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プロハーレムマスター(笑)編
ハーレムマスターに俺はなる!
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「孝よ、暑い中ご苦労じゃな。」
「はい、お爺様!ご健勝のようで何よりです。」
何を隠そう俺は、京都の本宅、高菜グループを一代で作り上げここまでにしたプロハーレムマスター、キングオブハーレムの前に座っているのだ。
「孝よ、お前には期待しておる。息子は結局1人の女しか愛さず妾も持たずで、結局本筋で儂の血を引くのはお前だけという体たらく。しかしだ。」
御前が手を伸ばすと、妙齢のメイドが何やらノートを差し出した。絶対あれ、お手つきになってるよな。
「お主はすでに6人の大奥を支配し順調に数も増えておるとの情報がある。そこでだ、儂からの褒美じゃ受け取るが良い。」
目の前に着物を着た嫋やかな美人が現れた。
「小田切霞じゃ。儂の右腕の孫にあたる。お主の護衛、なんと言ったか・・・より腕が立つぞい。」
俺は戦慄した。春さんはああ見えて実は武道の達人。それゆえに何をされても怒れなかったのだ。かわいそうな俺。しかし、この人間兵器で俺はかつる!
「何か誤解があるようじゃが、これは、お主の妾として使わすのじゃ。」
「はぇ?」
「おい、挨拶せえ。」
「孝様、小田切霞にございます。これからも末長くお仕えしとう存じます。」
「お、お爺様。」
「なんぞ?」
「こんなの連れ帰ったら俺、殺されます。」
「ふふふふ。儂も婆さんに何度も殺されかけたわい。」
殺されかけたのかーい!俺は心の中でつっこんだ。
「儂も末長く高菜財閥の行く末を見たい、しかし儂ももうじじい。老いさらばえた。そこでじゃ、孫の顔を死ぬ前に見たいとおもっちょうわけよ。」
えーと、確か、まだ現役ばりばりで、この間、俺より若いおばさんが生まれたって聞いたけど・・・・・・。
俺はくどくど長い高菜の歴史を聞かされていたがほぼ聞き流していた。GHQがなんだ、かんだ、という話が長い。確かにこの爺さん信じられないほどの才覚で、あれよあれよ、と戦後の財閥解体をうやむやにグループとして残し、大車輪の活躍でここまでグループを大きくした。そのためやっかみも多く、一族の血を多く残そうとせっせと頑張ったと聞くが、もうそんな時代じゃないし・・・・。
「あれは忘れもしない、まだ儂が若かりし時、進駐軍のトラックに轢かれて、もうダメだと思った時に・・・・・・」
な、なんだってー!爺さん、超能力者みたいな勘の冴えだと思ったら、トラック転生だったのか、って、そんなことないか。
「じゃ、よろしくな。」
「・・・・・は、はい、わかりました。」
「そんなに心配せんでもすでに霞のことはお前のメイドを通じてみんなに、ほれなんと言ったかの、このRINEでサクッと伝えておいたから。」
じ、じじい!その時でテクノロジーを使いこなしているだと、いや、そこじゃない。
つつつ、と、霞が寄ってきてピトっと俺に張り付いた。うお、こ、この娘着痩せするタイプか。こいつも西瓜並みじゃないか(錯乱)。
新幹線のグリーン席の隣に座った霞は、俺に弁当をあーんしてくれた。嬉しい。でも、怖い。あの4Kビデオカメラ・・・・・楓のだよな。かすかに震えているけど、スタビライザーがあるから手ブレしないんだよね(錯乱中)。
俺は、明日からの人生が思いやられると涙するのであった。
「はい、お爺様!ご健勝のようで何よりです。」
何を隠そう俺は、京都の本宅、高菜グループを一代で作り上げここまでにしたプロハーレムマスター、キングオブハーレムの前に座っているのだ。
「孝よ、お前には期待しておる。息子は結局1人の女しか愛さず妾も持たずで、結局本筋で儂の血を引くのはお前だけという体たらく。しかしだ。」
御前が手を伸ばすと、妙齢のメイドが何やらノートを差し出した。絶対あれ、お手つきになってるよな。
「お主はすでに6人の大奥を支配し順調に数も増えておるとの情報がある。そこでだ、儂からの褒美じゃ受け取るが良い。」
目の前に着物を着た嫋やかな美人が現れた。
「小田切霞じゃ。儂の右腕の孫にあたる。お主の護衛、なんと言ったか・・・より腕が立つぞい。」
俺は戦慄した。春さんはああ見えて実は武道の達人。それゆえに何をされても怒れなかったのだ。かわいそうな俺。しかし、この人間兵器で俺はかつる!
「何か誤解があるようじゃが、これは、お主の妾として使わすのじゃ。」
「はぇ?」
「おい、挨拶せえ。」
「孝様、小田切霞にございます。これからも末長くお仕えしとう存じます。」
「お、お爺様。」
「なんぞ?」
「こんなの連れ帰ったら俺、殺されます。」
「ふふふふ。儂も婆さんに何度も殺されかけたわい。」
殺されかけたのかーい!俺は心の中でつっこんだ。
「儂も末長く高菜財閥の行く末を見たい、しかし儂ももうじじい。老いさらばえた。そこでじゃ、孫の顔を死ぬ前に見たいとおもっちょうわけよ。」
えーと、確か、まだ現役ばりばりで、この間、俺より若いおばさんが生まれたって聞いたけど・・・・・・。
俺はくどくど長い高菜の歴史を聞かされていたがほぼ聞き流していた。GHQがなんだ、かんだ、という話が長い。確かにこの爺さん信じられないほどの才覚で、あれよあれよ、と戦後の財閥解体をうやむやにグループとして残し、大車輪の活躍でここまでグループを大きくした。そのためやっかみも多く、一族の血を多く残そうとせっせと頑張ったと聞くが、もうそんな時代じゃないし・・・・。
「あれは忘れもしない、まだ儂が若かりし時、進駐軍のトラックに轢かれて、もうダメだと思った時に・・・・・・」
な、なんだってー!爺さん、超能力者みたいな勘の冴えだと思ったら、トラック転生だったのか、って、そんなことないか。
「じゃ、よろしくな。」
「・・・・・は、はい、わかりました。」
「そんなに心配せんでもすでに霞のことはお前のメイドを通じてみんなに、ほれなんと言ったかの、このRINEでサクッと伝えておいたから。」
じ、じじい!その時でテクノロジーを使いこなしているだと、いや、そこじゃない。
つつつ、と、霞が寄ってきてピトっと俺に張り付いた。うお、こ、この娘着痩せするタイプか。こいつも西瓜並みじゃないか(錯乱)。
新幹線のグリーン席の隣に座った霞は、俺に弁当をあーんしてくれた。嬉しい。でも、怖い。あの4Kビデオカメラ・・・・・楓のだよな。かすかに震えているけど、スタビライザーがあるから手ブレしないんだよね(錯乱中)。
俺は、明日からの人生が思いやられると涙するのであった。
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