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第65エナジー 「解剖」
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「フレアミスト」は「竜牙」を抱きかかえるのと同時に、「竜牙」の衣類を全て破き、「竜牙」エナジー体の体の中に手を入れた。
「やっぱり『竜牙』ちゃん。生物じゃないわね。この衣類も物質じゃなくてエナジーで創られた見せかけの衣類よね?体の中には、空洞になってて臓器とか入ってないわね。」
「(痛みはないが、極めて不快すぎる。もし俺、本体がされていると思うと死ぬより地獄だ。)」
今度は、「竜牙」の足を引きちぎり、腕や指を引きちぎっては、じっと観察している。
「これは、ただのエナジーできた人形ってことになるのかしら?てことは、『竜牙』ちゃんを操作している本体がいるってこと?『竜牙』ちゃん!!答えなさい!!優しいお姉さんが怒るわよ。」
足と腕を引きちぎられ、「竜牙」もだるま状態になりながら、
「たしかに俺の本体はいるぜ。だがそいつはエナジーが使えない。俺もなんでこんな能力が使えるかわからないんだ。」
「じゃあお姉さんと一緒に考えましょ。うふ。」
と言いながら、「竜牙」の首を無理やり引っ張り、胴体から首を引き抜いた。「フレアミスト」は「竜牙」の生首を抱きかかえながら話しだした。
「私ね、お気に入りの男の首を集めるのが好きなの。『竜牙』ちゃん、イケメンじゃないけど、なんか気に入ったからこのまま持って帰るわ。だから私と一緒にこの星の最後を見届けましょ。私、今、『ファイガー』と戦っているあのイケメンの首も欲しいの~。」
「『アーク』のことか!!」
「うんそうそう。メガネかけてない方ね。『ファイガー』のバカ、苦戦してるから手を貸してあげるわ。いってらっしゃい。『一つ目火の玉3兄弟』。」
火の玉3体は、「アーク」「アルガンドル」と「ファイガー」が戦っている方へ向かった。
「やめろ!!」
「『竜牙』ちゃん。辛い現実から目を背けてはダメ。」
「アーク」と「アルガンドル」は「ファイガー」に対し、「斥力」を発生させながら戦っている。死角から近づいてくる火の玉たちに全く気がついていない。
ズボ!!
火の玉の一体は、「アルガンドル」の背後から背中を貫いた。
「『アルガンドル』!!なんだ!!お前らはどっから湧いてきた!?『エナジーガ・・・』。」
「アーク」が火の玉たちに銃口を構えた瞬間、「アーク」は「ファイガー」に食われてしまった。
ガブ。
「ちょっと『ファイガー』のバカ!!何やってのよ!!そのイケメンの首欲しかったのに。あとで覚えときなさいよ。じゃあもうこの星の主力メンバーは全員死んだってことになるのかしら?そろそろ消しちゃおうかな?」
「フレアミスト」は「ケミエナ星」上空に巨大な「フレアボール」を作り始めた。星ほどの大きさだ。
「『竜牙』ちゃん。星が爆発するの観たことある?もうすっごい綺麗なのよ。デートには一番だと私は思うの。『竜牙』ちゃん。ちゃんと星とお別れなさいよ。」
みんな死んだ?冗談だろ?エナジー部隊はマクロに負けない組織だったのに、こんなにも簡単にやられちまうのかよ。「アーク」も「アルガンドル」も先生も「マールル」も弱っちいな。「ケミエナ星」が消滅したら、俺も消えよう。炎の三戦士たちは、地球や月にいる俺のところまで探しにこないだろう。もう忘れよう。全部なかったことに。あれ?こんな気持ち、前にもあったような。「愛」たちが死んだときかな?ずっと逃げ続けることになるのかな?俺ってこんなに情けなかったっけ?修行して心も体も強くなったと思っていたのに、3年前と大して変わっていなかったんだ。逃げたら後悔するかな。後悔するなぁ。やれることは、やろう。いつ、俺の本体も死ぬかわからねえし。意識があるうちは戦い続けよう。俺一人で、こいつらをやる。
「増えろ。」
「竜牙」の生首から光が生まれ、一瞬にして「竜牙」になった。
「えっ『竜牙』ちゃんが二人!?かわいい~。」
「まだだ。増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ。」
「竜牙」の生首から次々と光が放たれ、全てが「竜牙」に変わっていく。
「ちょっと『竜牙』ちゃん。一匹や二匹の『竜牙』ちゃんならかわいいわよ。でもいったい何匹『竜牙』ちゃんいるの!?」
「ん?ざっと10万体だ。」
次回。 第66エナジー 「『竜牙』の最強の力」
「やっぱり『竜牙』ちゃん。生物じゃないわね。この衣類も物質じゃなくてエナジーで創られた見せかけの衣類よね?体の中には、空洞になってて臓器とか入ってないわね。」
「(痛みはないが、極めて不快すぎる。もし俺、本体がされていると思うと死ぬより地獄だ。)」
今度は、「竜牙」の足を引きちぎり、腕や指を引きちぎっては、じっと観察している。
「これは、ただのエナジーできた人形ってことになるのかしら?てことは、『竜牙』ちゃんを操作している本体がいるってこと?『竜牙』ちゃん!!答えなさい!!優しいお姉さんが怒るわよ。」
足と腕を引きちぎられ、「竜牙」もだるま状態になりながら、
「たしかに俺の本体はいるぜ。だがそいつはエナジーが使えない。俺もなんでこんな能力が使えるかわからないんだ。」
「じゃあお姉さんと一緒に考えましょ。うふ。」
と言いながら、「竜牙」の首を無理やり引っ張り、胴体から首を引き抜いた。「フレアミスト」は「竜牙」の生首を抱きかかえながら話しだした。
「私ね、お気に入りの男の首を集めるのが好きなの。『竜牙』ちゃん、イケメンじゃないけど、なんか気に入ったからこのまま持って帰るわ。だから私と一緒にこの星の最後を見届けましょ。私、今、『ファイガー』と戦っているあのイケメンの首も欲しいの~。」
「『アーク』のことか!!」
「うんそうそう。メガネかけてない方ね。『ファイガー』のバカ、苦戦してるから手を貸してあげるわ。いってらっしゃい。『一つ目火の玉3兄弟』。」
火の玉3体は、「アーク」「アルガンドル」と「ファイガー」が戦っている方へ向かった。
「やめろ!!」
「『竜牙』ちゃん。辛い現実から目を背けてはダメ。」
「アーク」と「アルガンドル」は「ファイガー」に対し、「斥力」を発生させながら戦っている。死角から近づいてくる火の玉たちに全く気がついていない。
ズボ!!
火の玉の一体は、「アルガンドル」の背後から背中を貫いた。
「『アルガンドル』!!なんだ!!お前らはどっから湧いてきた!?『エナジーガ・・・』。」
「アーク」が火の玉たちに銃口を構えた瞬間、「アーク」は「ファイガー」に食われてしまった。
ガブ。
「ちょっと『ファイガー』のバカ!!何やってのよ!!そのイケメンの首欲しかったのに。あとで覚えときなさいよ。じゃあもうこの星の主力メンバーは全員死んだってことになるのかしら?そろそろ消しちゃおうかな?」
「フレアミスト」は「ケミエナ星」上空に巨大な「フレアボール」を作り始めた。星ほどの大きさだ。
「『竜牙』ちゃん。星が爆発するの観たことある?もうすっごい綺麗なのよ。デートには一番だと私は思うの。『竜牙』ちゃん。ちゃんと星とお別れなさいよ。」
みんな死んだ?冗談だろ?エナジー部隊はマクロに負けない組織だったのに、こんなにも簡単にやられちまうのかよ。「アーク」も「アルガンドル」も先生も「マールル」も弱っちいな。「ケミエナ星」が消滅したら、俺も消えよう。炎の三戦士たちは、地球や月にいる俺のところまで探しにこないだろう。もう忘れよう。全部なかったことに。あれ?こんな気持ち、前にもあったような。「愛」たちが死んだときかな?ずっと逃げ続けることになるのかな?俺ってこんなに情けなかったっけ?修行して心も体も強くなったと思っていたのに、3年前と大して変わっていなかったんだ。逃げたら後悔するかな。後悔するなぁ。やれることは、やろう。いつ、俺の本体も死ぬかわからねえし。意識があるうちは戦い続けよう。俺一人で、こいつらをやる。
「増えろ。」
「竜牙」の生首から光が生まれ、一瞬にして「竜牙」になった。
「えっ『竜牙』ちゃんが二人!?かわいい~。」
「まだだ。増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ増えろ。」
「竜牙」の生首から次々と光が放たれ、全てが「竜牙」に変わっていく。
「ちょっと『竜牙』ちゃん。一匹や二匹の『竜牙』ちゃんならかわいいわよ。でもいったい何匹『竜牙』ちゃんいるの!?」
「ん?ざっと10万体だ。」
次回。 第66エナジー 「『竜牙』の最強の力」
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