エナジークエスト

リョウタ

文字の大きさ
41 / 184

第40エナジー  「エレメントの大鎌」

しおりを挟む
「竜牙」はペンダントにしていた「エレメントウエポン」(青い宝石)を首から取り出した。


「月の『マクロ』の野郎と闘うまでは使いたくなったが、デブうさぎが強いから仕方ない。『エレメントウエポン』!!武器化しろ!!」


「竜牙」は「エレメントウエポン」に「サンライト・エナジー」と体内エナジーを込めた。「エレメントウエポン」の青い宝石はみるみるうちに変貌をとげ、中心に青い宝石が埋め込まれた大きな鎌になった。この「エレメントの大鎌」は、エナジー力も遥かに増し、「3000万」エナジー力まで上昇した。


「凄まじいエナジーだ。これなら、あのデブうさぎに勝てる。こい!!デブ!!」


「このチビミクロ。なんて攻撃力の武器を持ってやがる。だが、チビ自身のエナジー力が上がったわけではない。接近戦をしなければ、おまえなど恐るるに足らん。」


「ゴリラビット」は距離を保つことを意識し、先ほどと同じように遠距離で攻撃を開始した。「ゴリラビット」二体は「竜牙」に「ラビットビーム」(エナジービーム)を放つ。


「そんな攻撃、『エレメントの大鎌』で叩き切ってやるぜ!!」


正面から撃たれたビームは、「エレメントの大鎌」でサクサクに切ることができたが、その隙に背後からもう一体の「ラビットビーム」を「竜牙」はモロに受けた。


ビー!!ドンドン!!


「うっ。クソ。この卑怯デブうんこうさぎめ。」


今の攻撃で、「竜牙」の胸はポッカリ穴が開いてしまったが、エナジー体のため、すぐに再生させた。


「せっかく強い武器があるのに、あいつら近づかせてくれないな~。俺の今のエナジー力が20万(サンライト状態で)ちょいだから、スピードではうんこうさぎ700万に勝てないな。ん~。この『エレメントの大鎌』エナジー分けてくれないかな?」


そう「竜牙」が言った瞬間、「エレメントの大鎌」から1000万エナジーが体に流れ込んでくるのを感じた。


「これならいけるぜ!!」


「竜牙」は一瞬で空を飛び、「ゴリラビット」の眼の前まで移動し、大鎌で切り裂いた。


サクッ。豆腐を包丁で切るように気持ち良く切れた。


「うわ。楽しい。もう一体いやがるよな~。さっきはビームばっかりよくも撃ちやがったな~。おまえもサクサクだ~。」


「ひぃぃぃ~。『マガ』様。助けてください~。」


「ゴリラビット」はものすごいスピードで逃げ始め、「ムーン城」の中に入っていこうとしていたので、「竜牙」も追いかけた。「ゴリラビット」が城に入ろうとしたときにギリギリ追いつき、「竜牙」は大鎌で上半身、下半身を真っ二つに切断した。


「このうんこうさぎ!!死ね!!」


切られた瞬間、「ゴリラビット」はニヤリと笑って死んだ。「竜牙」は「ムーン城」の門にいた。門には罠が仕掛けられており、侵入者が入ると巨大なエナジー爆発が起こるようになっていた。


「竜牙」を爆発の光が包む。


ボン!!


次回。  第41エナジー  「過去2度のエナジー体消滅の謎」

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜

水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。 魔王乱立の時代。 王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。 だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。 にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。 抗議はしない。 訂正もしない。 ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。 ――それが、誰にとっての不合格なのか。 まだ、誰も気づいていない。 欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。

裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する

克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。

元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜

日々埋没。
ファンタジー
​「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」  ​かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。  その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。  ​レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。 ​ 地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。 ​「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」  ​新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。  一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。  ​やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。  レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。

後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~

菱沼あゆ
キャラ文芸
 突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。  洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。  天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。  洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。  中華後宮ラブコメディ。

【完結】捨てられた皇子の探し人 ~偽物公女は「大嫌い」と言われても殿下の幸せを願います~

ゆきのひ
恋愛
二度目の人生は、前世で慕われていた皇子から、憎悪される運命でした…。 騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。 母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せたリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。 そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘……。 望まぬ形で二度目の生を享けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が、本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。 ※本作は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さんにも投稿しています。 ※表紙画像はAIで作成したものです

捨てられた悪役はきっと幸せになる

ariya
恋愛
ヴィヴィア・ゴーヴァン公爵夫人は少女小説に登場する悪役だった。 強欲で傲慢で嫌われ者、夫に捨てられて惨めな最期を迎えた悪役。 その悪役に転生していたことに気づいたヴィヴィアは、夫がヒロインと結ばれたら潔く退場することを考えていた。 それまでお世話になった為、貴族夫人としての仕事の一部だけでもがんばろう。 「ヴィヴィア、あなたを愛してます」 ヒロインに惹かれつつあるはずの夫・クリスは愛をヴィヴィアに捧げると言ってきて。 そもそもクリスがヴィヴィアを娶ったのは、王位継承を狙っている疑惑から逃れる為の契約結婚だったはずでは? 愛などなかったと思っていた夫婦生活に変化が訪れる。 ※この作品は、人によっては元鞘話にみえて地雷の方がいるかもしれません。また、ヒーローがヤンデレ寄りですので苦手な方はご注意ください。

その狂犬戦士はお義兄様ですが、何か?

行枝ローザ
ファンタジー
美しき侯爵令嬢の側には、強面・高背・剛腕と揃った『狂犬戦士』と恐れられる偉丈夫がいる。 貧乏男爵家の五人兄弟末子が養子に入った魔力を誇る伯爵家で彼を待ち受けていたのは、五歳下の義妹と二歳上の義兄、そして王都随一の魔術後方支援警護兵たち。 元・家族の誰からも愛されなかった少年は、新しい家族から愛されることと癒されることを知って強くなる。 これは不遇な微魔力持ち魔剣士が凄惨な乳幼児期から幸福な少年期を経て、成長していく物語。 ※見切り発車で書いていきます(通常運転。笑) ※エブリスタでも同時連載。2021/6/5よりカクヨムでも後追い連載しています。 ※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。

処理中です...