エナジークエスト

リョウタ

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第128エナジー  「認める」

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「雷牙」が「スティック」を倒した頃、「青牙」は「マクロ体」温度を自由自在に操る「コンティス」に苦戦をしていた。


「『フリー・テンパチャー』100万度!!」


「コンティス」を中心に半径5キロが温度100万度の高熱に上昇した。


「ぐああああ。こうなったら『アイス・エナジー』!!」


「青牙」は絶対零度の凍気を発動させ、自身の体を凍らせることで、100万度の高熱を相殺した。


「ふぅー。暑かった。あれ?あの女はどこに?」


「このクソイケメンのクソガキが!!このスキを逃すか!!」


格闘戦が好きそうな「コンティス」は「青牙」の顔面を中心に一方的に殴り続けた。


ドンドンバキバキ。


「ぐはぁ。」


血反吐を吐く「青牙」。


「コンティス」は高温のエナジーを発動させたまま、自身の拳に飛びきりのエナジーを集中させ、「恒星クラス」の「青牙」を一撃死できるほど、拳にエナジーが溜められていた。


「これで終わりだ!!死ね!!」


「コンティス」が「青牙」を殴りかかろうとした瞬間、「青牙」はたまらず、転送術で素早く「エナジー武具」「青剣」を取り出し、「コンティス」を一刀両断した。


ズバ!!


「バカな。貴様ごときが・・・。『エナジー武具』を・・・・。」


「俺も『剛竜』戦まで使うつもりなかったんだよ。おまえが強いから悪いんだぜ。おっ。おまえの気温をコントロールする技もできなくなったな。じゃあな。『アイス・エナジーショット』。」


ドン!!


氷の凍気を纏ったエナジーショットが、真っ二つになった「コンティス」の残骸を宇宙空間に吹っ飛ばした。


「ちょっと危なかったな。」


すると、「青牙」の元に「雷牙」がやってきた。


「おーい。『青牙』!!おまえも『青剣』使わなきゃ勝てなかったのか?」


「さっきの女強いな。まともに戦ってたら間違いなく死んでた。『宇宙』は広いってつくづく感じるぜ。」


「でもおまえが倒した女、けっこうおっぱいも大きくて可愛かったじゃん。」


「性格悪すぎだぜ。なんかイケメンが嫌いって言ってたな?あっ。理由聞くまえに殺しちゃった。興味ないけど。おまえが戦ってた女もけっこう美人だったじゃん?」


「顔は好みだったんだけど、なんか品がなくてな・・・って俺たちもう『愛』ないんだから女の話ししても無意味じゃね?」


「そう言うなよ~。『覇者』のところに行ったのを後悔しそうじゃんか。『火竜』にも『覇者』のこと紹介する?」


「そうだな。あいつすげーよ。あの『剛竜』を一人でやっちまったんだから。昔と変わったよな。」


「『地球』で育ったことが大きいのかもな。『地球』の『ミクロ体』はエナジーは皆無だが、住んでいる生物の種族が宇宙一なんだそうだ。多くのことを学べる星だったんだろうな。だから『火竜』は強くなった。」


「もう『火竜』と呼べないな。俺と『青牙』の中では『ヤマタノオロチ』で一番弱い『火竜』を『下流』と呼んでいたもんな。認めるか。あいつはもう『下流』でも『火竜』でもない。『地球』の『竜牙』なんだな。」


「俺も『竜牙』って呼んでやるよ。あとで『覇者』のことも教えてやる。あいつなら迷わず、『愛』より『エナジー力』を選ぶに決まってるけどな。どうせ恋したことないから。あっ。それよりやべーぜ。『竜牙』の近くに別の『マクロ体』がいやがる。早く助けに行かないと。」


次回。 第129エナジー  「監視者」
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