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第41話 夜会の始まりと妨害への備え
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トゥンサリル城内に入った日本帝国陸海軍の一行は、25航空戦隊の桑園少将を先頭に、次いで戦艦出雲艦長白石大佐、北東方面艦隊特設水上機母艦令川丸艦長南郷大佐、城で合流した令川丸副長大谷地中佐、給糧艦浦賀艦長千葉大佐、陸軍戦車第11連隊朝日大尉の順に列を作り、バース子爵、ケッペル男爵の先導で城内の回廊を進んで行った。
警備の衛兵や執事、メイドといった城内の関係者は、列が通り掛かると道を譲り、恭しく礼をした。
異世界人である日本帝国陸海軍代表の一向に興味はあるのだろうが、さすがに教育が行き届いているのか、ジロジロと眺める者は誰一人としていない。
この点、招待客である貴族や街の有力者たちには全く遠慮というものが見受けられず、いやらしいほど一行にジロジロと視線を投げ掛け、あまつさえ、一行がまだ通り過ぎていないにもかかわらず、ヒソヒソ話を始める者さえいる。
桑園は、品格の有無と身分・地位の上下は、必ずしも比例しないものだと思った。
さすがに、一行が通り過ぎると、これらの招待客も、そそくさと会場である大広間へ向かった。
正面玄関からの回廊は、真っ直ぐ城の大広間へと通じており、正装した上位の執事とメイドが、出入口の観音開きのドアの左右を押さえている。
帝国陸海軍一行は、出入口手前の控室でいったん待機となり、その間に、城のメイドの給仕を受けながら、全員がコップ1杯のワインで口を湿らせ、タバコを燻らせた。
一行が控室で一時待機となったのは、ほかの招待客が会場へ入るための、いわば時間稼ぎであって、主賓として扱われている証左であった。
20分ばかり経つとドアがノックされ、バース子爵が恭しい態度で一礼し
「日本帝国海陸軍御一行様に置かれましては、夜会主催者にして次期ブリーデヴァンガル属領主代官セーデルリンド・グレーゲルソン・ファン・グリトニル辺境伯閣下が、会場にてお待ちでありますところ、お迎えに参上いたしました次第でございます。つきましては、臣にご同行いただきたく存じます。」
と実に慇懃に口上を述べた。
桑園は、その態度に尻がむず痒い思いをしながらも
「お役目ご苦労様です。では、一緒に参りましょう。」
と返答し、タバコの吸い殻の火が消えていることを目で確認してから、控室を出て行った。
一行が回廊へ出ると、会場である大広間のドアは閉ざされており、そこで再び待たされることになった。
少し間をおいて、会場内で短くファンファーレが鳴り響き、出入口のドアが開かれた。
会場の光が差し込むとともに、灯りの蠟燭と灯油、料理と酒、来客の化粧品や香水の入り混じった匂いが漂って来た。
「大日本帝国海陸軍御一行様、ご到来!」
口上とともに、バース子爵が前へ進み始めたので、一行も後に続いた。
朝日陸軍大尉は、先ほどから
「帝国海陸軍」
と呼ばれることに、多少の抵抗感を覚えていた。
通常、日本では
「帝国陸海軍」
と呼称されるからである。
ただ、考えてみれば、この一行の中で陸軍の軍人は、最下位の尉官ながら自分がただ一人であり、そのためにわざわざ「陸」の一文字を入れてくれているのだから、光栄と言えば光栄であって、朝日は複雑な心境であった。
会場内は、いわゆる立食パーティーの形式で、主催者であるグリトニル辺境伯及びイザベラ姫の椅子が上段に備えられているほか、高位の招待客と主催者の飲食のためにテーブル席が上座に用意されているが、一般客は、壁際に置かれた椅子と飲食物を置くためのテーブルを適宜利用するようになっていた。
これは、夜会の中盤以降が、舞踏会形式になっていることに配慮したためであった。
桑園たち一行は、正装した衛兵が列を作る赤絨毯の上を、真っ直ぐ壇上のグリトニルとイザベラのもとへ案内され、そこで一列横隊になった。
海外駐在武官歴のある桑園であったが、さすがに異世界の外交儀礼までは知らない。
直前、出迎えのバース子爵に立ち居振る舞いについて質問したが
「万事、貴国軍流でよろしいかと存じます。」
とのことだったので、そのとおり日本帝国海軍、陸軍式で通すことに決め、グリトニルが「国王代理の領主代官」ということなので、一応、国王が相手と想定して振舞うことにした。
末席の朝日大尉まできちんと整列し終えるのを待って桑園が敬礼し、続いて一同が敬礼した。
朝日だけが右肘を90度上げる陸軍式敬礼で、残りの5人はこれが45度の海軍式敬礼である。
グリトニルが、右手を胸に当て答礼してから旧に復すると、一同も手を降ろし「気を付け」の姿勢に戻った。
「日本帝国海陸軍の皆様方、ようこそ参られた。このグリトニル、ミズガルズ王国ブリーデヴァンガル属領を代表して歓迎申し上げる。また、我が婚約者たる王国第二王女イザベラ姫一行を海賊からお守りいただいたこと、山賊を退治し商工ギルド支配人をお救いいただいたこと、並びにワイバーンとハーピーの大群を見事全滅させていただいたこと、誠に感謝に堪えず、御礼申し上げる。」
若殿様のグリトニルが、丁寧に歓迎の辞と礼を述べた。
ここで、通常、二人称として用いられる「卿」を使用しなかったことに、彼の配慮が感じられた。
この人称は、同等かそれ以下の相手に対して用いられるもので、日本軍人に対して使ってしまうと、臣下の如く扱った印象を持たれてしまい、第三者には権威を示すが、当の日本軍人には不快感を与えかねないのである。
「ご丁寧に痛み入ります、辺境伯殿下。我らも、降りかかる火の粉を払った体でございますので、いわば当然のことをしたまででございます。イザベラ姫殿下をはじめといたしまして、大過なかったことをまずはお喜びする次第でございます。」
答辞を述べながら
「そう言えば、お姫様だけ名字で呼ばないんだな。」
などと桑園は変なことを考えていた。
その頃、急遽、令川丸へ戻された二式水上戦闘機3機と零式水上観測機5機は、後部飛行甲板で整備と出撃準備に余念がなかった。
また、先刻のワイバーンとハーピー来襲時には、8機しか間に合わなかった出雲搭載の瑞雲については、直ちに22機全機が発進可能なように、準備が進められていたほか、令川丸と櫟に分乗して先行していた海軍第51警備隊陸戦隊のうち、すでに城にいる立検隊の清田上等兵曹以下を除くおよそ120名を、直ちに上陸させ、城と市街地の警備に当たらせることにした。
海路を応援のためデ・ノーアトゥーン港に向かっている艦艇のうち、駆逐艦葉月は第二戦速、魚雷艇は半速、海防艦利尻はほぼ全速の時速18ノットで、およそ全行程の半分の距離に達し、陸路を応援に向かっていた、戦車各型合わせて9輌と装甲兵車2輌に分乗した歩兵1個小隊、補給物資を搭載した自動貨車2台は、時速30㎞の速さで、こちらもおおむね道半ばに達しようとしていた。
港から大発で上陸した陸戦隊は、港警備の兵20名を残し、残りの将兵は、軍艦旗を掲げ持った兵とラッパ手を先頭に、街の中を4列縦隊で、海軍の「速足行進」のラッパに合わせて行進して行った。
ラッパの音と、行進する将兵の靴底鋲が石畳を打つ
ザッザッザッザッ
という音がリズミカルに鳴り響き渡ると、両側のの民家や酒場の窓や出入口から、住民や赤ら顔の酔っ払いが姿を現し、物珍しそうに行進部隊を眺めていた。
やがて、隊列が街路の右側に
夜兎亭
左側に
銀月亭
と看板が出された酒場の前に来ると、停止の号令が掛かり隊列が停止した。
隊列から20名の将兵が分離すると、その中にいた花川特務少尉が前へ出て
「花川特務少尉以下20名、周辺市街地の警備に当たります。」
と隊長の大尉に申告した。
「しっかり頼む。」
大尉が応じて、隊列が行進を再開すると、花川は、半分の10名を直卒して夜兎亭をベースに警備に当たり、残りの10名は、小山一等兵曹に指揮を執らせ、銀月亭をベースに警備に当たらせることにした。
無論、それぞれには、属領主府の衛兵同数程度が付いており、ベースの酒場(兼宿屋)は、属領主府の指定であった。
分かれて行った部隊も、城を警備する大尉直卒の部隊のほかの何十名かは、商工ギルド会館や冒険者ギルド会館に詰めて警備を行う手筈である。
こうして、着々と防備が固められつつある中、旧公国派等による、嫌がらせともいえる下品な手法も交えた攻撃が、開始されようとしていた。
警備の衛兵や執事、メイドといった城内の関係者は、列が通り掛かると道を譲り、恭しく礼をした。
異世界人である日本帝国陸海軍代表の一向に興味はあるのだろうが、さすがに教育が行き届いているのか、ジロジロと眺める者は誰一人としていない。
この点、招待客である貴族や街の有力者たちには全く遠慮というものが見受けられず、いやらしいほど一行にジロジロと視線を投げ掛け、あまつさえ、一行がまだ通り過ぎていないにもかかわらず、ヒソヒソ話を始める者さえいる。
桑園は、品格の有無と身分・地位の上下は、必ずしも比例しないものだと思った。
さすがに、一行が通り過ぎると、これらの招待客も、そそくさと会場である大広間へ向かった。
正面玄関からの回廊は、真っ直ぐ城の大広間へと通じており、正装した上位の執事とメイドが、出入口の観音開きのドアの左右を押さえている。
帝国陸海軍一行は、出入口手前の控室でいったん待機となり、その間に、城のメイドの給仕を受けながら、全員がコップ1杯のワインで口を湿らせ、タバコを燻らせた。
一行が控室で一時待機となったのは、ほかの招待客が会場へ入るための、いわば時間稼ぎであって、主賓として扱われている証左であった。
20分ばかり経つとドアがノックされ、バース子爵が恭しい態度で一礼し
「日本帝国海陸軍御一行様に置かれましては、夜会主催者にして次期ブリーデヴァンガル属領主代官セーデルリンド・グレーゲルソン・ファン・グリトニル辺境伯閣下が、会場にてお待ちでありますところ、お迎えに参上いたしました次第でございます。つきましては、臣にご同行いただきたく存じます。」
と実に慇懃に口上を述べた。
桑園は、その態度に尻がむず痒い思いをしながらも
「お役目ご苦労様です。では、一緒に参りましょう。」
と返答し、タバコの吸い殻の火が消えていることを目で確認してから、控室を出て行った。
一行が回廊へ出ると、会場である大広間のドアは閉ざされており、そこで再び待たされることになった。
少し間をおいて、会場内で短くファンファーレが鳴り響き、出入口のドアが開かれた。
会場の光が差し込むとともに、灯りの蠟燭と灯油、料理と酒、来客の化粧品や香水の入り混じった匂いが漂って来た。
「大日本帝国海陸軍御一行様、ご到来!」
口上とともに、バース子爵が前へ進み始めたので、一行も後に続いた。
朝日陸軍大尉は、先ほどから
「帝国海陸軍」
と呼ばれることに、多少の抵抗感を覚えていた。
通常、日本では
「帝国陸海軍」
と呼称されるからである。
ただ、考えてみれば、この一行の中で陸軍の軍人は、最下位の尉官ながら自分がただ一人であり、そのためにわざわざ「陸」の一文字を入れてくれているのだから、光栄と言えば光栄であって、朝日は複雑な心境であった。
会場内は、いわゆる立食パーティーの形式で、主催者であるグリトニル辺境伯及びイザベラ姫の椅子が上段に備えられているほか、高位の招待客と主催者の飲食のためにテーブル席が上座に用意されているが、一般客は、壁際に置かれた椅子と飲食物を置くためのテーブルを適宜利用するようになっていた。
これは、夜会の中盤以降が、舞踏会形式になっていることに配慮したためであった。
桑園たち一行は、正装した衛兵が列を作る赤絨毯の上を、真っ直ぐ壇上のグリトニルとイザベラのもとへ案内され、そこで一列横隊になった。
海外駐在武官歴のある桑園であったが、さすがに異世界の外交儀礼までは知らない。
直前、出迎えのバース子爵に立ち居振る舞いについて質問したが
「万事、貴国軍流でよろしいかと存じます。」
とのことだったので、そのとおり日本帝国海軍、陸軍式で通すことに決め、グリトニルが「国王代理の領主代官」ということなので、一応、国王が相手と想定して振舞うことにした。
末席の朝日大尉まできちんと整列し終えるのを待って桑園が敬礼し、続いて一同が敬礼した。
朝日だけが右肘を90度上げる陸軍式敬礼で、残りの5人はこれが45度の海軍式敬礼である。
グリトニルが、右手を胸に当て答礼してから旧に復すると、一同も手を降ろし「気を付け」の姿勢に戻った。
「日本帝国海陸軍の皆様方、ようこそ参られた。このグリトニル、ミズガルズ王国ブリーデヴァンガル属領を代表して歓迎申し上げる。また、我が婚約者たる王国第二王女イザベラ姫一行を海賊からお守りいただいたこと、山賊を退治し商工ギルド支配人をお救いいただいたこと、並びにワイバーンとハーピーの大群を見事全滅させていただいたこと、誠に感謝に堪えず、御礼申し上げる。」
若殿様のグリトニルが、丁寧に歓迎の辞と礼を述べた。
ここで、通常、二人称として用いられる「卿」を使用しなかったことに、彼の配慮が感じられた。
この人称は、同等かそれ以下の相手に対して用いられるもので、日本軍人に対して使ってしまうと、臣下の如く扱った印象を持たれてしまい、第三者には権威を示すが、当の日本軍人には不快感を与えかねないのである。
「ご丁寧に痛み入ります、辺境伯殿下。我らも、降りかかる火の粉を払った体でございますので、いわば当然のことをしたまででございます。イザベラ姫殿下をはじめといたしまして、大過なかったことをまずはお喜びする次第でございます。」
答辞を述べながら
「そう言えば、お姫様だけ名字で呼ばないんだな。」
などと桑園は変なことを考えていた。
その頃、急遽、令川丸へ戻された二式水上戦闘機3機と零式水上観測機5機は、後部飛行甲板で整備と出撃準備に余念がなかった。
また、先刻のワイバーンとハーピー来襲時には、8機しか間に合わなかった出雲搭載の瑞雲については、直ちに22機全機が発進可能なように、準備が進められていたほか、令川丸と櫟に分乗して先行していた海軍第51警備隊陸戦隊のうち、すでに城にいる立検隊の清田上等兵曹以下を除くおよそ120名を、直ちに上陸させ、城と市街地の警備に当たらせることにした。
海路を応援のためデ・ノーアトゥーン港に向かっている艦艇のうち、駆逐艦葉月は第二戦速、魚雷艇は半速、海防艦利尻はほぼ全速の時速18ノットで、およそ全行程の半分の距離に達し、陸路を応援に向かっていた、戦車各型合わせて9輌と装甲兵車2輌に分乗した歩兵1個小隊、補給物資を搭載した自動貨車2台は、時速30㎞の速さで、こちらもおおむね道半ばに達しようとしていた。
港から大発で上陸した陸戦隊は、港警備の兵20名を残し、残りの将兵は、軍艦旗を掲げ持った兵とラッパ手を先頭に、街の中を4列縦隊で、海軍の「速足行進」のラッパに合わせて行進して行った。
ラッパの音と、行進する将兵の靴底鋲が石畳を打つ
ザッザッザッザッ
という音がリズミカルに鳴り響き渡ると、両側のの民家や酒場の窓や出入口から、住民や赤ら顔の酔っ払いが姿を現し、物珍しそうに行進部隊を眺めていた。
やがて、隊列が街路の右側に
夜兎亭
左側に
銀月亭
と看板が出された酒場の前に来ると、停止の号令が掛かり隊列が停止した。
隊列から20名の将兵が分離すると、その中にいた花川特務少尉が前へ出て
「花川特務少尉以下20名、周辺市街地の警備に当たります。」
と隊長の大尉に申告した。
「しっかり頼む。」
大尉が応じて、隊列が行進を再開すると、花川は、半分の10名を直卒して夜兎亭をベースに警備に当たり、残りの10名は、小山一等兵曹に指揮を執らせ、銀月亭をベースに警備に当たらせることにした。
無論、それぞれには、属領主府の衛兵同数程度が付いており、ベースの酒場(兼宿屋)は、属領主府の指定であった。
分かれて行った部隊も、城を警備する大尉直卒の部隊のほかの何十名かは、商工ギルド会館や冒険者ギルド会館に詰めて警備を行う手筈である。
こうして、着々と防備が固められつつある中、旧公国派等による、嫌がらせともいえる下品な手法も交えた攻撃が、開始されようとしていた。
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