破壊、略奪、支配、エロ。これが大人のファンタジー

一心腐乱

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第一章 悪の拠点づくり

8.その視界に映すものは、俺の尻

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「甘苦い・・・。」

 俺の男根から口を離して、ネロは俺の白い野性を味わって飲み込んだ。
ペロリとその舌がハチミツで光っている唇を舐める。

「これがおすの味・・・。ハチミツと絡んでたまらなく旨いねえ。
病みつきになりそうだよ。」

 ネロはいやらしく瞳を光らせて言った。
料理の世界では甘いものにわざと苦味を加える。砂糖を焦がしてカラメルを作るときなどもそうだ。
砂糖の甘さが香ばしさとほんのりとした苦み。
甘さを飽きさせない、さらに奥深い味わいになる。相乗効果が幾重にも重なるのだ。
それが、ハチミツと精液で成り立った。
まさに官能の味というわけだ。

 その後も天を仰ぐ角度が下がった俺の男根を食んで、舌で丁寧にハチミツを舐めとった。
果てたばかりの俺の男根は非常に敏感になっていて、ネロの舌の感覚がゾクリゾクリと直情的に俺の感情を刺激する。
 当然、俺の男根は完全に復活した。
ネロは男根から口を離し、俺の顔の前まで顔を寄せてきた。

「若いっていいねえ。娼婦たちはおっさんは一回果てたらもう使い物にならないって、よく笑い話しているよ。」

「ははは。こんな姿のネロを前にして、1回で終わるわけがないよ。」

 俺は余裕を見せるつもりで、笑顔を浮かべる。
正直、果てるまでは頭の中が興奮しすぎてやばかった。
一回欲望を出したから、少しは冷静になれてる。それでもあんまり余裕はない。

「くくく。お前さんは本当に変わっているねえ。獣人の俺にこんなにも興奮するなんて。」

 ネロは腰を俺の太ももの上に下ろし、両手を頭の後ろにして色っぽく伸びをして見せた。
着ていたキャミソールは所々にハチミツがついて透明にシミになっている。
俺は上体を起こし、そのシミを舐めてみた。

「甘・・・・。」

「くくく。なんだい?熊の獣人の気分を味わいたかったのかい?」

「そうだけど、ちょっと俺には甘すぎたみたい。」

 俺はそう言って、上げたままの両手を通してキャミソールを脱がせる。
褐色の肌にそれに映える三日月の白いあざ、そして豊満な胸が露わになる。
風船みたいに膨らむ胸の頂上には唇と同じ色、淡いパステルピンク色のかわいらしい乳首が小ぶりについている。
 俺は揉みしだきながら、それにむしゃぶりつく。
フニフニと、手からハミ出そうとする柔らかさに感動を覚える。
胸から香る甘い香りもさらに気持ちよくさせる。

「ああっ・・・、んんっ、いいねえ・・・自分でやるのとちがう・・・。」

 一瞬、「ん?」と思ったが、触れないでおこう。女性だって一人でするときはするんだろう。
俺はその後、ネロの背中に右手を廻し、身体を撫でる。
そしてしっぽを触ってみる。
触りたかったんだ。

「きゃうん!!」

 ケモ耳の中をいじった時と同じ反応をして、ビクリとネロの身体が跳ねた。
でも、予想していた俺はそのまましっぽを揉み続ける。
黒い毛に覆われていて、まん丸に見えるしっぽは触ってみると意外に細かった。もこもこの毛が丸く見せていたのだ。
やっぱり、モフモフしていて気持ちいい。
ケモ耳女子の楽しみ方はこうでないと。

「ああ・・・待って、・・・ダメ・・・・しっぽはダメだもん・・・。」

 もちろん大きな胸に顔をうずめながらだが、しっぽの中の肌を撫でたりしごいてみたり、毛をさわさわと弄んだりしていた俺。
 急にしおらしくなるネロの声が聞こえる。
かわいいなと思いつつ、楽しくなってきた俺はもう片方の手を胸から放し、自分の身体を完全にネロに預けた。
そして空いたその左手で、お尻側からショーツの中に手を入れる。
そのまま一気にネロの秘部に触れた。

「んはあああぁぁ!」

 ネロは吐息と共に艶っぽい声を上げた。
ショーツの秘部はべっとりと濡れて、ネロの興奮を表現していた。
俺は指をさらに潜らせる。
触感だけで小さな蕾を探し当てていじった後、更にその下の縦の割れ目に指を入れる。

「ネロ、感じてるね。」

 胸に埋めた顔を少し起こして、ネロを見上げる。
ネロは恍惚とした表情をして、ハスキーな吐息を漏らす。

「ああ・・・あっ・・もうだめだ・・・・。入れてほしい・・・。」

 俺の視線に気づいたネロは懇願してきた。
俺はそれに答えてやることにした。
 ネロは俺の脚の上から降りる。
ショーツを脱ぎ、四つん這いになって俺にお尻を向けた。
後背位で入れて欲しいみたいだ。やはり野性がそうさせるのかな。

「ネロの処女もらうね。」

 俺はネロに覆い被さり、モテ男よろしく甘く囁いた。
そして、俺の男根をネロのそれにゆっくりと差し込んでいく。
 潤滑に潤んだ下の唇はあっという間に俺の男根を飲み込む。

「んっ!痛っ!」

 処女膜を破ったのか、ネロが少し声を上げる。

「大丈夫?」

「ああ、大丈夫だよ。痛みがまた心地よいねえ。」

「それじゃあ、動くよ。」

 俺はじっくりと慣らすように動き始める。俺にとっては二人目の女性。
ぎこちなさはあるけれど、女神の時より少しだけ冷静でいる。
 ネロに気持ちよくなってもらえるように気を回しながら、その秘部を犯す。

「ああ!・・・ああ!・・・いい!!・・・いいねえ!!!」

 嬌声を漏らし、あっという間にネロは喜びの声を上げる。
綺麗なハスキーな声なんだが、音量が少々でかい。

「ん・・・・・。」

 いやらしい大きな声に触発されて、ソファで寝ていた女神が目を覚ました。
目をこすりながら、身体を起こす。
ぼんやりした視界を音の方に向ける。
次第に、視界が鮮明になってきた。

「あああああ~~~~!!!!」

 絶頂に達したネロのさらに大きな嬌声と共に女神の視界には、大きな胸をブルンブルン震わせて身体をエビ反るネロ、そして俺のプリンとしたお尻が映った。

「キャー!」

これは女神の悲鳴。


カオスゲージ
Law and order法と秩序 +++[76]++++++ Chaos混沌


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