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同棲の初夜
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次の日になると両親が親戚の葬儀から帰ってきた。ハルカは、どのタイミングで言っていいか分からなかったが、早めに伝えた方がよいと考え、家に帰ってきたばかりの両親に向かって、
「勇太と付き合うことになったの。それで今日、挨拶しに来るからあとで時間取って欲しい」
と告げると突然のことにハルカの父も母も目を丸くした。父は動揺のあまり廊下で転んでいたし、母は近所に配る予定だったお土産の包装を間違って破ってしまった。2人とも動揺していたし、ハルカもまた動揺した。
勇太は昨日の夜、あの後、ハルカの両親にきちんと挨拶したいと言ってきた。交際することになったこと、同棲を考えていること、もちろん俺はハルカをお嫁さんにしたいと思っていることなどを、はっきり伝えたいと言っていた。
ハルカの心の中に温かい感情がじわじわと湧いてくるようだった。愛されている実感、必要とされている実感はこうも人に温もりをもたらすのかと思わずにはいられない。
ハルカは快諾しーーーそして今に至る。
両親は遠方の葬儀出席の疲れも癒えないまま、勇太と挨拶をかわすことになって、ハルカと勇太は交際と同棲の許可を2人から得ることができた。
勇太は幼なじみなので挨拶してもしなくても、もう知った顔なのだが、それでもきちんとハルカの彼氏として筋を通したかったらしいこと、両親は両親で勇太のことを昔から知っているから交際に反対の余地はないといった感じだった。
ハルカも身支度を整えて勇太のご両親に一度挨拶に行った。勇太の両親はとても喜んでくれた。奥さんに逃げられた男と付き合ってくれるなんてぇ!ハルカちゃん物好きね!みたいな喜ばれ方をして、少し勇太のことを不憫に感じた。
そんなこんなでハルカは、夏の嫌な記憶がこびりついた時期を乗り越えてた。そして8月、ハルカは工場のパート勤務、勇太は自営業のお店でそれぞれ一生懸命働き、定期的にデートをしたりして平和に過ごしつつ、引っ越しと同棲の準備を整えて、9月から同棲することになったのだった。
ハルカのパート先である工場は原付バイクで勤務していたがその距離を縮めるべく勇太は工場に近い場所のアパートを借りると2人で生活必需品を購入した。
エアコン、テレビ、洗濯機そして冷蔵庫などの大型家電はハルカと勇太の親がそれぞれお金を出してくれてプレゼントしてくれた。
子どもたちの新しい門出を子どもたちのことを信じて、応援してくれる親たちの優しさにハルカは胸が熱くなった。
高校の友人である彩乃、みずき、ひなたには勇太と付き合いはじめたこと、これから同棲することを報告すると、みな喜んでくれた。
勇太との同棲に向けてハルカは車に乗れるように練習した。何事も練習が必要なのだ。車に押し込められて誘拐されたことで車に乗ることに恐怖心を抱いていたが、それにも勇太は付き合ってくれた。
父親が運転する車に一緒に乗ってもらってずっと手を握ってもらう。初めは一番近くのコンビニに行くことから初めて、段々とその距離を伸ばす。
大きいワゴン車やミニバンの車に乗るのはまだ足がすくんで出来ないが普通車、軽自動車ならなんとか乗車できるようになっていった。勇太は中古の普通車を購入しその車で自営業のお店に勤務することとなった。
それでも夜の外出はまだまだ怖くて、夜は決して1人では歩けなかった。パートの行き来は相変わらず原付バイクに乗っている。
勇太とはあの日の夜から肉体的な進展はなかった。親への挨拶や同棲の準備でお互いバタバタとした月日が流れ、たまにデートすることはあってもほとんど前と変わらないランチデートばかりだった。
ハルカの家で2人きりになった時のあのロマンチックな雰囲気はどこにもなくて2人でたわいもない話をして過ごし、帰りにチュッとキスをして別れる……そんなおこちゃまデートが続いていた。
そしてとうとう待ちに待った同棲の日が訪れた。家具を設置して荷物を搬入し引っ越しの荷物をクローゼットに入れて2人の新しい生活が始まろうとしていた。
勇太もハルカもその日は疲れていて、夕飯には宅配ピザを頼んでお酒ではなくてコーラで乾杯した。お酒を飲まなかったのは、このあと待ち受けてるであろうセックスの展開を、お酒の力で乗り切りたくないと思ったハルカと勇太の2人の暗黙の了解だったのかもしれない。
ピザを食べ終わると勇太がおもむろに
「今日は買ってあるぞ」と言い、ハルカも
「今日は買ってありますね」と答えた。
新しく購入したダブルベッドの脇にはコンドームの箱が置かれていて、その存在感は凄かった。ハルカはどんどん恥ずかしくなっていった。胸が苦しい。ドキドキが止まらない。
「今日はどうする?練習はする?最後までするの?」とハルカが勇太に聞くと……勇太は優しい顔をハルカに向けて、
「練習してから考えよう。ハルカの心の準備がきちんとできなきゃ俺はやらないよ。だから安心しろ、な?」
「うん。それで今日の練習は何?」
「今日は俺がハルカを気持ちよくさせたい。体中を愛撫させて欲しい。色々なところを舐めたい。ハルカの全部。それで俺も、ハルカがイクとこ見たい。あ!でもそれはイけたらでいいから!ムリにイこうとしなくないいからな。俺もハルカに気持ち良くなってもらえればいいから。は、ハルカ?つーか顔がほんと真っ赤だぞ。まったくなんでそんな可愛いだよ……」
「だって勇太!いつも説明が生々しすぎるんだもん!そんなに細かく言わなくてもいいよ!分かったから!勇太が私の体を舐めるんだって分かったから!もう!始まる前からエッチなこと言わないでよ!と、とりあえず!シャワー浴びてくるよ!」
ハルカはシャワーを浴びてパジャマに着替えてから、次に勇太のシャワーが終わるのを待った。リビングと寝室の2部屋しかないアパートでどこで勇太を待っていいかドキドキしながら、ハルカはベッドの上で体をカチカチに緊張させ体育座りして勇太のシャワーが終わるのを待った。
勇太がシャワーを終えてパジャマ姿でベッドの上に座っているハルカを見ると「ププッ!ハルカ!緊張しすぎだって!」と言いながらハルカに近づき、部屋の電気を消してベッドの備え付けの小さな電気をつけると……
「さぁ。ゆっくり横になって、俺にハルカを味合わせてくれ」と勇太はハルカの足の指をカプッとしゃぶり始めたのだった。
「勇太と付き合うことになったの。それで今日、挨拶しに来るからあとで時間取って欲しい」
と告げると突然のことにハルカの父も母も目を丸くした。父は動揺のあまり廊下で転んでいたし、母は近所に配る予定だったお土産の包装を間違って破ってしまった。2人とも動揺していたし、ハルカもまた動揺した。
勇太は昨日の夜、あの後、ハルカの両親にきちんと挨拶したいと言ってきた。交際することになったこと、同棲を考えていること、もちろん俺はハルカをお嫁さんにしたいと思っていることなどを、はっきり伝えたいと言っていた。
ハルカの心の中に温かい感情がじわじわと湧いてくるようだった。愛されている実感、必要とされている実感はこうも人に温もりをもたらすのかと思わずにはいられない。
ハルカは快諾しーーーそして今に至る。
両親は遠方の葬儀出席の疲れも癒えないまま、勇太と挨拶をかわすことになって、ハルカと勇太は交際と同棲の許可を2人から得ることができた。
勇太は幼なじみなので挨拶してもしなくても、もう知った顔なのだが、それでもきちんとハルカの彼氏として筋を通したかったらしいこと、両親は両親で勇太のことを昔から知っているから交際に反対の余地はないといった感じだった。
ハルカも身支度を整えて勇太のご両親に一度挨拶に行った。勇太の両親はとても喜んでくれた。奥さんに逃げられた男と付き合ってくれるなんてぇ!ハルカちゃん物好きね!みたいな喜ばれ方をして、少し勇太のことを不憫に感じた。
そんなこんなでハルカは、夏の嫌な記憶がこびりついた時期を乗り越えてた。そして8月、ハルカは工場のパート勤務、勇太は自営業のお店でそれぞれ一生懸命働き、定期的にデートをしたりして平和に過ごしつつ、引っ越しと同棲の準備を整えて、9月から同棲することになったのだった。
ハルカのパート先である工場は原付バイクで勤務していたがその距離を縮めるべく勇太は工場に近い場所のアパートを借りると2人で生活必需品を購入した。
エアコン、テレビ、洗濯機そして冷蔵庫などの大型家電はハルカと勇太の親がそれぞれお金を出してくれてプレゼントしてくれた。
子どもたちの新しい門出を子どもたちのことを信じて、応援してくれる親たちの優しさにハルカは胸が熱くなった。
高校の友人である彩乃、みずき、ひなたには勇太と付き合いはじめたこと、これから同棲することを報告すると、みな喜んでくれた。
勇太との同棲に向けてハルカは車に乗れるように練習した。何事も練習が必要なのだ。車に押し込められて誘拐されたことで車に乗ることに恐怖心を抱いていたが、それにも勇太は付き合ってくれた。
父親が運転する車に一緒に乗ってもらってずっと手を握ってもらう。初めは一番近くのコンビニに行くことから初めて、段々とその距離を伸ばす。
大きいワゴン車やミニバンの車に乗るのはまだ足がすくんで出来ないが普通車、軽自動車ならなんとか乗車できるようになっていった。勇太は中古の普通車を購入しその車で自営業のお店に勤務することとなった。
それでも夜の外出はまだまだ怖くて、夜は決して1人では歩けなかった。パートの行き来は相変わらず原付バイクに乗っている。
勇太とはあの日の夜から肉体的な進展はなかった。親への挨拶や同棲の準備でお互いバタバタとした月日が流れ、たまにデートすることはあってもほとんど前と変わらないランチデートばかりだった。
ハルカの家で2人きりになった時のあのロマンチックな雰囲気はどこにもなくて2人でたわいもない話をして過ごし、帰りにチュッとキスをして別れる……そんなおこちゃまデートが続いていた。
そしてとうとう待ちに待った同棲の日が訪れた。家具を設置して荷物を搬入し引っ越しの荷物をクローゼットに入れて2人の新しい生活が始まろうとしていた。
勇太もハルカもその日は疲れていて、夕飯には宅配ピザを頼んでお酒ではなくてコーラで乾杯した。お酒を飲まなかったのは、このあと待ち受けてるであろうセックスの展開を、お酒の力で乗り切りたくないと思ったハルカと勇太の2人の暗黙の了解だったのかもしれない。
ピザを食べ終わると勇太がおもむろに
「今日は買ってあるぞ」と言い、ハルカも
「今日は買ってありますね」と答えた。
新しく購入したダブルベッドの脇にはコンドームの箱が置かれていて、その存在感は凄かった。ハルカはどんどん恥ずかしくなっていった。胸が苦しい。ドキドキが止まらない。
「今日はどうする?練習はする?最後までするの?」とハルカが勇太に聞くと……勇太は優しい顔をハルカに向けて、
「練習してから考えよう。ハルカの心の準備がきちんとできなきゃ俺はやらないよ。だから安心しろ、な?」
「うん。それで今日の練習は何?」
「今日は俺がハルカを気持ちよくさせたい。体中を愛撫させて欲しい。色々なところを舐めたい。ハルカの全部。それで俺も、ハルカがイクとこ見たい。あ!でもそれはイけたらでいいから!ムリにイこうとしなくないいからな。俺もハルカに気持ち良くなってもらえればいいから。は、ハルカ?つーか顔がほんと真っ赤だぞ。まったくなんでそんな可愛いだよ……」
「だって勇太!いつも説明が生々しすぎるんだもん!そんなに細かく言わなくてもいいよ!分かったから!勇太が私の体を舐めるんだって分かったから!もう!始まる前からエッチなこと言わないでよ!と、とりあえず!シャワー浴びてくるよ!」
ハルカはシャワーを浴びてパジャマに着替えてから、次に勇太のシャワーが終わるのを待った。リビングと寝室の2部屋しかないアパートでどこで勇太を待っていいかドキドキしながら、ハルカはベッドの上で体をカチカチに緊張させ体育座りして勇太のシャワーが終わるのを待った。
勇太がシャワーを終えてパジャマ姿でベッドの上に座っているハルカを見ると「ププッ!ハルカ!緊張しすぎだって!」と言いながらハルカに近づき、部屋の電気を消してベッドの備え付けの小さな電気をつけると……
「さぁ。ゆっくり横になって、俺にハルカを味合わせてくれ」と勇太はハルカの足の指をカプッとしゃぶり始めたのだった。
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