3 / 11
入学
しおりを挟む
寮を出て教室に2人は向かう。
「ふぁ~~」
アレンは大きなあくびをする。
「兄さん眠そうだね。眠れなかったの?」
初めての慣れない環境で、それも昨日いきなり全力で戦っている為、アリスは心配そうな顔をして聞く。
「まあ……そんなところだ」
昨日の夜からずっと先生と訓練をしていたことがばれないように隠す。
二人は教室に付く。
「お~~、アレンが来たぞ!」
同じクラスの男が叫ぶ。
すると、クラスの中が騒がしくなる。
「昨日はすごかったな」
「もっと怖いやつかと思ってたよ」
と、みんながアレンの周りに寄ってきていろいろと言う。
「お前ら邪魔だ」
後ろから声がしてアレンが振り返ると、頭に手刀を受ける。
アレンは痛みで頭を押さえながらしゃがみこむ。
誰かと上を向くとそこにはクロが立っていた。
「先生痛いですよ」
弱弱しくアレンが言うと、
「そんなところで立っているやつが悪い。お前らもさっさと吸われ」
みんなはアレンのように手刀を受けたくないため急いで自分の席に着く。
「みんなに言ってことがある」
「それってアレンのことっすか?」
ソラがクロに手を上げながら訪ねる。
「よくわかったな。実は昨日、そこのアレンの編入が決まった」
すると、みんなが一斉に盛り上がる。
「よかったね、兄さん」
アリスは、自分のことのように喜ぶ。
「あ……ああ、ありがとう」
入学のことはクロから昨日の夜に聞いているが、いざみんなの前で発表されてアリスからも祝福されアレンは嬉しいが恥ずかしくて少し戸惑う。
「よかったな、アレン」
ソラが、自分の席を離れてアレンのそばによって祝福する。
「静かにしろ。そこ~、早く自分の席に戻れ」
クロが注意するが、誰ひとりいうことを聞かない。
すると、黒は少し笑いながらポケットからコインを出す。
「お前ら~、言うことを聞け~~!」
少し怒り気味で取り出したコインを立ち歩いてるソラの頭に投げつける。
ソラはコインに気づくが反応しきれず額に直撃する。そこから少し血が出る。
みんなは静まり返る。
「いって~、先生なにするんですか!?」
痛そうに額を押さえる。
「どうせすぐに回復するだろ」
あきれたようにクロは言う。
「鬼っすからね」
ソラの鬼の呪いは、回復力が上がり身体能力や防御力などのすべて上がる。
「鬼って便利だな」
少し羨ましそうな表情でアレンは言う。
「そんなことないぞ。結構不便なところもあるし」
ソラは照れ臭そうに頭をかきながら言う。
「不便ってどんなこと?」
「たとえば――」
「話はあとにしろ」
ソラの言葉を遮るように言った。
「はぁ~い」
そう言ってソラは自分の席に座る。
そして、クロは今日の授業についてなどの話をする。
話が終わると、職員室に戻って行った。
「ふぁ~~」
アレンは大きなあくびをする。
「兄さん眠そうだね。眠れなかったの?」
初めての慣れない環境で、それも昨日いきなり全力で戦っている為、アリスは心配そうな顔をして聞く。
「まあ……そんなところだ」
昨日の夜からずっと先生と訓練をしていたことがばれないように隠す。
二人は教室に付く。
「お~~、アレンが来たぞ!」
同じクラスの男が叫ぶ。
すると、クラスの中が騒がしくなる。
「昨日はすごかったな」
「もっと怖いやつかと思ってたよ」
と、みんながアレンの周りに寄ってきていろいろと言う。
「お前ら邪魔だ」
後ろから声がしてアレンが振り返ると、頭に手刀を受ける。
アレンは痛みで頭を押さえながらしゃがみこむ。
誰かと上を向くとそこにはクロが立っていた。
「先生痛いですよ」
弱弱しくアレンが言うと、
「そんなところで立っているやつが悪い。お前らもさっさと吸われ」
みんなはアレンのように手刀を受けたくないため急いで自分の席に着く。
「みんなに言ってことがある」
「それってアレンのことっすか?」
ソラがクロに手を上げながら訪ねる。
「よくわかったな。実は昨日、そこのアレンの編入が決まった」
すると、みんなが一斉に盛り上がる。
「よかったね、兄さん」
アリスは、自分のことのように喜ぶ。
「あ……ああ、ありがとう」
入学のことはクロから昨日の夜に聞いているが、いざみんなの前で発表されてアリスからも祝福されアレンは嬉しいが恥ずかしくて少し戸惑う。
「よかったな、アレン」
ソラが、自分の席を離れてアレンのそばによって祝福する。
「静かにしろ。そこ~、早く自分の席に戻れ」
クロが注意するが、誰ひとりいうことを聞かない。
すると、黒は少し笑いながらポケットからコインを出す。
「お前ら~、言うことを聞け~~!」
少し怒り気味で取り出したコインを立ち歩いてるソラの頭に投げつける。
ソラはコインに気づくが反応しきれず額に直撃する。そこから少し血が出る。
みんなは静まり返る。
「いって~、先生なにするんですか!?」
痛そうに額を押さえる。
「どうせすぐに回復するだろ」
あきれたようにクロは言う。
「鬼っすからね」
ソラの鬼の呪いは、回復力が上がり身体能力や防御力などのすべて上がる。
「鬼って便利だな」
少し羨ましそうな表情でアレンは言う。
「そんなことないぞ。結構不便なところもあるし」
ソラは照れ臭そうに頭をかきながら言う。
「不便ってどんなこと?」
「たとえば――」
「話はあとにしろ」
ソラの言葉を遮るように言った。
「はぁ~い」
そう言ってソラは自分の席に座る。
そして、クロは今日の授業についてなどの話をする。
話が終わると、職員室に戻って行った。
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ガーランド大陸魔物記 人類が手放した大陸の調査記録
#Daki-Makura
ファンタジー
※タイトルを変更しました。
人類が植物に敗北した大陸〝ガーランド大陸〟
200年が経ち、再び大陸に入植するためにガーランド大陸の生態系。特に魔物の調査が行われることになった。
これは調査隊として派遣されたモウナイ王国ファートン子爵家三男 アンネスト•ファートンが記した魔物に関する記録である。
※昔に他サイトで掲載した物語に登場するものもあります。設定なども使用。
※設定はゆるゆるです。ゆるくお読みください。
※誤字脱字失礼します。
※一部AIを使用。(AI校正、誤字検索、添削等)
※その都度、修正させてもらっています。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
真実の愛ならこれくらいできますわよね?
かぜかおる
ファンタジー
フレデリクなら最後は正しい判断をすると信じていたの
でもそれは裏切られてしまったわ・・・
夜会でフレデリク第一王子は男爵令嬢サラとの真実の愛を見つけたとそう言ってわたくしとの婚約解消を宣言したの。
ねえ、真実の愛で結ばれたお二人、覚悟があるというのなら、これくらいできますわよね?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる