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第34話 特別な存在、心の在り処
僕と真凛は長い廊下を抜け、バスケ部の部室前にたどり着いた。
体育館から控室へ向かう道中、微かにバスケットシューズが床を擦る音や、遠くで練習を続ける部員たちの声が耳に届く。
ドアの前に立つと、わずかに汗とスポーツ飲料の香りが混じった空気が漂ってきた。
真凛が軽くノックをすると、扉の向こうから神楽の元気な声が響く。
「は~い!」
返事を聞いて、真凛が扉を開く。室内には、ベンチに腰掛けて汗を拭っている神楽と葵の姿があった。神楽は首にタオルをかけ、息を整えながらもどこか爽快な表情を浮かべている。
一方の葵は、1on1の試合で神楽に負けたショックからか、黙り込んで俯いていた。
「試合、すごかったよ」
僕が素直な感想を口にすると、神楽が少し照れながら笑う。
「でしょ? 久々だったけど、まだまだ負けないよ!」
その言葉に真凛も微笑みながら頷いた。
「私も、久しぶりにバスケをしてる神楽を見れて嬉しかったよ」
神楽が「えへへ」と笑うのを見て、僕も微笑ましく思いながらふと口を開く。
「真凛も、自分のことみたいに喜んでたよ」
何気ない言葉だったが、それを聞いた真凛は驚いたように目を瞬かせる。
「えっ……?」
頬がほんのりと赤くなり、もじもじと視線をそらす。そんな真凛の様子に、僕は心の中で「しまった」と思った。
だが、その瞬間、神楽の目が鋭く光る。
「……ねえ、啓?」
突如、僕の肩をぐっと掴む神楽。その顔はニヤニヤしつつも、どこか詰問するような雰囲気を漂わせていた。
「な、何?」
戸惑う僕に、神楽はズイッと顔を近づける。
「今さ、なんて言った?」
「えっ……?」
「いやいや、呼び方の話よ!真凛のこと、普通に呼び捨てしてたよね?」
言われて初めて気づく。確かに、いつの間にか「真凛さん」ではなく「真凛」と呼んでいた。
「え、いや……その……」
動揺する僕とは対照的に、真凛はますます赤くなり、そっと口元を押さえて俯いていた。
その様子を見た神楽は、顔をぷくっと膨らませると、ベンチから身を乗り出した。
「ずるい! なんで真凛だけ呼び捨てなの!? 私も呼び捨てにしてよ!」
神楽は両手を握りしめ、子供のように駄々をこねるように喚いた。
「え、いや……」
「いやじゃない! ちゃんと私も呼び捨てにして!」
神楽はじりじりと僕に迫り、唇を少し尖らせながらじっと僕を見つめてきた。
そんな二人のやり取りを見ていた葵が、ついに堪えきれずに苛立ちを爆発させた。
「いい加減にしてよ!」
鋭い声が部屋に響く。一瞬で場の空気が凍りついた。
神楽が驚いたように葵を見る。
「何そんなにイライラしてるの? もしかしてあの日~?」
挑発的な笑みを浮かべる神楽。葵の眉がピクリと跳ね上がる。
「うるさいっ!」
バンッとベンチから立ち上がる葵。流石にまずいと思い、僕は慌てて間に入ろうとする。
「ちょっと、落ち着いて――」
しかし、その言葉を遮るように、葵が睨みつけてきた。
「なんでその女を庇うのよ!」
僕は困惑し、「別に庇ってるわけじゃないよ。ただ――」と言いかけたところで、葵が再び食いかかるように叫ぶ。
「どうせ可愛い子だから庇ってるんでしょ! 私みたいながさつな女、啓は嫌だもんね!? だから小夏にも無理やり迫ったりし――!?」
その言葉が放たれた瞬間、部屋の空気が凍りついた。
「……え?」
耳を疑う僕の声は、かすかに震えていた。神楽も真凛も、目を見開いたまま息を呑む。
「ぼ、僕が……小夏ちゃんに?」
自分の口から出た言葉が信じられなかった。そんなこと、一度たりとも考えたことすらない。
葵の顔が青ざめる。「しまった」という意識がその表情に浮かぶが、もう遅い。彼女の言葉は取り消せない。
僕の胸に広がるのは、困惑と、言いようのない絶望感だった。
「小夏ちゃんって確か……葵の後輩の子……だよね?なっ、何でそんな話になってるんだよ!」
僕の声が震えながらも強く響く。しかし、葵は答えない。
彼女は視線を逸らし、唇をきつく結んでいた。
沈黙が、余計に僕の不安を煽る。
その時だった。
突然、部室の扉が勢いよく開く。鋭い音が張り詰めた空気を切り裂いた。
「葵ちゃん、大丈夫か?」
鷹松先輩の低く落ち着いた声が響く。
「……鷹松先輩……」
涙をこらえるように目を伏せる葵。
「向こうで話そう。少し落ち着けよ」
鷹松先輩がそう促し、葵は戸惑いながらも小さく頷く。
「ちょっと待って!」
僕は思わず声を上げるが、鷹松先輩は振り向き、鋭い目で僕を睨みつける。
「うるせえっ!
鷹松先輩は怒鳴り返し、僕を睨みつけたまま葵を強く抱き寄せるようにして部屋から出ようとする。
その光景を見た神楽が、わざとらしく肩をすくめながら口を開いた。
「ふ~ん、良かったじゃん。かばってくれる男がいて」
挑発的な声が、葵の背中を突き刺す。
彼女は何か言い返したそうに唇を開きかけたが、結局何も言わず、視線を落として押し黙ったまま、鷹松先輩とともに部屋を出ようとした。
しかし、その背中に向かって神楽が鋭い声を投げかける。
「本当に救いようのないバカね……啓がそんなことするわけないじゃん!」
ビシリと放たれたその言葉に、葵の肩がびくりと震えた。
さらに追い打ちをかけるように、真凛が一歩前に出て強い口調で言い切る。
「そうです! はじめ君がそんなことするなんて信じません! 私は、そんなどこの誰とも分からない人よりも、一番よく知っているはじめ君のことを信じます!」
葵は動揺を隠せずに立ち尽くし、鷹松先輩もどこか居心地が悪そうな顔をしていた。
「……行くぞ」
そう言って先輩は苛立ったように葵の手を引き、無理やり部屋を出ていく。
部屋に残されたのは、僕と神楽と真凛。
沈黙がしばらく続く。微妙な緊張が残る中、ふと視線を上げると、神楽と真凛の温かい眼差しが僕に向けられていた。
雅や葵には信じてもらえなかった。でも、この二人は、最後まで僕を信じてくれた。
それが、なによりも嬉しかった。
「神楽、真凛……僕のことを信じてくれて、ありがとう……」
僕がそう呟くと、真凛は一瞬ぽかんとした後、ゆっくりと目を細め、頬を染めながら恥ずかしそうに微笑んだ。
「……当たり前です。だって、はじめ君はそんなことする人じゃないもん」
真凛はそう言ってもじもじとしながら俯く。その仕草が可愛らしくて、思わず息をのんでしまう。
一方の神楽は、あれほど「私も呼び捨てにして!」と騒いでいたのに、いざ僕に名前を呼ばれると、顔を真っ赤にして口をパクパクさせるばかりだった。
「……な、なんでそんな急に……ずるい……」
普段は堂々としている神楽の、こんなに恥ずかしがる姿は初めてだった。
その仕草が余りに可愛くて、思わず鼓動が早くなる。
「か、神楽?」
僕が思わず声をかけると、神楽は必死に顔を手で隠しながら、体をくねくねと揺らす。
「だ、だから! そういうのはもっと……心の準備が……っ」
その姿を見た真凛が、ふふっと微笑みながら、神楽の肩をぽんぽんと叩く。
「ほらほら、神楽ちゃ~ん、さっきまであんなに啓君に『呼び捨てして!』って言ってたのに、いざされると照れちゃうんだ?」
「う、うるさいっ!真凛のくせに!」
神楽が悔しそうに真凛に向かって軽く手を伸ばすが、真凛はその手をひらりと避け、くすくすと笑う。
そんな二人を見ていると、さっきまでの重たい気持ちがふっと軽くなる。
気づけば、僕は心の奥からじんわりとした温かさを感じていた。
――この二人がいてくれて、本当に良かった。
「ありがとう、神楽、真凛」
もう一度、改めて伝えると、二人は同時に恥ずかしそうに顔を背けた。
その瞬間、ふと心の奥で何かが暖かく揺れるのを感じた。
神楽と真凛は迷うことなく僕を信じてくれた。
そんな彼女たちの存在が、僕にとってどれほど大切なものなのか――今まで考えたことはなかった。でも、今なら少しわかる気がする。
僕はこの二人が、ただの友達以上の、もっと特別な何か……そんな不確かな想いを、胸の奥でそっと感じ始めていた。
「……本当に、ありがとう」
そう呟く僕の声は、さっきよりも少しだけ優しくなっていた。
神楽は口元をぎゅっと結び、赤くなった顔を隠そうとする。
真凛は、僕の袖をつまんだまま、そっと微笑んでいた。
その仕草があまりに可愛らしくて、僕はまた、自然と微笑んでしまうのだった。
体育館から控室へ向かう道中、微かにバスケットシューズが床を擦る音や、遠くで練習を続ける部員たちの声が耳に届く。
ドアの前に立つと、わずかに汗とスポーツ飲料の香りが混じった空気が漂ってきた。
真凛が軽くノックをすると、扉の向こうから神楽の元気な声が響く。
「は~い!」
返事を聞いて、真凛が扉を開く。室内には、ベンチに腰掛けて汗を拭っている神楽と葵の姿があった。神楽は首にタオルをかけ、息を整えながらもどこか爽快な表情を浮かべている。
一方の葵は、1on1の試合で神楽に負けたショックからか、黙り込んで俯いていた。
「試合、すごかったよ」
僕が素直な感想を口にすると、神楽が少し照れながら笑う。
「でしょ? 久々だったけど、まだまだ負けないよ!」
その言葉に真凛も微笑みながら頷いた。
「私も、久しぶりにバスケをしてる神楽を見れて嬉しかったよ」
神楽が「えへへ」と笑うのを見て、僕も微笑ましく思いながらふと口を開く。
「真凛も、自分のことみたいに喜んでたよ」
何気ない言葉だったが、それを聞いた真凛は驚いたように目を瞬かせる。
「えっ……?」
頬がほんのりと赤くなり、もじもじと視線をそらす。そんな真凛の様子に、僕は心の中で「しまった」と思った。
だが、その瞬間、神楽の目が鋭く光る。
「……ねえ、啓?」
突如、僕の肩をぐっと掴む神楽。その顔はニヤニヤしつつも、どこか詰問するような雰囲気を漂わせていた。
「な、何?」
戸惑う僕に、神楽はズイッと顔を近づける。
「今さ、なんて言った?」
「えっ……?」
「いやいや、呼び方の話よ!真凛のこと、普通に呼び捨てしてたよね?」
言われて初めて気づく。確かに、いつの間にか「真凛さん」ではなく「真凛」と呼んでいた。
「え、いや……その……」
動揺する僕とは対照的に、真凛はますます赤くなり、そっと口元を押さえて俯いていた。
その様子を見た神楽は、顔をぷくっと膨らませると、ベンチから身を乗り出した。
「ずるい! なんで真凛だけ呼び捨てなの!? 私も呼び捨てにしてよ!」
神楽は両手を握りしめ、子供のように駄々をこねるように喚いた。
「え、いや……」
「いやじゃない! ちゃんと私も呼び捨てにして!」
神楽はじりじりと僕に迫り、唇を少し尖らせながらじっと僕を見つめてきた。
そんな二人のやり取りを見ていた葵が、ついに堪えきれずに苛立ちを爆発させた。
「いい加減にしてよ!」
鋭い声が部屋に響く。一瞬で場の空気が凍りついた。
神楽が驚いたように葵を見る。
「何そんなにイライラしてるの? もしかしてあの日~?」
挑発的な笑みを浮かべる神楽。葵の眉がピクリと跳ね上がる。
「うるさいっ!」
バンッとベンチから立ち上がる葵。流石にまずいと思い、僕は慌てて間に入ろうとする。
「ちょっと、落ち着いて――」
しかし、その言葉を遮るように、葵が睨みつけてきた。
「なんでその女を庇うのよ!」
僕は困惑し、「別に庇ってるわけじゃないよ。ただ――」と言いかけたところで、葵が再び食いかかるように叫ぶ。
「どうせ可愛い子だから庇ってるんでしょ! 私みたいながさつな女、啓は嫌だもんね!? だから小夏にも無理やり迫ったりし――!?」
その言葉が放たれた瞬間、部屋の空気が凍りついた。
「……え?」
耳を疑う僕の声は、かすかに震えていた。神楽も真凛も、目を見開いたまま息を呑む。
「ぼ、僕が……小夏ちゃんに?」
自分の口から出た言葉が信じられなかった。そんなこと、一度たりとも考えたことすらない。
葵の顔が青ざめる。「しまった」という意識がその表情に浮かぶが、もう遅い。彼女の言葉は取り消せない。
僕の胸に広がるのは、困惑と、言いようのない絶望感だった。
「小夏ちゃんって確か……葵の後輩の子……だよね?なっ、何でそんな話になってるんだよ!」
僕の声が震えながらも強く響く。しかし、葵は答えない。
彼女は視線を逸らし、唇をきつく結んでいた。
沈黙が、余計に僕の不安を煽る。
その時だった。
突然、部室の扉が勢いよく開く。鋭い音が張り詰めた空気を切り裂いた。
「葵ちゃん、大丈夫か?」
鷹松先輩の低く落ち着いた声が響く。
「……鷹松先輩……」
涙をこらえるように目を伏せる葵。
「向こうで話そう。少し落ち着けよ」
鷹松先輩がそう促し、葵は戸惑いながらも小さく頷く。
「ちょっと待って!」
僕は思わず声を上げるが、鷹松先輩は振り向き、鋭い目で僕を睨みつける。
「うるせえっ!
鷹松先輩は怒鳴り返し、僕を睨みつけたまま葵を強く抱き寄せるようにして部屋から出ようとする。
その光景を見た神楽が、わざとらしく肩をすくめながら口を開いた。
「ふ~ん、良かったじゃん。かばってくれる男がいて」
挑発的な声が、葵の背中を突き刺す。
彼女は何か言い返したそうに唇を開きかけたが、結局何も言わず、視線を落として押し黙ったまま、鷹松先輩とともに部屋を出ようとした。
しかし、その背中に向かって神楽が鋭い声を投げかける。
「本当に救いようのないバカね……啓がそんなことするわけないじゃん!」
ビシリと放たれたその言葉に、葵の肩がびくりと震えた。
さらに追い打ちをかけるように、真凛が一歩前に出て強い口調で言い切る。
「そうです! はじめ君がそんなことするなんて信じません! 私は、そんなどこの誰とも分からない人よりも、一番よく知っているはじめ君のことを信じます!」
葵は動揺を隠せずに立ち尽くし、鷹松先輩もどこか居心地が悪そうな顔をしていた。
「……行くぞ」
そう言って先輩は苛立ったように葵の手を引き、無理やり部屋を出ていく。
部屋に残されたのは、僕と神楽と真凛。
沈黙がしばらく続く。微妙な緊張が残る中、ふと視線を上げると、神楽と真凛の温かい眼差しが僕に向けられていた。
雅や葵には信じてもらえなかった。でも、この二人は、最後まで僕を信じてくれた。
それが、なによりも嬉しかった。
「神楽、真凛……僕のことを信じてくれて、ありがとう……」
僕がそう呟くと、真凛は一瞬ぽかんとした後、ゆっくりと目を細め、頬を染めながら恥ずかしそうに微笑んだ。
「……当たり前です。だって、はじめ君はそんなことする人じゃないもん」
真凛はそう言ってもじもじとしながら俯く。その仕草が可愛らしくて、思わず息をのんでしまう。
一方の神楽は、あれほど「私も呼び捨てにして!」と騒いでいたのに、いざ僕に名前を呼ばれると、顔を真っ赤にして口をパクパクさせるばかりだった。
「……な、なんでそんな急に……ずるい……」
普段は堂々としている神楽の、こんなに恥ずかしがる姿は初めてだった。
その仕草が余りに可愛くて、思わず鼓動が早くなる。
「か、神楽?」
僕が思わず声をかけると、神楽は必死に顔を手で隠しながら、体をくねくねと揺らす。
「だ、だから! そういうのはもっと……心の準備が……っ」
その姿を見た真凛が、ふふっと微笑みながら、神楽の肩をぽんぽんと叩く。
「ほらほら、神楽ちゃ~ん、さっきまであんなに啓君に『呼び捨てして!』って言ってたのに、いざされると照れちゃうんだ?」
「う、うるさいっ!真凛のくせに!」
神楽が悔しそうに真凛に向かって軽く手を伸ばすが、真凛はその手をひらりと避け、くすくすと笑う。
そんな二人を見ていると、さっきまでの重たい気持ちがふっと軽くなる。
気づけば、僕は心の奥からじんわりとした温かさを感じていた。
――この二人がいてくれて、本当に良かった。
「ありがとう、神楽、真凛」
もう一度、改めて伝えると、二人は同時に恥ずかしそうに顔を背けた。
その瞬間、ふと心の奥で何かが暖かく揺れるのを感じた。
神楽と真凛は迷うことなく僕を信じてくれた。
そんな彼女たちの存在が、僕にとってどれほど大切なものなのか――今まで考えたことはなかった。でも、今なら少しわかる気がする。
僕はこの二人が、ただの友達以上の、もっと特別な何か……そんな不確かな想いを、胸の奥でそっと感じ始めていた。
「……本当に、ありがとう」
そう呟く僕の声は、さっきよりも少しだけ優しくなっていた。
神楽は口元をぎゅっと結び、赤くなった顔を隠そうとする。
真凛は、僕の袖をつまんだまま、そっと微笑んでいた。
その仕草があまりに可愛らしくて、僕はまた、自然と微笑んでしまうのだった。
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