をまとったクナイを投げつける。
「ウォーターニードル!!」
パティがクナイをかわすと同時に、最後のミストが氷の槍で突いて来る。
「アイススピア!!」
不自然な体制から槍を切り裂くパティ。
完全に体制が崩れたパティに、エストが更にクナイを投げて来るが、飛行魔法で何とかかわすパティ。
(3人の連携も凄いけど、それをかわしたパティも凄い!!)
「いやはや、恐れ入ったよ……これをかわすとはねー!」
「ジェットストリームアタックですってー!?」
怒りに肩を震わせるパティ。
「バカにするんじゃないわよ!!」
「バカになんかしてないさ! 僕達はいたって大真面目にリスペクトしてやってる……」
「あたしの好きなアニメをバカにするんじゃないわよ!!」
「そっちかい!?」
(パティ、まさかの隠れファンだったあああ!! ……てか、この世界でも放映されてたんだ? まあ、似たようなゲーム機があるぐらいだから、もう何でもアリなんだろうな)
「そっか……君も知ってたんだ? なら、同じパターンではかわされる筈だよね!」
「アニメ通りなら、次は目くらましから来るわよね!? どうする? 忠実に再現して倒される? それとも、信念を曲げて違うパターンで来る? まあ、その場合はあなた達のガン○ム愛はその程度だったって事になるけどね!!」
「ぐっ……痛いとこ突いて来るなー」
(いや、何の戦いだよ)
「どうする? ビスト兄さん!」
「仕方ない! 次もジェットストリームアタックを仕掛けたら、確実に誰かが倒される! ここは涙を飲んで別の技で行こう」
「そんな!!」
「信念を貫いて倒されるのも、また美学なんじゃないのかい? 兄さん!!」
「分かってくれ、ミスト! 僕はお前達を失うくらいなら、プライドだろうと信念だろうと捨てられる! それぐらいお前達の事が大切なんだ!!」
「に、兄さん……そんなにも僕達の事を……分かったよ兄さん! 信念に死すより、明日のアニメの為に生きる事を選ぶよ!!」
「分かってくれたか!! ありがとう! エスト! ミスト!」
「兄さん!!」
「兄さん!!」
(何だ? この茶番……)
呆れているユーキ。
(もう、攻撃しちゃってもいいかしら?)
律儀に待っているパティ。
話がまとまった3人。
「という訳で、違う技で行く事にしたよ」
「ふーん、やめるんだ? じゃあガン○ム愛は、あたしの方が上って事でいいわね!」
「くそっ! 言わせておけばー!」
「ミスト! 挑発に乗るんじゃない!」
「くっ! 分かったよ、兄さん」
「さあやるよ! エスト! ミスト!」
「オーケー! 兄さん!」
「行こう!」
パティを中心にして、その周りに三角形の形になる様に位置する三兄弟。
「今度は何をする気!?」
3人それぞれが左側に居る兄弟に向かってクナイを投げ、それぞれが右手で受け取り、それを更に上に投げて3本のクナイがパティの真上で絡み合い停止する。
(ハッ! この位置は、何かマズイ!)
危険を察知したパティが、囲みから脱出しようとする。
「もう遅いよ! デルタフィールド!!」
クナイの飛んだ軌道に光の線が現れ、その線を基準にして、バリアフィールドが発生する。
「しまった!」
脱出する事が出来ずに、フィールドの中に閉じ込められてしまうパティ。
「無限飛びクナイ、吹雪!!」
三兄弟がフィールド内に多数のクナイを投げると、フィールドの中に猛吹雪が発生する。
(ぐっ……これはさすがに……魔装無しでは、ヤバイ)
あまりの寒さに、動けなくなるパティ。
「パティ~!!」
心配するユーキの声も、吹雪にかき消されてパティに届かない。
(何とかして……魔装しないと……ユーキが……)
パティの魔装具を改造した店主が、ふと不安感に襲われていた。
「パティちゃん大丈夫かなぁ? 最初に魔装する時は、ゆっくり時間をかけて魔装具に魔力を満たさなきゃならないんだけど……魔装出来ないからっていきなり魔力解放なんてしないよなぁ?」
「そんな事したら暴走の危険があるけど、まさかなぁ……パティちゃんならやりそうだなぁ……」
猛吹雪に耐えていたパティが再び魔装をしようとするが、やはり何も反応しない。
「アッタマ来たー!! ならあたしのありったけを全部くれてやるわ!! それならどうよ!!」
そう言って手持ちの魔力カートリッジ6個を風で操り、全てリボルバーにセットする。
そしてトリガーを引いたままリボルバーを回転させ、全魔力を解放するパティ。
バガアァァァン!!
強烈な光を放った後大爆発が起こり、フィールドもろとも三兄弟を吹き飛ばす。
「うわああああ!!」
「な、何だ!? 何が起こったんだい!?」
「兄さん!! あれ!!」
エストが指差した方向に、凄まじい程の黒いオーラを出しながら立っているパティが居た。
以前よりも少し派手になった魔装衣が装着されていたが、意識が無い様な虚ろな目をしている。
(やった! パティ、魔装してる! あれ? でも何だか雰囲気がおかしいような?)
ユーキもパティの異様さに気付いていた。
「フフッ! 何を勿体ぶってたのか知らないけど、ようやく魔装したようだね!」
「まあ、例え魔装した所で3対1の不利な状況に変わりは無いけどね!」
「さあ、エスト! ミスト! もう一度デルタを仕掛けるよ!」
「うん、分かったよ兄さ……」
エストが言葉を言い終わる前に、一瞬で目の前に現れたパティがボディブローでエストを撃ち抜く。
「うぐぅ!!」
そのまま後方に吹き飛び、壁にぶち当たって気絶するエスト。
「エ、エストおおおお!!」
ビストが絶叫している間に、今度はミストが壁に飛ばされていた。
「ぐうううう!!」
「ミ、ミストまで……い、いったい何なんだ君はあああ!!」
兄弟を倒された怒りの感情よりも、凄まじいまでの恐怖に襲われるビスト。
「漆黒の……悪魔……」
パティの姿にポツリと呟くビスト。
巨大な闇の魔法弾を受け、吹き飛ぶビスト。
「ぐわああああ!!」
瞬く間に三兄弟を撃破したパティ。
ー パティVS黒い三兄弟 ー
パティの勝利。
だが、未だパティの意識は戻っていない様子だった。
「はわわわ! パティさん、いったいどうしちゃったのですか? 何だか私達まで襲われそうな勢いなのです!」
「パティ~! しっかりしてぇ!」
ユーキの呼びかけに一瞬動きが止まり、ユーキの方を見るパティだったが、以前として虚ろな目をしたままだった。
(ダメだ……まだ意識が戻ってないみたいだ)
パティが左腕をユーキの方に向けると、腕の前に黒い魔力の塊が集まりはじめる。
「はわあっ!! パティさん、私達を狙ってるのです! これは大ピンチなのです! あんな真っ黒な魔力弾をくらったら、ロロ達まで黒くなってしまうのです! 黒ロロになってしまうのです!」
「黒ロロって何だよ~! 舌噛みそうだよ~! 黒ロロ……何だか妙に言いたくなっちゃうよ~!」
今にも魔法弾を撃ちそうなパティ。
「ハッ! ロロ! 逃げて~!」
「ダメなのです!」
「何で?」
「ずっとユーキさんを膝枕していたので、足が痺れて立てないのですー!!」
「何かゴメン~!!」
「ウインドソード!!」
杖に風をまとわせて、剣を作るパティ。
「スィクルエア!!」
先頭のビストが、空気の塊を鎌状にしてパティに飛ばす。
パティがその鎌を剣で受けている間に、ビストが横をすり抜けて行き、次のエストが水をまとったクナイを投げつける。
「ウォーターニードル!!」
パティがクナイをかわすと同時に、最後のミストが氷の槍で突いて来る。
「アイススピア!!」
不自然な体制から槍を切り裂くパティ。
完全に体制が崩れたパティに、エストが更にクナイを投げて来るが、飛行魔法で何とかかわすパティ。
(3人の連携も凄いけど、それをかわしたパティも凄い!!)
「いやはや、恐れ入ったよ……これをかわすとはねー!」
「ジェットストリームアタックですってー!?」
怒りに肩を震わせるパティ。
「バカにするんじゃないわよ!!」
「バカになんかしてないさ! 僕達はいたって大真面目にリスペクトしてやってる……」
「あたしの好きなアニメをバカにするんじゃないわよ!!」
「そっちかい!?」
(パティ、まさかの隠れファンだったあああ!! ……てか、この世界でも放映されてたんだ? まあ、似たようなゲーム機があるぐらいだから、もう何でもアリなんだろうな)
「そっか……君も知ってたんだ? なら、同じパターンではかわされる筈だよね!」
「アニメ通りなら、次は目くらましから来るわよね!? どうする? 忠実に再現して倒される? それとも、信念を曲げて違うパターンで来る? まあ、その場合はあなた達のガン○ム愛はその程度だったって事になるけどね!!」
「ぐっ……痛いとこ突いて来るなー」
(いや、何の戦いだよ)
「どうする? ビスト兄さん!」
「仕方ない! 次もジェットストリームアタックを仕掛けたら、確実に誰かが倒される! ここは涙を飲んで別の技で行こう」
「そんな!!」
「信念を貫いて倒されるのも、また美学なんじゃないのかい? 兄さん!!」
「分かってくれ、ミスト! 僕はお前達を失うくらいなら、プライドだろうと信念だろうと捨てられる! それぐらいお前達の事が大切なんだ!!」
「に、兄さん……そんなにも僕達の事を……分かったよ兄さん! 信念に死すより、明日のアニメの為に生きる事を選ぶよ!!」
「分かってくれたか!! ありがとう! エスト! ミスト!」
「兄さん!!」
「兄さん!!」
(何だ? この茶番……)
呆れているユーキ。
(もう、攻撃しちゃってもいいかしら?)
律儀に待っているパティ。
話がまとまった3人。
「という訳で、違う技で行く事にしたよ」
「ふーん、やめるんだ? じゃあガン○ム愛は、あたしの方が上って事でいいわね!」
「くそっ! 言わせておけばー!」
「ミスト! 挑発に乗るんじゃない!」
「くっ! 分かったよ、兄さん」
「さあやるよ! エスト! ミスト!」
「オーケー! 兄さん!」
「行こう!」
パティを中心にして、その周りに三角形の形になる様に位置する三兄弟。
「今度は何をする気!?」
3人それぞれが左側に居る兄弟に向かってクナイを投げ、それぞれが右手で受け取り、それを更に上に投げて3本のクナイがパティの真上で絡み合い停止する。
(ハッ! この位置は、何かマズイ!)
危険を察知したパティが、囲みから脱出しようとする。
「もう遅いよ! デルタフィールド!!」
クナイの飛んだ軌道に光の線が現れ、その線を基準にして、バリアフィールドが発生する。
「しまった!」
脱出する事が出来ずに、フィールドの中に閉じ込められてしまうパティ。
「無限飛びクナイ、吹雪!!」
三兄弟がフィールド内に多数のクナイを投げると、フィールドの中に猛吹雪が発生する。
(ぐっ……これはさすがに……魔装無しでは、ヤバイ)
あまりの寒さに、動けなくなるパティ。
「パティ~!!」
心配するユーキの声も、吹雪にかき消されてパティに届かない。
(何とかして……魔装しないと……ユーキが……)
パティの魔装具を改造した店主が、ふと不安感に襲われていた。
「パティちゃん大丈夫かなぁ? 最初に魔装する時は、ゆっくり時間をかけて魔装具に魔力を満たさなきゃならないんだけど……魔装出来ないからっていきなり魔力解放なんてしないよなぁ?」
「そんな事したら暴走の危険があるけど、まさかなぁ……パティちゃんならやりそうだなぁ……」
猛吹雪に耐えていたパティが再び魔装をしようとするが、やはり何も反応しない。
「アッタマ来たー!! ならあたしのありったけを全部くれてやるわ!! それならどうよ!!」
そう言って手持ちの魔力カートリッジ6個を風で操り、全てリボルバーにセットする。
そしてトリガーを引いたままリボルバーを回転させ、全魔力を解放するパティ。
バガアァァァン!!
強烈な光を放った後大爆発が起こり、フィールドもろとも三兄弟を吹き飛ばす。
「うわああああ!!」
「な、何だ!? 何が起こったんだい!?」
「兄さん!! あれ!!」
エストが指差した方向に、凄まじい程の黒いオーラを出しながら立っているパティが居た。
以前よりも少し派手になった魔装衣が装着されていたが、意識が無い様な虚ろな目をしている。
(やった! パティ、魔装してる! あれ? でも何だか雰囲気がおかしいような?)
ユーキもパティの異様さに気付いていた。
「フフッ! 何を勿体ぶってたのか知らないけど、ようやく魔装したようだね!」
「まあ、例え魔装した所で3対1の不利な状況に変わりは無いけどね!」
「さあ、エスト! ミスト! もう一度デルタを仕掛けるよ!」
「うん、分かったよ兄さ……」
エストが言葉を言い終わる前に、一瞬で目の前に現れたパティがボディブローでエストを撃ち抜く。
「うぐぅ!!」
そのまま後方に吹き飛び、壁にぶち当たって気絶するエスト。
「エ、エストおおおお!!」
ビストが絶叫している間に、今度はミストが壁に飛ばされていた。
「ぐうううう!!」
「ミ、ミストまで……い、いったい何なんだ君はあああ!!」
兄弟を倒された怒りの感情よりも、凄まじいまでの恐怖に襲われるビスト。
「漆黒の……悪魔……」
パティの姿にポツリと呟くビスト。
巨大な闇の魔法弾を受け、吹き飛ぶビスト。
「ぐわああああ!!」
瞬く間に三兄弟を撃破したパティ。
ー パティVS黒い三兄弟 ー
パティの勝利。
だが、未だパティの意識は戻っていない様子だった。
「はわわわ! パティさん、いったいどうしちゃったのですか? 何だか私達まで襲われそうな勢いなのです!」
「パティ~! しっかりしてぇ!」
ユーキの呼びかけに一瞬動きが止まり、ユーキの方を見るパティだったが、以前として虚ろな目をしたままだった。
(ダメだ……まだ意識が戻ってないみたいだ)
パティが左腕をユーキの方に向けると、腕の前に黒い魔力の塊が集まりはじめる。
「はわあっ!! パティさん、私達を狙ってるのです! これは大ピンチなのです! あんな真っ黒な魔力弾をくらったら、ロロ達まで黒くなってしまうのです! 黒ロロになってしまうのです!」
「黒ロロって何だよ~! 舌噛みそうだよ~! 黒ロロ……何だか妙に言いたくなっちゃうよ~!」
今にも魔法弾を撃ちそうなパティ。
「ハッ! ロロ! 逃げて~!」
「ダメなのです!」
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