エナジークエスト

リョウタ

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第130エナジー  「デッド・エナジーアブソーブ」

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「やったか!?」


真っ二つに切られた「竜星」は


「やってない。痛覚だけ遮断した。痛覚があると痛いからな。『エナジー・リカバリー』(回復・修復)。」


上半身と下半身を真っ二つにした「青牙」だったが、「竜星」はすぐさまエナジーで修復して体をくっつけた。


「バカ。何やってる。『青牙』!!『魔竜』の『核』ごと切らなきゃ死なないだろ?」


「いや。俺ももちろんそのつもりだったんだけど、あいつから『核』のエナジーが感じなかったんだ。」


「フフ。おまえらにはわかるまい。おまえら元『ヤマタノオロチ』の劣等ども。俺一人で肩をつけてやる。」


「『魔竜』ごときのくせに威張ってんじゃねー。『ライティング・ブロー』(稲妻の拳)!!」


「雷牙」の雷撃を帯びた拳が「竜星」のボディに直撃し、そのまま宇宙空間まで吹っ飛ばされた。


ボコ。


「ぐふっ。」


「雷牙」は宇宙空間に出た「竜星」を追っかけ、「竜牙」と「青牙」もその後を追った。


「はぁはぁ。『雷竜』。おまえの戦闘のセンスは高いな。それに『エナジー力』も。」


「たりめーだ。俺はおまえも『黒竜』も眼中にねー。俺の目標は『覇者』並の強さになること。『覇者』に比べたら俺たち元『ヤマタノオロチ』もカスみたいじゃね?」


「『雷竜』の『エナジー力』『2300垓(ガイ)。『氷竜』の『エナジー力』『4800京(ケイ)』。俺の『エナジー力』が『5500京(ケイ)』だから、今のままだと『氷竜』にも苦戦するかもな。」


「チッ。俺の話を無視しやがって。おまえなんか俺一人で余裕だってことだ。」


カッ。


「竜星」の「レッド・エナジー」(恒星クラス)が急激に高まり、「竜星」の「シールド」周辺にエナジーの塊を多数出現させた。


「フン。攻撃のつもりか。やってみろ。俺に効くとは思えねーけど。」


「たしかにな。今のおまえにはまだ効かんな。『アトミック・スターキル』(原子力で星を殺す力)!!」


「竜星」は自身の周りに出現させたエナジーの塊に強力な「原子力」のエナジーを込めて、「雷牙」を攻撃せず、辺りの惑星や衛星に攻撃をした。


「なっ。なんのつもりだ!!」


「まさか。『魔竜』のやつ。思い出した。『魔竜』のエナジー特殊能力を・・・。」


「竜星」は「アトミック・スターキル」のエナジー技で、惑星の「核」を狙い撃ち、見事に破壊させた。先ほどまで「竜牙」が「剛竜」と戦っていた惑星「ドラゴンバッカ」が破壊され、大爆発が起こった。


ドドドッドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!


「うわーーーーー。俺、星の爆発なんて初めてだーーーー。すげーー。でも『シールド』で防御力強化しとかないと爆発のダメージ喰らっちまう。」


続けて、「竜星」は「雷牙」と「女マクロ体」が戦っていた衛星も破壊し、周辺の惑星5、6個を破壊した。


「なんだ。なんだ。俺の方が強いから腹いせか?情けない奴だ。」


「違うぞ。『雷牙』。思い出したんだ。『魔竜』の昔からの特殊技を。『デッド・エナジーアブソーブ』。『魔竜』はエナジーを持つ者を殺した時、そのエナジー分を自分のモノにする力があったんだ。だから惑星などの星には大量のエナジーが込められている。あいつは星を破壊することで自身のエナジーの強大化を狙っている。すぐ辞めさせないと!!」


「グフフ。もう遅い。これでもう壊せる。『恒星』すらも。『アトミック・スターキル』!!」


「竜星」は恒星「アマウンゼラス」に向かって、「アトミック・スターキル」を発動させた。


次回。  第131エナジー  「『竜星』の逆襲」
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