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4話 待ち合わせ
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当日の朝、また彼から連絡があった。
「本日よろしくお願いします。
ちなみに、もう少し早い時間でも大丈夫ですが
いかがですか??」
さちこは当日の朝にマニキュアを塗るために
早起きしていたから時間の余裕はあったが
いかんせん初面談の相手に
当日に待ち合わせ時間を前倒しにされるのは
気に食わなかった。
(お前が昨晩14時って指定したんだろうが。。。)
相手がイケメンであろうが
一度ドタキャンした男には塩対応のさちこであった。
「おはようございます。
こちらこそ本日はよろしくお願いします。
午前中は用事があるので予定通り14時でいいですか?
ごめんなさい。」
「了解しました。
また家出る頃にご連絡しますね。」
(「ご連絡します」って日本語。。。
自分の行動に「ご」をつける奴って頭悪いんだよな。
文系で事務職のクセに敬語もまともに使えんのか。)
「はーい。
せっかくご提案下さったのにすみません。
では後ほど~。」
彼に対してはすでに冷めた部分もあったが、
イケメンだけに当日自分を気に入らなかったら
遠巻きに判断してノーショーの可能性も覚悟した。
一度ノーショーを経験した人間は
常にその不安も脳裏をよぎる。
たださちこは翌週既婚者パーティで
連絡先を交換した2人とランチの約束をしていたし、
別の既婚者パーティにも誘われて
参加することになっているせいか
今日の相手が超イケメンといえど、
さほど期待も膨らまず、
その分一抹の不安も一蹴でき、平常心のまま出掛けた。
(本当に奴は現れるのだろうか。
まあノーショーだったら
デパートで買い物でもして帰ろう。)
電車に乗っていると彼からメッセージがきた。
「これから△△駅に向かいまーす。」
(それって必要な連絡なのか?
逆に本当にくるのか不安。
まあ彼も不安なのかもな。)
「はーい。お気をつけて~
何色の服ですか?私は白です。」
「俺は黒系のTシャツにグレーのパンツです。」
「了解です。ありがとう。」
「着いたら連絡しますね!」
(あ、ほんまに来るんや。)
以前、待ち合わせ場所でそのやり取りをして
ノーショーでブロックされた記憶があるので
彼が正直に服装を告げることはある意味信頼できた。
それぐらいの超イケメンだったから
この時点でも彼が本当に姿を現すのか
まだ半信半疑であったからである。
さちこは予定通り待ち合わせの駅に20分前に着いて
トイレで化粧直しした。
10分ほど前に待ち合わせ場所の改札口に着いて、
目印になる場所をメッセージした。
「改札口近くのカフェの入り口の横で待ってます。」
「着きました!向かいます。」
さちこはあえてマスクを外して、
スマホを見がながら立っていた。
もし気に入らなければそのままノーショーでもいい。
それぐらいのテンションで待っていた。
すると予想と違う方向から彼が現れた。
「本日よろしくお願いします。
ちなみに、もう少し早い時間でも大丈夫ですが
いかがですか??」
さちこは当日の朝にマニキュアを塗るために
早起きしていたから時間の余裕はあったが
いかんせん初面談の相手に
当日に待ち合わせ時間を前倒しにされるのは
気に食わなかった。
(お前が昨晩14時って指定したんだろうが。。。)
相手がイケメンであろうが
一度ドタキャンした男には塩対応のさちこであった。
「おはようございます。
こちらこそ本日はよろしくお願いします。
午前中は用事があるので予定通り14時でいいですか?
ごめんなさい。」
「了解しました。
また家出る頃にご連絡しますね。」
(「ご連絡します」って日本語。。。
自分の行動に「ご」をつける奴って頭悪いんだよな。
文系で事務職のクセに敬語もまともに使えんのか。)
「はーい。
せっかくご提案下さったのにすみません。
では後ほど~。」
彼に対してはすでに冷めた部分もあったが、
イケメンだけに当日自分を気に入らなかったら
遠巻きに判断してノーショーの可能性も覚悟した。
一度ノーショーを経験した人間は
常にその不安も脳裏をよぎる。
たださちこは翌週既婚者パーティで
連絡先を交換した2人とランチの約束をしていたし、
別の既婚者パーティにも誘われて
参加することになっているせいか
今日の相手が超イケメンといえど、
さほど期待も膨らまず、
その分一抹の不安も一蹴でき、平常心のまま出掛けた。
(本当に奴は現れるのだろうか。
まあノーショーだったら
デパートで買い物でもして帰ろう。)
電車に乗っていると彼からメッセージがきた。
「これから△△駅に向かいまーす。」
(それって必要な連絡なのか?
逆に本当にくるのか不安。
まあ彼も不安なのかもな。)
「はーい。お気をつけて~
何色の服ですか?私は白です。」
「俺は黒系のTシャツにグレーのパンツです。」
「了解です。ありがとう。」
「着いたら連絡しますね!」
(あ、ほんまに来るんや。)
以前、待ち合わせ場所でそのやり取りをして
ノーショーでブロックされた記憶があるので
彼が正直に服装を告げることはある意味信頼できた。
それぐらいの超イケメンだったから
この時点でも彼が本当に姿を現すのか
まだ半信半疑であったからである。
さちこは予定通り待ち合わせの駅に20分前に着いて
トイレで化粧直しした。
10分ほど前に待ち合わせ場所の改札口に着いて、
目印になる場所をメッセージした。
「改札口近くのカフェの入り口の横で待ってます。」
「着きました!向かいます。」
さちこはあえてマスクを外して、
スマホを見がながら立っていた。
もし気に入らなければそのままノーショーでもいい。
それぐらいのテンションで待っていた。
すると予想と違う方向から彼が現れた。
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