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第19話 そして、少女は1人になった
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瀬川は一見派手なグループに属していそうな女子にも関わらず、TDを初め様々なサブカル趣味に精通している。コミュ力も高く、誰とでも話すことができるので当然男女共に友達が多かった。
そう、入学当初に思い描いていた私の理想像がまさに瀬川凛子だったのだ。
凛子と話すようになってから、私は次第に友人が増えていった。最初は凛子の友人と、その友人に釣られるように次第に今まで面識もなかった女子とも話せるようになる。更にはクラスカースト上位の一部の男子とも少しずつ会話が発生するようになっていた。
その時になって私は自分が精神的に引きこもっていたことに気付かされる。ユニと過ごした一年間はいわば外敵がいない楽園のようなもので、心地よく、ストレスは無くてもそこには刺激が無かった。刺激がなければ人は成長できない。私たちの世界は行き詰まり、終わっていたのだ。私とユニは友人だったけれど、1人と1人が集まって2人に見えても結局私たちは孤独だった。
たぶん、凛子と出会わなければ私はずっとユニとつるんでいただろう。きっとそんな未来も悪くはないとは思う。でもその先に未来は無い。私は空虚に過ぎ去っていく心地よい日々よりも刺激的で不安定な未来が欲しかった。
クラスの人間と関わるようになり、余白の多かった日々が他人との時間で徐々に埋められていく。次第にユニとのゲーム時間は減っていった。
そしてテスト最終日の放課後、私はユニに呼び出された。
「あ、あの……」
「こうして話すのはなんだか久しぶりね、ユニ」
「は……はい。そうですね」
年が明け、テストを挟んだことによりユニとは約2ヶ月ほどゲームはおろかまともな会話が無かった。別にそれほど離れていたわけでは無いにも関わらず、私は以前ほどユニのことを想えなくなっていた。
「それで何か用かしら?」
「牧村さん……あの、きょ、今日はゲームできませんか……?」
この時私はある種の危機感のようなものをユニに覚えていた。それはユニの将来についての危機感だ。最近までユニにべったりで、クラスの人間ともまともに話すことができなかった私が言うのも何だかおかしいことかもしれないけれど、この子はこのままでいいのだろうか?とその時は思った。
目の前のユニを私は見る。
「……あの……?」
弱々しく、自信がない。見た目は悪く無いのにそれを磨こうとしない。1人で生きることは苦では無いのかもしれないけれど、誰かと生きることが苦手な目の前にいる女の子が私にはとても危うく見えたのだ。
彼女は、高田ユニはかつての私だ。
積極的に人と関わろうとせず、成長を蔑ろにした結果が今そこにいる。
「それは……だめ」
「え……?」
「ごめんなさい。私、今日は凛子たちとクラスの打ち上げに行くの。だからゲームはできないわ」
「あ、そ、そうだったんですね……残念ですが……じゃ、じゃあ明日は」
「ユニ、もうやめましょう」
「え……?あの、それは」
私は今、最低なことをしようとしている。
この一年間一緒に過ごしてくれたかけがえのない友人を、何も知らない女の子を裏切ろうとしている。
目の前のユニの顔を見る。
他人なんて興味が無いユニが今にも泣き出しそうになっていた。
「私ね……ゲームとかそういうの、もうやめようと思うの」
言葉を発するたびに私の心は鉛のように重くなっていく。
自分を偽ることはこの数ヶ月で慣れていたはずだった。クラスメイトの相手はもちろんいいことだけじゃない。むしろ余計な気苦労が増える場面の方が多く、その度に自分を偽り、誰かにとっての理想の『牧村楓』像を演じる必要があった。そのため小さな苦痛を感じることはあったけれど、それは必要なことだと自分に言い聞かせて乗り越えてきた。
でも、これはそんなものの比にならない。
「ほら、私たちも高校2年生になるのよ?一生に一度しかない高校生活なのに、ずっとゲームして終えるのはもったいないじゃない」
鉛になっていく心に対し、発せられる言葉は酷く空虚だ。
誰だろう?こんなことを言っている奴は。
「あ、そうだ。ユニも今日の打ち上げ行かない?きっとユニだったら凛子とも話が合うと思うの」
そんなことユニには無理だと決まっている。そんなこと誰よりも私が理解しているはずなのに、いったいどの口がほざくのか。
「楓ちゃん……一体……どうしちゃったんですか……?」
ユニは信じられないようなものを見る目で私を見た。
こんなことは初めてだった。
「どうしたって
「だ、だって!!楓ちゃん、あんなにゲームが好きだったじゃないですか……っ!?」
「別に……ゲームなんてそこまで好きじゃない。ただの暇つぶしよ」
これは半分本当でもある。私はゲームにそこまで情熱を注いでいるわけじゃない。今までやることがなかったからそこに時間を費やしていただけだ。むしろ
「う、嘘です!!好きじゃなかったらあそこまで上手にできません!!」
「あなたほどじゃないけれど、時間をかければあのくらい誰だってできるわ。単にそれしかやることが無かっただけ。……でも今は違う」
「私は……そうは思いません」
「……そ、別にあなたがどう思おうが私にはどうでもいいわ。でもユニ、あなたはこのままでいいの?」
「え……?」
「このままだとあなた一生友達なんてできないわよ?」
「わ、私は……楓ちゃんがいれば……それで」
きっと心の底から言ってくれているのだろう。思わずこちらも泣きたくなってしまいそうになる。友達冥利に尽きるとはこのことだと思う。けれど、それではダメなのだ。
「高校を卒業したら?私は一生あなたのそばにはいられないわ」
「……ずっと、1人で生きてきました。だから、別に、これからだって」
「ユニ……っ!!あんたが……そんなんだから……!!」
「か、楓……ちゃん?」
あぁ……そう……うん、わかった。
私は思わず唇を噛みそうになる。
この子はダメだ。このままじゃ、きっとどこかでダメになる。
たとえ学校ではなんとかなってもこの箱庭から放り出された先でいずれこの子はどうしようもなくなるだろう。
私たちはまだ社会の厳しさも知らず、世間というものに対してとても無防備だ。でも毎日くたびれた顔をして帰ってくるお父さんや、通勤時に見かける大人たちを見ればなんとなくわかることがある。
たぶん学校というのは社会の縮図なのだ。繰り返されるペーパーテストは上からの教えを効率的に吸収する術を身につけるためなのかもしれない。同年代の級友が集まるのは、集団で協力し、生き抜く術を身につけるためなのかもしれない。つまり学校は訓練施設で、社会はその訓練の成果を実践する戦場だ。
今ユニがやろうとしているのは訓練をサボり、ぶっつけ本番、丸腰のまま戦場に放り出されることに等しい。
その先に待っているのは破滅だ。私は自分の友人がむざむざ悪意の餌食になる様なんて見たくない。だが、私にも自分の人生がある。いつまでもユニを守ってられなくなる日が必ず来る。その日のためにユニはもっと強くならなければならない。1人で生きるのではなく、誰かと生きられる強さを身につけなければならない。
だから
「……もういいわ」
「え……?」
「ユニ……私たち、もう一緒に遊ぶのはやめましょう」
「え……え……っ?」
「私ね、ずっと嫌だったの。だってそうでしょう?あなたと2人でずっといたらみんな話しかけづらいじゃない。凛子が言ってたの……ずっと近寄りがたかったって。さっきも言ったけど、私はゲームが好きなわけじゃない。何もやることが無かったから仕方なくやってただけ。……私だってずっとみんなと遊んでみたかった。普通におしゃれして、放課後はクラスの皆でカラオケ行ったり、カフェでお茶したり、彼氏作ってみるとか……とにかく普通の高校生として過ごしてみたかった!!……でもね、ユニ。あなたと一緒だとどうやらそれは叶わないみたい。……だからね」
発せられる言葉が本音なのか、彼女を思っての嘘なのか、もはや私にはわからなかった。
「あなたが消えないなら、私が消えてあげる」
「ま……まって!……楓ちゃん!!」
できればこんなことは言いたくは無かったというのは本当だ。
でも私は言わなければならない。彼女のために、そして何より私自身のために
「さようなら、高田さん。……今まで楽しかったわ」
それが私が彼女と交わした最後の言葉となった。
あれから新学期に入って高田ユニの姿を見たものはいない。
そうして私たちは1人になった。
そう、入学当初に思い描いていた私の理想像がまさに瀬川凛子だったのだ。
凛子と話すようになってから、私は次第に友人が増えていった。最初は凛子の友人と、その友人に釣られるように次第に今まで面識もなかった女子とも話せるようになる。更にはクラスカースト上位の一部の男子とも少しずつ会話が発生するようになっていた。
その時になって私は自分が精神的に引きこもっていたことに気付かされる。ユニと過ごした一年間はいわば外敵がいない楽園のようなもので、心地よく、ストレスは無くてもそこには刺激が無かった。刺激がなければ人は成長できない。私たちの世界は行き詰まり、終わっていたのだ。私とユニは友人だったけれど、1人と1人が集まって2人に見えても結局私たちは孤独だった。
たぶん、凛子と出会わなければ私はずっとユニとつるんでいただろう。きっとそんな未来も悪くはないとは思う。でもその先に未来は無い。私は空虚に過ぎ去っていく心地よい日々よりも刺激的で不安定な未来が欲しかった。
クラスの人間と関わるようになり、余白の多かった日々が他人との時間で徐々に埋められていく。次第にユニとのゲーム時間は減っていった。
そしてテスト最終日の放課後、私はユニに呼び出された。
「あ、あの……」
「こうして話すのはなんだか久しぶりね、ユニ」
「は……はい。そうですね」
年が明け、テストを挟んだことによりユニとは約2ヶ月ほどゲームはおろかまともな会話が無かった。別にそれほど離れていたわけでは無いにも関わらず、私は以前ほどユニのことを想えなくなっていた。
「それで何か用かしら?」
「牧村さん……あの、きょ、今日はゲームできませんか……?」
この時私はある種の危機感のようなものをユニに覚えていた。それはユニの将来についての危機感だ。最近までユニにべったりで、クラスの人間ともまともに話すことができなかった私が言うのも何だかおかしいことかもしれないけれど、この子はこのままでいいのだろうか?とその時は思った。
目の前のユニを私は見る。
「……あの……?」
弱々しく、自信がない。見た目は悪く無いのにそれを磨こうとしない。1人で生きることは苦では無いのかもしれないけれど、誰かと生きることが苦手な目の前にいる女の子が私にはとても危うく見えたのだ。
彼女は、高田ユニはかつての私だ。
積極的に人と関わろうとせず、成長を蔑ろにした結果が今そこにいる。
「それは……だめ」
「え……?」
「ごめんなさい。私、今日は凛子たちとクラスの打ち上げに行くの。だからゲームはできないわ」
「あ、そ、そうだったんですね……残念ですが……じゃ、じゃあ明日は」
「ユニ、もうやめましょう」
「え……?あの、それは」
私は今、最低なことをしようとしている。
この一年間一緒に過ごしてくれたかけがえのない友人を、何も知らない女の子を裏切ろうとしている。
目の前のユニの顔を見る。
他人なんて興味が無いユニが今にも泣き出しそうになっていた。
「私ね……ゲームとかそういうの、もうやめようと思うの」
言葉を発するたびに私の心は鉛のように重くなっていく。
自分を偽ることはこの数ヶ月で慣れていたはずだった。クラスメイトの相手はもちろんいいことだけじゃない。むしろ余計な気苦労が増える場面の方が多く、その度に自分を偽り、誰かにとっての理想の『牧村楓』像を演じる必要があった。そのため小さな苦痛を感じることはあったけれど、それは必要なことだと自分に言い聞かせて乗り越えてきた。
でも、これはそんなものの比にならない。
「ほら、私たちも高校2年生になるのよ?一生に一度しかない高校生活なのに、ずっとゲームして終えるのはもったいないじゃない」
鉛になっていく心に対し、発せられる言葉は酷く空虚だ。
誰だろう?こんなことを言っている奴は。
「あ、そうだ。ユニも今日の打ち上げ行かない?きっとユニだったら凛子とも話が合うと思うの」
そんなことユニには無理だと決まっている。そんなこと誰よりも私が理解しているはずなのに、いったいどの口がほざくのか。
「楓ちゃん……一体……どうしちゃったんですか……?」
ユニは信じられないようなものを見る目で私を見た。
こんなことは初めてだった。
「どうしたって
「だ、だって!!楓ちゃん、あんなにゲームが好きだったじゃないですか……っ!?」
「別に……ゲームなんてそこまで好きじゃない。ただの暇つぶしよ」
これは半分本当でもある。私はゲームにそこまで情熱を注いでいるわけじゃない。今までやることがなかったからそこに時間を費やしていただけだ。むしろ
「う、嘘です!!好きじゃなかったらあそこまで上手にできません!!」
「あなたほどじゃないけれど、時間をかければあのくらい誰だってできるわ。単にそれしかやることが無かっただけ。……でも今は違う」
「私は……そうは思いません」
「……そ、別にあなたがどう思おうが私にはどうでもいいわ。でもユニ、あなたはこのままでいいの?」
「え……?」
「このままだとあなた一生友達なんてできないわよ?」
「わ、私は……楓ちゃんがいれば……それで」
きっと心の底から言ってくれているのだろう。思わずこちらも泣きたくなってしまいそうになる。友達冥利に尽きるとはこのことだと思う。けれど、それではダメなのだ。
「高校を卒業したら?私は一生あなたのそばにはいられないわ」
「……ずっと、1人で生きてきました。だから、別に、これからだって」
「ユニ……っ!!あんたが……そんなんだから……!!」
「か、楓……ちゃん?」
あぁ……そう……うん、わかった。
私は思わず唇を噛みそうになる。
この子はダメだ。このままじゃ、きっとどこかでダメになる。
たとえ学校ではなんとかなってもこの箱庭から放り出された先でいずれこの子はどうしようもなくなるだろう。
私たちはまだ社会の厳しさも知らず、世間というものに対してとても無防備だ。でも毎日くたびれた顔をして帰ってくるお父さんや、通勤時に見かける大人たちを見ればなんとなくわかることがある。
たぶん学校というのは社会の縮図なのだ。繰り返されるペーパーテストは上からの教えを効率的に吸収する術を身につけるためなのかもしれない。同年代の級友が集まるのは、集団で協力し、生き抜く術を身につけるためなのかもしれない。つまり学校は訓練施設で、社会はその訓練の成果を実践する戦場だ。
今ユニがやろうとしているのは訓練をサボり、ぶっつけ本番、丸腰のまま戦場に放り出されることに等しい。
その先に待っているのは破滅だ。私は自分の友人がむざむざ悪意の餌食になる様なんて見たくない。だが、私にも自分の人生がある。いつまでもユニを守ってられなくなる日が必ず来る。その日のためにユニはもっと強くならなければならない。1人で生きるのではなく、誰かと生きられる強さを身につけなければならない。
だから
「……もういいわ」
「え……?」
「ユニ……私たち、もう一緒に遊ぶのはやめましょう」
「え……え……っ?」
「私ね、ずっと嫌だったの。だってそうでしょう?あなたと2人でずっといたらみんな話しかけづらいじゃない。凛子が言ってたの……ずっと近寄りがたかったって。さっきも言ったけど、私はゲームが好きなわけじゃない。何もやることが無かったから仕方なくやってただけ。……私だってずっとみんなと遊んでみたかった。普通におしゃれして、放課後はクラスの皆でカラオケ行ったり、カフェでお茶したり、彼氏作ってみるとか……とにかく普通の高校生として過ごしてみたかった!!……でもね、ユニ。あなたと一緒だとどうやらそれは叶わないみたい。……だからね」
発せられる言葉が本音なのか、彼女を思っての嘘なのか、もはや私にはわからなかった。
「あなたが消えないなら、私が消えてあげる」
「ま……まって!……楓ちゃん!!」
できればこんなことは言いたくは無かったというのは本当だ。
でも私は言わなければならない。彼女のために、そして何より私自身のために
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