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カレー
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肉と野菜に火が通ったみたいなのでルウを入れる。
このルウも売り場で一悶着あった。
俺は辛いのは全然いけるが、悠馬は辛いの苦手らしい。
「辛いのは平気だけど辛すぎるのは嫌」
という。その基準がわからないのでココ◯チのカレーなら何辛までいけるのか聞いたら2だって。
「お子様じゃねえか」
って言ったら、
「お子様って言うな!」
と怒る怒る。
宥めるのが大変だった。これは地雷と頭にメモした。
そんなお子様な悠馬のためにほどほどの辛さのルウにした。
子ども用カレールウの『カレーのプリンス』を手に取ったら、
「もう帰る!」
と怒らせてしまったので、お詫びにデザート用のプリンを買った。
たくさんのプリンの前で悩んでる悠馬はすっかり機嫌が直っていた。危ない。
そんなルウを入れ、一煮立ちさせ、なんとかカレーが完成した。米も炊けている。
「早く食べよう!」
と悠馬はそわそわしてる。
皿にご飯をよそいながら、これ食べたら帰っちゃうんだよな……と寂しくなる。
でもせっかく二人で作ったカレーだ、しんみりせず食べたい。気を取り直してルウをかける。
なかなか美味しそうに出来たと思う。
「いただきます!」
手を合わせ、さっそく悠馬は食べ始める。
毎度のことだが本当に美味しそうに食べるよなあ。
「ねえ俺たち天才かもよ! 美味しい!」
「鶏肉のカレーって美味いんだな、これめちゃくちゃ美味い!」
悠馬が5合炊いたのは正解だった、これはおかわりしたい。カレーが足りなくなるかも。
「でもちょっと失敗した」
「なんで?」
悠馬がキョトンとする。
「サラダも作れば良かったなと思ってさ」
「ああ! 本当だね、思いつきもしなかった。次の時はサラダも作ろうよ」
次を考えてくれるんだ……俺、こんなに涙脆かったっけ?
このルウも売り場で一悶着あった。
俺は辛いのは全然いけるが、悠馬は辛いの苦手らしい。
「辛いのは平気だけど辛すぎるのは嫌」
という。その基準がわからないのでココ◯チのカレーなら何辛までいけるのか聞いたら2だって。
「お子様じゃねえか」
って言ったら、
「お子様って言うな!」
と怒る怒る。
宥めるのが大変だった。これは地雷と頭にメモした。
そんなお子様な悠馬のためにほどほどの辛さのルウにした。
子ども用カレールウの『カレーのプリンス』を手に取ったら、
「もう帰る!」
と怒らせてしまったので、お詫びにデザート用のプリンを買った。
たくさんのプリンの前で悩んでる悠馬はすっかり機嫌が直っていた。危ない。
そんなルウを入れ、一煮立ちさせ、なんとかカレーが完成した。米も炊けている。
「早く食べよう!」
と悠馬はそわそわしてる。
皿にご飯をよそいながら、これ食べたら帰っちゃうんだよな……と寂しくなる。
でもせっかく二人で作ったカレーだ、しんみりせず食べたい。気を取り直してルウをかける。
なかなか美味しそうに出来たと思う。
「いただきます!」
手を合わせ、さっそく悠馬は食べ始める。
毎度のことだが本当に美味しそうに食べるよなあ。
「ねえ俺たち天才かもよ! 美味しい!」
「鶏肉のカレーって美味いんだな、これめちゃくちゃ美味い!」
悠馬が5合炊いたのは正解だった、これはおかわりしたい。カレーが足りなくなるかも。
「でもちょっと失敗した」
「なんで?」
悠馬がキョトンとする。
「サラダも作れば良かったなと思ってさ」
「ああ! 本当だね、思いつきもしなかった。次の時はサラダも作ろうよ」
次を考えてくれるんだ……俺、こんなに涙脆かったっけ?
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