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徹夜でゲームをしたせいで眠くて仕方がない。
授業中に惰眠を貪ってしまった。
そして、昼休みになったことにも気付かず机に突っ伏して眠っていた。
「安井くんっ!」
すごく声が大きい。誰だ……俺の睡眠を妨げるのは?
そう思った瞬間だった!
バッチーンという快音とともに背中に激痛が走る。
ぐぁっ………。
「痛え……誰だ!?」
「安ポンが起きないから起こしてあげたんだよ」
ひらきだ。何故、ひらきがいるんだ。
「その変なあだ名で呼ぶなって前にも言っただろ! 」
「風ちゃんが困ってるみたいだったからさ、代わりに起こしてあげたんだよ」
「風ちゃん? 」
「ひらきちゃん、やり過ぎだよ……。安井くん、大丈夫? 」
ひらきの後ろに苦笑いを浮かべた風花がちょこんと立っていた。
「どうした、風花……ちゃん、さん」
「いや、もういっそ呼び捨てでいいよ。そんなことより、昨日はありがとうございました」
風花はペコリと90度腰を曲げて感謝の意を伝えて来た。
ポニーテールが跳ね上がったと思ったら、バサッと重力に負けて垂れ下がる。
「もう、脇腹は大丈夫なのか?」
「うん、内出血していたけど、それだけ」
「そうか」
風花は産業道路で猫を避けた際に左脇腹を強打していたそうだ。幸い、出血するほどではなかったらしい。
もしかすると、予告編の左脇腹からの出血は本来はこれが原因だったのかもしれない。
トマトジュースを脇腹にかけるという決定が未来を変えた……?
まあ、証明のしようがないが。
「で、これ、……つまらない物だけどお礼」
透明の袋にクッキーが入っていた。
「ああ、サンキューな」
「サンキューはこっちの台詞でしょ」
「そうか、そうなるのか」
「そうだよ。また、今度遊ぼうね!」
「ああ、そうだな」
そう言うと、風花は友達の下へ走って行った。
「おやぁ……安ポン? これはどういうこと?」
ひらきのニヤニヤした顔が苛つかせる。こいつ……。すると、会話に横から割り込む奴がいた。
「ひらきちゃんにも見せたかったよ。昨日の安井くんの活躍ぶりを」
ため息をつく、今度は山下か……。
「お前は2年生だろ。3年の教室にむやみやたらに来てはいけません」
「あらら、誰のせいで2年生を2周してると思っているの? 」
迂闊な発言だった。その言葉に山下がニヤッと笑う。嫌な顔だ。
「昨日の安井くんのデレっぷりは……」
「俺はデレてない。言いがかりはよせ!」
「それは俺も見てみたかったな」
「藤井……」
ついに三人揃ってしまった。
陽芽高の泥沼三角関係の当事者が。
「お前ら、泥沼と一緒にするな」
「うん? 」
「えっ? 」
「うっ」
……あっ、口が滑った。
三人の空気がピリついているが、まあいいだろう。面倒くさくなって、席を立ち学食へ向かう。
「ちょっと、どこに行くの? 一緒にご飯食べようよ」
ひらきにとって空気は吸って吐くだけで、読むものではないらしい。
「断る」
くるりと振り返り、キッパリ言ってやった。あいつらと関わると碌な事がない。
学食に向かって歩いていると、山下が後をついてきた。
「まだ、俺に用があるのか?」
「ある。なんで観測者が四ノ原くんだって分かったの? 」
また、ため息をついてしまった。面倒な女に目をつけられたものだ。
「占いの対価を払っていないお前にそれを知る権利はない」
「なら、払う。貸しはチャラでいい」
お前はそうやって危ないことに巻き込まれるんだ。少し反省したほうがいい。
そう言おうと思ったが飲み込んだ。言うだけ野暮というものだ。
「……全く、答えを聞いた後で無かったことにはできないぞ。いいのか? 」
「構わない」
今回は判断を誤ったな。
「勘……だ」
「えっ、えっ? 嘘でしょ?」
「本当だ」
そう言うと、ポケットに入れてあった十円玉をギュッと握る。そして、それを山下に渡した。
「それをひらきのシナスタジアで見てもらえ。俺は嘘をついていない」
「昨日、私が電話したときに大丈夫だって言ってたのはハッタリ?」
「まぁ、そうかもな 」
「そんな偶然あるわけ……あっ、覗いたからか」
だから、勘の良い女は嫌いなんだ。
「……風花の頭の中は、四ノ原で一杯だったからな。四ノ原は眼鏡もかけていたし」
「それで、四ノ原くんと同じクラスの悟くんに声をかけて、彼を呼び出した……ということか」
予告編の後に四ノ原が風花に駆け寄ってくる記憶があった。
それも一度や二度ではない。
偶然にしては出来すぎていたのだ。
「そうだ。……もう、いいだろ? 」
立ち去ろうとする俺に山下が十円玉を指で弾いて投げ返す。
俺がクルクルと宙を舞う十円玉をキャッチすると山下は言った。
「風花ちゃんが支払った対価は何?」
「昼飯と……」
「昼飯と? 」
「……秘密だ」
「なに、それ? 」
俺の適当な発言に山下が複雑な表情を浮かべる。少し目を細め眉尻が下がり、口は真一文字に。
「なんだよ」
「なんか、少し悲しそうな顔をしているから……なんだろうと思ってね」
「気の所為だよ。悲しいことなんて何もない」
俺は風花から貰ったクッキーの包みを強く握った──
──9月23日土曜日。
午前10時に陽芽駅北口のロータリーで待ちあわせ。
30分も前に到着すると思っていなかった。
家を早く出過ぎたようだ。
白のワンピースに青のデニムパンツ。多分、可もなく不可もなく、まとまったコーデだと思う。
髪型はハーフアップに。
祐二くんが産業道路で見た髪型が新鮮だったとポロッと言っていたのを思い出したからだ。
お化粧に一時間、お弁当作りに二時間。
自分の技量の無さに呆れつつ、……まぁ、頑張った。
まだ、約束までかなり時間がある。
失敗したな。
「風花ちゃん!」
「あれ、祐二くん? 早いね」
「いや、風花ちゃんほどじゃないよ」
お互いに意識し過ぎて、早く来てしまったらしい。
祐二くんがじっと私の顔を見つめている。なんか、恥ずかしいんですけど……。
「その……かわいいね」
「えっ……あ、ありがと」
ダメだ。恥ずかしくなってきた。
俯いている私の手を祐二くんが優しくつなぐ。
「じゃあ、行こうか」
「うん」
漫画の貸し借りだけの予定が、初めてのデートに変わった。
今日はどんな話をしようか。
そうだ、私の小さな秘密、予告編の話をしていなかった。
君と私の不思議なつながり。
でも、物語にはスパイスが必要だ。妙に勘の良い友達と素敵な占い師のお話もしないと。
今日は楽しくなりそうだ──
授業中に惰眠を貪ってしまった。
そして、昼休みになったことにも気付かず机に突っ伏して眠っていた。
「安井くんっ!」
すごく声が大きい。誰だ……俺の睡眠を妨げるのは?
そう思った瞬間だった!
バッチーンという快音とともに背中に激痛が走る。
ぐぁっ………。
「痛え……誰だ!?」
「安ポンが起きないから起こしてあげたんだよ」
ひらきだ。何故、ひらきがいるんだ。
「その変なあだ名で呼ぶなって前にも言っただろ! 」
「風ちゃんが困ってるみたいだったからさ、代わりに起こしてあげたんだよ」
「風ちゃん? 」
「ひらきちゃん、やり過ぎだよ……。安井くん、大丈夫? 」
ひらきの後ろに苦笑いを浮かべた風花がちょこんと立っていた。
「どうした、風花……ちゃん、さん」
「いや、もういっそ呼び捨てでいいよ。そんなことより、昨日はありがとうございました」
風花はペコリと90度腰を曲げて感謝の意を伝えて来た。
ポニーテールが跳ね上がったと思ったら、バサッと重力に負けて垂れ下がる。
「もう、脇腹は大丈夫なのか?」
「うん、内出血していたけど、それだけ」
「そうか」
風花は産業道路で猫を避けた際に左脇腹を強打していたそうだ。幸い、出血するほどではなかったらしい。
もしかすると、予告編の左脇腹からの出血は本来はこれが原因だったのかもしれない。
トマトジュースを脇腹にかけるという決定が未来を変えた……?
まあ、証明のしようがないが。
「で、これ、……つまらない物だけどお礼」
透明の袋にクッキーが入っていた。
「ああ、サンキューな」
「サンキューはこっちの台詞でしょ」
「そうか、そうなるのか」
「そうだよ。また、今度遊ぼうね!」
「ああ、そうだな」
そう言うと、風花は友達の下へ走って行った。
「おやぁ……安ポン? これはどういうこと?」
ひらきのニヤニヤした顔が苛つかせる。こいつ……。すると、会話に横から割り込む奴がいた。
「ひらきちゃんにも見せたかったよ。昨日の安井くんの活躍ぶりを」
ため息をつく、今度は山下か……。
「お前は2年生だろ。3年の教室にむやみやたらに来てはいけません」
「あらら、誰のせいで2年生を2周してると思っているの? 」
迂闊な発言だった。その言葉に山下がニヤッと笑う。嫌な顔だ。
「昨日の安井くんのデレっぷりは……」
「俺はデレてない。言いがかりはよせ!」
「それは俺も見てみたかったな」
「藤井……」
ついに三人揃ってしまった。
陽芽高の泥沼三角関係の当事者が。
「お前ら、泥沼と一緒にするな」
「うん? 」
「えっ? 」
「うっ」
……あっ、口が滑った。
三人の空気がピリついているが、まあいいだろう。面倒くさくなって、席を立ち学食へ向かう。
「ちょっと、どこに行くの? 一緒にご飯食べようよ」
ひらきにとって空気は吸って吐くだけで、読むものではないらしい。
「断る」
くるりと振り返り、キッパリ言ってやった。あいつらと関わると碌な事がない。
学食に向かって歩いていると、山下が後をついてきた。
「まだ、俺に用があるのか?」
「ある。なんで観測者が四ノ原くんだって分かったの? 」
また、ため息をついてしまった。面倒な女に目をつけられたものだ。
「占いの対価を払っていないお前にそれを知る権利はない」
「なら、払う。貸しはチャラでいい」
お前はそうやって危ないことに巻き込まれるんだ。少し反省したほうがいい。
そう言おうと思ったが飲み込んだ。言うだけ野暮というものだ。
「……全く、答えを聞いた後で無かったことにはできないぞ。いいのか? 」
「構わない」
今回は判断を誤ったな。
「勘……だ」
「えっ、えっ? 嘘でしょ?」
「本当だ」
そう言うと、ポケットに入れてあった十円玉をギュッと握る。そして、それを山下に渡した。
「それをひらきのシナスタジアで見てもらえ。俺は嘘をついていない」
「昨日、私が電話したときに大丈夫だって言ってたのはハッタリ?」
「まぁ、そうかもな 」
「そんな偶然あるわけ……あっ、覗いたからか」
だから、勘の良い女は嫌いなんだ。
「……風花の頭の中は、四ノ原で一杯だったからな。四ノ原は眼鏡もかけていたし」
「それで、四ノ原くんと同じクラスの悟くんに声をかけて、彼を呼び出した……ということか」
予告編の後に四ノ原が風花に駆け寄ってくる記憶があった。
それも一度や二度ではない。
偶然にしては出来すぎていたのだ。
「そうだ。……もう、いいだろ? 」
立ち去ろうとする俺に山下が十円玉を指で弾いて投げ返す。
俺がクルクルと宙を舞う十円玉をキャッチすると山下は言った。
「風花ちゃんが支払った対価は何?」
「昼飯と……」
「昼飯と? 」
「……秘密だ」
「なに、それ? 」
俺の適当な発言に山下が複雑な表情を浮かべる。少し目を細め眉尻が下がり、口は真一文字に。
「なんだよ」
「なんか、少し悲しそうな顔をしているから……なんだろうと思ってね」
「気の所為だよ。悲しいことなんて何もない」
俺は風花から貰ったクッキーの包みを強く握った──
──9月23日土曜日。
午前10時に陽芽駅北口のロータリーで待ちあわせ。
30分も前に到着すると思っていなかった。
家を早く出過ぎたようだ。
白のワンピースに青のデニムパンツ。多分、可もなく不可もなく、まとまったコーデだと思う。
髪型はハーフアップに。
祐二くんが産業道路で見た髪型が新鮮だったとポロッと言っていたのを思い出したからだ。
お化粧に一時間、お弁当作りに二時間。
自分の技量の無さに呆れつつ、……まぁ、頑張った。
まだ、約束までかなり時間がある。
失敗したな。
「風花ちゃん!」
「あれ、祐二くん? 早いね」
「いや、風花ちゃんほどじゃないよ」
お互いに意識し過ぎて、早く来てしまったらしい。
祐二くんがじっと私の顔を見つめている。なんか、恥ずかしいんですけど……。
「その……かわいいね」
「えっ……あ、ありがと」
ダメだ。恥ずかしくなってきた。
俯いている私の手を祐二くんが優しくつなぐ。
「じゃあ、行こうか」
「うん」
漫画の貸し借りだけの予定が、初めてのデートに変わった。
今日はどんな話をしようか。
そうだ、私の小さな秘密、予告編の話をしていなかった。
君と私の不思議なつながり。
でも、物語にはスパイスが必要だ。妙に勘の良い友達と素敵な占い師のお話もしないと。
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