エナジークエスト

リョウタ

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第129エナジー 「監視者」

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俺はみていた。


「剛竜」が負けるわけがない。「雷竜」「氷竜」「火竜」の三人がかりだったとしても、「剛竜」の「エナジー力」に遠く及ばないからだ。念のため、「黒竜」から「恒星クラス」のエナジー使いを二人も借りたので、三人を分断することができ、こちらの勝率は絶対になった。


俺は「エナジー力」を極限まげ下げ、やつらにエナジーを感知されないようにした。


予定通り、三人が惑星「ドラゴンバッカ」に突入する前に、「女マクロ体」に「雷竜」と「氷竜」を遠ざけさせ、三人を分断することに成功した。


「惑星クラス」の「エナジー力」しかない「火竜」には到底「剛竜」を倒す手段がない。俺は気楽な気持ちで二人の戦いを拝見していた。


突然、「雷竜」が現れたので焦ったが、「エナジー力」を測定してみると弱かったので、すぐに分身だと見抜けて安心した。


「剛竜」の勝利は揺るがない。俺が少し、「雷竜」たちと「女マクロ体」の戦闘が気になって、視力を強化し、やつらの戦闘を眺めている時、事件が起こった。


「剛竜」をみてみると、「オロチ化」を解き、人間の姿になっていた。そして、「火竜」が「剛竜」に抱きついたと思ったら、胸をえぐり、「剛竜」の「核」(コア)を抜き取っていた。俺は目を疑った。



そうなのだ。元「ヤマタノオロチ」「魔竜」「竜星」が、監視役としてこの戦いを観察していたのだ。「竜星」は「竜牙」との戦いで「地球」を崩壊させた張本人である。


ドン!!


「ドラゴンバッカ」上空でエナジーを抑えて「竜星」は戦局をみていたが、そうもいかなくなり、たまらず「竜牙」の目の前に現れた。


「『竜星』。おまえもこの星にいやがったのか。」


「『火竜』。おまえごときが、『剛竜』の『核』を持っていいわけがない。よこせ。」


「やだ。」


ボコ。ドンドーン!!


「竜星」の渾身の一撃を顔面に喰らい、「竜牙」は吹っ飛んだ。


すかさず「竜星」は「竜牙」を追いかけ、足で数百発、「竜牙」を踏み潰した。


バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ!!!1


ボロボロになった「竜牙」だが、それでも「剛竜」の「核」を腕で抱えたまま、離さなかった。


「竜星」は「竜牙」の頭をつかんだ。


「チッ。もういい。おまえの頭を潰せばいいことだ。『アトミック・エナジーボ・・・・』」


「竜星」は原子力のエナジーを発動させ、「竜牙」の頭を吹っ飛ばそうとしたとき、


「『ライティング・バリア』!!」


雷の結界が「竜星」の動きを封じた。


「動けん。やつらか・・・。」


「青牙」が「エナジー武具」「青剣」を取り出し、得意の剣術で、動けなくなった「竜星」を真っ二つにした。


ズバ!!


次回。  第130エナジー  「デッド・エナジーアブソーブ」

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