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第30話 兄皇帝と妹王女(カロリーナ)語らい
余りの情報量に許容量を超え、白目を剥いて気を失ったマリアンナをソファに横たえ膝枕をして、髪を撫で背を擦り、『大丈夫よ、大丈夫』と優しい声をかけるカロリーナの姿は、母性愛溢れる神々しさがあり、その姿を見つめる兄カールヨハンは、目頭が熱くなり鼻の奥がツーンとしてきて顔を覆った。
「お兄様、シスコンが過ぎてキモいですわよ。」
カロリーナは兄へ視線も向けずにそう言い放った。
「っ、」
カールヨハンはカロリーナにキモいと言われて傷付き息を飲んだが、それで気持ちも落ち着き、
「それで結局、アンリエッタとはなんだ、ファルザンとはなんだ、マリアンナをどうするつもりで馬車に乗せたのだ、夢の世界でのことではあるが。」
そう尋ねた。
「もちろん、夢の中のお話ですから正解などわからないのだけれど、」
カロリーナはそう断りを入れながら、話出した。
「たぶん、アンリエッタの父親が黒幕の1人であるのでしょうね。初めの筋書では、夜遊びを覚えたマリアンナが自然とファルザンと恋仲になって、不貞王妃と非難する。それとは逆に国王オーギュストは前国王、前々国王とは違い真面目で愛人も持たない、と。国王とマリーの仲違いさせてマリーにだけ悪意が向くよう謀った。」
優しくマリーの頬を撫でながら、カロリーナが話続けた。
「そうして、革命の日マリアンナが愛人と逃亡し、捉えられ、処刑されるに至り、マリアンナを律っせなかった責任を国王オーギュストに取らせ、国王の持つ権力を根こそぎ削ぐ。
アレス王国は国の象徴として存在する王族を掲げる立憲君主制の国となり、政治は議会とそこから選ばれた内閣によって行われる。
アンリエッタの父親やその取り巻き達は、そんな名誉革命を目指していたのでしょうね。フフン」
カロリーナは小馬鹿にするように鼻で笑って、続けた。
「アレス王国の社交界しか知らない廃れた貴族たちには初恋のまま仲睦まじく過ごす夫婦など想像も出来なかったでしょう。フフ、お母様の唯一の美徳ですわ。
あの夫婦の娘ですもの、マリアンナは想像以上に身持ちが固かった。そうして、信心深かった。
そんなマリアンナの善意をあの国で国王オーギュストだけが汲み取ってしまった。
あまつさえ、子供を、世継ぎの王子までこさえてしまった。
悪役王妃だけにヘイトを集めなければならないのに、国王は王妃を信じてしまった。
そこで、無理やり引き離すべく政治犯収容所の襲撃事件を起こし、その対応に国王が王宮内に缶詰にされている間にマリアンナを連れ出してしまえばお終いだと思ったでしょうけど、ギリギリで夫の国王が間に合ってしまった。
もしかしたら、その時国王は王宮内の企みがわかったのかも知れませんわね。だから、悪意をマリアンナにだけ向けさせる訳にいかないと、寧ろ自分へと向けようと思って馬車に乗ったのかも知れません。」
カロリーナはマリアンナの髪を撫でる手を止め顔を上げ、兄皇帝の目をみてそう言いきった。
「そして、革命の悪意は国王へ向き処刑されてしまった、と。はは、それは良い意趣返しだ。」
兄皇帝は皮肉げに片眉と片唇を上げて、声を上げて嗤った。
「ええ、想像ですけど、国王を処刑した革命軍は次は他の王族、王家の血を引く貴族、領地を治める貴族、金を持つ商人と次々と処刑していったでしょうね。
一度燃え上がった革命の火は全て焼き尽くすまで尽きることは無かったでしょう。
きっと裏で手を引いていた貴族へも他国の王族へすら、どんどんと革命の火は広がっていったことでしょうね、ふふ、その時になってやっと自分達の仕出かしたことが、身分制度全体を揺るがす、ひどい悪手だと気付いたとて、もう後の祭り。ふふふ」
「その中にはきっと、母も諌めれず年少の王女すらも助けられなかった、無能な私もいたのだろうな。良い気味だ。傑作だな。夢の中のマリーの夫は随分知恵の回る、良い奴のようだ。」
兄皇帝は心底楽しいといった顔でひとしきり嗤うと、スッと表情を無くしてカロリーナに問うた。
「マリアンナを、全てのアレス王国の悪意を被る生け贄にしたのは誰だ。そいつを私が八つ裂きにしてくれよう。」
「お兄様、残念ながらそれは出来ない相談なの。」
「なに、其れほどの者か、」
「いいえ、もう亡くなってしまっているのよ、その人。先王の公式愛妾ポムパドゥル夫人なのだもの。」
カロリーナは目を怪しく光らせてそう言った。
「なるほど、彼の夫人は商家の出、平民だったな。三枚のペチコート会談か、ふざけた名をつけやがって。
だいたい、間借りなりとも国家君主である女帝マリアやユメテスの女帝エリーザと、たかが国王の愛人の夫人が同じ立場で会談を持つなど、烏滸がましい。まあ、これは夢の中の話ではないがな。
知恵と権謀で成り上がった自分と比べて世襲の君主はこんなものかと侮ったのだろう。
平民の自分が成り上がったように実力主義の世にしたい、と。
会談の席で、女帝マリアの値踏みを終え、矛先を自国の愚か者では無く、我が帝国とマリアンナにヘイトを集めようと決めたのか。
なかなか見る目はあるらしいな、あのくそババア。で、お前の想像は現在のどんな事象からきているのだ。」
兄皇帝はボキボキと指を鳴らしながら、笑みを浮かべてキレるという器用な真似をした。
「ファルザンとの不貞の噂で軟禁されていた王妃ルイーズマリーの子供たちのガバネスに、国王シャルルの愛人ジャンリ夫人が任命されてしまって。
子供が自分より愛人になついてしまって、王妃は気を病み人間不信になっているようなのよ。
件の首飾り事件での批判は愛人のジャンリ夫人と国王シャルル両方に向いているから、現実でも思惑通りとは行かないみたい。
このお話も、マリーの話と似ているでしょ?
そのうちファルザンは新大陸から戻ってきて王妃と逃避行するのかも知れないわ。
自分の愛人を自分の子供のガバネスにつけるなんて、なんて無神経なのでしょうと、わたくし達は考えますけども。
夢の中では、仲睦まじかった国王オーギュストとマリーを仲違いさせるハニートラップ要員としても、父親はアンリエッタに期待していたのでしょうね、愛人ガバネスってきっとアレス王族には良く効く鼻薬なのだわ。」
「愛人愛人と、あの国はなんなのだ、廃れ過ぎだろう。バジガン聖国の教皇も少しは注意すべきではないか。」
神聖教の祭司のトップの割には、決して神を敬っている気配の無い兄皇帝が、珍しく倫理観を全面に出した批判をした。
「夢の中のアンリエッタが国王オーギュストの愛人候補だったとしても、彼は歯牙にもかけて居なかったわ。」
不意にカロリーナの膝枕から起き上がったマリアンナが声を上げた。
「ええ、そうでしょうね。たぶん、夢の中ではアンリエッタは心底ファルザンを愛していて、自分がファルザンの恋人だと思っていたのでしょうから、父親の思惑とは違えて国王オーギュストを誘惑したりしなかったのでしょう。
現実のアンリエッタとファルザンは他者に意図的に文通させられていたと早々に気づかされて表舞台から退場してしまった。マリーの悪夢とは随分変わってしまったわね。」
カロリーナは隣に座ったマリアンナの両手を握って、目力強めでそう言った。
「マリー、あなた会いたい人は居ないのかしら。わたくし、それを聞きに戻って来たのよ。ゆっくり考えてわたくしに教えてちょうだい。」
「会いたい人って。」
マリアンナは逡巡し、目を泳がせた。
「カロリーナ、その話は拒絶したはずだ。」
兄皇帝が厳しい声を上げた。
「お兄様、了承した覚えは無いわ。」
カロリーナも硬い声で返答した。
あれ、またまた喧嘩が始まったぞと、あわわと、焦り始めたマリアンナだが、
「リーナ姉様、わたくしを心配して戻ってまで来てくれてありがとう。お兄様、夢の中でのお兄様の立ち振舞いをご自分で呪ってまで、わたくしのことを気にしてくれてありがとう。わたくしは幸せですわ、みなわたくしに心を配ってくれる。現実のわたくしは、幸せです。」
そう二人に話しかけると、兄皇帝の冷たい目からスーっと一筋の涙が流れ落ちた。
「お、お兄様!」
マリアンナが兄の側に寄り、ハンカチを目に当てて慰め、それを見てカロリーナがふうと小さくため息をつきつつ、優しい目で二人を眺めたのである。
「お兄様、シスコンが過ぎてキモいですわよ。」
カロリーナは兄へ視線も向けずにそう言い放った。
「っ、」
カールヨハンはカロリーナにキモいと言われて傷付き息を飲んだが、それで気持ちも落ち着き、
「それで結局、アンリエッタとはなんだ、ファルザンとはなんだ、マリアンナをどうするつもりで馬車に乗せたのだ、夢の世界でのことではあるが。」
そう尋ねた。
「もちろん、夢の中のお話ですから正解などわからないのだけれど、」
カロリーナはそう断りを入れながら、話出した。
「たぶん、アンリエッタの父親が黒幕の1人であるのでしょうね。初めの筋書では、夜遊びを覚えたマリアンナが自然とファルザンと恋仲になって、不貞王妃と非難する。それとは逆に国王オーギュストは前国王、前々国王とは違い真面目で愛人も持たない、と。国王とマリーの仲違いさせてマリーにだけ悪意が向くよう謀った。」
優しくマリーの頬を撫でながら、カロリーナが話続けた。
「そうして、革命の日マリアンナが愛人と逃亡し、捉えられ、処刑されるに至り、マリアンナを律っせなかった責任を国王オーギュストに取らせ、国王の持つ権力を根こそぎ削ぐ。
アレス王国は国の象徴として存在する王族を掲げる立憲君主制の国となり、政治は議会とそこから選ばれた内閣によって行われる。
アンリエッタの父親やその取り巻き達は、そんな名誉革命を目指していたのでしょうね。フフン」
カロリーナは小馬鹿にするように鼻で笑って、続けた。
「アレス王国の社交界しか知らない廃れた貴族たちには初恋のまま仲睦まじく過ごす夫婦など想像も出来なかったでしょう。フフ、お母様の唯一の美徳ですわ。
あの夫婦の娘ですもの、マリアンナは想像以上に身持ちが固かった。そうして、信心深かった。
そんなマリアンナの善意をあの国で国王オーギュストだけが汲み取ってしまった。
あまつさえ、子供を、世継ぎの王子までこさえてしまった。
悪役王妃だけにヘイトを集めなければならないのに、国王は王妃を信じてしまった。
そこで、無理やり引き離すべく政治犯収容所の襲撃事件を起こし、その対応に国王が王宮内に缶詰にされている間にマリアンナを連れ出してしまえばお終いだと思ったでしょうけど、ギリギリで夫の国王が間に合ってしまった。
もしかしたら、その時国王は王宮内の企みがわかったのかも知れませんわね。だから、悪意をマリアンナにだけ向けさせる訳にいかないと、寧ろ自分へと向けようと思って馬車に乗ったのかも知れません。」
カロリーナはマリアンナの髪を撫でる手を止め顔を上げ、兄皇帝の目をみてそう言いきった。
「そして、革命の悪意は国王へ向き処刑されてしまった、と。はは、それは良い意趣返しだ。」
兄皇帝は皮肉げに片眉と片唇を上げて、声を上げて嗤った。
「ええ、想像ですけど、国王を処刑した革命軍は次は他の王族、王家の血を引く貴族、領地を治める貴族、金を持つ商人と次々と処刑していったでしょうね。
一度燃え上がった革命の火は全て焼き尽くすまで尽きることは無かったでしょう。
きっと裏で手を引いていた貴族へも他国の王族へすら、どんどんと革命の火は広がっていったことでしょうね、ふふ、その時になってやっと自分達の仕出かしたことが、身分制度全体を揺るがす、ひどい悪手だと気付いたとて、もう後の祭り。ふふふ」
「その中にはきっと、母も諌めれず年少の王女すらも助けられなかった、無能な私もいたのだろうな。良い気味だ。傑作だな。夢の中のマリーの夫は随分知恵の回る、良い奴のようだ。」
兄皇帝は心底楽しいといった顔でひとしきり嗤うと、スッと表情を無くしてカロリーナに問うた。
「マリアンナを、全てのアレス王国の悪意を被る生け贄にしたのは誰だ。そいつを私が八つ裂きにしてくれよう。」
「お兄様、残念ながらそれは出来ない相談なの。」
「なに、其れほどの者か、」
「いいえ、もう亡くなってしまっているのよ、その人。先王の公式愛妾ポムパドゥル夫人なのだもの。」
カロリーナは目を怪しく光らせてそう言った。
「なるほど、彼の夫人は商家の出、平民だったな。三枚のペチコート会談か、ふざけた名をつけやがって。
だいたい、間借りなりとも国家君主である女帝マリアやユメテスの女帝エリーザと、たかが国王の愛人の夫人が同じ立場で会談を持つなど、烏滸がましい。まあ、これは夢の中の話ではないがな。
知恵と権謀で成り上がった自分と比べて世襲の君主はこんなものかと侮ったのだろう。
平民の自分が成り上がったように実力主義の世にしたい、と。
会談の席で、女帝マリアの値踏みを終え、矛先を自国の愚か者では無く、我が帝国とマリアンナにヘイトを集めようと決めたのか。
なかなか見る目はあるらしいな、あのくそババア。で、お前の想像は現在のどんな事象からきているのだ。」
兄皇帝はボキボキと指を鳴らしながら、笑みを浮かべてキレるという器用な真似をした。
「ファルザンとの不貞の噂で軟禁されていた王妃ルイーズマリーの子供たちのガバネスに、国王シャルルの愛人ジャンリ夫人が任命されてしまって。
子供が自分より愛人になついてしまって、王妃は気を病み人間不信になっているようなのよ。
件の首飾り事件での批判は愛人のジャンリ夫人と国王シャルル両方に向いているから、現実でも思惑通りとは行かないみたい。
このお話も、マリーの話と似ているでしょ?
そのうちファルザンは新大陸から戻ってきて王妃と逃避行するのかも知れないわ。
自分の愛人を自分の子供のガバネスにつけるなんて、なんて無神経なのでしょうと、わたくし達は考えますけども。
夢の中では、仲睦まじかった国王オーギュストとマリーを仲違いさせるハニートラップ要員としても、父親はアンリエッタに期待していたのでしょうね、愛人ガバネスってきっとアレス王族には良く効く鼻薬なのだわ。」
「愛人愛人と、あの国はなんなのだ、廃れ過ぎだろう。バジガン聖国の教皇も少しは注意すべきではないか。」
神聖教の祭司のトップの割には、決して神を敬っている気配の無い兄皇帝が、珍しく倫理観を全面に出した批判をした。
「夢の中のアンリエッタが国王オーギュストの愛人候補だったとしても、彼は歯牙にもかけて居なかったわ。」
不意にカロリーナの膝枕から起き上がったマリアンナが声を上げた。
「ええ、そうでしょうね。たぶん、夢の中ではアンリエッタは心底ファルザンを愛していて、自分がファルザンの恋人だと思っていたのでしょうから、父親の思惑とは違えて国王オーギュストを誘惑したりしなかったのでしょう。
現実のアンリエッタとファルザンは他者に意図的に文通させられていたと早々に気づかされて表舞台から退場してしまった。マリーの悪夢とは随分変わってしまったわね。」
カロリーナは隣に座ったマリアンナの両手を握って、目力強めでそう言った。
「マリー、あなた会いたい人は居ないのかしら。わたくし、それを聞きに戻って来たのよ。ゆっくり考えてわたくしに教えてちょうだい。」
「会いたい人って。」
マリアンナは逡巡し、目を泳がせた。
「カロリーナ、その話は拒絶したはずだ。」
兄皇帝が厳しい声を上げた。
「お兄様、了承した覚えは無いわ。」
カロリーナも硬い声で返答した。
あれ、またまた喧嘩が始まったぞと、あわわと、焦り始めたマリアンナだが、
「リーナ姉様、わたくしを心配して戻ってまで来てくれてありがとう。お兄様、夢の中でのお兄様の立ち振舞いをご自分で呪ってまで、わたくしのことを気にしてくれてありがとう。わたくしは幸せですわ、みなわたくしに心を配ってくれる。現実のわたくしは、幸せです。」
そう二人に話しかけると、兄皇帝の冷たい目からスーっと一筋の涙が流れ落ちた。
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