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犯罪者ギルド『黄昏の大鬼』襲撃から数日、俺は黄昏の大鬼の元事務所にいた。壁にはまだうっすらと血の跡や刃物で切りつけた跡が残っており惨劇の悲惨さを物語っている。
俺は執務机に積まれた書類に目を通しながらソファーに座っているアイリーンをちらりと見る。彼女も俺と同じように大量の書類を確認しながら事務作業をしている。
『黄昏の大鬼』を潰した次の日、俺はすぐにアイリーンの家を訪ね事情を説明した。黄昏の大鬼は皆殺しにしたからもう報復を恐れる必要は無いこと、連中の持っていた娼館や賭博場の権利書を俺の名義に変更するのを手伝ってほしいこと、そして俺の部下として働くなら相応の給金を支払うということ。アイリーンは最初は犯罪ギルドに関わるのを嫌そうにしていたが追加条件として資金に余裕ができたら自分の商会を持たせてやると言ったら承諾してくれた。
「アイリーンそっちはどうだ?」
アイリーンは事務作業用にかけていた眼鏡を外すと目頭を指で摘まむようにマッサージする。お互いに何時間も作業し続けているからなさすがに疲れてきたようだ。
「八割がたは終わったよ。昨日で娼館や賭博場の名義変更を裁判所に申請し終わったし、今日は細かい仕事しかなかったからな」
「そうか、俺は少し外に出てくる。仕事が終わったら今日は休んでいいからな」
アイリーンは気の抜けた返事をすると眼鏡をかけ直して書類へと向き直る。
俺は執務室を出ると一階の遊戯室に向かう。ビリヤード台にテーブルが何卓かそしてそこでは見るからにチンピラ風の見た目の男達が煙草や酒を楽しみながらビリヤードやカードゲームに興じている。
彼等は『黄昏の大鬼』の傘下組織であるギルド『屍肉喰らいグールズ』の構成員だ。『黄昏の大鬼』を潰した夜に彼等の方にもおじゃまして『黄昏の大鬼』と同じようになるか俺の傘下に入って儲けるか選んでもらった。剥ぎ取ったドン・ガンビーノの生皮を見せてあげたら意外とすんなり説得できた。
「外に出るから何人かついてこい」
俺の言葉にテーブルに座っていた顔をさんま傷のある男が立ち上がった。『屍肉喰らい』のギルドマスターだ、名前は確かフランクだったかな。
「ボス今日はどちらへ?」
「北区の方だ」
「あちらですと『鉄の森』がありますな」
「ああ、そんなに手間かかんないから数人でいいぞ」
フランクが部下を二人呼ぶ。俺よりも彼の方が誰を連れていけばいいか分かってるだろうから余計な口を挟まない。
事務所を出るとスラム街の北区の方に向かう。スラム街は大まかにだが東西南北に分けられていていて『黄昏の大鬼』がだいたいを仕切っていたが他にも少人数のギルドやチンピラのグループがいくつかある。俺はここ数日連中のところをまわって俺の傘下に入るように説得している。もちろん断った奴は『黄昏の大鬼』と同じ運命を辿って貰っているが、そのおかげで部下を全て召集すれば六十人程は集められるぐらいになった。
あとはここ北区で最後ってわけだ。
北区もほかと変わらず道端には乞食が座り込み薬物中毒らしき男がふらふらと歩いている。スラム街では基本的に何が起ころうと憲兵が介入してくることはない。街中に犯罪者や浮浪者が彷徨くくらいなら一ヶ所に押し込んでしまおうって領主様の判断らしい、臭いものに蓋の原理とはよく言ったものだ。
まあ、俺は好き勝手に暴れられればそれでいいから大助かりだがな。
俺は小さな酒場の前で立ち止まる。後ろに控えているフランクに確認をとる。どうやらここの二階が『鉄の森』の事務所で間違いないようだ。
「さあ、ここで北区で最後だからなさっさと終わらせて帰りますか」
「はい、ボス」
フランクが低い声で応える。感覚を研ぎ澄ませるとフランクの心拍数が上がって発汗量が増えているようだ。少し緊張しているのだろう。それも仕方ないだろう十数人程度のギルドとはいえ数人でカチコミをかけるんだからな。
俺は酒場に入ると大声で叫ぶ。
「おじゃましまーす!」
何事も人間挨拶が基本だろ?
酒場の二階『鉄の森』事務所では構成員達が床に倒れて苦しそうな呻き声を挙げている。そして部屋の中心にはフランクの部下達に押さえつけられた髭面の年配の男。彼が『鉄の森』のギルドマスターだ。
俺も最初は穏便に説得しようとしたんだが馬鹿にした態度を取り続けるもんだから実力行使にでるしかなかったわけだ。
「なあ、ショーンさんだったっけ?最初に言った通り俺もあんまり手荒なことはしたくないんだ、うちの傘下に入ってくれないか?そうすれば俺もあんたも笑顔でハッピーに明日を過ごせるんだよ」
俺がニコニコ話しかけているのに対してショーンはただひたすら睨み付けている。少しの間をおいてようやく口を開いてくれた。
「…ああ、分かったよ!てめぇらの下につけばいいんだろ!!」
やっと俺が欲しい一言を言ってくれた。
「オーケー!!それじゃ、細かいことは水に流して仲良くしようじゃないですか!」
フランクの部下達にショーンを離すように合図し彼に手を差しのべる。ショーンは不満そうな表情を隠そうともせずに俺の手を掴んで立ち上がった。
「ちっ、化け物め」
「はっはっは、ありがとう!ギルドマスターなら化け物を敵にするか味方にするかどっちが利益になるか分かるよな?」
俺は瞳の色彩をを黒から紅へと変化させてショーンを見る。つまり化け物を裏切ったら潰すぞと脅してるわけだ。俺を見たショーンは心拍数が上昇し汗をかいているようだ。まぁ、これぐらいビビらせとけば大丈夫だろう。
俺はフランク達を連れて『鉄の森』の事務所を出た。この後も俺の名義に権利を移行した賭博場や娼館をいくつか見て回らないといけない。はぁ、面倒くさいことばっか増えてきてやになるな。
明後日には傘下に加えた連中との会議も控えてる。強引な手段で従えたから絶対反発する奴が出るだろう。
だがトラブルを少し楽しみにしているとはフランクやアイリーンには口が裂けても言えない俺であった。
俺は執務机に積まれた書類に目を通しながらソファーに座っているアイリーンをちらりと見る。彼女も俺と同じように大量の書類を確認しながら事務作業をしている。
『黄昏の大鬼』を潰した次の日、俺はすぐにアイリーンの家を訪ね事情を説明した。黄昏の大鬼は皆殺しにしたからもう報復を恐れる必要は無いこと、連中の持っていた娼館や賭博場の権利書を俺の名義に変更するのを手伝ってほしいこと、そして俺の部下として働くなら相応の給金を支払うということ。アイリーンは最初は犯罪ギルドに関わるのを嫌そうにしていたが追加条件として資金に余裕ができたら自分の商会を持たせてやると言ったら承諾してくれた。
「アイリーンそっちはどうだ?」
アイリーンは事務作業用にかけていた眼鏡を外すと目頭を指で摘まむようにマッサージする。お互いに何時間も作業し続けているからなさすがに疲れてきたようだ。
「八割がたは終わったよ。昨日で娼館や賭博場の名義変更を裁判所に申請し終わったし、今日は細かい仕事しかなかったからな」
「そうか、俺は少し外に出てくる。仕事が終わったら今日は休んでいいからな」
アイリーンは気の抜けた返事をすると眼鏡をかけ直して書類へと向き直る。
俺は執務室を出ると一階の遊戯室に向かう。ビリヤード台にテーブルが何卓かそしてそこでは見るからにチンピラ風の見た目の男達が煙草や酒を楽しみながらビリヤードやカードゲームに興じている。
彼等は『黄昏の大鬼』の傘下組織であるギルド『屍肉喰らいグールズ』の構成員だ。『黄昏の大鬼』を潰した夜に彼等の方にもおじゃまして『黄昏の大鬼』と同じようになるか俺の傘下に入って儲けるか選んでもらった。剥ぎ取ったドン・ガンビーノの生皮を見せてあげたら意外とすんなり説得できた。
「外に出るから何人かついてこい」
俺の言葉にテーブルに座っていた顔をさんま傷のある男が立ち上がった。『屍肉喰らい』のギルドマスターだ、名前は確かフランクだったかな。
「ボス今日はどちらへ?」
「北区の方だ」
「あちらですと『鉄の森』がありますな」
「ああ、そんなに手間かかんないから数人でいいぞ」
フランクが部下を二人呼ぶ。俺よりも彼の方が誰を連れていけばいいか分かってるだろうから余計な口を挟まない。
事務所を出るとスラム街の北区の方に向かう。スラム街は大まかにだが東西南北に分けられていていて『黄昏の大鬼』がだいたいを仕切っていたが他にも少人数のギルドやチンピラのグループがいくつかある。俺はここ数日連中のところをまわって俺の傘下に入るように説得している。もちろん断った奴は『黄昏の大鬼』と同じ運命を辿って貰っているが、そのおかげで部下を全て召集すれば六十人程は集められるぐらいになった。
あとはここ北区で最後ってわけだ。
北区もほかと変わらず道端には乞食が座り込み薬物中毒らしき男がふらふらと歩いている。スラム街では基本的に何が起ころうと憲兵が介入してくることはない。街中に犯罪者や浮浪者が彷徨くくらいなら一ヶ所に押し込んでしまおうって領主様の判断らしい、臭いものに蓋の原理とはよく言ったものだ。
まあ、俺は好き勝手に暴れられればそれでいいから大助かりだがな。
俺は小さな酒場の前で立ち止まる。後ろに控えているフランクに確認をとる。どうやらここの二階が『鉄の森』の事務所で間違いないようだ。
「さあ、ここで北区で最後だからなさっさと終わらせて帰りますか」
「はい、ボス」
フランクが低い声で応える。感覚を研ぎ澄ませるとフランクの心拍数が上がって発汗量が増えているようだ。少し緊張しているのだろう。それも仕方ないだろう十数人程度のギルドとはいえ数人でカチコミをかけるんだからな。
俺は酒場に入ると大声で叫ぶ。
「おじゃましまーす!」
何事も人間挨拶が基本だろ?
酒場の二階『鉄の森』事務所では構成員達が床に倒れて苦しそうな呻き声を挙げている。そして部屋の中心にはフランクの部下達に押さえつけられた髭面の年配の男。彼が『鉄の森』のギルドマスターだ。
俺も最初は穏便に説得しようとしたんだが馬鹿にした態度を取り続けるもんだから実力行使にでるしかなかったわけだ。
「なあ、ショーンさんだったっけ?最初に言った通り俺もあんまり手荒なことはしたくないんだ、うちの傘下に入ってくれないか?そうすれば俺もあんたも笑顔でハッピーに明日を過ごせるんだよ」
俺がニコニコ話しかけているのに対してショーンはただひたすら睨み付けている。少しの間をおいてようやく口を開いてくれた。
「…ああ、分かったよ!てめぇらの下につけばいいんだろ!!」
やっと俺が欲しい一言を言ってくれた。
「オーケー!!それじゃ、細かいことは水に流して仲良くしようじゃないですか!」
フランクの部下達にショーンを離すように合図し彼に手を差しのべる。ショーンは不満そうな表情を隠そうともせずに俺の手を掴んで立ち上がった。
「ちっ、化け物め」
「はっはっは、ありがとう!ギルドマスターなら化け物を敵にするか味方にするかどっちが利益になるか分かるよな?」
俺は瞳の色彩をを黒から紅へと変化させてショーンを見る。つまり化け物を裏切ったら潰すぞと脅してるわけだ。俺を見たショーンは心拍数が上昇し汗をかいているようだ。まぁ、これぐらいビビらせとけば大丈夫だろう。
俺はフランク達を連れて『鉄の森』の事務所を出た。この後も俺の名義に権利を移行した賭博場や娼館をいくつか見て回らないといけない。はぁ、面倒くさいことばっか増えてきてやになるな。
明後日には傘下に加えた連中との会議も控えてる。強引な手段で従えたから絶対反発する奴が出るだろう。
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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