前触れなく感じてしまう体質をなんとかしてほしい

Sui

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番外編

ハロウィンとは 後編

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 浅く抜き差ししていた指が、ゆっくり深くなっていく。
 感じるポイントをつつかれて、イキそうになるとはぐらかされる。絶頂になかなか辿り着けなくて、呼吸がだんだんと荒くなってしまう。
 早くイタズラするのを諦めてほしい。そんな気持ちでずっと耐えていると、ワタルが次の手を出してきた。

「強情だなぁ。じゃあ、これ使おうっと」

 そう言って、ポケットから出したのは小さな透明の球体。弾力があるようでフニフニしている。それを後孔に押し込まれ、奥まで挿れられた。
 指ではない何かが入れた違和感に思わず声を上げる。

「ちょっ……! 何を入れて……!?」
「大丈夫~。ナカで溶けるから~~」

 ナカの熱で溶けるタイプらしく、確かにだんだんと異物の違和感はなくなっていたが、なんか溶けた部分からじんわりと熱くなってくるんだけどっ!?

「ふふ、ちょっとだけ刺激あるかも」

 じんわりしたあと、ヌルヌルになった部分からかゆみのような刺激が出てきて動揺してしまう。

「なんだこれぇ…っ」
「潤滑するための小道具なんだけど、ほんの少し工夫されているモノなんだ。……ちょっとかゆくなってきたでしょ?」

 思わず指を挿れて掻きたいほどのかゆみがある。だが、ワタルの前で挿れるのはなんだか自慰を見せてるみたいでやりたくないと留まっていたが、ワタルにはお見通しのようだ。
 かゆみをなんとか抑えようと悶えてるのをよそに、ワタルは乳首やケンタ自身をしつこくいじってくるから何も考えられなくて頭を軽く振ってしまう。

「やめ……っ、はぁっ、あんっ、かゆい…っ、あっ」

 後孔には指を挿れもせず、触れもしないワタルに悪意を感じる。思い切って自分で挿れようか……と手をそこに伸ばすと、手首を掴まれた。

「そのかゆみね……精液かけられると緩和するんだって」

 エロ道具にはありがちな緩和方法を言われて、さすがにぶち切れる。

「てめぇ……っ!」
「言ってくれたら、精液かけてあげるよ」

 すでに上に向いて勃っているワタル自身を見せられたが、何度も挿れられているし、見慣れている以上、怖くもなんともない。
 思い切って起きあがり、ワタルを仰向けにさせようと強く胸を押した。
 
「…う、わ…っ、ケンタ…」

 ソファなので、ずり落ちないように慌てている間無防備になるのを狙ってワタル自身を掴み、先端に後孔をくっつけた。

「お前がしてくれないなら、自分でやってやる」

 突然の行動に驚いた顔したワタルはそう言われて喉を鳴らす。

「……そういうとこ、最高。好き」

 恋人同士になってまだ浅いけれど、セックスに関してはもう嫌というほどやってきただけに恥じらいはない。なのに、なんで『好き』や『愛してる』と言葉にするのが恥ずかしいのは何故だろう。
 ワタルはなんでぽんぽんと言えるのだろう。

 硬く勃っているワタル自身を掴み、亀頭部分が入るまで腰を下げる。
 一番太いところが入ったあとはもうスムーズに降りられる。

「はっ、あ…っ」

 ナカを広げられたのと、ワタルの先走りでかゆみが少しだけ緩和した気がする。
 『イタズラを止めなきゃ、挿れてやらない』というのは、とうに忘れていた。
 どっちにしろ、最終的には挿れられるんだからどうでもいい。

 気持ちよくなるところを突くよう積極的に腰を揺らしていたら、ワタルから腰を掴まれ突き上げられ、立ち上げる力が抜けてしまう。
 騎乗位だったのがいつのまにか対面座位になっていて、ワタルの首に腕を回してキスした。

「あっ、ああんっ、はやくぅ…っ、せーえき…っ」

 ワタル自身が入ってることでかゆみが少しだけ緩和したものの、完全に治ってなくて求められずにいられない。ナカで擦られる感覚がたまらなくてキュウキュウと締め付けてしまう。
 この感覚、なんだか懐かしい。性欲スイッチの時もこんな感じだったっけ。

「求められるの、久しぶり……。もっと俺を求めてよ」

 そういえば、呪いが解けてから求めてなかったな。というか求める前にワタルが求められるからそれどころじゃなかったというのもあるけれど。

「あっ、わたるぅ……、あっ、ああ──っ」

 お互い求めるままに動き、ナカに熱いのを感じた途端、ワタルのお腹を濡らしていた。
 かゆみがだんだんと治まっていくのを感じて安堵し、ワタルに身を預ける。

「わたる……、求めてって言ってたけど、求める前にお前ががっついてるじゃないか……」
「ははっ、そうだな」

 ギュッと抱きしめられ、背中を撫でられる。求められたことで満足したのかイタズラするのはもうやめたらしい。
 だが少しだけ燃え上がった身体にはなんだか物足りなくて、ワタルの希望を応えてやろうかとふと思った。

「……ワタルのこと愛してるから、もっとしてくれ……」

 あ、思ったよりすんなり言えた。
 すると、まだナカに入っていたワタル自身がだんだんと硬く膨らんでいくのを感じた。

「ケンタはもう、いっつも突然…!! いやそういうとこが最高なんだけど!!」

 ワタルは突然僕を抱えて立ち上がり、ナカが突然奥まで刺さってきて思わず嬌声が出てしまった。

「へへ、最高。俺を感じてますっていうのがたまんない」
「まって、動かないで! 歩かないで‼︎」
「ベッドがいいんだろう?俺の部屋へ行くぞ。……もっと愛してやるから覚悟して」

 僕の膝の下に腕を入れ、抱えながら移動していく。落ちないように抱きしめるが一歩ずつ歩くたびに重力で深く刺さっていって快感で痺れてしまいそうになる。
 これじゃ、ベッドに着く前に快感で死にそうだ。もっとしてとは言ったけど、こんなのは求めてない!

 後悔してもあとの祭り。

 その後は失神するまで愛されてしまったケンタであった。


【HAPPY HALLOWEEN!】



■■■

 ハロウィンとは?な内容でしたが、ただ二人のらぶえっちをただ書きたかっただけでしたー! ありがとうございました!
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