20 / 247
第1章1節 学園生活/始まりの一学期
第19話 身分差の二人
しおりを挟む
それから時刻は過ぎて夕方。エリス達四人は園舎から出ようとしている所。
「はぁ疲れた。まだ明日もあるなんて信じられない」
「……エリスはこれからどうするの?」
「これからかあ……料理部の食材、は一年生はまだ準備担当じゃないんだった。それなら真っ直ぐ帰ろうかなあ……」
「……何だか、一年生って帰りに寄る場所少ないよね」
「言ってもまだ四月だし。学園生活も序盤も序盤なのに、色々うろつく方が逆に性根座ってると思うなぁ」
イザークはサイリに鞄を放り投げ、口笛を吹く。
「……」
「ほらアーサー、オマエも何かコメント寄越せ」
「言う理由がない」
「はい出たお決まりの。オマエホントそればっかりだよなあ」
「黙れ」
「お断り申し上げる~……って何だあれ」
他愛のない会話をしていると、校庭の方に人が集まっているのが目に入った。
「……行ってみようぜ」
イザークは数歩先に向かってから、ついて来いと手振りをする。それに三人もついていく。
「あらぁ? あなたまだ退学していなかったんですの」
「……」
「あなたにグレイスウィルの制服は似合いませんわ。早くお脱ぎになられたら?」
「……」
<ぬおおおおお!
カトリーヌ様ばんざーい!
<下賤な貧乏人に裁きをー!
ブロンドの髪で巻き髪ツインテール。左手を顎の下に添えている生徒の隣には美しい剣士が立っており、周囲には野次馬が立ち並ぶ。彼らは皆一様に醜い称嘆の声を上げている。
「――そうですわね。今からあなたを『人望無し』にして差し上げましょう。やってしまいなさい!」
「御意」
剣士は足元に隠れていた何かに向かって剣を振り下ろす。それは剣戟を回避し、観念したかのように出てきて、エリス達の視界に入る。
幼い雪だるまのような少女だった。
「スノウだ……! じゃああの子はリーシャ……!」
「え、知り合い?」
「うん、同じ課外活動の子……!」
「……」
エリスが焦燥の表情を浮かべたのを見て、アーサーは鞘に手をかける。
「おいアーサー、何で鞘に手をかけてんだよ。まさかやり合うつもりか?」
「……あんたがそう言うなら」
アーサーはそう言いながらエリスを見つめる。彼女が言葉を探している間に、イザークが鞘から力づくで手を引き離す。
「バッカ見てみろよ。あの隣のヤツ強そうだぞ。多分あの巻き髪のナイトメアだ。オマエがどんだけ強いが知らねえが、向かった所で返り討ちに会う可能性が高い」
「……オレなら倒せる」
「冗談抜かすなよ。まあオマエの戦闘力? 知らねえから何とも言えねえけど、仮に勝ったとしてその後の生活に大きく響くぞ。少なくとも平和には過ごせない。どうせオマエは気にしないと思うが、いつも一緒にいるエリスはどうなる」
「……」
「……何でどうなるかわかんないような顔してんの?」
集団から少し離れた所から、四人は一方的な論争を指を咥えて見つめている状況だ。
「大体あの手のタイプは逆ギレするタイプだから、何言っても無駄だと思う。ボクらはこうしてじっと見ているのが最適解ってわけさ」
「……そんな」
「面倒臭えよな、ああいうヤツって。エリスが何か言いたい気持ちもわかるんだけどさ……」
「……友達が、困っているのに……」
「……魔物ハンターが獲物に喰われたら意味がねえんだよ」
「……っ」
イザークは呆れたように溜息をつく。エリスは俯きアーサーは状況を窺っており、カタリナはセバスンを抱き締めたまま目を見開き硬直している。
「どうしたサイリ……あ、何か来るみたいだぜ」
「え?」
刹那、凄まじい暴風が吹く。
「カトリーヌ・ディアス……!」
三階の園舎の窓から、女性が風に乗って迫ってきた。
「なっ何ですの! いきなり組みかかるだなんて無礼ですわ……!」
「下郎が。我が主から離れたまえ」
「さあ……無礼なのはどちらかしらね?」
「ぐっ……!」
銀髪で長い耳の女性はカトリーヌに乗りかかり、剣士の攻撃を風魔法で弾いている。野次馬達は雲散霧消、リーシャはただ髪を暴風になびかせているだけである。
「グレイスウィルに入学するからには差別は禁止。入学する時にそう説明されたはずです」
「くっ……この老害女! 私を誰だと思っておりますの! 高貴なるディアス家の――」
「何とでも言ってみなさい。次は容赦しませんよ」
女性はカトリーヌから降り指を鳴らす。再度風が吹き荒れカトリーヌに威嚇する。
「……いいですわ。ここは引いて差し上げますわ……!」
「何を言っているの。これから生徒相談室に――」
「フレイア! 行きますわよ!」
カトリーヌと剣士はふてぶてしくその場を去っていく。
「はぁ……全く。さあ皆も早く帰りなさい……貴女は大丈夫、じゃないわよね」
女性は野次馬達に呼びかけた後、リーシャに心情を案じるように声をかける。立ちっ放しのリーシャの背後に隠れて、スノウが震えていた。
「い、いえ……慣れてます。こういうのは覚悟してます……」
「考え方一つで変わる問題を、慣れとかそういう言葉で片付けないで。……続きは生徒相談室で聞きましょう」
女性はリーシャの手を取り、校舎へと誘導する。
途中エリス達とすれ違ったが、リーシャは微笑みを返しただけだった。
「……すごく心配……」
「でもアイツなら――リーン・ブレッドなら大丈夫だろ」
「リーン・ブレッド……?」
女性の名前をイザークから聞くと、エリスは首を傾げた。
「また知り合いか何か?」
「ううん、違うんだけど……何か聞いたことある名前だなって」
「……ボクが聞いた話じゃあんな感じでいじめにも立ち向かういい先生だとよ。あとエルフ族なんだってさ。でもまあ……さっきの風魔法見ちゃったらな。それ以外にも色々と有名な先生なんじゃねえの」
「……」
エリスは先程まで人だかりができていた場所を見つめている。
「どうしたんだよエリス。まだ何か心残りでも?」
「ううん……この学園には色んな所から、それこそ貴族とかの子も来ているって言われたけど、それって本当なんだなって」
エリスの脳裏にはヴィクトールとクラリアの姿が浮かんでいた。
あの二人は良い性格の様に思えたが――
「その分いいヤツも悪いヤツも選り取り見取りさ――おい、オマエも何か言えよアーサー」
「……」
「あーあ、全くオマエは。せめてこういう時には何か言えよ……って、大丈夫かカタリナ」
「カタリナ……?」
カタリナは冷や汗をかき、目の焦点が定まっていなかった。自分の世界に入っているかのように反応しない。
「カタリナ、大丈夫?」
「……はっ!? え、えっと、ごめん、ぼーっとしてた……じゃあね!」
「あ、待って!」
エリスが止める間もなく、カタリナは鞄とセバスンを抱えてそのまま走り去ってしまう。
「……どう考えてもぼーっとしている様子じゃなかったけど。まああんな罵倒見たら怖くなるのもしゃーないか」
「……」
魔法のものではない涼風が、静かに草木を靡かせた。
「はぁ疲れた。まだ明日もあるなんて信じられない」
「……エリスはこれからどうするの?」
「これからかあ……料理部の食材、は一年生はまだ準備担当じゃないんだった。それなら真っ直ぐ帰ろうかなあ……」
「……何だか、一年生って帰りに寄る場所少ないよね」
「言ってもまだ四月だし。学園生活も序盤も序盤なのに、色々うろつく方が逆に性根座ってると思うなぁ」
イザークはサイリに鞄を放り投げ、口笛を吹く。
「……」
「ほらアーサー、オマエも何かコメント寄越せ」
「言う理由がない」
「はい出たお決まりの。オマエホントそればっかりだよなあ」
「黙れ」
「お断り申し上げる~……って何だあれ」
他愛のない会話をしていると、校庭の方に人が集まっているのが目に入った。
「……行ってみようぜ」
イザークは数歩先に向かってから、ついて来いと手振りをする。それに三人もついていく。
「あらぁ? あなたまだ退学していなかったんですの」
「……」
「あなたにグレイスウィルの制服は似合いませんわ。早くお脱ぎになられたら?」
「……」
<ぬおおおおお!
カトリーヌ様ばんざーい!
<下賤な貧乏人に裁きをー!
ブロンドの髪で巻き髪ツインテール。左手を顎の下に添えている生徒の隣には美しい剣士が立っており、周囲には野次馬が立ち並ぶ。彼らは皆一様に醜い称嘆の声を上げている。
「――そうですわね。今からあなたを『人望無し』にして差し上げましょう。やってしまいなさい!」
「御意」
剣士は足元に隠れていた何かに向かって剣を振り下ろす。それは剣戟を回避し、観念したかのように出てきて、エリス達の視界に入る。
幼い雪だるまのような少女だった。
「スノウだ……! じゃああの子はリーシャ……!」
「え、知り合い?」
「うん、同じ課外活動の子……!」
「……」
エリスが焦燥の表情を浮かべたのを見て、アーサーは鞘に手をかける。
「おいアーサー、何で鞘に手をかけてんだよ。まさかやり合うつもりか?」
「……あんたがそう言うなら」
アーサーはそう言いながらエリスを見つめる。彼女が言葉を探している間に、イザークが鞘から力づくで手を引き離す。
「バッカ見てみろよ。あの隣のヤツ強そうだぞ。多分あの巻き髪のナイトメアだ。オマエがどんだけ強いが知らねえが、向かった所で返り討ちに会う可能性が高い」
「……オレなら倒せる」
「冗談抜かすなよ。まあオマエの戦闘力? 知らねえから何とも言えねえけど、仮に勝ったとしてその後の生活に大きく響くぞ。少なくとも平和には過ごせない。どうせオマエは気にしないと思うが、いつも一緒にいるエリスはどうなる」
「……」
「……何でどうなるかわかんないような顔してんの?」
集団から少し離れた所から、四人は一方的な論争を指を咥えて見つめている状況だ。
「大体あの手のタイプは逆ギレするタイプだから、何言っても無駄だと思う。ボクらはこうしてじっと見ているのが最適解ってわけさ」
「……そんな」
「面倒臭えよな、ああいうヤツって。エリスが何か言いたい気持ちもわかるんだけどさ……」
「……友達が、困っているのに……」
「……魔物ハンターが獲物に喰われたら意味がねえんだよ」
「……っ」
イザークは呆れたように溜息をつく。エリスは俯きアーサーは状況を窺っており、カタリナはセバスンを抱き締めたまま目を見開き硬直している。
「どうしたサイリ……あ、何か来るみたいだぜ」
「え?」
刹那、凄まじい暴風が吹く。
「カトリーヌ・ディアス……!」
三階の園舎の窓から、女性が風に乗って迫ってきた。
「なっ何ですの! いきなり組みかかるだなんて無礼ですわ……!」
「下郎が。我が主から離れたまえ」
「さあ……無礼なのはどちらかしらね?」
「ぐっ……!」
銀髪で長い耳の女性はカトリーヌに乗りかかり、剣士の攻撃を風魔法で弾いている。野次馬達は雲散霧消、リーシャはただ髪を暴風になびかせているだけである。
「グレイスウィルに入学するからには差別は禁止。入学する時にそう説明されたはずです」
「くっ……この老害女! 私を誰だと思っておりますの! 高貴なるディアス家の――」
「何とでも言ってみなさい。次は容赦しませんよ」
女性はカトリーヌから降り指を鳴らす。再度風が吹き荒れカトリーヌに威嚇する。
「……いいですわ。ここは引いて差し上げますわ……!」
「何を言っているの。これから生徒相談室に――」
「フレイア! 行きますわよ!」
カトリーヌと剣士はふてぶてしくその場を去っていく。
「はぁ……全く。さあ皆も早く帰りなさい……貴女は大丈夫、じゃないわよね」
女性は野次馬達に呼びかけた後、リーシャに心情を案じるように声をかける。立ちっ放しのリーシャの背後に隠れて、スノウが震えていた。
「い、いえ……慣れてます。こういうのは覚悟してます……」
「考え方一つで変わる問題を、慣れとかそういう言葉で片付けないで。……続きは生徒相談室で聞きましょう」
女性はリーシャの手を取り、校舎へと誘導する。
途中エリス達とすれ違ったが、リーシャは微笑みを返しただけだった。
「……すごく心配……」
「でもアイツなら――リーン・ブレッドなら大丈夫だろ」
「リーン・ブレッド……?」
女性の名前をイザークから聞くと、エリスは首を傾げた。
「また知り合いか何か?」
「ううん、違うんだけど……何か聞いたことある名前だなって」
「……ボクが聞いた話じゃあんな感じでいじめにも立ち向かういい先生だとよ。あとエルフ族なんだってさ。でもまあ……さっきの風魔法見ちゃったらな。それ以外にも色々と有名な先生なんじゃねえの」
「……」
エリスは先程まで人だかりができていた場所を見つめている。
「どうしたんだよエリス。まだ何か心残りでも?」
「ううん……この学園には色んな所から、それこそ貴族とかの子も来ているって言われたけど、それって本当なんだなって」
エリスの脳裏にはヴィクトールとクラリアの姿が浮かんでいた。
あの二人は良い性格の様に思えたが――
「その分いいヤツも悪いヤツも選り取り見取りさ――おい、オマエも何か言えよアーサー」
「……」
「あーあ、全くオマエは。せめてこういう時には何か言えよ……って、大丈夫かカタリナ」
「カタリナ……?」
カタリナは冷や汗をかき、目の焦点が定まっていなかった。自分の世界に入っているかのように反応しない。
「カタリナ、大丈夫?」
「……はっ!? え、えっと、ごめん、ぼーっとしてた……じゃあね!」
「あ、待って!」
エリスが止める間もなく、カタリナは鞄とセバスンを抱えてそのまま走り去ってしまう。
「……どう考えてもぼーっとしている様子じゃなかったけど。まああんな罵倒見たら怖くなるのもしゃーないか」
「……」
魔法のものではない涼風が、静かに草木を靡かせた。
0
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
異世界に転生したので錬金術師としてダラダラ過ごします
高坂ナツキ
ファンタジー
車道に飛び出した猫を助けた吾妻和央は車に轢かれて死んでしまった。
気が付いたときには真っ白な空間の中にいて目の前には発光していて姿形が良くわからない人物が。
その人物は自分を神と名乗り、主人公を異世界に転生させてくれると言う。
よくわからないけれど、せっかく異世界に転生できるのならと、元の世界ではできなかったことをしてダラダラ過ごしたいと願う。
これは錬金術師と付与魔術師の天職を与えられた男が異世界にてだらだら過ごすだけの物語。
※基本的に戦闘シーンなどはありません。異世界にてポーションを作ったり魔導具を作ったりなどの日常がメインです。
投稿開始の3日間、1/1~1/3は7:00と17:00の2回投稿。1/4以降は毎日7:00に投稿します。
2月以降は偶数日の7:00のみの投稿となりますので、よろしくお願いします。
『異界酒場 ルーナ』
みぎみみ
ファンタジー
東京・渋谷から少し外れた路地の奥、築五十年のビルの地下一階。看板は小さく、知っている人しか辿り着けない。
カウンター八席、テーブル二卓。深夜零時から夜明けまでの営業。
ルーカス(本名:ルカシュ・ヴァルド)
異世界の小さな王国の第三王子として生まれたが、王位継承争いに巻き込まれ、魔法陣の暴走によって現代日本に転移してきた。外見は三十代前半の白人男性。銀灰色の髪と、光の加減で金色にも見える瞳を持つ。日本語は「声の魔法」で習得した。
他人の「最も深い渇望」が視える力を持つ——それは意識的な欲求ではなく、本人すら気づいていない魂の底の叫び。酒や料理を通じてその渇望に応える。
自分の力を「呪い」だと思っていた時期もある。今はただ、使い道を見つけた、という感覚でいる。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
無能と追放された結界師、三十路のおっさんですが17歳の辺境伯令嬢と婚約して人生逆転します
みかん畑
ファンタジー
無能と蔑まれ、Aランクパーティを追放された結界師フィン。
行き場を失った彼を拾ったのは、辺境伯の娘リリカだった。
国土結界の恩恵が届かない辺境で、フィンの結界は本当の価値を発揮していく。
領地再建、政治の駆け引き、そして少女のまっすぐな想い。
これは無能と呼ばれた男が、辺境で居場所を見つけ、やがて年の差婚へと至る物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる