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49、宝箱発見
「リョータ、そろそろ起きて」
「うぅ……ん、リラ……?」
プルプルで冷たいゼリーに埋もれている夢を見ていたら、突然リラの声が聞こえてゼリーの海から引き上げられた。
――そうだ、ダンジョンにいたんだった。
「ふわぁ、よく寝た」
「ふふっ、爆睡だったね。スラくんがぎゅっと抱きしめられすぎて苦しそうだったよ」
「え、本当!? スラくんごめん!」
慌てて起き上がって腕の中にいたスラくんの様子を確認すると、みょんっと伸ばされた腕が俺の手を叩く。なんかいつものてしてしって感じじゃなくて、バシって勢いが強いんだけど。
「そろそろ朝ご飯ができるから、布団片付けてくれる?」
「もしかして、作ってくれたの?」
慌ててリラがいる方に視線を向けると、美味しそうな朝ご飯がお皿に載せられていた。
「マジでありがと。めちゃくちゃ美味しそう」
「簡単なものだけどね」
それから俺は素早く布団を片付けて、リラが用意してくれた朝食を堪能した。朝からリラの手作りご飯を味わえるのは控えめに言って最高だ。ダンジョン生活、あと何日でも楽しく過ごせそう。
「今日は十層を目指す?」
「うん。そうしよっか。昨日の感じだとお昼過ぎぐらいにはダンジョンコアまで辿り着けるんじゃないかな」
「予想より早かったな」
「本当だよね。早くても数日はダンジョン生活かなって思ってたのに」
俺はリラのその言葉を聞きながら、何気なくダンジョンの中を見回した。薄暗くて狭い洞窟の中も、もう今日が最後かと思うと少しだけ名残惜しく思えてくるから不思議だ。
「そういえば、まだ宝箱って一つも見つけてないな」
「そういえばそうだね。まあ宝箱は稀に出現するものだから、見つけられなくても不思議じゃないよ。私達は端から端まで探索してるわけじゃないからね。宝箱ってずっとそこにあるものでもないから、リョータの魅了で魔物に案内してもらうのも難しいだろうし」
「今まで宝箱の下に案内して欲しいって言って、連れて行ってくれたやつはいなかったな」
ダンジョンでしか手に入らないような便利な道具が入ってるという宝箱。一度本物を見てみたいんだけど難しそうかな。
それから俺達は朝食を終えて、野営に向かうために設置した布などを全て片付けた。ダンジョン内で使ったものは全て持ち帰るのがマナーらしいので、忘れ物がないか念入りに確認する。
忘れてしまうと布などはそこまで心配ないけど、金属製品は武器にされてしまう危険があるのだそうだ。確かに素手のゴブリンと鍋を持ったゴブリン、後者の方が圧倒的に脅威だろう。
「よしっ、忘れ物もなさそうだし、ダンジョンコアを目指して進もうか」
「そうだな。何かトラブルがあるかもしれないし、早めに行こう」
俺とリラはユニーの背中に乗って、スラくんは鞄の中の定位置におさまった。
「ユニー、とりあえず向こうに進んでくれる?」
「ヒヒンッ!」
張り切ったユニーは嬉しそうに体を揺らし、魔物も恐れずにずんずんと先へ進んでいく。それからはまた昨日と同じことの繰り返しだ。
基本的には俺の魅了スキルは封じてもらって、偶然に出会った魔物はリラがすぐに倒す。たまにある広場に多くの魔物がいる場合は、俺が魅了で動きを止めてからリラが倒す。そして別れ道があったときや迷った時は、俺の魅了スキルを一時的に有効にして道案内をしてもらう。
そうして進むこと二時間ほど。俺達は順調に十層に降りることができる狭い階段を見つけていた。さらにその階段の傍らにひっそりと置かれた宝箱も。
「もしかして、あれが宝箱?」
「そう、そうだよ! 凄いね!」
「やっぱりそうなんだ! 開けてみようか」
俺は宝箱ということでテンションが上がり、ユニーから降りて宝箱まで一気に近づいた。
「罠とかってあるかな?」
しかしそのままの勢いで開けるのはなんとか自重して、俺の隣に来ていたリラにそう問いかける。
「多分ないと思うけど……一応、ナイフとかで開ける?」
「その方が良いかも。俺が開けても良い?」
「良いよ。気をつけてね」
「もちろん」
俺は少しだけ緊張しながら、今まで一度も活躍したことがない短剣を腰から引き抜いた。そして宝箱の蓋を持ち上げるために隙間に短剣を差し入れ、ゆっくりと蓋を持ち上げていく。
「おおっ、なんか入ってる」
罠はなかったようで、無事に宝箱を開けることができた。中を覗き込んでみると……中に入っていたのは、なんだか高そうなペンダントだ。
「何か特殊な効果とかがあるのかな……?」
「うーん、どうだろう。とりあえず初めて見たものだから、すぐには分からないね」
「こういうのって効果を調べてもらえるの?」
「もちろん。ギルドで鑑定を頼めるよ」
そうなのか。じゃあどんなものかは鑑定待ちだな。しょぼい効果でも良いから、何かしら不思議な道具だったら良いなぁ。これでただの装飾品ですって言われたら、かなりガッカリする。
「アイテムバッグに入れておくよ」
「うん。帰ったら鑑定してもらおうか」
ペンダントを壊さないようにと丁寧に扱ってアイテムバッグの中に入れていたら、宝箱は跡形もなく消えてしまった。中身を取り出して少しすると宝箱は無くなってしまうのだそうだ。
「じゃあ十層に行こうか」
「そうだね。さっさとダンジョンコアを壊しちゃおう」
俺とリラは顔を見合わせて頷き合ってから、気合を入れて待機しているユニーの背中に乗った。そして宝箱のすぐそばにあった階段、というよりも下り坂のような場所を一気に駆け降りていく。
そうして駆け降りること数秒、勾配が緩やかになったなと思った時には、狭いトンネルのような場所から広い空洞に飛び出していた。
「うわっ、止まれ!」
するとその空洞はこのダンジョンの最奥だったようで、奥に煌めく巨大な宝石を目視することができる。さらにその宝石の周りに数えきれないほど存在している魔物も。
俺はその光景に思わず咄嗟に魅了を使うと、ちょうど良いタイミングでリラがスキル封じを解除してくれていたようで、魔物達の動きが止まった。
「うぅ……ん、リラ……?」
プルプルで冷たいゼリーに埋もれている夢を見ていたら、突然リラの声が聞こえてゼリーの海から引き上げられた。
――そうだ、ダンジョンにいたんだった。
「ふわぁ、よく寝た」
「ふふっ、爆睡だったね。スラくんがぎゅっと抱きしめられすぎて苦しそうだったよ」
「え、本当!? スラくんごめん!」
慌てて起き上がって腕の中にいたスラくんの様子を確認すると、みょんっと伸ばされた腕が俺の手を叩く。なんかいつものてしてしって感じじゃなくて、バシって勢いが強いんだけど。
「そろそろ朝ご飯ができるから、布団片付けてくれる?」
「もしかして、作ってくれたの?」
慌ててリラがいる方に視線を向けると、美味しそうな朝ご飯がお皿に載せられていた。
「マジでありがと。めちゃくちゃ美味しそう」
「簡単なものだけどね」
それから俺は素早く布団を片付けて、リラが用意してくれた朝食を堪能した。朝からリラの手作りご飯を味わえるのは控えめに言って最高だ。ダンジョン生活、あと何日でも楽しく過ごせそう。
「今日は十層を目指す?」
「うん。そうしよっか。昨日の感じだとお昼過ぎぐらいにはダンジョンコアまで辿り着けるんじゃないかな」
「予想より早かったな」
「本当だよね。早くても数日はダンジョン生活かなって思ってたのに」
俺はリラのその言葉を聞きながら、何気なくダンジョンの中を見回した。薄暗くて狭い洞窟の中も、もう今日が最後かと思うと少しだけ名残惜しく思えてくるから不思議だ。
「そういえば、まだ宝箱って一つも見つけてないな」
「そういえばそうだね。まあ宝箱は稀に出現するものだから、見つけられなくても不思議じゃないよ。私達は端から端まで探索してるわけじゃないからね。宝箱ってずっとそこにあるものでもないから、リョータの魅了で魔物に案内してもらうのも難しいだろうし」
「今まで宝箱の下に案内して欲しいって言って、連れて行ってくれたやつはいなかったな」
ダンジョンでしか手に入らないような便利な道具が入ってるという宝箱。一度本物を見てみたいんだけど難しそうかな。
それから俺達は朝食を終えて、野営に向かうために設置した布などを全て片付けた。ダンジョン内で使ったものは全て持ち帰るのがマナーらしいので、忘れ物がないか念入りに確認する。
忘れてしまうと布などはそこまで心配ないけど、金属製品は武器にされてしまう危険があるのだそうだ。確かに素手のゴブリンと鍋を持ったゴブリン、後者の方が圧倒的に脅威だろう。
「よしっ、忘れ物もなさそうだし、ダンジョンコアを目指して進もうか」
「そうだな。何かトラブルがあるかもしれないし、早めに行こう」
俺とリラはユニーの背中に乗って、スラくんは鞄の中の定位置におさまった。
「ユニー、とりあえず向こうに進んでくれる?」
「ヒヒンッ!」
張り切ったユニーは嬉しそうに体を揺らし、魔物も恐れずにずんずんと先へ進んでいく。それからはまた昨日と同じことの繰り返しだ。
基本的には俺の魅了スキルは封じてもらって、偶然に出会った魔物はリラがすぐに倒す。たまにある広場に多くの魔物がいる場合は、俺が魅了で動きを止めてからリラが倒す。そして別れ道があったときや迷った時は、俺の魅了スキルを一時的に有効にして道案内をしてもらう。
そうして進むこと二時間ほど。俺達は順調に十層に降りることができる狭い階段を見つけていた。さらにその階段の傍らにひっそりと置かれた宝箱も。
「もしかして、あれが宝箱?」
「そう、そうだよ! 凄いね!」
「やっぱりそうなんだ! 開けてみようか」
俺は宝箱ということでテンションが上がり、ユニーから降りて宝箱まで一気に近づいた。
「罠とかってあるかな?」
しかしそのままの勢いで開けるのはなんとか自重して、俺の隣に来ていたリラにそう問いかける。
「多分ないと思うけど……一応、ナイフとかで開ける?」
「その方が良いかも。俺が開けても良い?」
「良いよ。気をつけてね」
「もちろん」
俺は少しだけ緊張しながら、今まで一度も活躍したことがない短剣を腰から引き抜いた。そして宝箱の蓋を持ち上げるために隙間に短剣を差し入れ、ゆっくりと蓋を持ち上げていく。
「おおっ、なんか入ってる」
罠はなかったようで、無事に宝箱を開けることができた。中を覗き込んでみると……中に入っていたのは、なんだか高そうなペンダントだ。
「何か特殊な効果とかがあるのかな……?」
「うーん、どうだろう。とりあえず初めて見たものだから、すぐには分からないね」
「こういうのって効果を調べてもらえるの?」
「もちろん。ギルドで鑑定を頼めるよ」
そうなのか。じゃあどんなものかは鑑定待ちだな。しょぼい効果でも良いから、何かしら不思議な道具だったら良いなぁ。これでただの装飾品ですって言われたら、かなりガッカリする。
「アイテムバッグに入れておくよ」
「うん。帰ったら鑑定してもらおうか」
ペンダントを壊さないようにと丁寧に扱ってアイテムバッグの中に入れていたら、宝箱は跡形もなく消えてしまった。中身を取り出して少しすると宝箱は無くなってしまうのだそうだ。
「じゃあ十層に行こうか」
「そうだね。さっさとダンジョンコアを壊しちゃおう」
俺とリラは顔を見合わせて頷き合ってから、気合を入れて待機しているユニーの背中に乗った。そして宝箱のすぐそばにあった階段、というよりも下り坂のような場所を一気に駆け降りていく。
そうして駆け降りること数秒、勾配が緩やかになったなと思った時には、狭いトンネルのような場所から広い空洞に飛び出していた。
「うわっ、止まれ!」
するとその空洞はこのダンジョンの最奥だったようで、奥に煌めく巨大な宝石を目視することができる。さらにその宝石の周りに数えきれないほど存在している魔物も。
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