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第一章:役立たずから英雄へ
2.役立たず
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――時を少しだけ遡る。
僕はアルスラーダ帝国の第四皇子として、この世に生を受けた。
だが、僕は生まれてからすぐに両親から、兄や姉から疎まれる存在となる。
『――このようなスキル、意味がないではないか!』
そう、原因は僕のスキルだった。
スキルとは、生まれた時に神から授けられる特殊能力の事で、その力によって等級が分けられる。
強力なスキルから特級、一級、二級、三級が最低だ。
父上でアルスラーダ帝国の皇帝、ライネル・アルスラーダは全ての武器を使いこなす【武王の加護】。
正室でアルスラーダ帝国の皇后、リリアナ・アルスラーダは守護の結界を張る事ができる【結界魔法】。
これらは特級スキルであり、その効果も絶大である。
事実、ライネルは前皇帝から見て第五皇子と立場的には帝位争いから最も遠かったのだが、その武勇を認められて皇帝の座を手にしていた。
そういった感じで兄や姉、そして妹も特級スキルや一級スキルを授かっている。
だが、僕のスキルはどうだっただろうか。
使い道のわからない【緑魔法】。
過去、このようなスキルは聞いた事がないと帝国の宰相が口にした事で、多くの人員が割かれて調べられた。
しかし、誰に聞いたところで、古い文献を読み解いたところで、使い道については全くわからなかった。
その結果、使えるスキルなのかどうかは僕に託される事になった。
必死になってスキルを使い、検証し、父上の役に立とうと思っていたのだが……結局、わかった事は一つだけ。
――植物の成長に影響を与える。
成長を促進させる事もできれば、衰退させて枯らせる事もできる。
見方によってはとても有益なスキルなのだが、武勇で成り上がった父上から見れば価値のないスキルだと判断され、僕の【緑魔法】は三級スキルの烙印を押されてしまった。
『――無能の、役立たずか』
事実、アルスラーダ帝国では農業も林業も盛んであり、僕が手を貸す必要性はどこにもなかった。
むしろ、未知のスキルを使った事による悪影響の可能性を恐れたのだ。
そのせいで僕はスキルの研究すらできなくなり、自室から出る事も禁止され、家族と顔を合わせる機会もどんどん少なくなっていった。
そんなある日である。
『――ライブラッド王国との戦争だ。勝てる、戦争だ』
珍しく食事の席の呼び出されたかと思えば、戦争が始まったと口にしたのだ。
さらに驚いた事に、その指揮を僕に任せると言ってくれたのだ。
ここで戦果を上げられれば父上に認めてもらえる。【緑魔法】の研究も続けられる。
……あの時の僕は、そう考えていた。
だが、勝てる戦争だと口にしたその言葉は、完全なる偽りだった。
集められた兵士は言う事を聞かない問題児ばかり。
さらに正規兵は数が少なく、兵士のほとんどが寄せ集めの荒くれ者だ。
何をもって勝てる戦争だと口にしたのか、その時の僕は何を考えていたのか、いまだに思い出せない。
そして、戦端が開かれると――僕は理解した。
――あぁ、処分されるんだ。
側室だった母上は二年前に行方不明になっているが、それも図られた事なのかもしれない。
数では勝っていたアルスラーダ帝国だが、最初の衝突からライブラッド王国に押し返される。
そして、勝てないとわかった者からあっさりと逃げ出したのだ。
最初に逃げ出したのは荒くれ者たち。自分の命大事な者たちだ、仕方がない。
次に逃げ出したのは民兵。こちらも仕方がないだろう。
だが、国の命を受けてやって来ている兵士たちが逃げだしたのを見た時に、僕は理解したんだ。
死んでいく寄せ集めの兵士たちを見つめながら、僕にできる事は何かを必死になって考えた。
すでに周りには誰もいない。副将としてついて来てくれた騎士も、すでに逃げ出してしまった。
――捕虜になろう。
大将である僕が投降すれば、これ以上の虐殺は起きないはずだ。
相手は捕虜すらも丁重に扱うと噂を耳にするライブラッド王国だ。
役立たずではあるが、これでも第四皇子の肩書がある。
この肩書きで皆が救われるなら、役に立ったとも言えるかもしれない。
そして、僕はライブラッド王国の捕虜となり、アルスラーダ帝国に多くの死傷者を出した戦争の幕が下りた。
第四皇子だと伝え、皇族しか持っていなアルスラーダ帝国のエンブレムが施された印章を見せる。
最初は疑われたものの、印章が決め手となり信じてもらう事ができた。
ライブラッド王国も皇族ならば利用できると考えたのか、丁重にもてなされた。
だが、僕に利用価値なんて、小指の先程度もないだろう。何せ、役立たずなのだから。
案の定というべきか、捕虜交換を持ち掛けたライブラッド王国だが、アルスラーダ帝国からは拒否の答えが返って来た。
この時点でライブラッド王国は僕の扱いに困ったことだろう。
曲がりなりにも皇族である。扱い方を間違えれば、アルスラーダ帝国側から悪い噂を流される事にもなりかねない。
だからだろう。
ここからは完全に予想外だったが、僕の扱い方について決めるため、移送されたのだ。
ライブラッド王国の王都――ライザーナへ。
僕はアルスラーダ帝国の第四皇子として、この世に生を受けた。
だが、僕は生まれてからすぐに両親から、兄や姉から疎まれる存在となる。
『――このようなスキル、意味がないではないか!』
そう、原因は僕のスキルだった。
スキルとは、生まれた時に神から授けられる特殊能力の事で、その力によって等級が分けられる。
強力なスキルから特級、一級、二級、三級が最低だ。
父上でアルスラーダ帝国の皇帝、ライネル・アルスラーダは全ての武器を使いこなす【武王の加護】。
正室でアルスラーダ帝国の皇后、リリアナ・アルスラーダは守護の結界を張る事ができる【結界魔法】。
これらは特級スキルであり、その効果も絶大である。
事実、ライネルは前皇帝から見て第五皇子と立場的には帝位争いから最も遠かったのだが、その武勇を認められて皇帝の座を手にしていた。
そういった感じで兄や姉、そして妹も特級スキルや一級スキルを授かっている。
だが、僕のスキルはどうだっただろうか。
使い道のわからない【緑魔法】。
過去、このようなスキルは聞いた事がないと帝国の宰相が口にした事で、多くの人員が割かれて調べられた。
しかし、誰に聞いたところで、古い文献を読み解いたところで、使い道については全くわからなかった。
その結果、使えるスキルなのかどうかは僕に託される事になった。
必死になってスキルを使い、検証し、父上の役に立とうと思っていたのだが……結局、わかった事は一つだけ。
――植物の成長に影響を与える。
成長を促進させる事もできれば、衰退させて枯らせる事もできる。
見方によってはとても有益なスキルなのだが、武勇で成り上がった父上から見れば価値のないスキルだと判断され、僕の【緑魔法】は三級スキルの烙印を押されてしまった。
『――無能の、役立たずか』
事実、アルスラーダ帝国では農業も林業も盛んであり、僕が手を貸す必要性はどこにもなかった。
むしろ、未知のスキルを使った事による悪影響の可能性を恐れたのだ。
そのせいで僕はスキルの研究すらできなくなり、自室から出る事も禁止され、家族と顔を合わせる機会もどんどん少なくなっていった。
そんなある日である。
『――ライブラッド王国との戦争だ。勝てる、戦争だ』
珍しく食事の席の呼び出されたかと思えば、戦争が始まったと口にしたのだ。
さらに驚いた事に、その指揮を僕に任せると言ってくれたのだ。
ここで戦果を上げられれば父上に認めてもらえる。【緑魔法】の研究も続けられる。
……あの時の僕は、そう考えていた。
だが、勝てる戦争だと口にしたその言葉は、完全なる偽りだった。
集められた兵士は言う事を聞かない問題児ばかり。
さらに正規兵は数が少なく、兵士のほとんどが寄せ集めの荒くれ者だ。
何をもって勝てる戦争だと口にしたのか、その時の僕は何を考えていたのか、いまだに思い出せない。
そして、戦端が開かれると――僕は理解した。
――あぁ、処分されるんだ。
側室だった母上は二年前に行方不明になっているが、それも図られた事なのかもしれない。
数では勝っていたアルスラーダ帝国だが、最初の衝突からライブラッド王国に押し返される。
そして、勝てないとわかった者からあっさりと逃げ出したのだ。
最初に逃げ出したのは荒くれ者たち。自分の命大事な者たちだ、仕方がない。
次に逃げ出したのは民兵。こちらも仕方がないだろう。
だが、国の命を受けてやって来ている兵士たちが逃げだしたのを見た時に、僕は理解したんだ。
死んでいく寄せ集めの兵士たちを見つめながら、僕にできる事は何かを必死になって考えた。
すでに周りには誰もいない。副将としてついて来てくれた騎士も、すでに逃げ出してしまった。
――捕虜になろう。
大将である僕が投降すれば、これ以上の虐殺は起きないはずだ。
相手は捕虜すらも丁重に扱うと噂を耳にするライブラッド王国だ。
役立たずではあるが、これでも第四皇子の肩書がある。
この肩書きで皆が救われるなら、役に立ったとも言えるかもしれない。
そして、僕はライブラッド王国の捕虜となり、アルスラーダ帝国に多くの死傷者を出した戦争の幕が下りた。
第四皇子だと伝え、皇族しか持っていなアルスラーダ帝国のエンブレムが施された印章を見せる。
最初は疑われたものの、印章が決め手となり信じてもらう事ができた。
ライブラッド王国も皇族ならば利用できると考えたのか、丁重にもてなされた。
だが、僕に利用価値なんて、小指の先程度もないだろう。何せ、役立たずなのだから。
案の定というべきか、捕虜交換を持ち掛けたライブラッド王国だが、アルスラーダ帝国からは拒否の答えが返って来た。
この時点でライブラッド王国は僕の扱いに困ったことだろう。
曲がりなりにも皇族である。扱い方を間違えれば、アルスラーダ帝国側から悪い噂を流される事にもなりかねない。
だからだろう。
ここからは完全に予想外だったが、僕の扱い方について決めるため、移送されたのだ。
ライブラッド王国の王都――ライザーナへ。
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