エナジークエスト

リョウタ

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第162エナジー 「次の『超銀河』」

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「青牙」は刀身1kmほどに伸ばした「青剣」で、「エナジーバード」をスパスパ斬っていた。一振りで約数千羽が殺せる。


「シンプルな攻撃でいいんだが、刀身を長くした分、振りかざす時にスキができるんだよな。」


そのスキを「エナジーバード」たちは見逃さず、「青牙」を襲うが、頑強な「アイス・シールド」で完全防御できた。


「ふう。やっと勝機がみえてきたな。オラオラどんどん行くぜ。」


ズバズバ。


一万羽、十万羽、百万羽と次々と斬り捨てていった。


「竜牙」は刃のない「エナジー武具」大鎌「オロチバスター」を取り寄せていた。


左腕はさっき「エンペラーエナジバード」に食われてしまったので右腕で「オロチバスター」を持っている。


「竜牙」は「オロチバスター」にエナジーを注いだ。するとたちまち金色の大鎌の刃が出来上がった。


「うわ。ゴールドだ。きれいだな。」


「その大鎌の輝き。『恒星系クラス』の『エナジー力』を感じる。ならその鎌を食ってやる。」


「あっ。」


「エンペラーエナジバード」は「オロチバスター」の金色の刃にクチバシでかぶりついた。


「ギャリギャリギャリ。この鎌のエナジーごといただくぞ。これで私も『恒星系クラス』の力を手に入れられる。」


「竜牙」はクチバシでくわえている「エンペラーエナジバード」の口ごと、包丁で野菜を切るように簡単に体を両断した。


スパッ。


「ギャリギャリ?なぜだ?なぜ『アブソーブ』できない?」


「おまえ俺も馬鹿だけどやっぱり脳は鳥並だったな。『エナジー武具』自体は無機質だし、本人以外が使えるモノではない。いくらおまえでも『アブソーブ』できねーよ。バーカ。」


「ギャリギャリ。こんなところで私が・・・・。『東の超銀河』に行くのは私だ!!」


体が両断された状態で「エンペラーエナジバード」は「竜牙」に襲いかかってきた。


「はいはい。いってらっしゃい。死んでからな。」


「竜牙」は「オロチバスター」で「エンペラーエナジバード」を細かく切り刻み、「核」も破壊した。


ドン!!!


「核」が破壊されたので爆発が起こった。


地道に「エナジーバード」を刀で倒していた「青牙」だったが、一瞬にして「エナジーバード」たちは消失した。


「わっ。全部消えやがった。この際だから俺が全部斬りたかったのに。あーあ。また『青剣』使っちまったから強制睡眠だな。」


「エンペラーエナジバード」を倒して、体をゆっくり元どおり再生させ、一息ついた「竜牙」は、


「なんか最近やたらと『超銀河』『超銀河』って言ってるやつらに出会うよな。そんなに別の『超銀河』っていいのかな?」


今回の「恐竜星」での「エナジーバード」戦では犠牲者は、「ディノヒューマン」だけで、「恐竜星」の街などには被害は一切なかった。「エナジーバード」が倒されて、安心する恐竜たちだったが、統治者を失ったことで徐々に不安が膨れ上がってきた。


次回。 第163エナジー   「三日後」

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