勇者パーティーに騙されたので力をまるっと手に入れてなりあが・・らずにスローライフ。ただし復讐はするヨ。

風雲呼ぶ日本制圧編！？

ちょ、ボクのスローライフはどこ？？

嫌な予感が当たった。

「どう、おいしい？そのみたらし団子。地球の神様からのもらいものよ。」

「はあ。うまいっちゃうまいんですが・・・・・。飲み物がイチゴジュースってどういうことです。」

「いいじゃない、私が好きなんだから。」

ハアァー。ボクはため息をついた。なんだか嫌なことが起こる予感がビンビンしている。

「でね、ちょっとお願い事があるのよ。というか地球の神様からね。」

「ほう、で、ボクにスローライフを投げるだけの見返りはあるんでしょうな。」

「ま、地球の神があげられる範囲でなら・・・・・で、どんなことを望んでいるのって、あんた痛いやつね。」

そうなのだ。ボクの夢、それは、ドラ●ンボールの中でサタ●の息子、ビー●ルさんの弟として生まれ、富を受け継ぎ、●飯さんに、あのすごい技を教えてもらい、結局ブ●さんと結こ・・・・・


「はいはい、そういうアホな話はハー●ルンにでも書いてなさい、あーあほくさ。毎日釣りばかりやっているかと思って枯れていると思ったら、煩悩の塊じゃない、バカちゃうの？」

「ボクには、誰にも超えられない夢がある！倒すべき相手と乗り越えるべき・・・・・・」

「まあ、それは無理じゃがの、似たようなことは叶えてやれるぞい。」

お、おどろいた。全然気配がないんだもん。この神様・・・・・。やはり神の気配が人には感知できないというの本当だったヨ！

あきれた顔でこちらを見ていた神様は女神様を向いて言った。


「こんなんで大丈夫かの？」

「ま、ダメなら次に期待すればいいし。」

ひどい言われよう。

「で何をして欲しいんですか？」

「うーん、簡単にいうと、日本制圧。というか、日本のあの異世界ブームをなんとかして欲しい。」

どうやら、最近あまりの異世界ブームで、チートが欲しいだのわけわからないことを言う人間が、日本に集中して業務が滞っているらしい。知りたくなかった。神様の業務。

「で、何をすれば・・・・・？」

「ま、常識の範囲内で、やってくれればいいよ。でも、その格好だからななあ。、あ小学校にでも行くか？」

「あ、せめて大学ぐらいで・・・・・・・・。」


気がつくと、転校生の紹介になっていた。

「はいみなさん、今日は外国からの留学生をお迎えしました。ケント・ラザフォードさんです。ケントさんは、小さい頃、日本に来たことがあるので、日本語が話せるそうですよ。」

おま、説明なしで、高校に入れるなよな！！！！