ある日の絶望。

早坂 悠

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最終章 ある日の絶望(全24話+番外編7話)

ものたりない興奮

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 「あれ?きみどこかであったよね?あ!朔真さくまくんじゃない?何々?あの時からユウコを狙ってたの?それとももしかして偶然?」

 と言いながらユウヤは履いていたズボンのボタンを外しファスナーを下ろし、いきなりボロンと勃起したちんこを朔真の前に出した。ユウヤの行動に驚いてユウヤが今、言った会話の内容が朔真の頭に入ってこない。今、朔真は何を聞かれて、なぜユウヤはちんこを出したのか。なんだ、なんなんだ。コイツ?

 「まぁどっちでもいいか。そんなことは。朔真くんも一緒にどうだい?ユウコにフェラしてもらおうよ。ユウコ、朔真くんのちんこ、しゃぶれよ」

 とユウコに命令するとユウコは「……うん。」と小さく答えて自分は木に押し付けられたまま、朔真の下半身に手を伸ばし、ズボンの上から勃起した朔真のちんこを優しく撫で始めた。朔真はビックリして後ろに飛び退いた。

 自分から触ってきた?なんで?兄の命令だから?どんな関係だよ?これは何かの罠なのか?と一瞬のうちにたくさんのことを考える朔真に向かってユウヤは……

 「俺はもう何度もユウコを抱いてるよ。友達の直樹ってやつと定期的に何度もね。よかったら朔真くんもその仲間に入らないかい?」

 「何がなんだかさっぱり分からん。
  あと、とりあえず”くん”はつけなくていい。」

 「難しいことなんて何もないよ。朔真。
  ほら。ユウコにしゃぶってもらおう。」

 と勃起したちんこをブラブラさせながら歩くにくそうにユウヤは少し歩いてユウコの近くに行くと、ユウコはその場にしゃがんでユウヤのちんこをカプッと咥え始める。

 「あっ……いいね。ユウコ」

 とユウヤは気持ち良さそうにちんこをフェラしてもらっていて、ユウコのヨダレがじゃぶじゃぶと卑猥な音を立て始めた時には朔真も慌てて下半身からちんこを出して、ユウヤのちんこをフェラしてるユウコの横に朔真もちんこを突き出した。

 ユウコはユウヤのフェラをやめるとユウヤのちんこを手で握りしめて手コキし始めた。そしてカプッと今度は朔真のちんこをしゃぶり始める。

「おっ!おおっ!」フェラ初体験の朔真は興奮した。

 しかも目を見張るような美少女が卑猥な形の男性器を咥えていることに興奮はどんどん加速する。そして口の中がとても気持ちよくて、気持ちよくて、咥えられてすぐに我慢汁が出てしまった。それすらもユウコは亀頭に吸い付きジュプジュプと舐め回し少量の精子を飲んでいた。

 カリを舌で刺激して陰茎までジュプププと咥えて、また亀頭まで戻るというフェラのピストンをゆっくりされながら、朔真はあまりの快感の良さに射精してしまいそうになった。

 いや…我慢できなかった。

 「あっ。ちょっ!ちょっと待って!あっ!マジで、ダメだって!あ!あ!あ!出るっ!出ちゃうっ!」

 ピュッピュッピュッ!と朔真はユウコの口の中で射精してしまった。我慢など出来なかった。「ああっあっ。」と余韻に浸りながら、ユウコの喉からゴクゴクと朔真の射精した精液を飲んでる音を聞いて、再び興奮した。

 「どう?ユウコのフェラ、気持ちいいでしょ?」

 とユウヤがなぜだか誇らしげに言うと、ユウコにケツを出すように言い、ユウコは先ほどまで押さえつけられていた木に向かって手をついて腰を後ろに突き出した。

 ユウヤは突き出されたユウコのケツのスカートをペロンと上に捲り上げ、ユウコのショーツがあわらになると、それに手をかけてユウヤはユウコのパンツをズリっと下ろした。

 ユウコのプリッとしたお尻と朔真の角度からはユウコの陰部までバッチリ見えて股の間の陰毛が目についた。

 ユウヤはパンツをユウコの膝ひざ部分まで下ろすと、「足を開いて」と言ってユウコに少し足を開かせて、後ろからお尻の割れ目に手を触れてそれを下にずらして、ユウコの膣に指をあててグリグリと円を描くように刺激していた。

 「あっあっあっ」とユウコが膣を刺激されて喘ぎ声を上げる。ユウヤは「ユウコはすぐ濡れるんだよ~朔真も触る?」
と眩しいくらいのニコリとした笑顔が、ユウヤの卑猥な行動に反していて、朔真はなんとリアクションしていいか分からなかった。

  「ま。朔真も入れればいいよ」

 と言ってユウヤは後ろからユウコの膣にちんこを挿入した。少し膣の中で馴染ませているのか膣の中を味わっているのか、ユウヤはちんこを奥まで入れてもピストンを始めなかったが、

 「お兄ちゃん…はぁはぁ…早く……突いて……」

とユウコのエロい発言を受けてユウヤはユウコに腰を打ちつけた。激しく激しく打ちつける。ユウコはユウヤのちんこからの膣への衝撃を味わっているようだった。

 「あんっあんっあんっお兄ちゃんっ……
    あっ……きもち……あっん」

 「あっ。そろそろイクかも。あっ!ああっ!」

 とユウヤは最後にパンっ!と腰を打ち付けると膣の中に射精した。「あーーー気持ちよかったーーー!」とちんこを抜いてすぐに制服のズボンの中にしまうと、

 「朔真も元気になってるみたいだし、どうバックする?」

 と朔真の露出されてままの勃起したちんこを見て、ユウヤは提案する。ユウコはまだ木に手をついて淫らにお尻を突き出したままだった。膣から垂れ流れたのか愛液、もしくはユウヤの精液がツーーッと内ももをつたっていった。

 朔真は無言でユウコに近づき、ユウコの腰を片手で固定すると先ほどまでユウヤが入れていた膣に朔真も自分のちんこを入れた。

 ズボッと入ったちんこがユウコの膣の快感に包まれていく。あああぁ気持ちぃぃぃぃと思いながら朔真はゆっくりと腰をユウコに打ち付ける。

「あっ、あん、あ、あんっ」

「はぁはぁ……はぁはぁ……」

 ユウコも感じてるようで膣内がキュッと締め付けられ、朔真は快感の強さにまたイってしまいそうになる。なんとか今回は耐えて後ろからユウコの胸をさわろうとスカートからワイシャツを出して後ろからワイシャツの中に手を入れて、ブラジャーの下からユウコの胸を触った。乳首を確かめて指でつまみながら、腰のピストンは早めていく。

 「あっ!きもち!気持ちいいです!あっ!あっ!」

 ユウコは興奮していた。思い返すと朔真とのセックスで、普通に楽しんでいる女はユウコが初めてだった。沢田は朔真が抱く頃にはすでにボロボロの状態だったし、次の女に限ってはレイプしたのだ。ユウコは朔真にとって普通にセックスした初めての女ということになる。

 そう思うと、気持ちいいとは思うしプレイに焦りもなくてゆっくりセックスを楽しめるのだが……

朔真はなんたか物足りなかった。

もちろん性的には申し分なく気持ちいいのだが、興奮がレイプに比べると足りないと感じる。

 やっぱりセックスはレイプに限るな。

 と思いながら朔真は激しくユウコにピストンしたのち中出しした。
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