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◇底辺召喚師、最後のチャンス◆
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◇序章◆
魔王、と呼ばれる存在が現れたのはほんの少し前のことだった。
その正体は連続殺人鬼に近いのだが、殺した数が並のものではないためにそう呼ばれるようになった。古の怪物が蘇ったのだと。
誰もその姿を見たことがない、けれど確かに存在する脅威を前に、彼女の幼馴染、彼女の姉、そして幾人かの才能ある優秀な者たちが集められることになった。
それは寒い真冬の夕暮れのことだった。
白い雪を赤い陽射しが照らしている、美しい景色の中、黒の短い髪に青い瞳、白い礼服の青年は彼女の右手の薬指に一つの指輪をはめた。銀色の、青い宝石のはまった物だった。
『フィロ、もしも私が、生きて戻ってきたら――』
その先の言葉を聞きたくなくて、だって、彼が生還できる可能性はとても低かったから。
少女は彼にキスをした。
『待っています。いつまでも……あなたのことを』
そう告げるのが精一杯だった。
◇底辺召喚師、最後のチャンス◆
彼女の姉は天才的な召喚師だった、あまたの精霊を駆使して、勇者と共にこの世界を救った一人である。
一方で、彼女はまったく召喚師としての才能がなかった、驚くべきほど。
召喚師名門の家柄に生まれながら、彼女は一般人のそれとなんら変わらない平凡な才能しか持ち得なかった。
◇◇◇
あれから二年、春を迎えた夕暮れ時、父親の執務室に彼女は居た。
「フィロメーナ、これがおまえの最後の試験だ」
父親の言葉に、淡い金色の髪をツインテールにした、翠の瞳を持つ少女は重々しい表情で頷いた。白いワンピースがその動作にならって揺れる。
今年で十六になるのだ、これ以上見逃してはもらえまい。
「もしも、まともな契約者を喚びだせなければ、おまえはラングテールの姓を名乗ることを禁ずる」
召喚師の名門、ラングテール家。
フィロメーナの姉、ディメリナ・ラングテールは二年前に勇者と共に魔王を討伐した召喚師の一人で、今はこの場でフィロメーナを嘲るような表情で見つめている。
高慢そうな表情は幼い頃からの卓越した才能ゆえで、紫の瞳には嘲笑がうかんでいる。
フィロメーナとよく似た淡い金の髪は、低い位置で一つに束ねて肩から流れていた。
「分かりました、お父様」
そう言って、フィロメーナはその部屋を後にした。
それから、召喚の儀を行うために地下室へと移動しようとして、一度彼女は自室に戻った。
机の引きだしを開けて、中に入っている青い宝石のはまった銀色の指輪を手に取る。
それは幼馴染の形見だった、幼馴染。そう、勇者として魔王と戦い、相討ちになって命を落としたセヴェリア・ユーシウスが、この王都を発つとき彼女に渡したものだ。
『フィロ、もしも私が、生きて戻ってきたら――』
彼はその先を口にしなかった。そうさせなかった。
フィロメーナも、その先に続く言葉を聞きたいとは思わなかったから。
それほど、生きて帰れる確立の低い……戦いであったから。
黒の短い髪と、宝石のような青い瞳を思いだす、色白で、感情は薄っすらとしていたが、それでも長い付き合いのフィロメーナには、彼が優しく微笑んでくれたのが分かった。
(セヴェリアさん、どうか……私に力を貸してください)
無駄だと知りながら心のうちでそう願って、フィロメーナは今度こそ地下室へ向かった。
◇◇◇
こんこんと湧き出る泉のように、青白く発光する魔方陣からは魔力の破片が溢れている。
きっと大丈夫だ、きっと、できるはずだ。
今度こそ、姉には及ばないまでも――自分は召喚師としての務めを果たすのだ。
亡くなったセヴェリアに、恥ずかしくない自分でありたいという思いのためにも。
呪文を唱えて、召喚に集中する。
大それたものを喚びだせなくてもいい、たとえば神代の英雄などでなくていいのだ。
せめて、せめて、ラングテールの召喚師を名乗れる程度の存在が来てくれれば。
そして、フィロメーナは命じた、自らのしもべとなる存在を喚んだ。
その、結果……。
大爆発だったと思う。
失敗したのだとすぐに分かった。地下室が揺れるほどの光の暴走。
父にも姉にももう分かっているだろう、自分はやはり、ただの凡俗であると。
がっくりと座りこんだ、なぜ、自分は姉のようにできないのだろうと。
(私は、セヴェリアさんや姉さんのようにはできない……)
魔術も剣にも非凡な才能を持っていた幼馴染のセヴェリア、召喚師として卓越した才能を持っていた姉のディメリナ。
二人は、フィロメーナにとって雲の上のひとだった。
「フィロ……? フィロなのか?」
けれど、突然ひとの声が聞こえて彼女は顔をあげた。
光が消えていく先には、黒の短い髪に青い瞳を持つ、よく見知った……そして、二度と会えるはずもない、はず、の幼馴染の姿。
「え? え……?」
フィロメーナは思考がまったく追いつかなかったが、先に彼のほうがフィロメーナに歩み寄り、その頬に触れる。
「あぁ、本物だ。きみが私を喚んでくれるだなんて……思いもしなかったな」
感情薄く微笑んだその顔は、とても嬉しそうなものに見えた。幻覚でないのなら。
「セヴェリア……さ……?」
フィロメーナは首を傾げた。亡くなったはずの彼がなぜここに居るのか?
そして一つの可能性に至る、彼は英雄だ。少なくとも人々がそう崇める以上、フィロメーナにとっては一人のひとであっても、英雄なのだ。
つまり、精霊、召喚されるに相応しい存在であると言える。
セヴェリアはしゃがんで、フィロメーナの華奢な身体を抱きしめた。
切なそうな、震える声が耳に届く。
「夢のようだ、また、きみに逢えるなんて」
かくして、二人は召喚師と契約者として再会することになった。
魔王、と呼ばれる存在が現れたのはほんの少し前のことだった。
その正体は連続殺人鬼に近いのだが、殺した数が並のものではないためにそう呼ばれるようになった。古の怪物が蘇ったのだと。
誰もその姿を見たことがない、けれど確かに存在する脅威を前に、彼女の幼馴染、彼女の姉、そして幾人かの才能ある優秀な者たちが集められることになった。
それは寒い真冬の夕暮れのことだった。
白い雪を赤い陽射しが照らしている、美しい景色の中、黒の短い髪に青い瞳、白い礼服の青年は彼女の右手の薬指に一つの指輪をはめた。銀色の、青い宝石のはまった物だった。
『フィロ、もしも私が、生きて戻ってきたら――』
その先の言葉を聞きたくなくて、だって、彼が生還できる可能性はとても低かったから。
少女は彼にキスをした。
『待っています。いつまでも……あなたのことを』
そう告げるのが精一杯だった。
◇底辺召喚師、最後のチャンス◆
彼女の姉は天才的な召喚師だった、あまたの精霊を駆使して、勇者と共にこの世界を救った一人である。
一方で、彼女はまったく召喚師としての才能がなかった、驚くべきほど。
召喚師名門の家柄に生まれながら、彼女は一般人のそれとなんら変わらない平凡な才能しか持ち得なかった。
◇◇◇
あれから二年、春を迎えた夕暮れ時、父親の執務室に彼女は居た。
「フィロメーナ、これがおまえの最後の試験だ」
父親の言葉に、淡い金色の髪をツインテールにした、翠の瞳を持つ少女は重々しい表情で頷いた。白いワンピースがその動作にならって揺れる。
今年で十六になるのだ、これ以上見逃してはもらえまい。
「もしも、まともな契約者を喚びだせなければ、おまえはラングテールの姓を名乗ることを禁ずる」
召喚師の名門、ラングテール家。
フィロメーナの姉、ディメリナ・ラングテールは二年前に勇者と共に魔王を討伐した召喚師の一人で、今はこの場でフィロメーナを嘲るような表情で見つめている。
高慢そうな表情は幼い頃からの卓越した才能ゆえで、紫の瞳には嘲笑がうかんでいる。
フィロメーナとよく似た淡い金の髪は、低い位置で一つに束ねて肩から流れていた。
「分かりました、お父様」
そう言って、フィロメーナはその部屋を後にした。
それから、召喚の儀を行うために地下室へと移動しようとして、一度彼女は自室に戻った。
机の引きだしを開けて、中に入っている青い宝石のはまった銀色の指輪を手に取る。
それは幼馴染の形見だった、幼馴染。そう、勇者として魔王と戦い、相討ちになって命を落としたセヴェリア・ユーシウスが、この王都を発つとき彼女に渡したものだ。
『フィロ、もしも私が、生きて戻ってきたら――』
彼はその先を口にしなかった。そうさせなかった。
フィロメーナも、その先に続く言葉を聞きたいとは思わなかったから。
それほど、生きて帰れる確立の低い……戦いであったから。
黒の短い髪と、宝石のような青い瞳を思いだす、色白で、感情は薄っすらとしていたが、それでも長い付き合いのフィロメーナには、彼が優しく微笑んでくれたのが分かった。
(セヴェリアさん、どうか……私に力を貸してください)
無駄だと知りながら心のうちでそう願って、フィロメーナは今度こそ地下室へ向かった。
◇◇◇
こんこんと湧き出る泉のように、青白く発光する魔方陣からは魔力の破片が溢れている。
きっと大丈夫だ、きっと、できるはずだ。
今度こそ、姉には及ばないまでも――自分は召喚師としての務めを果たすのだ。
亡くなったセヴェリアに、恥ずかしくない自分でありたいという思いのためにも。
呪文を唱えて、召喚に集中する。
大それたものを喚びだせなくてもいい、たとえば神代の英雄などでなくていいのだ。
せめて、せめて、ラングテールの召喚師を名乗れる程度の存在が来てくれれば。
そして、フィロメーナは命じた、自らのしもべとなる存在を喚んだ。
その、結果……。
大爆発だったと思う。
失敗したのだとすぐに分かった。地下室が揺れるほどの光の暴走。
父にも姉にももう分かっているだろう、自分はやはり、ただの凡俗であると。
がっくりと座りこんだ、なぜ、自分は姉のようにできないのだろうと。
(私は、セヴェリアさんや姉さんのようにはできない……)
魔術も剣にも非凡な才能を持っていた幼馴染のセヴェリア、召喚師として卓越した才能を持っていた姉のディメリナ。
二人は、フィロメーナにとって雲の上のひとだった。
「フィロ……? フィロなのか?」
けれど、突然ひとの声が聞こえて彼女は顔をあげた。
光が消えていく先には、黒の短い髪に青い瞳を持つ、よく見知った……そして、二度と会えるはずもない、はず、の幼馴染の姿。
「え? え……?」
フィロメーナは思考がまったく追いつかなかったが、先に彼のほうがフィロメーナに歩み寄り、その頬に触れる。
「あぁ、本物だ。きみが私を喚んでくれるだなんて……思いもしなかったな」
感情薄く微笑んだその顔は、とても嬉しそうなものに見えた。幻覚でないのなら。
「セヴェリア……さ……?」
フィロメーナは首を傾げた。亡くなったはずの彼がなぜここに居るのか?
そして一つの可能性に至る、彼は英雄だ。少なくとも人々がそう崇める以上、フィロメーナにとっては一人のひとであっても、英雄なのだ。
つまり、精霊、召喚されるに相応しい存在であると言える。
セヴェリアはしゃがんで、フィロメーナの華奢な身体を抱きしめた。
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