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51.元いた部屋と予期せぬ待ち人
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目を開けるとそこはマンションの部屋の中だった。
ここは、俺の部屋か。
久々に来たと言うのに全く荒れてないな。って久々ってほどでもないか。
そう言えば、会社から連絡きてそうだなー。怒ってるんだろうなぁ。
それに、会社を辞める連絡もしないとなぁとか思っていると
プルル、プルル
机の上に置いてあったスマホが鳴り出した。
「何ですか!?敵ですか!?翔さん!」
カンナが慌て出したので大丈夫と手で制止しながらスマホを手に取る。
会社の人からかな……気が重い……
そう思い電話を見ると着信画面に母さん、と表示されていた。
嘘、だろ……母さんと父さんももうとっくに死んでる。こんなはずは……
しかし、電話番号はかつて母さんが使っていたものだったためつい出てしまった。
「もしもし、母さん?」
「翔!どこにいるの!?大丈夫なの!?会社から全然出社してこないって連絡が来てからずっと連絡も繋がらないし!」
それは紛れもなく母さんの声だった。
驚愕のあまりつい思ったことをそのまま口にしてしまう。
「あれ?母さんなんで、生きてるの?」
「え!?何言ってるの?当たり前じゃない!それより記憶が曖昧になるくらい今大変な状況なのね!すぐ父さんとそっちに向かうから場所を教えて!」
「大丈夫だよ、今家だよね?すぐそっちに行くから待ってて、じゃあ!」
そう言うだけ言って切った。
何がどうなっているか分からない。でも、そっか、生きてるのか……
今は何でという気持ちよりも久しぶりに聞いた母さんの声に涙が止まらなくなってしまった。
「翔、どうしたの?辛いことでもあったの?」
袖を掴みながらアノンが聞いてきたので、大丈夫だよと言おうとしたが上手く伝えられずに落ち着くまで泣きじゃくってしまった。
ある程度落ち着きを取り戻した後に皆に事情を説明した。
そして、すぐに会いに行きたいけど、皆を連れて行ったら混乱させてしまう可能性があるから一人で向かうことを伝えた。
幸い、異世界転移を使用したことで下位互換スキルの転移を使用できるようになったので、実家にすぐ転移できるだろうと思い発動させた。
そして、問題なく実家の前に転移できた。
大学に行く前、毎日くらしていた懐かしの家だ。
両親が死んでしまってからは土地ごと売って、今は別の建物になっていたはずだが昔と変わらない光景にまた涙が出そうになった。
しかし、実際どういうことなんだろうか?なぜ両親が生きてるのか?
その問いに対してまた天使様が回答してくれた。
「無事に戻れたようだね!良かった良かった!
あー、両親が生きてることについてだけど、これは私からのサービスだよ!
実はここ、あなたが死ぬ直前の世界とは少し違うパラレルワールドなんだ。
私の力で強引に、あなたの両親が生きてる世界に戻れるようにしたんだよ!」
ま、マジか。凄いことをさらっと言いますね!もう天使と言うより神様ですね。
でも、本当にありがとうございます!もう天使様には一生足を向けて眠れません!
「うん!喜んで貰えたようで何よりだよ!
あと、足向けて寝てもいいから、私のお願い聞いてよ!」
天使様からのお願いってなんだろ?なんでもできる天使様の願いなんて、俺に叶えられることなんだろうか?
「それは大丈夫!っていうか君にしか叶えられないことだから!
……え!何!?緊急事態が起きたからすぐきてほしいって!?
もう!せっかくいいところだったのに!
ごめん、急用ができたからまた落ち着いたころに連絡するね!じゃ!」
そう言って切られてしまった。
まあ、また後で連絡するって言ってたしいいか。
気を取り直して俺は、実家のインターフォンをおした。
ピンポーン
「はーい、って翔!?まさか本当にもう来たの?待っててすぐ出るから!」
そして家の中から母さんが現れた。
少し老けていたが、間違いなく俺の母さんその人だった。
「ごめん、心配かけちゃったみたいで」
さっき電話の後に泣いていたおかげかなんとか泣かずに言うことができた。
「はぁ~、良かった……無事ならそれでいいんだよ!
じゃあ中に入ってゆっくりしていきなさい、ご飯でも用意するから。」
その言葉に甘えて、久しぶりの我が家に足を踏み入れた。
ここは、俺の部屋か。
久々に来たと言うのに全く荒れてないな。って久々ってほどでもないか。
そう言えば、会社から連絡きてそうだなー。怒ってるんだろうなぁ。
それに、会社を辞める連絡もしないとなぁとか思っていると
プルル、プルル
机の上に置いてあったスマホが鳴り出した。
「何ですか!?敵ですか!?翔さん!」
カンナが慌て出したので大丈夫と手で制止しながらスマホを手に取る。
会社の人からかな……気が重い……
そう思い電話を見ると着信画面に母さん、と表示されていた。
嘘、だろ……母さんと父さんももうとっくに死んでる。こんなはずは……
しかし、電話番号はかつて母さんが使っていたものだったためつい出てしまった。
「もしもし、母さん?」
「翔!どこにいるの!?大丈夫なの!?会社から全然出社してこないって連絡が来てからずっと連絡も繋がらないし!」
それは紛れもなく母さんの声だった。
驚愕のあまりつい思ったことをそのまま口にしてしまう。
「あれ?母さんなんで、生きてるの?」
「え!?何言ってるの?当たり前じゃない!それより記憶が曖昧になるくらい今大変な状況なのね!すぐ父さんとそっちに向かうから場所を教えて!」
「大丈夫だよ、今家だよね?すぐそっちに行くから待ってて、じゃあ!」
そう言うだけ言って切った。
何がどうなっているか分からない。でも、そっか、生きてるのか……
今は何でという気持ちよりも久しぶりに聞いた母さんの声に涙が止まらなくなってしまった。
「翔、どうしたの?辛いことでもあったの?」
袖を掴みながらアノンが聞いてきたので、大丈夫だよと言おうとしたが上手く伝えられずに落ち着くまで泣きじゃくってしまった。
ある程度落ち着きを取り戻した後に皆に事情を説明した。
そして、すぐに会いに行きたいけど、皆を連れて行ったら混乱させてしまう可能性があるから一人で向かうことを伝えた。
幸い、異世界転移を使用したことで下位互換スキルの転移を使用できるようになったので、実家にすぐ転移できるだろうと思い発動させた。
そして、問題なく実家の前に転移できた。
大学に行く前、毎日くらしていた懐かしの家だ。
両親が死んでしまってからは土地ごと売って、今は別の建物になっていたはずだが昔と変わらない光景にまた涙が出そうになった。
しかし、実際どういうことなんだろうか?なぜ両親が生きてるのか?
その問いに対してまた天使様が回答してくれた。
「無事に戻れたようだね!良かった良かった!
あー、両親が生きてることについてだけど、これは私からのサービスだよ!
実はここ、あなたが死ぬ直前の世界とは少し違うパラレルワールドなんだ。
私の力で強引に、あなたの両親が生きてる世界に戻れるようにしたんだよ!」
ま、マジか。凄いことをさらっと言いますね!もう天使と言うより神様ですね。
でも、本当にありがとうございます!もう天使様には一生足を向けて眠れません!
「うん!喜んで貰えたようで何よりだよ!
あと、足向けて寝てもいいから、私のお願い聞いてよ!」
天使様からのお願いってなんだろ?なんでもできる天使様の願いなんて、俺に叶えられることなんだろうか?
「それは大丈夫!っていうか君にしか叶えられないことだから!
……え!何!?緊急事態が起きたからすぐきてほしいって!?
もう!せっかくいいところだったのに!
ごめん、急用ができたからまた落ち着いたころに連絡するね!じゃ!」
そう言って切られてしまった。
まあ、また後で連絡するって言ってたしいいか。
気を取り直して俺は、実家のインターフォンをおした。
ピンポーン
「はーい、って翔!?まさか本当にもう来たの?待っててすぐ出るから!」
そして家の中から母さんが現れた。
少し老けていたが、間違いなく俺の母さんその人だった。
「ごめん、心配かけちゃったみたいで」
さっき電話の後に泣いていたおかげかなんとか泣かずに言うことができた。
「はぁ~、良かった……無事ならそれでいいんだよ!
じゃあ中に入ってゆっくりしていきなさい、ご飯でも用意するから。」
その言葉に甘えて、久しぶりの我が家に足を踏み入れた。
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