118 / 173
第三章 農地改革編
118、新しい作物の普及
しおりを挟む
料理長が切り分けてくれた二つのサンド受け取ると、卵やコロッケの良い匂いが漂ってきて、持っているだけで食欲を刺激される。
「美味しそうだな」
ファビアン様がそう言って、さっそくコロッケサンドを口に運んだ。そしてすぐに頬を緩めて何度も頷く。
「……これは、本当に美味い。こんなに合うとは驚きだ」
「それほどなのですね」
ファビアン様のその言葉に促されて、他の皆もコロッケサンドを口にした。もちろん俺もだ。
――ヤバい、マジで美味い。
コロッケサンドってこんなに美味しかったのか。ほくほくのコロッケにサクサクの衣。そして衣とパンに染み込むコクのあるトマソースに、それを包み込む焼き立てもっちりのパン。
衝撃的な美味さだ。前世ではコロッケサンドよりカツサンドの方が好きなんだよな~とか言ってた自分が信じられない。今の俺はコロッケサンド一択だ。本当に美味すぎる。
「もう終わっちゃった……」
「美味しすぎて、今までの食事では物足りなく感じてしまいそうです」
蒸しただけのジャモに塩味が少しだけのスープ。もうあの食事には戻れないよな……
「炒り卵の方も美味いな。卵の味を塩が引き立てている」
「本当に美味しいですね……ファビアン様、今は王宮でしか育てていませんが、早急に平民の間にも広めたいです」
俺のその言葉に、ファビアン様は大きく頷いてくれた。その隣でマティアスも何度も首を縦に振っている。
「私も同じ意見だ。今までいくつもの新たな作物を食べてきたが、どれも素晴らしいものだった。作物が育つのには時間がかかるものだし、早めに広めるべきだな。種はあるのか?」
「はい。収穫できたものからは種を取ってあります。しかし平民の間に広めるには足りませんので、足りない分は森に取りに行くことも考慮に入れるべきかと思います」
今手元にある分ではいくつかの農家に種を渡すぐらいしかできない。やっぱりここは多少リスクがあっても森に行くべきだ。もしかしたらまた、新たな作物に出会えるかもしれないし。
収穫期の作物を探すのが少し大変だろうけど……そこは頑張ってもらうしかない。育つまで数ヶ月待つよりは確実に早いだろう。
「まずは今ある分を平民に分配しよう。そして足りない分は森で見つけ次第、配ることにする」
「新たな作物を育ててくれる農家を募集しないといけませんね。それから育て方を伝える人材も必要です」
「そうだな。農家は早急に募集しよう。フィリップ、一つの農家に一つの作物が良いか? それとも全てを少しずつ渡すか?」
そうだ、そこも改善したいと思ってたんだ。今のこの国はそれぞれが専門の作物を育てるのではなく、全ての種類を少しずつ育てている。
その理由は収穫したものの一部は自宅で食べるからなんだけど、効率が悪いから改善したいと思っていたのだ。この国も豊かになってきてるし、今なら改善できるだろう。
それぞれが特化した作物を育てて売ることにすれば、皆がお金を使うようになって、経済もより活性化するはずだ。
その考えを伝えると、ファビアン様とマティアスは同意を示してくれた。
「ではこの際だ、農家の在り方も変えるように動くとしよう。マティアス、まずはそれぞれの地区の代表者を王宮に集めることにする」
「かしこまりました。全ての地区に伝達をして……二週間はかかりますがよろしいでしょうか?」
「ああ、フィリップもそれで良いか?」
「もちろんです」
地区ごとには全ての作物を育ててもらうことにして、誰にどの作物を育ててもらうのかは代表者に分配してもらおう。それが一番上手くいく気がする。
そうすれば農家はそれぞれの作物に特化することになり、しかし地区という大きな括りで見れば、全ての作物を育てることができる。
「作物の育て方は誰が教えられる?」
「私でも問題なく教えられますし、王宮で雇われている庭師ならば誰でも教えることが可能です」
マティアスの質問にはコレットさんが答えてくれた。あとは俺も教えられるんだけど、俺は他にも色々とやることがあるから教えにはいけないかな……
「じゃあ基本的には庭師に任せることにしようか。誰が教えにいくか人選をお願いしても良い?」
「かしこまりました。お任せください」
これでこの国の農業は一気に発展するな。あとはこの機会に畜産も発展させたい。
「マティアス、ついでにニワールを育ててくれる人も募集しない? 農家の何人かに転向してもらうのが良いと思ってるんだ」
「確かにそれが良いかもね。ニワールの世話をするのって力の強さも必要?」
「うーん、基本的にはいらないけど、あった方が世話はしやすいかもしれない」
卵を採取する時は囲いの中に入らないといけないし、子供や体が弱い人はニワールの突進でも突き飛ばされる危険性がある。
「コレットさんはニワールに対して危機感を覚えたことはある?」
「いえ、角にさえ気をつけていれば大丈夫です」
「じゃあ男女はどちらでも大丈夫かな」
「そうだね。募集の際に性別の制限はかけないことにするよ」
そうして俺達は美味しいパンを食べて上がったテンションのまま、次々と作物に対する政策の方針を決めていった。これからまた忙しくなりそうだ。
「それにしても本当に美味かったな。パンは残っているか?」
「はい。三つ残っております」
「ではそれをもらっても良いだろうか? 陛下と宰相様にも召し上がっていただこう」
「もちろんでございます。籠にお入れいたします」
これで今回作ったパンは全てなくなってしまう。残ったら家族に持ち帰ろうかと思ってたんだけど、さすがにそれは無理そうだ。
でも食べさせてあげたいんだよな……ムギ粉だけもらって帰って、屋敷で作るかな。
「ファビアン様、ムギ粉を一袋もらっても良いでしょうか? あと三袋あるのですが」
「ああ、別に構わんぞ。これからはたくさん収穫できるのだからな」
「ありがとうございます。では一袋いただきます。残りの二つはいかがいたしますか?」
「そうだな……そもそもムギ粉とはどれほど日持ちするのだ?」
保存状態が良ければ比較的長期間でも保存できるんだよな……この国はあまり雨が多くなくて湿度も低い。
「半年ほどは保存できると思います。ただ保存状態によってはもう少し短くなったり長くなったりします。風通しがよく湿度が低く、直射日光の当たらない場所での保管が基本です」
「半年か。ならばここの厨房で保管しておいてくれないか? とりあえず使わずに置いておいて、必要な時にパンを焼いてもらいたい」
ファビアン様が途中から料理長に視線を向けてそう言うと、料理長はしっかりと頷いた。
「かしこまりました。私の責任で管理しておきます」
そうして最後に残りのムギ粉の行方も決まったところで、今日のパン作りは終わりとなった。魔道具は上手く稼働したし、凄く美味しいパンが作れたし大成功だ。
「美味しそうだな」
ファビアン様がそう言って、さっそくコロッケサンドを口に運んだ。そしてすぐに頬を緩めて何度も頷く。
「……これは、本当に美味い。こんなに合うとは驚きだ」
「それほどなのですね」
ファビアン様のその言葉に促されて、他の皆もコロッケサンドを口にした。もちろん俺もだ。
――ヤバい、マジで美味い。
コロッケサンドってこんなに美味しかったのか。ほくほくのコロッケにサクサクの衣。そして衣とパンに染み込むコクのあるトマソースに、それを包み込む焼き立てもっちりのパン。
衝撃的な美味さだ。前世ではコロッケサンドよりカツサンドの方が好きなんだよな~とか言ってた自分が信じられない。今の俺はコロッケサンド一択だ。本当に美味すぎる。
「もう終わっちゃった……」
「美味しすぎて、今までの食事では物足りなく感じてしまいそうです」
蒸しただけのジャモに塩味が少しだけのスープ。もうあの食事には戻れないよな……
「炒り卵の方も美味いな。卵の味を塩が引き立てている」
「本当に美味しいですね……ファビアン様、今は王宮でしか育てていませんが、早急に平民の間にも広めたいです」
俺のその言葉に、ファビアン様は大きく頷いてくれた。その隣でマティアスも何度も首を縦に振っている。
「私も同じ意見だ。今までいくつもの新たな作物を食べてきたが、どれも素晴らしいものだった。作物が育つのには時間がかかるものだし、早めに広めるべきだな。種はあるのか?」
「はい。収穫できたものからは種を取ってあります。しかし平民の間に広めるには足りませんので、足りない分は森に取りに行くことも考慮に入れるべきかと思います」
今手元にある分ではいくつかの農家に種を渡すぐらいしかできない。やっぱりここは多少リスクがあっても森に行くべきだ。もしかしたらまた、新たな作物に出会えるかもしれないし。
収穫期の作物を探すのが少し大変だろうけど……そこは頑張ってもらうしかない。育つまで数ヶ月待つよりは確実に早いだろう。
「まずは今ある分を平民に分配しよう。そして足りない分は森で見つけ次第、配ることにする」
「新たな作物を育ててくれる農家を募集しないといけませんね。それから育て方を伝える人材も必要です」
「そうだな。農家は早急に募集しよう。フィリップ、一つの農家に一つの作物が良いか? それとも全てを少しずつ渡すか?」
そうだ、そこも改善したいと思ってたんだ。今のこの国はそれぞれが専門の作物を育てるのではなく、全ての種類を少しずつ育てている。
その理由は収穫したものの一部は自宅で食べるからなんだけど、効率が悪いから改善したいと思っていたのだ。この国も豊かになってきてるし、今なら改善できるだろう。
それぞれが特化した作物を育てて売ることにすれば、皆がお金を使うようになって、経済もより活性化するはずだ。
その考えを伝えると、ファビアン様とマティアスは同意を示してくれた。
「ではこの際だ、農家の在り方も変えるように動くとしよう。マティアス、まずはそれぞれの地区の代表者を王宮に集めることにする」
「かしこまりました。全ての地区に伝達をして……二週間はかかりますがよろしいでしょうか?」
「ああ、フィリップもそれで良いか?」
「もちろんです」
地区ごとには全ての作物を育ててもらうことにして、誰にどの作物を育ててもらうのかは代表者に分配してもらおう。それが一番上手くいく気がする。
そうすれば農家はそれぞれの作物に特化することになり、しかし地区という大きな括りで見れば、全ての作物を育てることができる。
「作物の育て方は誰が教えられる?」
「私でも問題なく教えられますし、王宮で雇われている庭師ならば誰でも教えることが可能です」
マティアスの質問にはコレットさんが答えてくれた。あとは俺も教えられるんだけど、俺は他にも色々とやることがあるから教えにはいけないかな……
「じゃあ基本的には庭師に任せることにしようか。誰が教えにいくか人選をお願いしても良い?」
「かしこまりました。お任せください」
これでこの国の農業は一気に発展するな。あとはこの機会に畜産も発展させたい。
「マティアス、ついでにニワールを育ててくれる人も募集しない? 農家の何人かに転向してもらうのが良いと思ってるんだ」
「確かにそれが良いかもね。ニワールの世話をするのって力の強さも必要?」
「うーん、基本的にはいらないけど、あった方が世話はしやすいかもしれない」
卵を採取する時は囲いの中に入らないといけないし、子供や体が弱い人はニワールの突進でも突き飛ばされる危険性がある。
「コレットさんはニワールに対して危機感を覚えたことはある?」
「いえ、角にさえ気をつけていれば大丈夫です」
「じゃあ男女はどちらでも大丈夫かな」
「そうだね。募集の際に性別の制限はかけないことにするよ」
そうして俺達は美味しいパンを食べて上がったテンションのまま、次々と作物に対する政策の方針を決めていった。これからまた忙しくなりそうだ。
「それにしても本当に美味かったな。パンは残っているか?」
「はい。三つ残っております」
「ではそれをもらっても良いだろうか? 陛下と宰相様にも召し上がっていただこう」
「もちろんでございます。籠にお入れいたします」
これで今回作ったパンは全てなくなってしまう。残ったら家族に持ち帰ろうかと思ってたんだけど、さすがにそれは無理そうだ。
でも食べさせてあげたいんだよな……ムギ粉だけもらって帰って、屋敷で作るかな。
「ファビアン様、ムギ粉を一袋もらっても良いでしょうか? あと三袋あるのですが」
「ああ、別に構わんぞ。これからはたくさん収穫できるのだからな」
「ありがとうございます。では一袋いただきます。残りの二つはいかがいたしますか?」
「そうだな……そもそもムギ粉とはどれほど日持ちするのだ?」
保存状態が良ければ比較的長期間でも保存できるんだよな……この国はあまり雨が多くなくて湿度も低い。
「半年ほどは保存できると思います。ただ保存状態によってはもう少し短くなったり長くなったりします。風通しがよく湿度が低く、直射日光の当たらない場所での保管が基本です」
「半年か。ならばここの厨房で保管しておいてくれないか? とりあえず使わずに置いておいて、必要な時にパンを焼いてもらいたい」
ファビアン様が途中から料理長に視線を向けてそう言うと、料理長はしっかりと頷いた。
「かしこまりました。私の責任で管理しておきます」
そうして最後に残りのムギ粉の行方も決まったところで、今日のパン作りは終わりとなった。魔道具は上手く稼働したし、凄く美味しいパンが作れたし大成功だ。
16
あなたにおすすめの小説
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる