エナジークエスト

リョウタ

文字の大きさ
171 / 184

第166エナジー 「ヤマタノオロチの戦い」

しおりを挟む
「前方と後方から『マクロ』が来ている。『火竜』と『氷竜』と『雷竜』だけでやれ。」


「いやいや俺一体で十分だって。『ファイアーエナジーアタック』!!」


「火竜」は巨大な火球を口に創り出し、前方の敵と後方に来る敵に撃ち放った。


ドンドン!!


「こんな火の玉ごとき効くか!!よくも我らが不在時に惑星『ペルペル』を破壊してくれたな。殺す!!」


前方から襲ってきている「マクロ」は、「火竜」の放った火球を大きな爪で引っ掻いてかき消した。


ザクッ!!


後方の「マクロ」には直撃した。


ボン!!


「へへ。やったぜ。」


「おい。『火竜』。前から敵が来ているぞ。」


「あっ。やべっ。」


ザシュッ!!


大きな爪を持っている「マクロ」は、「ヤマタノオロチ」の一首「火竜」の首を落とした。


「火竜」の頭を持ち、握りつぶして消滅させた。


グシュッ。


「あと七首。全部切り落とす。」


「そりゃ無理だ。俺がいる。『ブリザード・バリア』!!」


「氷竜」は氷の結界で敵のマクロを封じた。


「うっ。動けん・・・・・が、爪なら伸縮できる。」


氷の結界の中から爪を伸ばし、結界を打ち破り、そのまま「氷竜」の首元に突き刺した。


グサッ。


「ぐはぁ。」


「ったく。『火竜』じゃあねーんだから油断なんかすんなよ。『氷竜』。俺が手本を見せてやる。『サンダーエナジーアタック』!!」


バリバリジュー。


強力な雷撃が敵の「マクロ」を襲い、雷熱によって蒸発した。


「ほらな。一丁あがりだ。」


すると、さっき「火竜」の攻撃をまともに受けていた「マクロ」が「雷竜」の首の後ろにいた。


「おまえらは、俺が殺す。」


「マクロ」が「雷竜」の頭をつかんだ瞬間、


バクッ!!


「魔竜」の首が素早く現れ、敵を食べ尽くした。


モグモグ。


「あまり良い質のエナジーじゃないな。まずい。」


「『デッド・エナジーアブソーブ』(殺した相手のエナジーを吸収)か。」


「『火竜』やられちゃったけどどうする?俺、別に『火竜』なんて足手まといだからいらないんだけど。」


「勝手に再生するさ。俺たち『ヤマタノオロチ』には『オートリカバリー』(自動再生)がある。」


すると、


ニュニュニュ。


さっきやられた「火竜」の首が生えてきた。


「くそー。俺を殺りやがったやつ。ぶっ殺す。」


「もう『雷竜』が殺ったぞ。ほんとに『火竜』は弱いな。」


次回。  第167エナジー 「行き先は?」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜

水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。 魔王乱立の時代。 王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。 だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。 にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。 抗議はしない。 訂正もしない。 ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。 ――それが、誰にとっての不合格なのか。 まだ、誰も気づいていない。 欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。

アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)

三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。 佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。 幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。 ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。 又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。 海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。 一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。 事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。 果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。 シロの鼻が真実を追い詰める! 別サイトで発表した作品のR15版です。

アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no
ファンタジー
 神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。  その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。  世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。  そして何故かハンターになって、王様に即位!?  この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。 注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。   R指定は念の為です。   登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。   「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。   一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

Husband's secret (夫の秘密)

設楽理沙
ライト文芸
果たして・・ 秘密などあったのだろうか! むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ  10秒~30秒?  何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。 ❦ イラストはAI生成画像 自作

公爵令嬢は結婚式当日に死んだ

白雲八鈴
恋愛
 今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。 「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」  突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。 婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。  そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。  その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……  生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。  婚約者とその番という女性に 『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』 そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。 *タグ注意 *不快であれば閉じてください。

後宮薬師は名を持たない

由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。 帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。 救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。 後宮が燃え、名を失ってもなお―― 彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。

愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました

由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。 尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。 けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。 そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。 再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。 一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。 “尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。 静かに離婚しただけなのに、 なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。

月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

処理中です...