『застежка-молния。』

日向理

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Episode.3

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   …「自分のカノジョの横顔、じっと眺めてるの、
              割と楽しかったし^^」
                     「もー」
  「仕事終わりで恥ずかしがらせないでください!」
                  「はは 笑」


       「・・・」

     「やっぱええわぁ…

      倉西悠斗ぉ…」


               「…沙織ぃ」


      「ん゛?なに?」
          ピッ


                 「お前、

             ドラマ観てる時は
         『おっさん化』するんだな」

      「ゔっ(;・∀・)」




     「沙織の新しい側面知れて」




 「今日もいい1日になりそうだわぁ」

    「うっさーい!!(〃ω〃)」



        ピッ




「あれ?」

「充電出来てなかった…」



「まいっか、向こうで充電すりゃ」


     「…ってなに撮ってるんですか!(〃ω〃)」
               びくっ「ああー!!」
         「今ので飛んじゃったじゃない!」
                   「あ゛?」…

       「ぷっ 失笑」

「あ、そうだ」


   「沙織ぃ~」

         ピッ

    「な、なに?(; ・`д・´)」


   「…おっさん化してないから大丈夫」


       「はは…」



   「岐阜でさ、

    ノンに会うんだけどさ
       「岐阜!?」


     「なんでまた岐阜?」


   「あ゛~…



    …わかんね」

     「分かんないんだ 笑」



   「あれじゃね?」

   「ノン、実は岐阜生まれとか」


     「超テキトー 爆笑」


 「「なんで岐阜?」って聞かないんだね」


    「うん…」


    「あ!」

  「女はそういうところを聞くんだな」

ガサゴソ…

「いやぁ勉強になるわぁ」

   「感情こもってなさ過ぎ 笑」



         ピッ


                 …「えっとぉ…」
       「しかも彩月、一個も浮かんでないし」
                 「え!?」「あ」
     「なぁんの夢みてたんだかわかんないけど」



「あ」

「あとさあ…」
        「ん?」
         ピッ


    「…俺、これから遠征に行くからさ」


        「うん」



    「…俺らの出番って、



     これだけっぽくね?」


       「ん~。。」



      「そうかもね 笑」


    「やっぱそうだよな!」


  「じゃなきゃ俺、試合に集中出来ねぇし」


        「まぁ…」


   「出させて貰えるだけでも? 爆笑」

「だな 爆笑」


          ピッ



  …『隣りの』伊勢原さんにまで笑われてるわよ!」
     「あ」「(〃ω〃)」「…すみません」「ん?」
        「えー!?なにその素敵な夢は!?」
     シーッ!「声大きいって(〃ω〃)」「しかも
 伊勢原さんがずっと眺めて待っててくれるなんて…」
     「彩月さん、ドラマとか見過ぎですって!」
                 「絶対それは!」


 「でもひょっとして俺の出番だけ
       「もーー!!」
  「ゆっくり倉西悠斗を堪能させて!!」
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