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第107エナジー 「エクスタシーゾーン」
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「愛」は「竜牙」のカバンの中のあるものに気付いた。
「『竜牙』。あんたいい年してぬいぐるみをカバンに入れてるなんてどういうことよ?」
「そういうおまえはなんで人のカバンを勝手にのぞきみしてんだよ。」
「カバンが開いてから見えただけよ。えーと、くまのぬいぐるみとうさぎのぬいぐるみ。あと黄色の丸いぬいぐるみ。何かアニメのキャラクター?あっそっか妹の『幸』ちゃんへのプレゼントね。いいとこあるじゃない。『竜牙』。」
「ん?こんなぬいぐるみカバンに入れたっけな?覚えてない。」
すると、黄色の丸くて目が点のぬいぐるみがしゃべりだした。
「こんなことしてていいのか?『竜牙』。」
「うわ。ぬいぐるみが喋り出した!!おまえなんなんだ?」
「オレはおまえと同化した『エナモン』だ。今のおまえは『エナジー』に関することを都合よく忘れてしまっている状態なんだな。」
「『エナモン』?『エナジー』?なんだそれ?」
「『竜牙』。今おまえは敵の精神系の『エナジー技』『エクスタシーゾーン』に侵されている。今、見ているおまえの世界はおまえの望んだもう一つの世界だ。オレが力を貸せば、おまえはこの精神攻撃から立ち直ることができる。どうする?現実の世界では、この学校の仲間や家族はもういない。おまえが決めろ。『竜牙』。」
「そんなこと急に言われても。現実は厳しい世界なのか?」
「生きることに厳しいも甘いもないと思うが。どんな世界も楽しくてどんな世界も苦しい可能性がある。普段のおまえならそう考えると思うぜ。オレはこの世界も苦しい世界だと思うぜ。おまえ高校卒業してからお先真っ暗の予感しかしないし。」
「そうだな。んじゃ。現実に戻してくれ。」
「よしきた。おまえの『シールド』は打撃には強いが、『精神系』『状態異常系』の『エナジー攻撃』に弱い。だから『シールド』に『精神異常遮断』の能力を追加するだけだ。」
「なにいってるか全然わからん。」
「んじゃ結果だけ。おまえは『火竜』だったときの力を全て使いこなせていない。それを使いこなせば、こんな『精神エナジー攻撃』効かないってこと。力を解放しろ。全部。でも『オロチ化』はやめろよ。理性失うから。」
「竜牙」は「エナモン」に言われるまま、力を解放した。
ドン!!
「竜牙」のエナジーは赤く燃え上がり、「竜牙」の髪の毛の色が変化し始めた。
「やべー。俺の髪の毛の色が赤くなっている。先生に怒られる。」
「それが『火竜』本来の力だ。あとは自分でなんとかしろ。」
「竜牙」がエナジーを放出し始めると、今いる世界がグチャグチャに剥がれ落ち、現実の「エナ持ち星」の風景が見えてきた。敵のマクロ体「カーナー」がいた。
「チッ。せっかくおまえの望む世界を創ってやったのに、わざわざ現実に戻ってくるとは。」
「うるせー。全然、望む世界じゃなかった!!俺、高校卒業したらどうなるんだよ!!不安で夜、眠れなくなりそうだ!!『ブルー・エナジー』!!」
「竜牙」は「惑星クラス」の青いエナジーを纏った。
「もう一度、別の世界へ行け!!『エクスタシーゾーン』!!」
暖かい空間を創り、「竜牙」を包み込もうとした。
「竜牙」は「シールド」の外側に炎の壁を創り、「エクスタシーゾーン」の「精神攻撃」を防御した。
「効かねーよ。『エナジーショット』。」
「竜牙」は軽く月ほどの大きさの「エナジー弾」を創り出し、「カーナー」に放った。
「こんなものーーーーーーーーーーーー。ギャ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼。」
「エナジーショット」で遠くの宇宙までぶっ飛ばした。
「まともに戦ったら弱いな。さて『エナ持ち星』のやつらどうするかな。」
次回。 第108エナジー 「お尋ね者」
「『竜牙』。あんたいい年してぬいぐるみをカバンに入れてるなんてどういうことよ?」
「そういうおまえはなんで人のカバンを勝手にのぞきみしてんだよ。」
「カバンが開いてから見えただけよ。えーと、くまのぬいぐるみとうさぎのぬいぐるみ。あと黄色の丸いぬいぐるみ。何かアニメのキャラクター?あっそっか妹の『幸』ちゃんへのプレゼントね。いいとこあるじゃない。『竜牙』。」
「ん?こんなぬいぐるみカバンに入れたっけな?覚えてない。」
すると、黄色の丸くて目が点のぬいぐるみがしゃべりだした。
「こんなことしてていいのか?『竜牙』。」
「うわ。ぬいぐるみが喋り出した!!おまえなんなんだ?」
「オレはおまえと同化した『エナモン』だ。今のおまえは『エナジー』に関することを都合よく忘れてしまっている状態なんだな。」
「『エナモン』?『エナジー』?なんだそれ?」
「『竜牙』。今おまえは敵の精神系の『エナジー技』『エクスタシーゾーン』に侵されている。今、見ているおまえの世界はおまえの望んだもう一つの世界だ。オレが力を貸せば、おまえはこの精神攻撃から立ち直ることができる。どうする?現実の世界では、この学校の仲間や家族はもういない。おまえが決めろ。『竜牙』。」
「そんなこと急に言われても。現実は厳しい世界なのか?」
「生きることに厳しいも甘いもないと思うが。どんな世界も楽しくてどんな世界も苦しい可能性がある。普段のおまえならそう考えると思うぜ。オレはこの世界も苦しい世界だと思うぜ。おまえ高校卒業してからお先真っ暗の予感しかしないし。」
「そうだな。んじゃ。現実に戻してくれ。」
「よしきた。おまえの『シールド』は打撃には強いが、『精神系』『状態異常系』の『エナジー攻撃』に弱い。だから『シールド』に『精神異常遮断』の能力を追加するだけだ。」
「なにいってるか全然わからん。」
「んじゃ結果だけ。おまえは『火竜』だったときの力を全て使いこなせていない。それを使いこなせば、こんな『精神エナジー攻撃』効かないってこと。力を解放しろ。全部。でも『オロチ化』はやめろよ。理性失うから。」
「竜牙」は「エナモン」に言われるまま、力を解放した。
ドン!!
「竜牙」のエナジーは赤く燃え上がり、「竜牙」の髪の毛の色が変化し始めた。
「やべー。俺の髪の毛の色が赤くなっている。先生に怒られる。」
「それが『火竜』本来の力だ。あとは自分でなんとかしろ。」
「竜牙」がエナジーを放出し始めると、今いる世界がグチャグチャに剥がれ落ち、現実の「エナ持ち星」の風景が見えてきた。敵のマクロ体「カーナー」がいた。
「チッ。せっかくおまえの望む世界を創ってやったのに、わざわざ現実に戻ってくるとは。」
「うるせー。全然、望む世界じゃなかった!!俺、高校卒業したらどうなるんだよ!!不安で夜、眠れなくなりそうだ!!『ブルー・エナジー』!!」
「竜牙」は「惑星クラス」の青いエナジーを纏った。
「もう一度、別の世界へ行け!!『エクスタシーゾーン』!!」
暖かい空間を創り、「竜牙」を包み込もうとした。
「竜牙」は「シールド」の外側に炎の壁を創り、「エクスタシーゾーン」の「精神攻撃」を防御した。
「効かねーよ。『エナジーショット』。」
「竜牙」は軽く月ほどの大きさの「エナジー弾」を創り出し、「カーナー」に放った。
「こんなものーーーーーーーーーーーー。ギャ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼。」
「エナジーショット」で遠くの宇宙までぶっ飛ばした。
「まともに戦ったら弱いな。さて『エナ持ち星』のやつらどうするかな。」
次回。 第108エナジー 「お尋ね者」
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