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第二章 王都改革編
80、王都の変化(アルベルト視点)
執務室に向かうと、そこにはクレマンと主要な使用人が集まっていた。私は奥にある執務机ではなくてソファーに腰掛け、向かいのソファーに座るようクレマンを促す。
そしてメディーによって人数分の水が供されたのを確認し、全員の顔を見回してから口を開いた。
「まずは一つ聞きたいことがあるのだが、フィリップのことについてどこまで情報が届いている?」
私のその質問にクレマンは考え込むように視線を下げるが、思い当たることがないようだ。街と街の間ではたまに流通がある程度だし、まだ情報が伝わっていなくても仕方ないか。
例え商人が情報をもたらしたとしても、不確定な情報を市井に流したぐらいでは、ここに届くまでに時間差があるだろう。
「申し訳ございません。どのような情報なのか見当もつかないほど、思い当たるものがありません」
「分かった、では一から説明しよう。噂などよりもそちらの方がよほど正確だ。まず一番重要なことは……フィリップがティータビア様から選ばれて使徒となったことだ」
私のその言葉を聞いて、執務室に集まっている使用人達は全員わずかに首を傾げた。いつもは一を言えば十を理解するほど有能な者達なのに、さすがにすぐには飲み込めなかったようだ。
「ティータビア様から、選ばれた……使徒になった」
クレマンでさえ、私が発した言葉をそのまま繰り返してなんとか理解しようと頑張っている。私はこのまま落ち着くまで待とうと思ったが、どうせこれからも驚くことばかりなのだからと話を続けることにした。
「フィリップはローナネス病に罹り、一時は命が危なかった。しかしそこから生還すると、ティータビア様から様々な知識を賜ったと言い出したのだ。これは私の予想だが、フィリップのローナネス病が治ったのはティータビア様のお力だろう」
「ローナネス病に!? フィリップ様はご無事なのですか!」
クレマンはローナネス病という部分に過剰に反応した。ローナネス病は致死率の高い病だったからな……フィリップによって治療法がもたらされるまでは。
「ああ、今は元気だから心配いらない」
「それは……本当に良かったです」
「それにローナネス病はすでに治る病となったのだ」
私はそれからローナネス病の治療法を細かく書き記した紙をクレマンに手渡し、現物を使いながら説明した。この治療法で王都ではローナネス病の死亡者は大幅に減少したのだ。今回はこの情報を領地に持ち帰るのも一つの目的だった。
「これは早急に、明日にでも広めるべき情報ですね。サーチルカは近くの森にもたくさんあったはずですので、すぐに採取する者を手配しなければ」
「諸々の手配は頼んだぞ。別の街にも情報を広めてくれ」
「かしこまりました。……それで、この知識をもたらしたのがフィリップ様なのですね」
クレマンは話を戻すように一息置いてから、その言葉を口にした。
「その通りだ。しかもこれはまだほんの一部。この何百倍、何千倍もの有益な情報がフィリップからもたらされている。フィリップは宰相補佐に就任し、今は国のためにその知識を活用している」
「フィリップ様が宰相補佐に……この数ヶ月であまりにも状況が変化していて、本当に驚きます」
確かにまだ数ヶ月なのか……もう何年も経った気がするし、昨日のことのような気もするし、フィリップが使徒となってからは今までの生活が一変して、時間の流れの感じ方も変わったな。
「まだまだ話は序盤だぞ?」
私が顔に笑みを浮かべながらそう声をかけると、疲れた様子を滲ませていたクレマンは途端に背筋を伸ばして、ニヤリと好戦的な笑みを浮かべて頷いた。
「望むところです。私はまだまだ現役ですよ?」
「ははっ、そうだな。では続きだ」
それから私は一時間ほどかけて、フィリップ達が今まで行った政策とその結果を細かく説明した。さらに魔法陣魔法と魔道具についても、私が理解している範囲で全てを伝えた。
「とにかく私の想像が及ばないほど、すぐには理解できないほどの知識をフィリップ様が得たということが分かりました。さらにその知識によって、この国が急速に良い方向へ向かっているということも」
「ああ、その通りだ」
「そして王都だけではなく、地方でも同じく改革を行うということですね」
クレマンが何枚も積み上がった紙を整えながらそう口にした。いつも思うが、クレマンは話を聞いてそれを簡潔にまとめる能力が相当に高い。
「まずは給水器を設置して水源を確保してから、領民に手伝ってもらい街の掃除をしたいと思っている。さらに給水器を見張るための兵士を配置し、降雨器を託せる街の代表者を選出したい」
「かしこまりました。しかし給水器を設置するためには石工工房には頼まなくてはいけません。完成を待つ時間が惜しいですから、完成までは他のもので代用して設置してしまいましょう。代用の期間は防犯面が心配ですし、兵士の数を増やすことにします」
クレマンは私と話しながら、たまにぶつぶつと独り言のように呟いてどんどん効率的な政策を決めていく。
「別の街へ情報を知らせて改革を広めるには、文官が数名と兵士が数名で一団となって、順番に街を巡る方が良いですね。できれば馬車がある時の方が荷物の運搬が楽なので、旦那様がこちらにいらっしゃる一ヶ月の間に済ませてしまいたいです」
この街の中で馬車は使わないし、一ヶ月間なくても問題はないだろう。一番悩むところは他の街に私が足を運ぶか否かだが……統治を任せている貴族達もほとんどは家令に任せて自身は王都にいるのだから、わざわざ行く必要はないだろう。また王都で話をすれば良い。
「馬車の使用を許可する。できる限り早く、しかし馬に負担を掛けすぎずに街を巡ってくれ」
「かしこまりました。最適なルートの割り出しもしておきます」
「よろしく頼む。明日からしばらく忙しくなるだろうが、皆の頑張りに期待している」
「全力を尽くします」
クレマンを始めとした使用人達はやる気に満ちた表情で返事をして、丁寧に頭を下げてくれた。私も明日から時間を無駄にせず頑張ろう。フィリップのおかげで働けば働くだけ成果が出るようになったのだ。全く苦ではない、それどころか仕事が楽しみだ。
これを機に畑の区画整理をするのも良いし、また新たに兵士を募集するのもありだろう。明日から忙しくなるな。
話し合いを終えた私は執務室を出て自室に戻ると、すぐにまた食堂へと向かった。この街に着いたのが日が沈み始める頃だったので、クレマン達と長く話しすぎて夕食の時間を過ぎてしまっていたのだ。
料理長には悪いことをしたな……私が来たからと張り切って作ってくれたのだろうから。
食堂に入ると、すぐに料理長が皿を手にしてやって来た。テーブルに置かれた料理を見てみると、どれも湯気が立っていて熱そうだ。話し合いの終わる時間に合わせて作ってくれたのか……こういう些細な部分の気遣いが嬉しい。
「旦那様がお越しになったということで、いつもより野菜を豪華に入れたスープにしてあります。たくさん召し上がってください」
「ありがとう。では早速いただこう」
祈りを捧げてからまずはスープを口に運ぶと、野菜がたくさん入っているからかその旨味が出ていてとても美味しい。蒸したジャモはちょうど良い硬さだし、小さいが肉まで付いている。贅沢な夕食だ。
私は料理長と数人の使用人に見守られながら食事を終え、最後に水を飲み干した。そして満足したところで料理長の方に視線を向ける。
「とても美味しかった」
「本当ですか! ありがとうございます」
料理長の嬉しそうな表情を横目に見ながら、私はメディーに例の紙を渡すように頼んだ。
「料理長、その紙に書いてあるのは、王都で流行っている新しい料理のレシピだ。ぜひこの屋敷でも作って欲しい」
「なんと……そのような料理があるのですか!」
「ああ、そこに書かれているジャモ粉だが、それだけは王都で作った物も持ってきてある。それを参考にしてくれ」
「かしこまりました。明日の夜までには美味しく作り上げてみせます!」
料理長は瞳を輝かせてレシピを凝視している。この様子ならばすぐに美味しいコロッケが食べられそうだな。そうして夕食を終えた私は自室に戻り、疲れからかすぐ眠りに落ちた。
そしてメディーによって人数分の水が供されたのを確認し、全員の顔を見回してから口を開いた。
「まずは一つ聞きたいことがあるのだが、フィリップのことについてどこまで情報が届いている?」
私のその質問にクレマンは考え込むように視線を下げるが、思い当たることがないようだ。街と街の間ではたまに流通がある程度だし、まだ情報が伝わっていなくても仕方ないか。
例え商人が情報をもたらしたとしても、不確定な情報を市井に流したぐらいでは、ここに届くまでに時間差があるだろう。
「申し訳ございません。どのような情報なのか見当もつかないほど、思い当たるものがありません」
「分かった、では一から説明しよう。噂などよりもそちらの方がよほど正確だ。まず一番重要なことは……フィリップがティータビア様から選ばれて使徒となったことだ」
私のその言葉を聞いて、執務室に集まっている使用人達は全員わずかに首を傾げた。いつもは一を言えば十を理解するほど有能な者達なのに、さすがにすぐには飲み込めなかったようだ。
「ティータビア様から、選ばれた……使徒になった」
クレマンでさえ、私が発した言葉をそのまま繰り返してなんとか理解しようと頑張っている。私はこのまま落ち着くまで待とうと思ったが、どうせこれからも驚くことばかりなのだからと話を続けることにした。
「フィリップはローナネス病に罹り、一時は命が危なかった。しかしそこから生還すると、ティータビア様から様々な知識を賜ったと言い出したのだ。これは私の予想だが、フィリップのローナネス病が治ったのはティータビア様のお力だろう」
「ローナネス病に!? フィリップ様はご無事なのですか!」
クレマンはローナネス病という部分に過剰に反応した。ローナネス病は致死率の高い病だったからな……フィリップによって治療法がもたらされるまでは。
「ああ、今は元気だから心配いらない」
「それは……本当に良かったです」
「それにローナネス病はすでに治る病となったのだ」
私はそれからローナネス病の治療法を細かく書き記した紙をクレマンに手渡し、現物を使いながら説明した。この治療法で王都ではローナネス病の死亡者は大幅に減少したのだ。今回はこの情報を領地に持ち帰るのも一つの目的だった。
「これは早急に、明日にでも広めるべき情報ですね。サーチルカは近くの森にもたくさんあったはずですので、すぐに採取する者を手配しなければ」
「諸々の手配は頼んだぞ。別の街にも情報を広めてくれ」
「かしこまりました。……それで、この知識をもたらしたのがフィリップ様なのですね」
クレマンは話を戻すように一息置いてから、その言葉を口にした。
「その通りだ。しかもこれはまだほんの一部。この何百倍、何千倍もの有益な情報がフィリップからもたらされている。フィリップは宰相補佐に就任し、今は国のためにその知識を活用している」
「フィリップ様が宰相補佐に……この数ヶ月であまりにも状況が変化していて、本当に驚きます」
確かにまだ数ヶ月なのか……もう何年も経った気がするし、昨日のことのような気もするし、フィリップが使徒となってからは今までの生活が一変して、時間の流れの感じ方も変わったな。
「まだまだ話は序盤だぞ?」
私が顔に笑みを浮かべながらそう声をかけると、疲れた様子を滲ませていたクレマンは途端に背筋を伸ばして、ニヤリと好戦的な笑みを浮かべて頷いた。
「望むところです。私はまだまだ現役ですよ?」
「ははっ、そうだな。では続きだ」
それから私は一時間ほどかけて、フィリップ達が今まで行った政策とその結果を細かく説明した。さらに魔法陣魔法と魔道具についても、私が理解している範囲で全てを伝えた。
「とにかく私の想像が及ばないほど、すぐには理解できないほどの知識をフィリップ様が得たということが分かりました。さらにその知識によって、この国が急速に良い方向へ向かっているということも」
「ああ、その通りだ」
「そして王都だけではなく、地方でも同じく改革を行うということですね」
クレマンが何枚も積み上がった紙を整えながらそう口にした。いつも思うが、クレマンは話を聞いてそれを簡潔にまとめる能力が相当に高い。
「まずは給水器を設置して水源を確保してから、領民に手伝ってもらい街の掃除をしたいと思っている。さらに給水器を見張るための兵士を配置し、降雨器を託せる街の代表者を選出したい」
「かしこまりました。しかし給水器を設置するためには石工工房には頼まなくてはいけません。完成を待つ時間が惜しいですから、完成までは他のもので代用して設置してしまいましょう。代用の期間は防犯面が心配ですし、兵士の数を増やすことにします」
クレマンは私と話しながら、たまにぶつぶつと独り言のように呟いてどんどん効率的な政策を決めていく。
「別の街へ情報を知らせて改革を広めるには、文官が数名と兵士が数名で一団となって、順番に街を巡る方が良いですね。できれば馬車がある時の方が荷物の運搬が楽なので、旦那様がこちらにいらっしゃる一ヶ月の間に済ませてしまいたいです」
この街の中で馬車は使わないし、一ヶ月間なくても問題はないだろう。一番悩むところは他の街に私が足を運ぶか否かだが……統治を任せている貴族達もほとんどは家令に任せて自身は王都にいるのだから、わざわざ行く必要はないだろう。また王都で話をすれば良い。
「馬車の使用を許可する。できる限り早く、しかし馬に負担を掛けすぎずに街を巡ってくれ」
「かしこまりました。最適なルートの割り出しもしておきます」
「よろしく頼む。明日からしばらく忙しくなるだろうが、皆の頑張りに期待している」
「全力を尽くします」
クレマンを始めとした使用人達はやる気に満ちた表情で返事をして、丁寧に頭を下げてくれた。私も明日から時間を無駄にせず頑張ろう。フィリップのおかげで働けば働くだけ成果が出るようになったのだ。全く苦ではない、それどころか仕事が楽しみだ。
これを機に畑の区画整理をするのも良いし、また新たに兵士を募集するのもありだろう。明日から忙しくなるな。
話し合いを終えた私は執務室を出て自室に戻ると、すぐにまた食堂へと向かった。この街に着いたのが日が沈み始める頃だったので、クレマン達と長く話しすぎて夕食の時間を過ぎてしまっていたのだ。
料理長には悪いことをしたな……私が来たからと張り切って作ってくれたのだろうから。
食堂に入ると、すぐに料理長が皿を手にしてやって来た。テーブルに置かれた料理を見てみると、どれも湯気が立っていて熱そうだ。話し合いの終わる時間に合わせて作ってくれたのか……こういう些細な部分の気遣いが嬉しい。
「旦那様がお越しになったということで、いつもより野菜を豪華に入れたスープにしてあります。たくさん召し上がってください」
「ありがとう。では早速いただこう」
祈りを捧げてからまずはスープを口に運ぶと、野菜がたくさん入っているからかその旨味が出ていてとても美味しい。蒸したジャモはちょうど良い硬さだし、小さいが肉まで付いている。贅沢な夕食だ。
私は料理長と数人の使用人に見守られながら食事を終え、最後に水を飲み干した。そして満足したところで料理長の方に視線を向ける。
「とても美味しかった」
「本当ですか! ありがとうございます」
料理長の嬉しそうな表情を横目に見ながら、私はメディーに例の紙を渡すように頼んだ。
「料理長、その紙に書いてあるのは、王都で流行っている新しい料理のレシピだ。ぜひこの屋敷でも作って欲しい」
「なんと……そのような料理があるのですか!」
「ああ、そこに書かれているジャモ粉だが、それだけは王都で作った物も持ってきてある。それを参考にしてくれ」
「かしこまりました。明日の夜までには美味しく作り上げてみせます!」
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