エナジークエスト

リョウタ

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第176エナジー 「『ブラウド』の『セル・エナジー』全開」

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「ちょっと先生ありえないですってば。『核』が『ミクロ生物』の中にあるはずがあるわけないですよ。」


「そういうお前もちょっと前までは、『核』がなかっただろ?それはどういうわけだ?ありえないことがあったということではないのか?」


「いや。俺は元々『ヤマタノオロチ』っていう『マクロ生物』だったし、何というか、普通のやつとは違うというか特別というか・・・。」


「特別?自分が他の者と何か違うと?優れていると?俺以外の生物は馬鹿ばっかとでも言うつもりか!!」


「そこまで言ってないですよ。ただ・・・。」


「お前、『エナジー武道』の授業でも教えたよな?自分のことを強いと思うなって。強い生物は自身の弱さを知っているから強くなれるんだ。もういい。早々に終わらせてやる。みじめにしね。」


「ブラウド」は、「レッド・エナジー」(恒星クラス)を張り、「竜牙」に接近した。


「えっ。『恒星クラス』のエナジー!?何でそんな巨大なエナジーをこの短期間に!?」


「それだったらお前は俺以上に『エナジー力』がパワーアップしてるだろ!!だから自分のこと特別扱いするな!!」


「ブラウド」は「竜牙」に向かって大きく拳を振りかざしていた。


「竜牙」は「ブラウド」のエナジー能力を思い出し、背筋がゾッとし、すぐさま「ブラウド」から離れた。


「賢明な判断だ。『竜牙』。」


「はぁはぁ。危なかった。先生の『セル・エナジー』細胞単位でエナジーを操る能力は恐ろしすぎる。以前でも『エナジー力』が『マクロクラス』に全く及ばない状態でも、『マクロ生物』に一泡吹かせることができたんだ。今の『エナジー力』だと脅威度が計り知れない。」


「冷静な状況判断だな。正解だ。だが、遅い。俺に出会ったときから、準備しておくべきだった。俺の『セル・エナジー』たちは、すでにお前の中に侵入しているのだから。」


「なに!!体が・・・・。俺の左腕が思うように動かせない・・・。」


「はっはっはっ。俺の『セル・エナジー』たちが、お前に会ったとき、敵意を感じて勝手にお前の中に侵入したそうだ。お前の左腕と左足は、俺と俺の『セル・エナジー』は、思うままだ。」


バキッ。


「竜牙」の左腕が突然、「竜牙」の顔を殴りだした。


「グハァ。イテェ。こんなこともできるんですね。完璧で頑強な鉄壁を誇る『シールド』も台無しですね。」


「『シールド』は単純な物理攻撃なら『エナジー力』に比例する防御力を誇るが、『侵入』や『操作』『支配』といった『精神的』なエナジー攻撃には別の耐性を備えつけなければ、簡単に通過することができる。」


「グッ。以前も『精神的』なエナジー攻撃を受けたことがあったから耐性は少しは上がっているはずなのに、それを上回る能力ってことですか。ムン!!」


ズバッ!!


「竜牙」は「ブラウド」に支配された自身の左腕と左足を手刀で切り落とした。


「頭の切り替えが良くなってやがる。」


「はぁはぁ。回復すれば、いいだけのこと。そして距離を取る!!」


「竜牙」は「エナジーリカバリープロデュース」で失った左腕と左足を再生させながら、右手にはエナジーを集中させ、エナジー弾を放とうとしていた。


「さあどうする?」


「先生こそ。この攻撃をどう防ぎますか?『エナジー・ミリオンフィックススターショット』!!」


「竜牙」は100万もの「エナジー弾」をつくりだし、「引力」で威力を上げ、全弾「ブラウド」に放たれた。


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


衝撃で砂埃が舞い、無傷の「ブラウド」があらわれた。


「『セル・エナジー』が恐いのはわかるが、遠距離で数打ちゃ当たるっていうのはエナジーの無駄遣いだと思うぜ。」


「その余裕を待っていたんですよ。」


「竜牙」は逆に「ブラウド」の後ろに超接近していた。「竜牙」の左腕と左足の再生を終えており、エナジー武具「オロチバスター」の大鎌をすばやく取り出し、両手で大鎌を大きく振りかざした。


「ブラウド」は、とっさに左腕で防御し、「シールド」も強化するが、「竜牙」の「オロチバスター」は容易く、「ブラウド」の「シールド」を切り裂き、「ブラウド」の防御した左腕も切り落とした。


ザクッ!!


「これがさっきのお返しです。あっ。でも俺は左足も切られましたよな?次は左足をもらいます。」


「おいおい。腕と足を切ったのは自分でだよな?人のせいにしてるんじゃねえよ。」


第177エナジー 「続『ブラウド』戦」




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