77 / 173
第二章 王都改革編
77、下水道工事
しおりを挟む
執務室に戻ると三人でソファーに集まり、下水道についての話し合いを開始した。
「下水道の工事はまだ始めてないんだよな?」
「はい。製氷器を作ってお金が入るまでと延期していました。しかしそろそろお金も十分に溜まってきたので、公共事業として始めても良いと思います」
「ただすぐに利益が出るものではないので、あまり急がず少しずつにしましょう。雇う人数も今のところは少なくしたいです」
下水道の工事は急ピッチで進めたいのなら素人も多く雇うべきだけど、それだとかなりの資金が必要だし、工事が終わった後に大量の失業者が生まれてしまう。
そうなった時にまた次の公共事業を興せるか今はまだ分からないので、リスクは背負わない方が良い。
「結局建築工房に依頼するのか?」
「私はそれが良いと思います」
「僕も同意見です。一応建築工房をいくつか候補として選んでいるのですが、まだ話を持って行った工房はありません」
いくつの建築工房に頼むのかも難しいところだ。それぞれの地域ごとにお願いするのが良いのか、一つの工房に絞った方が上手くいくのか。
「急がずに計画を進めるのならば、頼むのは一つの工房だけにするか?」
「そうですね……その方が意思疎通は上手くいくでしょうし、リスクも減らせると思います」
増やしてしまったものを減らすのは大変だけど、途中から人手を増やすのはそこまで難しくないだろう。
「ではとりあえず一つの工房に頼むことにしませんか? そして人手が足りなかったらその工房で人を雇ってもらうか、または他の工房に声をかけてもらうか。その時に話し合いをするという決まりにしましょう」
「確かにそれが無難かもしれんな」
マティアスの提案にファビアン様と俺が頷き、今の段階では一つの工房に絞ることに決まった。それが決まったら次はどの工房にするかだ。
「僕としてはこの三つをおすすめしたいです。評判や仕事の正確さ、また工房長の人柄から判断しています」
「分かった。ではこの三つの中からどこにするのか決めよう」
俺とファビアン様はマティアスの判断を疑うようなことはしない。今までマティアスが選んだ取引相手は、皆とても気持ちよく働いてくれているからだ。マティアスは人を見る目がかなりあると思っている。
父親が宰相だし、将来的にマティアスが宰相になるのならファビアン様の大きな助けになるだろう。そうなった時に俺はどんな役職にいるのだろうか……その辺のことも考え始めないとかな。
「それぞれの特徴を教えてくれる?」
「もちろん。一つ目の工房はとにかく工房長の人柄が良くて仕事も丁寧です。しかし人数が三人しかいない小さな工房なので、今回の仕事ではそこがネックになるかと思います。二つ目はそこそこ大きな工房で仕事も丁寧なのですが、工房長が若すぎるというのが問題です。職人の間ではやはり若い者は舐められるという部分があるので、この工房が主体となり他の工房にも仕事を回す……というのは難しいかもしれません。最後三つ目ですが、ここは腕が良くて人数も一番と言っても良いほどの大きな工房です。しかし工房長が仕事一筋で無口な壮年の男性で、周りと円滑なコミュニケーションを取るのが難しいようです」
……これはマティアスが悩むのも分かる。どの工房も一長一短だ。
「選ぶのが難しいな……今回の仕事で何を一番に求めるのか、そこに重点を置いて考えよう。私としてはかなりの長期間、同じものを作り続けるという根性が必要だと思っている。またその際に手抜きを考えないような、自分の腕にプライドを持っているという点も重視したい」
「確かにそれも大切ですが……僕は街の人ともコミュニケーションを取りながらする仕事になると思うので、やはり愛想の良さを重視したいです」
既に二人の間で意見が分かれている。こうなるのも仕方がないよね……二人の意見はどちらも大切なのだ。その上でどこを重視するかになるんだけど難しい。いっそのこと重視する点じゃなくて、あまり必要じゃない能力から考えた方が良いかもしれない。
「今回の仕事は長期的な計画になるので、他の工房との調整はあまり考えなくて良いと思います。さらに建築の技術も一般的なものであれば問題ありません。下水道の工事はそこまで難易度が高いものではないですし、一度慣れてしまえば同じことの繰り返しですから。……そうして不要な能力を考えて、改めて三つの工房を見てみませんか?」
俺のその提案に二人の視線が斜め上を向く。もう一度三つの工房の特徴を吟味しているのだろう。
俺としては二つ目の工房を押したいかな……悪い点は工房長が若いゆえの他の工房との関係性のみだったし、そこが問題なくなれば一番良いだろう。腕が良くて性格も良い、そこそこ大きな工房で人数もいる、完璧だ。
それに若い人の方が俺達がやり取りしやすいというのもある。やはり年齢差が少ない方が話も合うのだ。
「私は二つ目の工房が良いと思う」
「僕も同じ意見です」
おっ、意見が一致した。これは二つ目の工房で決まりかな。二人が俺にも意見を求めるように視線を向けてきたので、俺は肯定の意を示すために頷いて口を開いた。
「私も同じです」
「じゃあ二つ目の工房にしましょう。今度話を持っていき、受けてもらえたら正式に決定とします」
マティアスがその旨を紙に書き記して、工房選びはとりあえず終わりとなった。そして話は次の段階に移る。
「工房に仕事内容をある程度は説明できるようにしたほうが良いと思うので、どこから工事を始めてもらうかなども決めておきませんか?」
「確かにそうだな。私としてはまず、各地区を結びつけるように大きな下水道を作ってもらいたいと思っている。そしてそれが終わったら、次はその大きな下水道に繋がるような細い下水道を、各家ごとに作っていけば良いと思う。というのも主要な下水道さえ完成すれば、それを排泄物集積場代わりに使うこともできるだろう?」
確かに主要な下水道の始点に井戸のような感じで汚物を捨てられる入り口を作って、そこに水で汚物を押し流すような魔道具を作って設置すれば、下水道を使って排泄物集積場に汚物を溜めることができる。
排泄物集積場の場所を下水の終点、今の段階ではまだ街の外には無理だから街の城壁付近に作れば、汚物を街の外に処理するのも楽になるだろう。
というか今気づいたけど、集められた汚物を回収して街の外に捨てに行く仕事をしている人がいるのだ。その人達が危険を冒す必要をなくすためにも、街の外まで下水道を繋げてしまった方が良いのだろうか?
……難しいところだな。工事となると毎日長時間、街の外にいることになる。でも汚物を捨てに行くだけならほんの少しの時間だけだ。周囲の安全を確認して、魔物がいないと分かってから捨てに行けばほとんど危険はない。
やっぱり街の外の建設はもう少し後かな。騎士達が魔法陣魔法を問題なく扱えるようになり、魔物に対して負けないようになってからにしよう。
「主要な下水道をまず作ってもらったら、簡易のもので良いので下水道の始点に汚物を捨てる場所を、そして終点に排泄物集積場を作りませんか? 下水道が完成したら取り壊すものなので、数年持てば良い程度の質で」
「それはありだね。せっかく作ったものを使わずに置いておくだけなんて勿体ないし」
「そうだな……私も良い提案だと思う」
二人ともが賛同してくれたことで、下水道工事の予定がどんどん決まっていく。主要な下水道を作り、始点と終点に捨てる場所と集積場、さらにその後は各家に繋がる細い下水道、街の外に繋がる下水道、そして下水処理施設を建設するところまで大まかに予定を組み終わった。
「今の段階ではこの程度で良いと思います。これで工房に話を持っていってみますね」
「ありがとう。よろしくね」
「頼んだぞ」
そうして下水道に関する事業も本格的に動き出し、話し合いは終わった。
「下水道の工事はまだ始めてないんだよな?」
「はい。製氷器を作ってお金が入るまでと延期していました。しかしそろそろお金も十分に溜まってきたので、公共事業として始めても良いと思います」
「ただすぐに利益が出るものではないので、あまり急がず少しずつにしましょう。雇う人数も今のところは少なくしたいです」
下水道の工事は急ピッチで進めたいのなら素人も多く雇うべきだけど、それだとかなりの資金が必要だし、工事が終わった後に大量の失業者が生まれてしまう。
そうなった時にまた次の公共事業を興せるか今はまだ分からないので、リスクは背負わない方が良い。
「結局建築工房に依頼するのか?」
「私はそれが良いと思います」
「僕も同意見です。一応建築工房をいくつか候補として選んでいるのですが、まだ話を持って行った工房はありません」
いくつの建築工房に頼むのかも難しいところだ。それぞれの地域ごとにお願いするのが良いのか、一つの工房に絞った方が上手くいくのか。
「急がずに計画を進めるのならば、頼むのは一つの工房だけにするか?」
「そうですね……その方が意思疎通は上手くいくでしょうし、リスクも減らせると思います」
増やしてしまったものを減らすのは大変だけど、途中から人手を増やすのはそこまで難しくないだろう。
「ではとりあえず一つの工房に頼むことにしませんか? そして人手が足りなかったらその工房で人を雇ってもらうか、または他の工房に声をかけてもらうか。その時に話し合いをするという決まりにしましょう」
「確かにそれが無難かもしれんな」
マティアスの提案にファビアン様と俺が頷き、今の段階では一つの工房に絞ることに決まった。それが決まったら次はどの工房にするかだ。
「僕としてはこの三つをおすすめしたいです。評判や仕事の正確さ、また工房長の人柄から判断しています」
「分かった。ではこの三つの中からどこにするのか決めよう」
俺とファビアン様はマティアスの判断を疑うようなことはしない。今までマティアスが選んだ取引相手は、皆とても気持ちよく働いてくれているからだ。マティアスは人を見る目がかなりあると思っている。
父親が宰相だし、将来的にマティアスが宰相になるのならファビアン様の大きな助けになるだろう。そうなった時に俺はどんな役職にいるのだろうか……その辺のことも考え始めないとかな。
「それぞれの特徴を教えてくれる?」
「もちろん。一つ目の工房はとにかく工房長の人柄が良くて仕事も丁寧です。しかし人数が三人しかいない小さな工房なので、今回の仕事ではそこがネックになるかと思います。二つ目はそこそこ大きな工房で仕事も丁寧なのですが、工房長が若すぎるというのが問題です。職人の間ではやはり若い者は舐められるという部分があるので、この工房が主体となり他の工房にも仕事を回す……というのは難しいかもしれません。最後三つ目ですが、ここは腕が良くて人数も一番と言っても良いほどの大きな工房です。しかし工房長が仕事一筋で無口な壮年の男性で、周りと円滑なコミュニケーションを取るのが難しいようです」
……これはマティアスが悩むのも分かる。どの工房も一長一短だ。
「選ぶのが難しいな……今回の仕事で何を一番に求めるのか、そこに重点を置いて考えよう。私としてはかなりの長期間、同じものを作り続けるという根性が必要だと思っている。またその際に手抜きを考えないような、自分の腕にプライドを持っているという点も重視したい」
「確かにそれも大切ですが……僕は街の人ともコミュニケーションを取りながらする仕事になると思うので、やはり愛想の良さを重視したいです」
既に二人の間で意見が分かれている。こうなるのも仕方がないよね……二人の意見はどちらも大切なのだ。その上でどこを重視するかになるんだけど難しい。いっそのこと重視する点じゃなくて、あまり必要じゃない能力から考えた方が良いかもしれない。
「今回の仕事は長期的な計画になるので、他の工房との調整はあまり考えなくて良いと思います。さらに建築の技術も一般的なものであれば問題ありません。下水道の工事はそこまで難易度が高いものではないですし、一度慣れてしまえば同じことの繰り返しですから。……そうして不要な能力を考えて、改めて三つの工房を見てみませんか?」
俺のその提案に二人の視線が斜め上を向く。もう一度三つの工房の特徴を吟味しているのだろう。
俺としては二つ目の工房を押したいかな……悪い点は工房長が若いゆえの他の工房との関係性のみだったし、そこが問題なくなれば一番良いだろう。腕が良くて性格も良い、そこそこ大きな工房で人数もいる、完璧だ。
それに若い人の方が俺達がやり取りしやすいというのもある。やはり年齢差が少ない方が話も合うのだ。
「私は二つ目の工房が良いと思う」
「僕も同じ意見です」
おっ、意見が一致した。これは二つ目の工房で決まりかな。二人が俺にも意見を求めるように視線を向けてきたので、俺は肯定の意を示すために頷いて口を開いた。
「私も同じです」
「じゃあ二つ目の工房にしましょう。今度話を持っていき、受けてもらえたら正式に決定とします」
マティアスがその旨を紙に書き記して、工房選びはとりあえず終わりとなった。そして話は次の段階に移る。
「工房に仕事内容をある程度は説明できるようにしたほうが良いと思うので、どこから工事を始めてもらうかなども決めておきませんか?」
「確かにそうだな。私としてはまず、各地区を結びつけるように大きな下水道を作ってもらいたいと思っている。そしてそれが終わったら、次はその大きな下水道に繋がるような細い下水道を、各家ごとに作っていけば良いと思う。というのも主要な下水道さえ完成すれば、それを排泄物集積場代わりに使うこともできるだろう?」
確かに主要な下水道の始点に井戸のような感じで汚物を捨てられる入り口を作って、そこに水で汚物を押し流すような魔道具を作って設置すれば、下水道を使って排泄物集積場に汚物を溜めることができる。
排泄物集積場の場所を下水の終点、今の段階ではまだ街の外には無理だから街の城壁付近に作れば、汚物を街の外に処理するのも楽になるだろう。
というか今気づいたけど、集められた汚物を回収して街の外に捨てに行く仕事をしている人がいるのだ。その人達が危険を冒す必要をなくすためにも、街の外まで下水道を繋げてしまった方が良いのだろうか?
……難しいところだな。工事となると毎日長時間、街の外にいることになる。でも汚物を捨てに行くだけならほんの少しの時間だけだ。周囲の安全を確認して、魔物がいないと分かってから捨てに行けばほとんど危険はない。
やっぱり街の外の建設はもう少し後かな。騎士達が魔法陣魔法を問題なく扱えるようになり、魔物に対して負けないようになってからにしよう。
「主要な下水道をまず作ってもらったら、簡易のもので良いので下水道の始点に汚物を捨てる場所を、そして終点に排泄物集積場を作りませんか? 下水道が完成したら取り壊すものなので、数年持てば良い程度の質で」
「それはありだね。せっかく作ったものを使わずに置いておくだけなんて勿体ないし」
「そうだな……私も良い提案だと思う」
二人ともが賛同してくれたことで、下水道工事の予定がどんどん決まっていく。主要な下水道を作り、始点と終点に捨てる場所と集積場、さらにその後は各家に繋がる細い下水道、街の外に繋がる下水道、そして下水処理施設を建設するところまで大まかに予定を組み終わった。
「今の段階ではこの程度で良いと思います。これで工房に話を持っていってみますね」
「ありがとう。よろしくね」
「頼んだぞ」
そうして下水道に関する事業も本格的に動き出し、話し合いは終わった。
5
あなたにおすすめの小説
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
26番目の王子に転生しました。今生こそは健康に大地を駆け回れる身体に成りたいです。
克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー。男はずっと我慢の人生を歩んできた。先天的なファロー四徴症という心疾患によって、物心つく前に大手術をしなければいけなかった。手術は成功したものの、術後の遺残症や続発症により厳しい運動制限や生活習慣制限を課せられる人生だった。激しい運動どころか、体育の授業すら見学するしかなかった。大好きな犬や猫を飼いたくても、「人獣共通感染症」や怪我が怖くてペットが飼えなかった。その分勉強に打ち込み、色々な資格を散り、知識も蓄えることはできた。それでも、自分が本当に欲しいものは全て諦めなければいいけない人生だった。だが、気が付けば異世界に転生していた。代償のような異世界の人生を思いっきり楽しもうと考えながら7年の月日が過ぎて……
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる