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はしゃぐ係長
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説明書を見ながら炊飯器をセットして寝た。
出勤する朝、ドキドキしながら炊飯器を開けたらちゃんと炊けていた。
思わず笑みが溢れる。
由尭くんに、
「ちゃんと炊けたぞ」
とLINEを送ってしまった。
由尭くんから拍手のスタンプが来た。
今朝はおにぎりを作ってみる。
ご飯を茶碗によそって塩を少し振る。
そのご飯を三角形のプラスチックケースに詰める。
真ん中に穴をあけて、鮭フレークを入れた。あんまり入れすぎたらダメですよと由尭くんに教えてもらった。
少しご飯を足して上から蓋をする。
ギュッと押す。
さあ、どうだ?
裏返してケースを持ち上げたら綺麗な三角形のおにぎりができていた。
よしっ!
写真を撮って由尭くんにまたLINEする。
「出来たよ」
すぐに返信が来る。
「上手に出来ましたね!」
ニコニコスタンプもついてる。
嬉しい。
海苔を巻いて食べてみる。
もうちょっと塩を効かせても大丈夫かもしれない。
でも美味しい。
朝からおにぎりだけでも口にすると体だけではなく、ちゃんと生活していると心が満たされる気がする。
出勤したら、丹羽がいた。
「秋本係長、おはようございます」
「おはよう」
「やけにご機嫌ですね」
「あのな、これ見てくれ」
由尭くんに送ったおにぎりの写真を見せる。
「どうしたんですか?これ」
「俺が作った」
「炊飯器買ったんですか?」
「うん」
「係長、めっちゃ嬉しそう」
「卵かけご飯も作ったんだ」
ふはっ!
丹羽が笑い出す。
「ん?」
「はしゃいでる係長がかわいい」
「丹羽くん、何笑ってるの?」
と女性社員たちに聞かれている。
「聞いてよ、秋本係長がめっちゃかわいいんだよ。おにぎり作って写真撮ってる!」
「見たい! 見せてください!」
「初めて炊飯器買ったんだって」
「係長が作ったんですか?」
「かわいい~」
もうやめてくれ……恥ずかしいだろ……
食生活を少し見直し、朝食を摂るようになった。
タバコは数年前にやめたが、酒の量は減ってない。
これも少しずつ減らした方がいいだろうな。
ジムにはちゃんと通ってる。
丹羽の言うとおりだった。
ジムに行くまでをタスクとすると、それを終わらせないと仕事が終わってないような感覚になる。
これは効果的だった。
会社に近いジムにして正解だ。
丹羽、お前すごいな。
沢渡さんのメニューもこなせるようになってきた。
ゆっくりではあるが5セットできるようになってきた。
「いい調子ですね」
「はい、体が動いてくれるようになった感じがします」
「いい兆候です」
そしてほんのちょっとだけ体重が落ちた。
数字としての目標は-5㎏。
まだまだだけど、頑張ろうという気になる。
二ヶ月ほど経つと、見た目にも変化が出てきた。
ぽよぽよしていた腹の肉がすっきりしてきた気がする。
引き締まったとまではいってないが、掴めるから摘めるくらいになってる。
おお!
丹羽に、
「痩せましたか?」
と聞かれて食い気味に、
「わかるか?」
と答えてしまった。
「はい、顔がすっきりした気がします」
沢渡さんも、
「体重も体脂肪率も落ちてますね」
と言ってくれている。
「もっと減らしたいです」
「ここから先は数字の変化が出にくくなります」
「落とすの難しいのですか?」
「いえ、筋肉がついてくるとその筋肉量が体重に乗ってくるので減ったように感じなくなるんです」
「なるほど」
「ですので数字に踊らされず、体脂肪率の方を意識してください」
「はい、わかりました」
しかし誰よりも敏感に変化に気づいたのは由尭くんだった。
「一絃さん、痩せましたか?」
気づいた!
のらりくらりと由尭くんをかわして、セックスに持ち込まれそうになるのを3回に1回くらい回避している。
だって後ろから触られて、さりげなく腹肉を揉みっとされるとやはり落ち込むし、恥ずかしいのだ。
それがこのところ腹がぽよぽよから抜け出しつつある。
ジムで見事な腹筋の人をたくさん見るが俺はまだまだそんなレベルじゃないし、見せられるような腹でもないが変化は感じている。
3回に1回断られてる由尭くんは辛うじてセックスに持ち込めた時はいつも以上に濃厚になる。
入念に触りまくるから変化にも気づくのだろう。
「少し痩せたかもしれないな」
なんて言ってみる。
「どこか悪いとかではないですよね?」
「うん、なんともないよ」
頑張ってるだけ。
「朝食摂るようになったのが良かったのかもしれないですね」
「そうかもな」
「それじゃ、もっといろんなもの作れるようになるといいですね」
「レシピは調べたりしてるんだ」
「調べて作った気になってる、でしょ?」
そう言って由尭くんはおもしろがって笑う。
「なんでわかるんだ?」
「一絃さんのことはなんでもわかりますよ。ここが弱いとか……」
その手が乳首を触る。
「んっ……」
「こことか……」
下着に手を入れ俺のモノを直接触る。
カリの部分を刺激する。
「ほら……弱いでしょ?」
由尭くんは俺をどんどん知っていく。
由尭くんに知られていくことにまだ怖さはあるけど、それでもそれが心地良いと思ってきている自分は嫌いじゃない。
出勤する朝、ドキドキしながら炊飯器を開けたらちゃんと炊けていた。
思わず笑みが溢れる。
由尭くんに、
「ちゃんと炊けたぞ」
とLINEを送ってしまった。
由尭くんから拍手のスタンプが来た。
今朝はおにぎりを作ってみる。
ご飯を茶碗によそって塩を少し振る。
そのご飯を三角形のプラスチックケースに詰める。
真ん中に穴をあけて、鮭フレークを入れた。あんまり入れすぎたらダメですよと由尭くんに教えてもらった。
少しご飯を足して上から蓋をする。
ギュッと押す。
さあ、どうだ?
裏返してケースを持ち上げたら綺麗な三角形のおにぎりができていた。
よしっ!
写真を撮って由尭くんにまたLINEする。
「出来たよ」
すぐに返信が来る。
「上手に出来ましたね!」
ニコニコスタンプもついてる。
嬉しい。
海苔を巻いて食べてみる。
もうちょっと塩を効かせても大丈夫かもしれない。
でも美味しい。
朝からおにぎりだけでも口にすると体だけではなく、ちゃんと生活していると心が満たされる気がする。
出勤したら、丹羽がいた。
「秋本係長、おはようございます」
「おはよう」
「やけにご機嫌ですね」
「あのな、これ見てくれ」
由尭くんに送ったおにぎりの写真を見せる。
「どうしたんですか?これ」
「俺が作った」
「炊飯器買ったんですか?」
「うん」
「係長、めっちゃ嬉しそう」
「卵かけご飯も作ったんだ」
ふはっ!
丹羽が笑い出す。
「ん?」
「はしゃいでる係長がかわいい」
「丹羽くん、何笑ってるの?」
と女性社員たちに聞かれている。
「聞いてよ、秋本係長がめっちゃかわいいんだよ。おにぎり作って写真撮ってる!」
「見たい! 見せてください!」
「初めて炊飯器買ったんだって」
「係長が作ったんですか?」
「かわいい~」
もうやめてくれ……恥ずかしいだろ……
食生活を少し見直し、朝食を摂るようになった。
タバコは数年前にやめたが、酒の量は減ってない。
これも少しずつ減らした方がいいだろうな。
ジムにはちゃんと通ってる。
丹羽の言うとおりだった。
ジムに行くまでをタスクとすると、それを終わらせないと仕事が終わってないような感覚になる。
これは効果的だった。
会社に近いジムにして正解だ。
丹羽、お前すごいな。
沢渡さんのメニューもこなせるようになってきた。
ゆっくりではあるが5セットできるようになってきた。
「いい調子ですね」
「はい、体が動いてくれるようになった感じがします」
「いい兆候です」
そしてほんのちょっとだけ体重が落ちた。
数字としての目標は-5㎏。
まだまだだけど、頑張ろうという気になる。
二ヶ月ほど経つと、見た目にも変化が出てきた。
ぽよぽよしていた腹の肉がすっきりしてきた気がする。
引き締まったとまではいってないが、掴めるから摘めるくらいになってる。
おお!
丹羽に、
「痩せましたか?」
と聞かれて食い気味に、
「わかるか?」
と答えてしまった。
「はい、顔がすっきりした気がします」
沢渡さんも、
「体重も体脂肪率も落ちてますね」
と言ってくれている。
「もっと減らしたいです」
「ここから先は数字の変化が出にくくなります」
「落とすの難しいのですか?」
「いえ、筋肉がついてくるとその筋肉量が体重に乗ってくるので減ったように感じなくなるんです」
「なるほど」
「ですので数字に踊らされず、体脂肪率の方を意識してください」
「はい、わかりました」
しかし誰よりも敏感に変化に気づいたのは由尭くんだった。
「一絃さん、痩せましたか?」
気づいた!
のらりくらりと由尭くんをかわして、セックスに持ち込まれそうになるのを3回に1回くらい回避している。
だって後ろから触られて、さりげなく腹肉を揉みっとされるとやはり落ち込むし、恥ずかしいのだ。
それがこのところ腹がぽよぽよから抜け出しつつある。
ジムで見事な腹筋の人をたくさん見るが俺はまだまだそんなレベルじゃないし、見せられるような腹でもないが変化は感じている。
3回に1回断られてる由尭くんは辛うじてセックスに持ち込めた時はいつも以上に濃厚になる。
入念に触りまくるから変化にも気づくのだろう。
「少し痩せたかもしれないな」
なんて言ってみる。
「どこか悪いとかではないですよね?」
「うん、なんともないよ」
頑張ってるだけ。
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「そうかもな」
「それじゃ、もっといろんなもの作れるようになるといいですね」
「レシピは調べたりしてるんだ」
「調べて作った気になってる、でしょ?」
そう言って由尭くんはおもしろがって笑う。
「なんでわかるんだ?」
「一絃さんのことはなんでもわかりますよ。ここが弱いとか……」
その手が乳首を触る。
「んっ……」
「こことか……」
下着に手を入れ俺のモノを直接触る。
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