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第三章 農地改革編
98、畑の完成
コレットさんは熱意だけでなく事務処理能力も高いようで、俺が話した内容を簡潔にまとめていく。
「ラディは根の部分を食べるのですね」
「そう。白くてかなり太い根なんだけど、瑞々しくて美味しいんだって。でも種類によっては辛いものもあるから、そこは育ててみないと分からないかな」
「葉の部分は食べられないのでしょうか?」
「ううん、葉も食べられるよ。ただ育ちすぎちゃうと固いかも」
俺の説明不足を端的に指摘してくれるので、説明するのが凄く楽だ。この人はもっと出世させてあげたら良いんじゃないかな……今度ファビアン様に進言しても良いかも。
でもファビアン様がこの担当に選んだってことは、有能なことを知ってるからなのか。
「フィリップ様、コレットさん、トウモが植え終わりました!」
熱心に話をしていたら、庭師の皆の作業が終わったようだ。布で汗を拭いてかなり暑そうにしている。
「お疲れ様! 暑いから一旦休憩にしよう。皆もこっちに来てくれる?」
庭師の皆がその呼びかけに答えて、軽く道具を片付けてこちらに歩いてくるのを確認し、俺は魔紙を使って大きめの水差しに大量の水を作り出した。
魔紙で作り出される水はかなり冷たい設定にしてあるので、暑い日中には最適だろう。
「これ今作ったから冷たくて美味しいと思う。良ければ飲んで。この畑は給水器が少し遠いから」
庭師の皆が使えるようにと王宮の庭園に給水器は設置してあるんだけど、広い王宮に一つだけなので場所によっては不便なのだ。
「良いんですか?」
「もちろん」
「ありがとうございます。ではいただきます」
それぞれが腰に括り付けていた水筒に、水差しから水を注いでいる。基本的にこの王宮で働く人は、こうしてコップか水筒を持ち歩いていることが多い。
「コレットさんも飲む? そういえば……、コレットさんって授業にいたかな?」
「何回か参加させていただきました。しかし仕事が忙しくあまり顔を出せていませんので、まだ魔法陣魔法はそよ風の魔法陣を練習しているところです」
コレットさんもいたのか……文官はたくさんいるから全く顔を覚えていない。一緒に働く人達なんだから、そのうち覚えていきたいな。
「そうなんだ。じゃあコレットさんも水をどうぞ」
「ありがとうございます。いただきます」
それから皆で水分補給をして少しだけ休憩し、庭師の皆の汗が引いたところで、また作業を再開することになった。
「土を馴染ませるためにもトウモに水をあげたいのですが、どの程度が良いか目安はあるでしょうか?」
「トウモは乾燥に弱いから比較的多めに水をあげても良いと思う。そうだね……降雨器で二回ぐらいかな」
「かしこまりました。じゃあ俺があげてきます」
一人の庭師が降雨器を手にトウモを植えた畑へと向かった。そして魔力を注ぐと……晴れた空に綺麗な雨が降り注ぐ。
「とても、綺麗ですね……」
「晴れた日に雨が降ってるのって幻想的だよね」
皆でしばらくその光景を楽しみ、水をあげきったところで次の作物だ。
「次はトマを植えるよ。これは木の枝を使って支柱を作るとよく育つんだ。支柱になりそうな枝も持ってきてあるから作ってみようか」
「かしこまりました。どのように支柱を立てても良いのでしょうか?」
「厳密に決まりはないんだけど、今回は二本立てって言われる方法で行こうかなと思ってる。ちょっと待ってね」
描いた方が分かりやすいかなと思い、空間石から紙とペンを取り出して素早く絵を描いた。いつも魔法陣を描いてる身としては、この程度の簡単な絵ならすぐに描ける。
「こんな感じで木の枝を二本斜めに刺して、それをいくつも作るんだ。そして最後に斜めに刺した枝が合わさるところに、横方向に枝を渡して……こんな感じ。この上の部分は紐で縛って固定するよ」
「面白い形ですね」
「この形が意外と安定するんだ。さっそく作ってみようか」
俺のその声を合図に、庭師の皆は畑に散ってまずは枝を指す場所を決めた。そして枝を折らないように慎重に刺していく。俺達はまた日陰に退避だ。皆が頑張ってくれてる時に心地良い場所にいるのはどうなのかと思うけど、立場的にこれが正解なのだから仕方がない。
もちろん立場を押して手伝う時もあるけど、今はここで指示を出して見学しているのが一番上手く回るだろう。俺の小さい体で手伝ってもたかが知れてるし、ジリジリと肌が焼けるような日差しの中にずっといたら体調を崩すかも知れない。何よりも庭師の連携を崩してしまうだろう。
「皆さん仕事が早いですね」
「本当だよね。さすが王宮に雇われてる庭師なのかな」
「優秀な者を雇っていると聞いたことがあります」
「やっぱりそうなんだ」
コレットさんと感心しながら作業を眺めていると、十分ほどで後は固定するだけとなった。
「フィリップ様、これで良いでしょうか?」
「良いと思うよ」
「かしこまりました。じゃあそっちから固定していくぞ」
今回は木の枝で作ったから劣化も早いだろうけど、収穫するまでは保ってくれるだろう。
支柱を完成させたら、次はトマの植え替えだ。間隔を広めに開けて支柱の近くに植えていく。
そうしてトマを植えたら、ラディとムギも同じようにそれぞれ最適な形で植え替えて、全てに雨を降らせて水をあげた。これで今日すべき作業は完了だ。
「皆お疲れ様。完璧だよ」
「なんだか不思議な感覚です。畑に見たことのない植物がたくさん植わっていて」
「そうだよね。でもこの四つは上手く育てられれば、すぐ主流になると思う。街の畑でも育ててもらうことになったら、皆に育て方の説明に行ってもらうと思うけど、その時はよろしくね」
「もちろんです」
それからは片付けをしたり、森から持ってきた栄養たっぷりの土を他の畑に持っていったりしていると、中央宮殿の裏口から人が出てくるのが視界に入った。
あれは……ファビアン様とマティアスだ。
「フィリップー! 上手くいってる?」
「うん! もう作業は終わったよー」
まだ距離があるところからのマティアスの問いかけに、両手で大きく丸を作って返事をすると、マティアスは待ちきれないかのように駆け足で俺のところまでやってきた。
「新しい作物ってどれ!?」
マティアスはコロッケが美味しかったからか、俺が採取してくる作物に並々ならぬ思いを寄せていたのだ。まあその気持ちは分かる、美味しいものって原動力になるから。
「そこにあるのがトマ、あっちがトウモでそれがラディ、そして向こうにあるのがムギだよ」
「へぇー、全然見たことない植物だね」
「森の浅いところにはなかったからね。それにあったとしても、魔物に食べられちゃってたのかも。浅い部分には肉食じゃない弱い魔物もいるから」
マティアスはトマの支柱に興味を持ったようで、近づいてまじまじと観察している。そうこうしているうちにファビアン様もやって来た。
「フィリップ、植え替えは終わったのか?」
「はい。全て植えてもらいました。今は肥料となる土を運んで片付けをしているところです」
「全部で四種類だな」
「今のところは。しかしこれからもどんどん増やしていく予定です」
今回は時間の関係で採取できなかったものもたくさんあったし、もっと別の場所や森の奥に行けば違う作物があるはずだ。
「そうか。豊かな食生活のために頼んだぞ」
「はい!」
それからは二人にどんな作物なのか説明しながら畑を回り、その後はコレットさんと庭師の皆に片付けを任せて俺は執務室に戻った。これから成長していくのが楽しみだ。
「ラディは根の部分を食べるのですね」
「そう。白くてかなり太い根なんだけど、瑞々しくて美味しいんだって。でも種類によっては辛いものもあるから、そこは育ててみないと分からないかな」
「葉の部分は食べられないのでしょうか?」
「ううん、葉も食べられるよ。ただ育ちすぎちゃうと固いかも」
俺の説明不足を端的に指摘してくれるので、説明するのが凄く楽だ。この人はもっと出世させてあげたら良いんじゃないかな……今度ファビアン様に進言しても良いかも。
でもファビアン様がこの担当に選んだってことは、有能なことを知ってるからなのか。
「フィリップ様、コレットさん、トウモが植え終わりました!」
熱心に話をしていたら、庭師の皆の作業が終わったようだ。布で汗を拭いてかなり暑そうにしている。
「お疲れ様! 暑いから一旦休憩にしよう。皆もこっちに来てくれる?」
庭師の皆がその呼びかけに答えて、軽く道具を片付けてこちらに歩いてくるのを確認し、俺は魔紙を使って大きめの水差しに大量の水を作り出した。
魔紙で作り出される水はかなり冷たい設定にしてあるので、暑い日中には最適だろう。
「これ今作ったから冷たくて美味しいと思う。良ければ飲んで。この畑は給水器が少し遠いから」
庭師の皆が使えるようにと王宮の庭園に給水器は設置してあるんだけど、広い王宮に一つだけなので場所によっては不便なのだ。
「良いんですか?」
「もちろん」
「ありがとうございます。ではいただきます」
それぞれが腰に括り付けていた水筒に、水差しから水を注いでいる。基本的にこの王宮で働く人は、こうしてコップか水筒を持ち歩いていることが多い。
「コレットさんも飲む? そういえば……、コレットさんって授業にいたかな?」
「何回か参加させていただきました。しかし仕事が忙しくあまり顔を出せていませんので、まだ魔法陣魔法はそよ風の魔法陣を練習しているところです」
コレットさんもいたのか……文官はたくさんいるから全く顔を覚えていない。一緒に働く人達なんだから、そのうち覚えていきたいな。
「そうなんだ。じゃあコレットさんも水をどうぞ」
「ありがとうございます。いただきます」
それから皆で水分補給をして少しだけ休憩し、庭師の皆の汗が引いたところで、また作業を再開することになった。
「土を馴染ませるためにもトウモに水をあげたいのですが、どの程度が良いか目安はあるでしょうか?」
「トウモは乾燥に弱いから比較的多めに水をあげても良いと思う。そうだね……降雨器で二回ぐらいかな」
「かしこまりました。じゃあ俺があげてきます」
一人の庭師が降雨器を手にトウモを植えた畑へと向かった。そして魔力を注ぐと……晴れた空に綺麗な雨が降り注ぐ。
「とても、綺麗ですね……」
「晴れた日に雨が降ってるのって幻想的だよね」
皆でしばらくその光景を楽しみ、水をあげきったところで次の作物だ。
「次はトマを植えるよ。これは木の枝を使って支柱を作るとよく育つんだ。支柱になりそうな枝も持ってきてあるから作ってみようか」
「かしこまりました。どのように支柱を立てても良いのでしょうか?」
「厳密に決まりはないんだけど、今回は二本立てって言われる方法で行こうかなと思ってる。ちょっと待ってね」
描いた方が分かりやすいかなと思い、空間石から紙とペンを取り出して素早く絵を描いた。いつも魔法陣を描いてる身としては、この程度の簡単な絵ならすぐに描ける。
「こんな感じで木の枝を二本斜めに刺して、それをいくつも作るんだ。そして最後に斜めに刺した枝が合わさるところに、横方向に枝を渡して……こんな感じ。この上の部分は紐で縛って固定するよ」
「面白い形ですね」
「この形が意外と安定するんだ。さっそく作ってみようか」
俺のその声を合図に、庭師の皆は畑に散ってまずは枝を指す場所を決めた。そして枝を折らないように慎重に刺していく。俺達はまた日陰に退避だ。皆が頑張ってくれてる時に心地良い場所にいるのはどうなのかと思うけど、立場的にこれが正解なのだから仕方がない。
もちろん立場を押して手伝う時もあるけど、今はここで指示を出して見学しているのが一番上手く回るだろう。俺の小さい体で手伝ってもたかが知れてるし、ジリジリと肌が焼けるような日差しの中にずっといたら体調を崩すかも知れない。何よりも庭師の連携を崩してしまうだろう。
「皆さん仕事が早いですね」
「本当だよね。さすが王宮に雇われてる庭師なのかな」
「優秀な者を雇っていると聞いたことがあります」
「やっぱりそうなんだ」
コレットさんと感心しながら作業を眺めていると、十分ほどで後は固定するだけとなった。
「フィリップ様、これで良いでしょうか?」
「良いと思うよ」
「かしこまりました。じゃあそっちから固定していくぞ」
今回は木の枝で作ったから劣化も早いだろうけど、収穫するまでは保ってくれるだろう。
支柱を完成させたら、次はトマの植え替えだ。間隔を広めに開けて支柱の近くに植えていく。
そうしてトマを植えたら、ラディとムギも同じようにそれぞれ最適な形で植え替えて、全てに雨を降らせて水をあげた。これで今日すべき作業は完了だ。
「皆お疲れ様。完璧だよ」
「なんだか不思議な感覚です。畑に見たことのない植物がたくさん植わっていて」
「そうだよね。でもこの四つは上手く育てられれば、すぐ主流になると思う。街の畑でも育ててもらうことになったら、皆に育て方の説明に行ってもらうと思うけど、その時はよろしくね」
「もちろんです」
それからは片付けをしたり、森から持ってきた栄養たっぷりの土を他の畑に持っていったりしていると、中央宮殿の裏口から人が出てくるのが視界に入った。
あれは……ファビアン様とマティアスだ。
「フィリップー! 上手くいってる?」
「うん! もう作業は終わったよー」
まだ距離があるところからのマティアスの問いかけに、両手で大きく丸を作って返事をすると、マティアスは待ちきれないかのように駆け足で俺のところまでやってきた。
「新しい作物ってどれ!?」
マティアスはコロッケが美味しかったからか、俺が採取してくる作物に並々ならぬ思いを寄せていたのだ。まあその気持ちは分かる、美味しいものって原動力になるから。
「そこにあるのがトマ、あっちがトウモでそれがラディ、そして向こうにあるのがムギだよ」
「へぇー、全然見たことない植物だね」
「森の浅いところにはなかったからね。それにあったとしても、魔物に食べられちゃってたのかも。浅い部分には肉食じゃない弱い魔物もいるから」
マティアスはトマの支柱に興味を持ったようで、近づいてまじまじと観察している。そうこうしているうちにファビアン様もやって来た。
「フィリップ、植え替えは終わったのか?」
「はい。全て植えてもらいました。今は肥料となる土を運んで片付けをしているところです」
「全部で四種類だな」
「今のところは。しかしこれからもどんどん増やしていく予定です」
今回は時間の関係で採取できなかったものもたくさんあったし、もっと別の場所や森の奥に行けば違う作物があるはずだ。
「そうか。豊かな食生活のために頼んだぞ」
「はい!」
それからは二人にどんな作物なのか説明しながら畑を回り、その後はコレットさんと庭師の皆に片付けを任せて俺は執務室に戻った。これから成長していくのが楽しみだ。
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