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キーボくん? ということは透さん何故通り過ぎた? と思うと器用に身体を回転させて戻ってきてコチラに突っ込んできた。慌てていたのか引き戸を開けきれないで入ってきたので通り抜けられずドアに詰まる。
ガタッ
引き戸が少し外れた事で動かせなくなった事でそれ以上の開く事も出来なくなり、キーボくんはハマったまま動けないようただ。
「璃青さん! 璃青さん! 大丈夫ですか!!」
キーボくんがバタバタしながらコチラに向かって叫ぶ。店の中の三人はそのオカシナ光景を唖然としながら見つめてしまった。
流石に最初に反応出来たのは澤山さんで慌てて入り口に駆け寄る。
「ユ ……キーボくん大丈夫?!」
俺も我に返りキーボくんで詰まった入り口に行き、外れた引戸を直して救出する。キーボくんはポーカーフェイスなので分からなかったが、近付いてみるとゼイゼイしていた。透さんこの姿で走ってきたようだ。スゴすぎる。澤山さんもその息遣いが分かったのだろう。
「ユ、……キーボくん、とりあえず休みましょう。今、お水持ってくるから待ってて」
手を引かれ奥の方に連れていかれ椅子に座らせられる。心配して駆けつけて、逆に心配されている。
凛さんは恐る恐るキーボくんを見つめている。
「コレ、透?」
「はい。“希望が丘商店街”のゆるキャラで『キーボくん』といいます」
「なんかカワイイ! 中に透が入ってい思うとなおさら」
後ろから水を貰って飲み終わったキーボくんは、自分の前でニコニコしている凛さんを、キッと睨みつける。
「じゃないよ! 凛! ったく昔から考え無しで行動しすぎ! 小野くんにまで巻き込んで迷惑かけて何やっているんだよ!」
凛さんは『あっ』という顔をしてキーボくんから少し離れて姿勢を正す。そして神妙な顔でプンプン怒っているキーボくんの小言を聞いている。まあ中身は透さんだから怒っていても理性的だし口調も激しくはない。でもそんな小言ともいうべき言葉がキーボくんから飛び出している事に違和感を覚えるのは俺だけだろうか? ゆるキャラが上品そうな大人の女性をコンコンと説教するなんて状況ハッキリ言って変である。ここに第三者が来たら訳わからないだろう。
「でも、それだけ透が心配だったの」
チラっと上目遣いで凛さんがそう返す。凛さんは怒られている側だからこの異様な光景をツッコム事はできないのだろうか?
「凜が俺の事心配してくれているのは分かるよ。でも少しは信頼して。俺はもう大人なんだから」
諭すように優しく語りかけるキーボくん。外見のインパクトが大き過ぎて透さんの姿が見えてこない。
「でも、まあ、この人なら認めてあげてもいいわよ」
いや、凛さんは逆に外見が全く気になってないようだ意外と普通に対応している。視線をキーボくんから澤山さんへと動かす凛さん。その目つきは最初よりかなり柔らかくはなっている。と思ったらキラリと目が光り口角をあげ笑うような表情をする。その目は細められ澤山さんを捉えた。
「でも透を傷つけるような事したら ──」
「それは俺達二人の問題だから。多分一緒にいる間に色々あるだろうけど、それは二人で乗り越えたい」
凛さんの言葉をキーボくんが遮る。凛さんは『うっ』と声出し黙り込む。そしてキーボくんを切なげに見つめ、その表情が明らかに傷付いた顔になる。
「あ、あのっ……。わたし、これから凛さんに色々相談させて頂いたりしてもいいですか?」
その様子を見かねたのだろう。澤山さんが慌てたように凛さんに話しかける。澤山さんって、なんて優しい人なのだろうかと感動する。だって自分を攻撃しにきた怖い存在をそんなに気遣えるなんてそう出来るものではない。戸惑うように凛さんの瞳が揺れ澤山さんを見つめ返す。良かったこれで二人は平和的関係も築けそうである。俺は安堵のため息を吐く。
「璃青さんそれは俺にしてくださいよ。色々不安に感じることとか、不満とか俺にちゃんと言ってください。そして二人で解決していきたいから」
ここから女の美しい友情が始まると思ったらキーボくんがそれを邪魔する。澤山さんの意識もキーボくんに持っていかれる。
「透くんに不満なんて ……。でもまた不安になったら甘えていい?」
澤山さんはキーボくんを感動したような表情で見つめてそんな言葉を言う。
「そしてそんな風に言って頂いて嬉しいです。いつでも俺を頼って下さい! 」
「透くんこそ。わたしじゃ頼りないかもしれないけど、本当はもっと甘えて欲しいのに、っていつも思ってるのよ?」
澤山さんはキーボくんの手をとり柔らかく頬笑む。それを見てキーボくんはコクリと元気に頷く。
「はい!
……璃青さん、やはり笑顔が一番素敵ですね。
そうやって俺の前で笑っていてください。その笑顔で俺は元気になるんです。そして俺はそれを守り続けたい」
ウ~ン。透さん恋人へかける愛の言葉として素敵だとは思いますが、キーボくん姿だとすべて台無しです。しかしこの水色の生物がキーボくんに見えているのは俺のだけのようで、澤山さんは頬を赤らめ感動したような表情をしていて、凛さんは手を取り合って見つめ合う二人を、哀し気な表情で見つめている。澤山さんとキーボくんは完全に二人の世界に入ってしまっていて、完全に俺と凛さんは邪魔である。
「じゃあ、俺午後から授業あるんで、そろそろ失礼いたします」
聞こえてないと思うけどそう挨拶してから、俺はそっと凛さんの肩に手を回し外へと凛さんを連れ出す。愛する可愛い弟が他の女性に首ったけな様子を見せつけられて凛さんはかなりショックだったようで放心しているのか素直に外についてきてくれた。
「あんな透、初めてみた。あんなに優しく甘い顔をして、彼女見つめるなんて事、今までもなかった……」
キーボくんの着ぐるみの所為で表情も見えなかったと思うし、ムードもあったものではないと思うのだが、凛さんの目には中の透さんの姿は見えていたようだ。
「それだけ好きなのでしょうね。澤山さんが」
俺がそう受けるとさらに傷付いた顔になり顔を顰めるので、慌ててしまう。
「思うのですが、透さんにとって凜さんが特別な存在って変わってないと思いますよ!!」
そう続けると、凛さんは俺を縋るように見上げてくる。
「さっきの言葉も凜さんに『見守って』というように俺には聞こえました。
だからこれから二人で一緒に見守りませんか?」
出来る限り優しく笑いかけながらそう言うと、凛さんの瞳が潤み俺を映す。泣かれるかと思って緊張するが、その美しい顔は笑みのかたちへと変わる。凛さんらしい弾けるような明るい笑顔ではなく、俺の為に必死で、笑ってくれているのだろう。その証拠に涙が一粒頬から溢れる。『あっ』も思った瞬間ドンと衝撃を受ける。凛さんに抱きつかれたようだ。
「ぁりかとう、ダイちゃん」
そして俺の胸に顔を押し付けながらワンワンと泣きはじめてしまった。ふと周りを見ると、通りすぎる人が皆、俺達をチロチロ見ている。当然である商店街の中でこんな事をやっていたら、絶対痴話げんかしたカップルに思われているんだろう。恥ずかしすぎる。
「凜さん、少し移動しましょう」
凜さんはコクリと素直に頷く。俺はまだ泣いている凜さんの手を引いて近かった根小山ビルヂングに逃げ込んだ。
※ ※ ※
Effector 音にアレンジを加える装置の事
ガタッ
引き戸が少し外れた事で動かせなくなった事でそれ以上の開く事も出来なくなり、キーボくんはハマったまま動けないようただ。
「璃青さん! 璃青さん! 大丈夫ですか!!」
キーボくんがバタバタしながらコチラに向かって叫ぶ。店の中の三人はそのオカシナ光景を唖然としながら見つめてしまった。
流石に最初に反応出来たのは澤山さんで慌てて入り口に駆け寄る。
「ユ ……キーボくん大丈夫?!」
俺も我に返りキーボくんで詰まった入り口に行き、外れた引戸を直して救出する。キーボくんはポーカーフェイスなので分からなかったが、近付いてみるとゼイゼイしていた。透さんこの姿で走ってきたようだ。スゴすぎる。澤山さんもその息遣いが分かったのだろう。
「ユ、……キーボくん、とりあえず休みましょう。今、お水持ってくるから待ってて」
手を引かれ奥の方に連れていかれ椅子に座らせられる。心配して駆けつけて、逆に心配されている。
凛さんは恐る恐るキーボくんを見つめている。
「コレ、透?」
「はい。“希望が丘商店街”のゆるキャラで『キーボくん』といいます」
「なんかカワイイ! 中に透が入ってい思うとなおさら」
後ろから水を貰って飲み終わったキーボくんは、自分の前でニコニコしている凛さんを、キッと睨みつける。
「じゃないよ! 凛! ったく昔から考え無しで行動しすぎ! 小野くんにまで巻き込んで迷惑かけて何やっているんだよ!」
凛さんは『あっ』という顔をしてキーボくんから少し離れて姿勢を正す。そして神妙な顔でプンプン怒っているキーボくんの小言を聞いている。まあ中身は透さんだから怒っていても理性的だし口調も激しくはない。でもそんな小言ともいうべき言葉がキーボくんから飛び出している事に違和感を覚えるのは俺だけだろうか? ゆるキャラが上品そうな大人の女性をコンコンと説教するなんて状況ハッキリ言って変である。ここに第三者が来たら訳わからないだろう。
「でも、それだけ透が心配だったの」
チラっと上目遣いで凛さんがそう返す。凛さんは怒られている側だからこの異様な光景をツッコム事はできないのだろうか?
「凜が俺の事心配してくれているのは分かるよ。でも少しは信頼して。俺はもう大人なんだから」
諭すように優しく語りかけるキーボくん。外見のインパクトが大き過ぎて透さんの姿が見えてこない。
「でも、まあ、この人なら認めてあげてもいいわよ」
いや、凛さんは逆に外見が全く気になってないようだ意外と普通に対応している。視線をキーボくんから澤山さんへと動かす凛さん。その目つきは最初よりかなり柔らかくはなっている。と思ったらキラリと目が光り口角をあげ笑うような表情をする。その目は細められ澤山さんを捉えた。
「でも透を傷つけるような事したら ──」
「それは俺達二人の問題だから。多分一緒にいる間に色々あるだろうけど、それは二人で乗り越えたい」
凛さんの言葉をキーボくんが遮る。凛さんは『うっ』と声出し黙り込む。そしてキーボくんを切なげに見つめ、その表情が明らかに傷付いた顔になる。
「あ、あのっ……。わたし、これから凛さんに色々相談させて頂いたりしてもいいですか?」
その様子を見かねたのだろう。澤山さんが慌てたように凛さんに話しかける。澤山さんって、なんて優しい人なのだろうかと感動する。だって自分を攻撃しにきた怖い存在をそんなに気遣えるなんてそう出来るものではない。戸惑うように凛さんの瞳が揺れ澤山さんを見つめ返す。良かったこれで二人は平和的関係も築けそうである。俺は安堵のため息を吐く。
「璃青さんそれは俺にしてくださいよ。色々不安に感じることとか、不満とか俺にちゃんと言ってください。そして二人で解決していきたいから」
ここから女の美しい友情が始まると思ったらキーボくんがそれを邪魔する。澤山さんの意識もキーボくんに持っていかれる。
「透くんに不満なんて ……。でもまた不安になったら甘えていい?」
澤山さんはキーボくんを感動したような表情で見つめてそんな言葉を言う。
「そしてそんな風に言って頂いて嬉しいです。いつでも俺を頼って下さい! 」
「透くんこそ。わたしじゃ頼りないかもしれないけど、本当はもっと甘えて欲しいのに、っていつも思ってるのよ?」
澤山さんはキーボくんの手をとり柔らかく頬笑む。それを見てキーボくんはコクリと元気に頷く。
「はい!
……璃青さん、やはり笑顔が一番素敵ですね。
そうやって俺の前で笑っていてください。その笑顔で俺は元気になるんです。そして俺はそれを守り続けたい」
ウ~ン。透さん恋人へかける愛の言葉として素敵だとは思いますが、キーボくん姿だとすべて台無しです。しかしこの水色の生物がキーボくんに見えているのは俺のだけのようで、澤山さんは頬を赤らめ感動したような表情をしていて、凛さんは手を取り合って見つめ合う二人を、哀し気な表情で見つめている。澤山さんとキーボくんは完全に二人の世界に入ってしまっていて、完全に俺と凛さんは邪魔である。
「じゃあ、俺午後から授業あるんで、そろそろ失礼いたします」
聞こえてないと思うけどそう挨拶してから、俺はそっと凛さんの肩に手を回し外へと凛さんを連れ出す。愛する可愛い弟が他の女性に首ったけな様子を見せつけられて凛さんはかなりショックだったようで放心しているのか素直に外についてきてくれた。
「あんな透、初めてみた。あんなに優しく甘い顔をして、彼女見つめるなんて事、今までもなかった……」
キーボくんの着ぐるみの所為で表情も見えなかったと思うし、ムードもあったものではないと思うのだが、凛さんの目には中の透さんの姿は見えていたようだ。
「それだけ好きなのでしょうね。澤山さんが」
俺がそう受けるとさらに傷付いた顔になり顔を顰めるので、慌ててしまう。
「思うのですが、透さんにとって凜さんが特別な存在って変わってないと思いますよ!!」
そう続けると、凛さんは俺を縋るように見上げてくる。
「さっきの言葉も凜さんに『見守って』というように俺には聞こえました。
だからこれから二人で一緒に見守りませんか?」
出来る限り優しく笑いかけながらそう言うと、凛さんの瞳が潤み俺を映す。泣かれるかと思って緊張するが、その美しい顔は笑みのかたちへと変わる。凛さんらしい弾けるような明るい笑顔ではなく、俺の為に必死で、笑ってくれているのだろう。その証拠に涙が一粒頬から溢れる。『あっ』も思った瞬間ドンと衝撃を受ける。凛さんに抱きつかれたようだ。
「ぁりかとう、ダイちゃん」
そして俺の胸に顔を押し付けながらワンワンと泣きはじめてしまった。ふと周りを見ると、通りすぎる人が皆、俺達をチロチロ見ている。当然である商店街の中でこんな事をやっていたら、絶対痴話げんかしたカップルに思われているんだろう。恥ずかしすぎる。
「凜さん、少し移動しましょう」
凜さんはコクリと素直に頷く。俺はまだ泣いている凜さんの手を引いて近かった根小山ビルヂングに逃げ込んだ。
※ ※ ※
Effector 音にアレンジを加える装置の事
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