死に戻り能力家系の令嬢は愛し愛される為に死に戻ります。~公爵の止まらない溺愛と執着~

無月公主

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シーズン1

53.徹夜明けの房事

部屋の中には朝日が差し込み、柔らかな光がベッドのシーツに反射していた。その光景の中で、ユリの瞳が異様なほどに輝いていた。彼の目は血走り、荒い息遣いが私の耳に響く。その気迫と熱量に、私は抗えない引力のようなものを感じていた。

彼は唇を重ねると、濃密で情熱的なキスを私に与えた。その勢いに押され、私は自然と彼の腕の中に吸い込まれるようだった。彼の温かい手が私の背中を優しく包み込み、その感触に私の全身が震える。

「あぁ…メイ…メイ…メイ…。だめです…抑えがきかない…。」

ユリの声はかすれ、理性を失った男の深い愛情がその一言一言に染み込んでいた。

「いいよ。」

私の声は自然と口から出ていた。その言葉を聞いた彼の歪んだ微笑みに、私は奇妙な安堵を感じた。その表情は狂気的でありながら、私にだけ向けられる特別な感情が込められているのがわかった。

彼の手が私の頬を包み込み、視線を合わせる。その目には、どんな時でも私を手放すつもりがないという決意が滲んでいた。それが逆に私の心を満たし、彼の愛に応じることへの迷いを消していく。

―こんなに愛されるなんて、普通ではないけれど、これが私たちなのだろう。―

彼の歪な愛情が不思議と心地よく、全てを委ねたくなる感覚に包まれた。私は彼の抱擁の中で安心し、彼の目に映る自分の姿を想像した。彼はどんな風に私を見ているのだろうか。どれほど歪んだ愛で、どれほど深く愛してくれているのだろうか。

「こんなに愛されて、愛さない方が狂っている。」
その想いが私の中で膨らみ、全身を彼の愛情で包まれていく感覚を味わった。

彼は私の首筋に顔を埋め、囁くように何度も私の名前を呼ぶ。その声に胸が高鳴り、彼の強い愛が直接私の心に触れているように感じた。

―どうしてこんなに嬉しいのだろう。―

彼が私に向ける狂おしいほどの愛情が、私を狂わせるほど心地よかった。彼の麗しい顔立ちを見つめながら、私は改めて彼に恋をしている自分を感じた。その顔が私の好みであることは、最初からわかっていた。でもそれ以上に、彼が私だけを見つめ、私だけを愛してくれるその執着心が、たまらなく愛おしかった。

「メイ…もう俺はを手放さない。絶対に。」

その言葉と共に、ユリは獣のような目つきで私を見つめ、荒々しく押し倒す。触れられる感触に全身が熱を帯び、私は自然と目を閉じた。次の瞬間、柔らかな衣擦れの音が部屋に満ちる。彼が私を引き寄せるたびに、シーツが微かに擦れる音が聞こえた。

「ユリ…。」

私が名前を呼ぶと、彼は一層近づいてきた。吐息が耳元にかかり、その熱さに思わず息を呑む。その吐息は荒く、不規則で、彼の感情の高まりをそのまま伝えてくる。

布の間を滑る音が静かな部屋に響く。滑らかに動く手の動きが、衣服の擦れる音と共に私の感覚を鋭く刺激した。その音が一層の親密さを感じさせ、心臓が早鐘を打つ。

「んっ…。」

微かな声が漏れると、彼は顔をさらに近づけてきた。唇が触れるか触れないかの距離に近づいた瞬間、柔らかい布の重なる音と共に、彼の腕が私を包み込む。シーツが絡む音が次第に深まり、ぴちゃっとした湿った音が小さく響いた。

彼の手が優しく背中に触れるたびに、布が音を立てて滑り落ちる。それと共に、肌が触れ合うかすかな音が、二人だけの世界をさらに深めていく。その音の一つ一つが、彼との距離を縮め、私たちの心を重ねていくようだった。

「メイ…メイ!! メイ!!」

ユリの必死な声が静寂を切り裂くように響いた。その声には混乱と焦燥、そして何かに縋るような切実さが込められていた。

「逃げないから落ち着いて…ね?」

私は彼の顔を覗き込みながら、そっと手を伸ばし彼の頬に触れた。肌に伝わる熱さが、彼の感情の激しさを物語っていた。

「はぁ…はぁ…メイ、メイ、メイ!!」

彼は荒い息を繰り返しながら、私の名前を呼び続けた。その姿はまるで溺れる者が必死に岸を求めるようで、胸が締め付けられる思いだった。

「ユ…ユリ…んっ…。」

私は優しく微笑みながら、彼の手を握り返した。彼の強張った指先が、私の手の中で微かに震えているのがわかる。

ユリの目は熱を帯び、私を見つめるその瞳の中には、抑えきれない愛情と不安が渦巻いていた。彼の呼吸が私の耳元で乱れるたびに、私の心臓もそれに共鳴するように鼓動を早めた。

「もう我慢できない…っ!」

ユリは私の両足を掴み、大きく開かせる。

「あぁっ!…は、恥ずかしい…。」

もう私の蜜壺は蜜で溢れていた。

「ほら…俺を受け入れてください…。」

ユリは一気に私の中に押し入り、激しく腰を打ちつけ始める。

「くっ…たまらない…」

彼の動きは加速し、狂ったように私の名前を叫ぶ。

「メイ…メイ…もっと…もっと欲しい…」

ユリは私の唇を奪い、舌を絡ませる。唾液が混ざり合い、淫らな音が部屋に響く。ユリは私の舌を吸いながら、腰の動きを緩め、口内を丹念に舐め回し、歯茎や頬の裏側まで舌を這わせる。ユリは私の舌を自分の口に誘い込み、激しく吸い上げ、私の唾液を飲み込みながら、再び激しく腰を動かし始める。

「むりっ!もぅ!!イク!!イクからぁ!!!」

私の体が弓なりに反り、快感の波が押し寄せる。熱い吐息が漏れ、指先までしびれるような快楽に包まれる。そしてついに絶頂の頂点に達し、全身が激しく痙攣する。

「メイのイク瞬間…たまらなくセクシーです…。」

ユリは私の体を乱暴に抱きよせ激しく腰を打ちつける。

「待って!イってるから!!ちょっと待って…!!」

「ほら…見てて…俺がどれだけ狂ってるか…。」

ユリの動きはリズムを失い、獣のように荒々しくなる。私の名前を呪文のように繰り返し、全身で私を求める。

「あぁっ!!…来るっ!!…んっ…あぁぁ…。」

ユリは激しい脈動とともに熱い欲望が噴出する瞬間、体の奥底から湧き上がる快感の波に飲み込まれていく。それと同時に私もまるで、全身を電流が走るかのように、快感に震える指先、痙攣する太もも…二人の魂が溶け合うような感覚。

「ユリ…」

私は彼をそっと見上げた。彼の表情は放心したようにぼんやりとしていたが、次第に我に返り、私を見つめる瞳が焦りと後悔に染まっていった。

「メイ、大丈夫か?痛みとか、何か…ないですか!?」

彼の声は震えていて、荒れた息の合間に必死さが滲んでいた。彼の瞳が私を上から下まで素早く見回し、確認するように動く。

「ええ、大丈夫よ。少し疲れただけだから。」

私は微笑みを浮かべながら、彼を安心させるように答えた。

ユリは私の肩を掴み、その強さが彼の不安を物語っていた。彼の手が震えているのが伝わる。

「すみません…俺としたことが、抑えきれませんでした。メイに何かあったらどうしましょう…。」

ユリは声を落とし、まるで自分を責めるかのように視線を逸らした。その様子が、彼の心がいかに乱れているかを如実に表していた。

私はそっと手を伸ばし、彼の頬に触れた。その瞬間、彼の目が驚いたように私を見た。

「ユリ、私、本当に大丈夫よ。あなたのことが好きだから…その、あなたが少し暴走したくらいで嫌になるわけないでしょ?」

そう言いながら、私は彼の手を握りしめた。その手はまだ微かに震えていたが、少しずつその震えが和らいでいくのを感じた。

「メイ…本当にありがとう。」

彼は深く息を吐きながら、私を再び抱きしめた。
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