スキル「難易度変更」を選んだおかげで過保護な天使様に気に入られた結果、加護盛り盛りで夢の異世界チート主人公に!!

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37.なんか凄いの出しちゃった

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転移が終わるとそこは広い部屋になり、目の前には大きな扉があった。



よく分からないけど、ボス部屋前まで来れたんだな。

規定条件っていうのが何か分からなかったけどまあ結果が良ければ全てよしだね!



「急にボス部屋に着いちゃったけど、皆の準備はいい?」



聞くまでも無かったが、カンナ以外はやる気満々!カンナは一人お通夜ムードだ。

前までなら、全くカンナはしょうがないやつだな~と呆れていたが、最近カンナが可哀想に思えてきた。



今までのカンナの言動からカンナは戦闘に関して苦手意識があり、親との修行で強くなったとは言ってもこのメンバーと比べるとやはり劣ってしまう。そのため、劣等感のようなものを感じているのかもしれない。



そろそろ、カンナを覚醒させてもいい頃合いかもな。



「カンナ!」



「ヒィ!すみません!」



怒られると思ったのか縮こまるカンナに優しく提案した。



「強くなりたくないかい?それも世界最強クラスの強さに」



え?と大きく目を見開かせながら驚くカンナ。



「そ、そんなの強くなれるに越したことないですけど、それができないからこんなに困ってるんじゃないですか!」



やっぱり自分の弱さに悩んでたのか。

その悩みの本気さが悲痛な目からうかがえた。



「じゃあ!もし強くなれたら頑張る?」



「それはもちろんです、強くなれば逃げることを考える必要もなくなりますし……」



その答えを聞いて満足した俺はあるスキルを二つ使用し、いくつもの魔方陣を展開する。



たしか、28/50だったから22個発動させればいいのか。

じゃあ魔力を大量に消費して……

あ!良いことを思い付いた!さっき拾った冒険者の装備も捧げよう!

結構ランク高い武器が多かったから強力な奴を呼び出す触媒になってくれるはず!



合計22個の魔方陣は、半分は禍々しい魔力を、もう半分は神々しい魔力を放ち出す。



「悪魔!精霊!俺の召喚に答えてくれ!」



俺の膨大な魔力と高ランクの武器を触媒とし、11体の悪魔と11体の精霊が現れる。



どの悪魔、精霊も見た目はほとんど人間と変わらない姿をしているが、放っているオーラで相当強いというのが見て感じ取れる。



その中でも、悪魔と精霊にそれぞれ格が違いそうなのが数体と、さらにその個体達をも大きく上回る実力の個体が一体ずつ混じっていた。



観察していると、それぞれの最も強力な個体が俺に跪き忠誠を誓ってきた。



精霊、悪魔「我らを召喚したのはあなた様でしょうか?素晴らしい魔力と捧げ物でした。今後はあなた様に使える喜びに感謝し、全力で尽くします。」



どっちも可愛い見た目をしているので、うっかり受け入れそうになってしまったが当初の目的を思いだし何とか踏みとどまる。



「いや、お前達が忠誠を誓うべきは俺ではない。あいつだ。」



そう言いカンナを指差す。カンナの方もえ?聞いてないですよ!と驚いていた。



まあ、言ってないからね~。



悪魔と精霊を見ると少しの間呆気に取られていたが、瞬時に取り繕い



「承知致しました、あなた様のの御心のままに。」



と言ってくれた。しかし、内心不満がありそうだ。



「安心してくれ、確かに今のアイツはお前らから見たら雑魚もいいとこだろう。でも、お前らが配下になることであいつは劇的に強くなる。お前らを容易く越えるほどにね。」



俺がそう言っても二人は半信半疑という顔をしていたが、主を疑うわけにもいかないのか何も口にはしなかった。



「ちょっと待ってください!いきなり訳分かんないですよ!

悪魔と精霊を召喚したからこの人達に戦わせるために呼んだのかと思ったら私の眷属にするなんて!!!」



興奮気味にそう訴えてくる。



「うん、だって今言ったからね。」



カンナはもーーー!!と珍しく俺に怒っていた。



意地悪が過ぎたな、そろそろ種明かし、いや実際に見てもらう方が早いから眷属にしてもらうか!



「大丈夫だ!それより、強くなりたいんだろ!俺を信じてくれ。

信じて、俺が今召喚したやつらを眷属にしてくれ。」



真剣にそう言うと、思いが通じたのか

やってみる!と言い眷属化を始めだした。



なんか悪魔と精霊に話しかけながら眷属にするみたいだな、

まだ全員終わるまで時間がかかりそうだしこの二人と話でもするか。



「ねえ、君達二人って他の個体とは次元が違う強さだと思うんだけど何者なの?ただの悪魔と精霊ではないよね?」



「流石主様でございます。おっしゃる通り私は悪魔の中でも最上位に位置する魔神でございます。」



「私はその魔神と対をなす存在と言われている精霊王でございます。」



お、おう。なんかかなり凄そうなの呼んじゃった気がする……

これは久々のあれ?なんかやっちゃいましたか?案件だな。





そしてカンナはこの二人の発言に気付かずにせっせこ眷属化の作業を行っていた。
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