勇者と魔王が…入れ替わり!?

イヌ

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第8話 走る

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~前回のあらすじ~
魔王試練を受ける

「あああああああああああああ!!!!」

総勢400人の屈強な男たちに追われ早2年
自分の尻を守るため全速力で逃げる逃げる逃げる!!

「「「「まちなさあああああああい!!」」」」

「絶対に嫌だあああああああああああ!!!」

叫び声が洞窟の外まで響く
その頃リリアは

「ファリリンさん薪持ってきました」

「あんらリリアちんありがとぉ♡」

「にしてももう2年ですか…早いですね」

「そうねぇん…最初は数日で脱落する人たちばかりだったけどエルちんは耐えたわねん」

「そしたらもうそろそろファリリンさんの番じゃないですか?」

「そうねん…ならそろそろいくわじゃリリアちん後は任せたわよ」

「わかりました」

そういってファリリンは洞窟の中へ入っていく

「エル…いや魔王死なないでね」

「ぜぇはぁ…ぜぇは…し…死ぬ…」
もう休憩はあっても流石に何十時間走り続けるのは
流石に中身が魔王といえど過酷

(もう…ダメだ…)

気が遠のきそうになった時

「はーい!みなさーん!タイムオーバーよん!!」

どこからかファリリンの声が聞こえた

あぁ…やっと2年たったのか…
安堵した瞬間に気を失ってしまった




(ん…ここは…)

目を開いた時目の前にファリリンの顔が近ずいているのがわかり
瞬時に右アッパーを喰らわそうとするが華麗に避けられた

「ンモーあと少しだったのにん♡」

「ここは…そうか試練は!!」

「持久力の試練は見事合格よん♡2年間お疲れ様♡」

「や…やったあああああああああ!!」

初めて大声で喜んだかもしれない
こんなに辛く苦しい事は魔王の時にはなかった

「そしたらん次の試練格闘の訓練よん♡」

「そうだったちなみにどんなことをするんだ?」

「まぁ私と戦って一発でも私に当たれば合格よん」

「生き延び…」

そう言葉を出そうとすると後ろの壁から爆発音が聞こえ振り返り汗が流れた
前を見るとファリリンがパンチの構えの状態で止まっていた

「あんら少し鈍ってるかもしれないわねん♡」

明確な殺意がわかったこれは訓練と言ってはいたが実戦と一緒
 生か死か その二つに分けられる
ファリリンは自分を殺そうとするそれがわかった

「もう訓練は始まっているのよん攻撃するなり避けるなりしないと…死ぬよ」

ハッ!っとなった
瞬時に自分も構えの態勢をとりジリジリとファリリンに近寄る
だが瞬きしたその時に目の前にいたファリリンはいなかった
背後に殺気を感じ回し蹴りをするが気がつくと空中に浮いていた
いや浮いているのではない飛ばされたと瞬時にわかった

「まだまだね」

ファリリンが目の前に現れ防御の態勢をとろうとするが遅かった
蹴りを入れられそのまま地面に叩きつけられた

「かっはぁ!!」

地面がクレーターになり息ができなかった
普通の村人なら死んでもおかしくない攻撃
こいつこの体が丈夫なのをわかって本気の攻撃をしてくる

(まさか…)

いやそんな憶測は今はどうでもいい
脳 肺 心臓 ありとあらゆる臓器が揺れ動き
動こうとするも体が動いてくれない

(くそったれ…)

「ンモーこれで終わりなの?少しは抵抗してみたら?」プンプン

何がプンプンだ可愛くねーんだよ
それにこの状態は非常にまずい
まず相手のペースになっている

(落ち着け…何か打開策があるはずだ…)

「そしたら…これで最後ね」

その言葉を最後に何をされたかわからず
俺の意識がまた遠のいていく…





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