ナイトメア・アーサー ~伝説たる使い魔の王と、ごく普通の女の子の、青春を謳歌し世界を知り運命に抗う学園生活七年間~

ウェルザンディー

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第2章1節 魔法学園対抗戦/武術戦

第219話 ひねくれ屋さんと賑やかな訓練

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「……」
「……」



 演習区までの道のりを、無言で進むルシュドとアルベルト。

 何せ大人と子供である。話そうにも話したいことが多すぎて、言葉に迷ってしまうのだ。



「……」
「……」



「……おう、ついて来ているのはわかってんだ。出てこいや」
「え?」



 後ろを振り向くと、右の方に茂みが見える。


 その中から、ハンスがばつが悪そうに出てきた。



「ハンス……!」
「知り合いか?」
「と、友達」
「そうか、そうか」



「……あー、うん……」


 言葉の途切れ悪く歩み寄ってくるハンス。


「何だお前、ルシュドと一緒に訓練したいのか?」
「違う!!!」
「じゃあ何だよ」
「っ……」


「言わないとそういうことにして、武器とか持ってくるぞ?」
「違うっつってんだろ!!!」
「じゃあ何だよ?」
「……」



「えっと、ハンス、魔法。だから、訓練、ない。でも、おれ、一緒」
「……つまり、お前はいつもこいつに訓練に付き合ってもらっていたってことか?」
「そう、そうそうそう!」
「……」


 ハンスも認めるように首を振る。


「なーるほど。でもそれなら、何でこそこそついてくるような真似をしたんだよ。素直にそう言えば……」
「……!」



 突然ハンスは二人を追い抜き、先に出る。



「……先に行ってる。道具も準備しておいてやるから、早く来い!!!」


 そう言い捨てて、演習区の方角へと走っていった。





「……いつもあんなんなのか?」
「うん。でも、優しい」
「そうか……」





「うー……あー!!」


 数日前に、巻き込まれる形で一緒に身体を動かした。


「くっそ……がぁ……」


 その際に言葉をいくつか交わした。お疲れとか、痛いところはないとか。


「……!!」


 彼はそれを通じて、もうヨリは戻すことができたと考えているらしい。


 だがハンスは違った。まだ一押し足りないと感じていたのだ。





「……何だお前。準備するとか言って、全然してねえじゃねえか」


 思いのほかすぐに追い付かれてしまった。


「え……あ……」
「ハンス、訓練、付き合う?」
「あ……ああ! ちゃんと見ていてやるよ!」


「そうか、ありがとう。えっと、倉庫」
「あっちだ」
「お前が行けよ」
「あ!?」


「落ち着いて。どっちも、どっちも」
「「ぐぬぬ……」」


 アルベルトとハンスは、互いに上げた手を降ろす。


「えっと、鎧、剣。おれ、アルベルトさん、二つ」
「あー、鎧は一着でいいぞ。木剣の痛み位余裕で耐えれるからな」
「ふーん」
「騎士さま、凄い。です。おれ、持ってくる。ます」


 そう言ってルシュドは倉庫の方に向かっていく。





「……」
「……」


 不味いことに二人きりになってしまった。


「……」
「……」



 出方を窺う。攻撃したら負けだ。だから先に攻撃してこい。




 そんな剣呑な雰囲気の最中――


「……やっほう」
「うわああああああああああああああっ!?!?」


 手すりのない長椅子に腰かけていた体勢から、転がり落ちるハンス。




「ハッ、面白。こんな大仰な反応するだなんて」
「アルベルトさんお久しぶりだぜ! アタシのことは覚えているか!?」

「ん……おお! わかったぞ! 武術部の狼!」
「覚えてくれて嬉しいぜー! 久しぶりに会えてもっと嬉しいぜー!」



 わさわさと茂みの中から出てきたのは、クラリアとサラだった。お互い知っている顔ではあるが非常に驚く。



「何でてめえらがここにいるんだよ!?」
「ルシュドが演習区行くの見かけたからな! で、隣にアルベルトさんもいたから、気になってついてきた!」
「ん? お前らは男子共に混じって策を練らないのか?」
「ワタシ魔術戦出場だから。そんでもって、この狼が頭脳労働なんてすると思う?」
「アタシは頭じゃなくて身体を動かしている方が性に合ってるぜー!」


 そこにルシュドが合流した。言わずもがな呆気に取られた表情をする。


「おお、クラリア、サラ……サラ? どうして?」
「丁度採取の課題が終わってねえ。暇だからこっち来たのよ」
「そっか。お疲れ様。クラリア、素振り、終わった?」
「素振りをやったら実践しないとな! でも……アルベルトさん、ルシュドと訓練するんだろ?」
「うん、そうだ」



「……何なら二人同時でも構わないぞ?」
「「……!」」


 ルシュドとクラリア、そしてジャバウォックとクラリスの目の色が変わる。


「……ルシュド、あん時のリベンジだ!」
「ああ。おれ、負けない!」

「ん? 俺、前に戦ったことがあったか?」
「いいえ。アナタじゃなくって、ダグラスという騎士サマだったわ」
「おおー、あいつに訓練つけてもらったのか。んじゃあ、そうだなあ」


 ルシュドから受け取った剣を、片手で振り回す。肩が外れそうな程に勢いがよかった。


「……それでどれぐらい力が着いたか、見せてもらおうかな!」






「……ひんぶきしっ!!!」
「ドアホウ!!!」


   ぎろり


「わーっ!! こっち来るー!!」




 辛うじて姿が見える程度の距離にいたファイアミノタウロスの群れが、どんどん接近してくる。


「どうしようもできない!! レベッカ何とかしてよ!!」
「衛生兵に戦力求めるとかバカじゃない!?」
「寧ろ重装兵と槍兵の出番でなくって……?」
「まだ盾構えられてねーよ!!」
「ほなら何でクシャミしとったん!!」



 ダグラス、ウェンディとナイトトメ・ロイ、レベッカとナイトメア・チェスカの賑やかな新人騎士達は、背中を晒しながら慌てて撤退していく。


 しかし猛牛の魔物に追いかけられる速度の方が早い。



「ちょ、これヤバくね!? 背中あっついんだけど!? 炎の覇気を感じまくって燃え尽きそうなんだけど!?」
「おかしいなあ!? この哨戒ルートに出てくる魔物は、追い返しただけでも十分って聞いてたんだけどなぁ!?」
「いやー!! こんな所で死にたくなー!!」



 とか叫んでおきながら、遂に喰われると思ったその時。



「……たぁっ!!」



 文字通り、一蹴された。





 ファイアミノタウロスの一体が蹴られ、後ろに飛ばされ、そして、


小夜曲を贈ろう、セラニス・静謐なる水の神よマーシイ――」
「くたばれ雑魚共!!」


 空中で交わる一人と一体の影。



 華麗に着地し、瞬間大気中に満ちた水分が一気に蒸発する。





「……ふう。皆様ご無事かしら~?」
「レオナ様あああああああ!!!!」
「うわあああああああ!!!!」


 糸が切れたように叫ぶダグラスとウェンディ。フォーがやれやれと嘆息する。


「お前らなあ……俺らが一歩遅かったら、危うい所だったぞ?」
「誠に感謝しておりますううううう!!! 今後は聖教会の教えを胸に刻み込んで生きていきますううううう!!!」
「いや、そこまでしなくていいぞ。俺が恥ずかしい。んでレオナ……」


 後ろを振り向くと、レオナはファイアミノタウロスの死体を眺めている所だった。


「何か気になる所はあったか?」
「ん~……どうかしらね~、これは」

「何ですかレオナ様? 魔物の死体に何かあるんですか?」
「私は衛生兵です。何かわかるかもしれません」
「あらまあ、それはありがたいですわ。ではこちらに……」
「失礼します」



 レベッカはチェスカを伴い、検死に加わる。



「……これは」
「やっぱり貴女も見えるかしら?」
「ええ……」


 血流が止まった赤い身体。

 そこにうっすらと、不気味な黒い線が浮かんでいる。


「黒魔法……かな?」
「そう思いますわよね、やはり」
「えっ、黒魔術師が使役していたとかそんなん?」
「そんなん俺達が敵うわけねーじゃん! 黒魔法適応訓練も始まったばかりなのに!」
「ふむ~……」


 放置されている二十体程の死体を眺め、レオナは思案する。


「……ブルニア平原の話は聞いております~?」
「冬になると魔物が異常繁殖するという?」
「確か季節の影響で氷の魔力が強くなるから、瘴気に似たタイプの魔物が発生するんですよね。肉体の殆どが魔力で構成されている」
「そういや最近奈落が発生したことでも話題になりましたよね」



「……それと似た現象がログレスでも発生しておりまして~」




 レオナは天幕区の方向に歩を進める。


 他の者もそれに続いていきながら、彼女の話を聞いた。




「何か団長が今回やけに魔物が多いってぼやいていたけど、もしかしなくてもそれか~」
「そうですわね~。それで、異常繁殖した魔物の身体には黒い線が現れていたんですの。恐らく黒魔法の影響を受けた名残と思われますわ。そして今見てもらった通り、あのファイアミノタウロスの身体にもそれが……」


「でもでも、まだ奈落が発生したって話は聞いていませんよ!?」
「これから発生するかもしれんだろうが。ただまあブルニアと似ているといっても、まだ初期段階だ。公にする程度でないから、俺とレオナで独自に調べてたんだよ」
「流石に経験の浅い騎士様の哨戒ルートに発生するのは想定外でしたけど……」


「つまり想定より繁殖が進んでいるってことだな。つまりだ――」
「……平原の近くで黒魔法が行使されてる?」




 そのレベッカの言葉を最後に、一同は無言になる。


 おかげで彼方にある金属の音やら人の話し声やらが、よく聞こえてきた。




「……ん?」
「この声……アルベルト先輩かな」
「えっ、待って待って? 先輩は鉱山でしょ?」
「事実は見て確認しろーだぜー!」






「ふんっ……たぁ!」


 間合いを読み切って詰め寄るルシュド。


「ジャバウォック!」
「おうよ!」


 相手が怯んでいる隙に、ジャバウォックが火を吐く。




「っ……やるなあ!」
「こっちからも来るぜー!」



 飛び上がって斧を振りかぶる。同時に相棒には視線を送って合図をする。


 するとクラリスが念じて、腕に力が送られてくるということだ。



「どぉっ! へへっ……やるなあ!?」



 左右均等に力を込めて、どちらの一撃も受け流す。

 多少骨に響いたが、それだけ手応えが感じられた。



 それが心地良く感じられるのが、アルベルトという騎士だ。



「うおおおお!!」
「ちょっと魔法に捻りを加えてみたんだぜー!!」
「おい、言ったら意味ないだろ!!」
「ははっ、そいつは面白れぇ!」




 戦っている方が熱くなっているのだから、観戦している方も熱くならないわけがなく。




「……ちょっとワザを教えてあげてもこれだもの」
「……」

「あら、やきもきしてる?」
「……」

「ねえ、何魔法を撃つ体勢に入っているのかしら?」
「……何のことだ?」

「とぼけるの無しよ」
「がっ……!」


 サラはハンスの右手を上に掴み上げて続ける。


「腹いせにその辺の木でも吹っ飛ばそうとしてたんでしょ?」
「放せ!!」
「だぁめよぉ、そんなことしちゃ。でも腹わたが収まり切らないって言うなら、そうねぇ……」




「……言葉に込めなさい? 叫ぶことは許してあげる」
「……」


 睨み付けていたハンスの目が、はっとしたように丸くなっていく。


「あら、図星? もしかして何か言いたいことでもあったの?」
「……」

「まあ別に今言ってもいいんじゃない? 丁度終わったみたいだし」
「え……」



 そう言って先程まで訓練をしていた三人を見ると、



「ぐおおおおおお。おれ、疲れた」
「アタシもいい汗かいたぜー! ありがとな!」
「いいってことよ。やっぱり生徒相手に身体動かすのは気持ちいいな!」



 武器を降ろして語り合っている所だった。





「あ……!」


 立ち上がって駆け出す。


「……おい!!! ルシュド!!!」


 振り向かれようがなかろうが関係なかった。ただひたすらに、叫ぶ。




「ぼくときみは、友達だからな!!! 言ったからな!!! 絶対だからな!!!」




「……」
「……」



 全部叫び切った。今自分がここにいる意味と引き換えに。



「……じゃあ!!! そういうことだか――らあっ!?」




 今すぐにでも逃げ帰ろうとして、振り返ったハンスの背後に立っていたのは、

 猪のような風貌の鎧の男――




「――何だよ何だよお前~~~~!? こんな所で青春しちゃって~~~~!?」
「てっ、てめえ!!! 放しやがれ!!!」



「お断り申す! お兄さんむぎゅむぎゅしちゃうぞ~!!!」



 その巨体でハンスを抱き締めるダグラス。


 直後、キモいと悪態をつきながらロイとチェスカがやってくる。続いてウェンディとレベッカ、そしてレオナとフォーも、それぞれの個性が際立つ笑いを添えながら茂みより出てくる。



「おおおおお!? レオナさん!! アタシだ!! クラリアだぜ!!」
「お、おれ、ルシュド、です」


「勿論覚えているわよぉ~。うふふ、ちょっと見ない間に成長したわねぇ」
「だろ~!? 俺は一番近くでルシュドを見ていたからわかるぜ! 訓練、めっちゃ頑張ったんだ!」
「私の主君もな。だがまだ対抗戦は終わっていないのだから、これからだ」
「手厳しいなあ狼ちゃんは。レベッカみたいだ」
「私に例える意味あるのかしら? ねえ?」



 次第に騎士達の視線がアルベルトに向けられる。



「……お前らよぉ、こそこそ隠れてるんならさっさと出てこいや」
「んなこと言ったら、先輩だって何でここにいるんですか」
「詰所に戻ったら好きなだけ話してやっからよ。それよりも先ずは俺に身体を動かさせてくれや」
「あら~、やる気ですわね~。わたくしも稽古をつけてあげようと思ったのだけれど~」
「何ならここに武術部連中呼んできましょうかね!?」


 ハンスを抱きかかえながら近付いてくるダグラス。


「ぶはっ……!! おい!! 放せ!!」
「ハンス」
「何だよ!! ……って、ルシュド?」
「ありがと。おれ、嬉しい」



「……」



 ちょうど顔がダグラスの鎧に埋まっていた為、幸運にも顔が赤くなっていたのは誰にも見えなかった。



「ルシュド嬉しいみたいだぞ~~~!!! よかったじゃんかよハンス~~~!!!」
     わしゃわしゃ



「ぬがああああああ!!! やめろ!!! やめろ!!!」
「はーっ、素直じゃないこと。つくづく捻くれているのね、アナタ」


 サラも近付いてきて会話に加わった。


「真面目に他の生徒を呼ぶっていうの、ありだと思うのだけど。策考えてる連中も、そろそろ頭に休みを与えたいと思っている頃だと思うし」
「じゃあ訓練していない人で呼んでこようか! ロイ、行こう!」
「ちょっと、私達の仕事は――」
「生死の境から生還したんだから、これぐらい許せー!! 俺も行くぞー!!」
「ぐわああっ!!」



 ハンスを投げ飛ばし、ウェンディとロイの後に続くダグラス。


 レベッカはハンスを起こしながら溜息をついた。



「全く……すぐ仕事をサボっちゃう癖、誰に似たんでしょうかね!」
「何で俺の方見るんだ? おん???」


「うふふ~……フォーさん、魔法でお水でも作ってあげて~。この子達頑張ったでしょうから~」
「あいよ。ガキ共、ちょっと待ってな」
「ありがとうだぜ!」
「ありがとう、です」
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