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110話 モックが縄の手に捕まっちゃった!?
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「もっくん!?」
『モック!?』
『いやだは、モック!!』
『モックゥゥゥっ!!』
『大変だ!? 誰かモックの方へ行けない!?』
『待て、今なんとかその縄の手を根本から……とっ、くそっ!!』
「もっくん!! もっくん!!」
『わあぁぁぁっチュウゥゥゥッ!! 助けてっチュウゥゥゥッ!?』
僕達のいた場所、その地下にも縄の手がいたみたなんだ。いろいろな場所から縄の手が出てきて、僕の近くにいたみんなは来なかったんだけど。後ろにいたと思っていたモックは、縄の手が出てきた時、何故か僕から離れた場所にいて。
モックのいた場所の下にも、縄の手がいたみたい。僕から離れていたから縄の手は逃げないで、そのままモックを掴んで、お空に向かって伸びて行っちゃったの。
僕もペッチャ達も、なんとか縄の手を切ろうとして。本当は縄の手を触っちゃダメだけど、縄の根本を叩いたり蹴ったり引っ掻いたりします。でもぜんぜん効果がないんだ。
僕なんて触れもしないんだよ。こう殴ろうとすると、縄の手がひょいって避けちゃって、蹴ろうとすると、またヒョイって避けられちゃうの。僕から逃げるから、触れないんだよ!!
それからフルールが、すぐに魔獣さん達を呼んでくれたんだけど。サンダーウルフさんもシャドウベアーさんも、他の魔獣さん達も。その時ちょうど、いっぱい縄の手が出てきちゃって、モックを掴んだ縄の手の方へ来られませんでした。
コンラッドも同じだったよ。コンラッドは他の魔獣さん達よりも、たくさん縄の手を攻撃してたから、やっぱりこっちに来られなかったんだ。
「もっくん!! もっくん!! にげられちゃうけど、こげきこげきっ!! もっくんはなちて!!」
『モックを離してよ!! モックの力を奪おうとするなんて、そんなことさせないよ!! ていうか、きっと力を奪っても、不味いご飯みたいにモックの力も不味いかもしてないから、やめた方が良いよ!!』
『そうよそうよ!! きっと力を奪っても不味いし、今までの魔獣みたいに、力にはならないはずだからやめなさい!! ほら、離して!!』
『とうっ!! たあぁぁぁ!! そりゃあぁぁぁ!!』
『ちょっとウルー!! 声ばっかりで、ぜんぜんダメじゃない!! 早く切ってよね!!』
『今やってるだろう!! でもぜんぜん切れないんだぞ!! モック!! 今助けるからな、待っててくれな!!』
『離すっチュよ!! 俺、不味いっチュ!! この指をガジガジガジッ!!』
モックも掴まれて、振り回されたり、揺らされたりしてるのに、一生懸命指を齧ってるよ。
もう!! 僕も攻撃したいのに!! あっ!! 別の縄の手がこっちに来た!! みんなの邪魔はさせないからね!! 僕は、僕達の方に来た縄の手の前に立ちます。すぐに止まる縄の手、そして別の魔獣さんの方へ行ったよ。と、その時。
『うわっ!?』
『ウルー!?』
わわわ!? ウルーまで掴まれちゃった!! ダメだよ!! 連れて行かせないよ!! 僕は急いてうルーの所へ走ります。ウルーは僕のとっても近くにいたから、すぐにウルーの所へ行けたよ。
「うるー!!」
僕は思い切り縄の手とウルーに突進しました。そうしたら、縄の手がウルーから手を離して、逃げて行ったんだ。その縄の手を別の魔獣さんが倒してくれたよ。
「ふぅ、助かったぜ。ルーパート、ありがとな!! ん? ルーパート?」
ウルー、ちょっと待ってて。僕、今考えてるから。今、縄の手は、手を離して逃げたよね? でもこっちの腕の部分は、こう避ける感じで、僕は触れなくて。もしかして手の部分に近づくと、手を離してにげるのかな?
なんて考えていた僕。と。
『きゃあぁぁぁ』
他の魔獣さんがまた掴まれちゃったの。僕は急いでその魔獣さんの所に。わざと腕の部分に近づきながら進んだんだ。
『あ、ありがとう』
「うん!!」
今もウルーの時と同じ? 腕は避けて、手は離してから逃げる? 今もね魔獣さんを離して、縄の手が逃げたんだ。
じゃあもしも、モックの所に行けたら? モックを掴んでる手に近づいたら、モックを離すかも……。
「みにゃ!! ぼく、とぶ!!」
『モック!?』
『いやだは、モック!!』
『モックゥゥゥっ!!』
『大変だ!? 誰かモックの方へ行けない!?』
『待て、今なんとかその縄の手を根本から……とっ、くそっ!!』
「もっくん!! もっくん!!」
『わあぁぁぁっチュウゥゥゥッ!! 助けてっチュウゥゥゥッ!?』
僕達のいた場所、その地下にも縄の手がいたみたなんだ。いろいろな場所から縄の手が出てきて、僕の近くにいたみんなは来なかったんだけど。後ろにいたと思っていたモックは、縄の手が出てきた時、何故か僕から離れた場所にいて。
モックのいた場所の下にも、縄の手がいたみたい。僕から離れていたから縄の手は逃げないで、そのままモックを掴んで、お空に向かって伸びて行っちゃったの。
僕もペッチャ達も、なんとか縄の手を切ろうとして。本当は縄の手を触っちゃダメだけど、縄の根本を叩いたり蹴ったり引っ掻いたりします。でもぜんぜん効果がないんだ。
僕なんて触れもしないんだよ。こう殴ろうとすると、縄の手がひょいって避けちゃって、蹴ろうとすると、またヒョイって避けられちゃうの。僕から逃げるから、触れないんだよ!!
それからフルールが、すぐに魔獣さん達を呼んでくれたんだけど。サンダーウルフさんもシャドウベアーさんも、他の魔獣さん達も。その時ちょうど、いっぱい縄の手が出てきちゃって、モックを掴んだ縄の手の方へ来られませんでした。
コンラッドも同じだったよ。コンラッドは他の魔獣さん達よりも、たくさん縄の手を攻撃してたから、やっぱりこっちに来られなかったんだ。
「もっくん!! もっくん!! にげられちゃうけど、こげきこげきっ!! もっくんはなちて!!」
『モックを離してよ!! モックの力を奪おうとするなんて、そんなことさせないよ!! ていうか、きっと力を奪っても、不味いご飯みたいにモックの力も不味いかもしてないから、やめた方が良いよ!!』
『そうよそうよ!! きっと力を奪っても不味いし、今までの魔獣みたいに、力にはならないはずだからやめなさい!! ほら、離して!!』
『とうっ!! たあぁぁぁ!! そりゃあぁぁぁ!!』
『ちょっとウルー!! 声ばっかりで、ぜんぜんダメじゃない!! 早く切ってよね!!』
『今やってるだろう!! でもぜんぜん切れないんだぞ!! モック!! 今助けるからな、待っててくれな!!』
『離すっチュよ!! 俺、不味いっチュ!! この指をガジガジガジッ!!』
モックも掴まれて、振り回されたり、揺らされたりしてるのに、一生懸命指を齧ってるよ。
もう!! 僕も攻撃したいのに!! あっ!! 別の縄の手がこっちに来た!! みんなの邪魔はさせないからね!! 僕は、僕達の方に来た縄の手の前に立ちます。すぐに止まる縄の手、そして別の魔獣さんの方へ行ったよ。と、その時。
『うわっ!?』
『ウルー!?』
わわわ!? ウルーまで掴まれちゃった!! ダメだよ!! 連れて行かせないよ!! 僕は急いてうルーの所へ走ります。ウルーは僕のとっても近くにいたから、すぐにウルーの所へ行けたよ。
「うるー!!」
僕は思い切り縄の手とウルーに突進しました。そうしたら、縄の手がウルーから手を離して、逃げて行ったんだ。その縄の手を別の魔獣さんが倒してくれたよ。
「ふぅ、助かったぜ。ルーパート、ありがとな!! ん? ルーパート?」
ウルー、ちょっと待ってて。僕、今考えてるから。今、縄の手は、手を離して逃げたよね? でもこっちの腕の部分は、こう避ける感じで、僕は触れなくて。もしかして手の部分に近づくと、手を離してにげるのかな?
なんて考えていた僕。と。
『きゃあぁぁぁ』
他の魔獣さんがまた掴まれちゃったの。僕は急いでその魔獣さんの所に。わざと腕の部分に近づきながら進んだんだ。
『あ、ありがとう』
「うん!!」
今もウルーの時と同じ? 腕は避けて、手は離してから逃げる? 今もね魔獣さんを離して、縄の手が逃げたんだ。
じゃあもしも、モックの所に行けたら? モックを掴んでる手に近づいたら、モックを離すかも……。
「みにゃ!! ぼく、とぶ!!」
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