エナジークエスト

リョウタ

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第178エナジー 「『アーク』初めての活躍」

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「『竜牙』!!大丈夫か!!しっかりしろ!!」


「竜牙」は意識はあるが、手足が吹っ飛び、「ブラウド」にエナジー武具「オロチバスター」を破壊されたことから、放心状態になっている。


「普段は生意気なクソガキなのにまったく。たまには大人の俺に任せとけ。お前は俺のこと散々ザコ扱いしてたけどよ~。」


「俺は『アーク』までを殺すつもりはなかったんだぜ?同じ星の出身だし。それに力量が違いすぎるだろ?」


「そんなことはどうでもいい。『ブラウド』。恥ずかしくないのか?『竜牙』みたいな調子乗りのクソガキを叩きのめして、そんなに楽しいか?ガキだからやりたいようにやらせてやれよ。」


「何を言っている。そいつは元々『ヤマタノオロチ』だ。何千年も生きている。見た目はガキでも俺たちよりずっと歳を取っているだろ?」


「『核』を持っているから、そうだと思うが、こいつの頭の中はホントにただのガキだ。到底何千年も生きている者の頭の中じゃねえ。だから俺は『竜牙』のことを絶対ガキ扱いする。こいつがどんなに俺より強くてもだ。」


「はいはい。わかった。わかった。んでどうする?お前は俺が『竜牙』を殺すのを阻止するんだろ?俺が『核』を持たない時から、俺に手も足も出なかった『アーク』さんがよ。」


「んじゃ。全力出すか。はあー!!」


「アーク」は全エナジーを放出させた。


「やっぱりか。エナジー力『15億4000万』か。『隊長リング』(エナジー力増幅アイテム)付きで。お前相手に『核』を使うまでもない。」


「ブラウド」は「恒星クラス」のエナジーを解いた。「核」の力を解き、通常のエナジーと持っている「隊長リング」だけのエナジーを放出した。


「エナジー力『28億』か。試してみるか。」


「アーク」は普段、エナジーアイテム「エナジーガン」にエナジーを込めて闘うのが主流なのだが、「ブラウド」にあえて接近戦で挑んだ。


「元『エナジー武道』師範である俺に、接近戦だと!?頭大丈夫か?『アーク』。」


「アーク」は「ブラウド」にパンチキックなど不慣れな体術を仕掛ける。当然、ことごとくかわされる。


「はぁはぁはぁ。速い。」


「気は済んだか?俺と『竜牙』はこの10億倍くらいの速さで戦ってたんだぜ?次元が違うのがわかるだろ?じゃあな『アーク』。」


「ブラウド」は「アーク」に「クレイジーエナジー」(エナジーの波長を狂わす能力)を込めた掌底を放った。


バキッ。


「まともにくらったらやばそうだな。くらわないけど。クソ俺の拳も一発『ブラウド』にぶつけたいな。」


「アーク」は何事もなかったように「ブラウド」に拳を繰り出していた。


「俺の攻撃・・・。当たったよな?あれをくらうとエナジーがまともに張れなくなる。いやあの手応え、『アーク』に当たっていない?『シールド』?俺の方が圧倒的に攻撃力が強いから『アーク』程度の『シールド』はすぐ破壊できる。俺の自動で攻坊してくれる『セル・エナジー』たちも無反応だ。俺の攻撃が効かなかった時は自動で追尾してくれるのに。なぜだ?」


「答えは簡単だ。『ブラウド』。『竜牙』のようなクソガキにムキになるお前は弱いんだ。だからお前は俺には勝てない。」


「戦いは『エナジー力』が全てだ。ふざけるな!!クソ。死ね!!『アーク』!!」


「ブラウド」は「アーク」に拳で打撃を入れまくった。拳に触れるだけで死ぬ、「竜牙」の技「デス・エナジー」を応用した攻撃を「アーク」に繰り出した。


バキバキドンドンドン!!!!


「はぁはぁはぁはぁ。この感触は・・・・。『アーク』の『シールド』にすら届いていない!?お前、『シールド』の周辺に何を発生させている!!『斥力』ではないな?なんだ!!」


「バレたか。ゴメンな。『ケミエナ星』にいる時から隠していて。親父から言われていたんだ。この力は使うなって。でもさっき『賢竜』が同じ技使っていたから俺も使ってもいいかと思ったんだ。」


次回。 第179エナジー  「『アーク』の能力」
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