37 / 41
第一章:役立たずから英雄へ
35.開戦⑤
しおりを挟む
だが、この賭けに勝てるかどうかはレイリアの行動次第。
戦闘中にも僕は黒頭巾に話し掛けているように見せて、レイリアに訴えかけていた。
レイリアは僕がライブラッド王国に騙されていると思っていた。もしくは、思い込まされていた。
だから、その思い込みを正さなければならなかったのだ。
「リッツお兄様! お待ちください、すぐに治療を――」
「皇女様? それは、あなたもアルスラーダ帝国を裏切るという事になりますが、よろしいのですか?」
「っ! ……そ、それは」
「……レイリア、耳を、貸すな」
「黙りなさい!」
「がはっ!」
頬に蹴りを叩き込まれ、僕は血を撒き散らしながら倒れ込む。
「何をするのですか!」
「黙れ小娘! 貴様、我らが主の命に背くつもりか!」
「あなたの主ですって? もし、あなたの主が皇后……お母様であるならば、私の主は皇帝ライネル、父上です!」
「ならばわかるでしょう! 役立たずは処分しなければならない! こいつは処分対象なんだよ!」
「……三年前の戦争は、僕を処分するための、戦争だった――がああああっ!」
「役立たずは黙っていろ! 私は今、小娘と話をしているんだよ!」
脇腹を踏みつけられ、絶叫してしまう。
飛びそうになる意識に何とかしがみつき、僕はそれでも説得を試みる。
「皇帝ライネルは! 僕を殺すために戦争を起こした! ライブラッド王国は捕虜交換を求めたが皇帝が拒否したんだ!」
「黙れ!」
「僕を呼び戻す理由はわからないけど! 今度は皇后リリアナが! こいつを使って僕を殺そうとしている!」
「黙れ黙れ!」
「……っ! レイリア、お願いだ! 僕を――助けてくれ!」
「こいつ! ぶっ殺してやる!」
脇腹を踏みつける足に全体重が乗せられたまま、黒頭巾は剣を振り上げた。
このまま首を落とされればそれまで。僕は多くの兵士を犠牲にしても事を成し遂げられなかった役立たずとなるだろう。
それでも、信じたい。レイリアの事を信じたいんだ!
「ヒール!」
「遅いなあ! 小娘!」
――ガキンッ!
……僕は……生きて、いる?
この、目の前にある半透明の壁は、いったいなんだ?
「リッツお兄様!」
「……レイ、リア?」
「はい! 私です、レイリアです!」
「……は、はは。僕は、生きているんだね?」
「生きています! でも、この魔法はいったい?」
「……レイリアじゃ、ないのか?」
なら、いったい何が起きているというんだ。
半透明の壁は僕だけではなくレイリアも包み込んで守ってくれている。
先ほどから黒頭巾が何度も剣を振り下ろしているが砕ける事なく、影を移動しようと潜っているが弾き返されているのかすぐに出てくるを繰り返していた。
「何なんだ……何なんだよ、これはあっ!」
冷静さを欠いている。今が、チャンスだ!
「アースバイト!」
「こいつ! まだそんな力を!」
レイリアの魔法で傷口は塞がっている。
血を流し過ぎた事で視界ははっきりしないが、魔力だけは十分残っているんだ!
「の、残りの、触媒は」
ポケットに手を突っ込んで確認する。
ここに来るまでに多くの触媒を使用した。
残りは……二つ。
「リーフ、カッター!」
「狙いが甘いね!」
ヤバい……本当に、見えなくなって、きた。
最後の一つは、絶対に、外せない!
「ウッド、ストーム!」
「それは見たぞ! 消えてしまえば後は……は?」
はは、そうだよね、驚くよね。
僕がウッドストームを撃ち出した方向は黒頭巾ではなく、今だ多くの兵士たちが入り乱れる戦場のど真ん中だからだ。
「……はは……はははは……あははははっ! 結局貴様は役立たずだったという事だ!」
「…………ダメだ……もう、見えないや」
「お兄様!」
「そろそろこの邪魔な壁も消えるだろうさ。そうしたら、貴様だけではなく、小娘も殺してやるわ」
……レイリアも、殺す? こいつの狙いは、僕じゃないのか?
「こ、皇后リリアナは、レイリアを処分する、つもりなのか?」
「私は命じられた事を実行するだけよ」
「そんな……お母様が、私を?」
「役立たずにご執心だったのだから、仕方がないと諦めるのね」
……僕のせいで、レイリアが、殺されるのか?
「……いいや。そうは、ならない」
「まだ何かを隠しているとでも?」
「隠してなんて、いないさ」
「そろそろ消えるわね」
ぼんやりとした視界の中で、黒頭巾が剣を振り上げたように見えた。
だが、僕の耳には確かに聞こえたのだ。地面を激しく踏みしめる――巨馬の蹄の音が!
「リッツ殿!」
「こいつは――馬上のヒューイ!」
「邪魔をするなあっ!」
ブオンッ! という振動音の後に聞こえてきたのは、激しく打ち据える金属音。
馬の加速力とヒューイ隊長の膂力が乗った一撃が、黒頭巾を捉えたのかもしれない。
「逃がすか!」
「貴様の相手をしている暇はない! 荒っぽくしますが、失礼!」
「え――きゃあっ!」
レイリアの悲鳴が聞こえたと思えば、僕の体が遠心力に乗って持ち上がると、温かい馬上に乗せられたのだと理解した。
「レイリア様ですね! 我らと同行していただけるという事でよろしいか!」
「はい! お願いします!」
最後の最後で、レイリアの返事が聞けた。
……あぁ、よかった。これで……レイリアは……たす…………かる。
――ここで、僕の意識は途切れたのだった。
戦闘中にも僕は黒頭巾に話し掛けているように見せて、レイリアに訴えかけていた。
レイリアは僕がライブラッド王国に騙されていると思っていた。もしくは、思い込まされていた。
だから、その思い込みを正さなければならなかったのだ。
「リッツお兄様! お待ちください、すぐに治療を――」
「皇女様? それは、あなたもアルスラーダ帝国を裏切るという事になりますが、よろしいのですか?」
「っ! ……そ、それは」
「……レイリア、耳を、貸すな」
「黙りなさい!」
「がはっ!」
頬に蹴りを叩き込まれ、僕は血を撒き散らしながら倒れ込む。
「何をするのですか!」
「黙れ小娘! 貴様、我らが主の命に背くつもりか!」
「あなたの主ですって? もし、あなたの主が皇后……お母様であるならば、私の主は皇帝ライネル、父上です!」
「ならばわかるでしょう! 役立たずは処分しなければならない! こいつは処分対象なんだよ!」
「……三年前の戦争は、僕を処分するための、戦争だった――がああああっ!」
「役立たずは黙っていろ! 私は今、小娘と話をしているんだよ!」
脇腹を踏みつけられ、絶叫してしまう。
飛びそうになる意識に何とかしがみつき、僕はそれでも説得を試みる。
「皇帝ライネルは! 僕を殺すために戦争を起こした! ライブラッド王国は捕虜交換を求めたが皇帝が拒否したんだ!」
「黙れ!」
「僕を呼び戻す理由はわからないけど! 今度は皇后リリアナが! こいつを使って僕を殺そうとしている!」
「黙れ黙れ!」
「……っ! レイリア、お願いだ! 僕を――助けてくれ!」
「こいつ! ぶっ殺してやる!」
脇腹を踏みつける足に全体重が乗せられたまま、黒頭巾は剣を振り上げた。
このまま首を落とされればそれまで。僕は多くの兵士を犠牲にしても事を成し遂げられなかった役立たずとなるだろう。
それでも、信じたい。レイリアの事を信じたいんだ!
「ヒール!」
「遅いなあ! 小娘!」
――ガキンッ!
……僕は……生きて、いる?
この、目の前にある半透明の壁は、いったいなんだ?
「リッツお兄様!」
「……レイ、リア?」
「はい! 私です、レイリアです!」
「……は、はは。僕は、生きているんだね?」
「生きています! でも、この魔法はいったい?」
「……レイリアじゃ、ないのか?」
なら、いったい何が起きているというんだ。
半透明の壁は僕だけではなくレイリアも包み込んで守ってくれている。
先ほどから黒頭巾が何度も剣を振り下ろしているが砕ける事なく、影を移動しようと潜っているが弾き返されているのかすぐに出てくるを繰り返していた。
「何なんだ……何なんだよ、これはあっ!」
冷静さを欠いている。今が、チャンスだ!
「アースバイト!」
「こいつ! まだそんな力を!」
レイリアの魔法で傷口は塞がっている。
血を流し過ぎた事で視界ははっきりしないが、魔力だけは十分残っているんだ!
「の、残りの、触媒は」
ポケットに手を突っ込んで確認する。
ここに来るまでに多くの触媒を使用した。
残りは……二つ。
「リーフ、カッター!」
「狙いが甘いね!」
ヤバい……本当に、見えなくなって、きた。
最後の一つは、絶対に、外せない!
「ウッド、ストーム!」
「それは見たぞ! 消えてしまえば後は……は?」
はは、そうだよね、驚くよね。
僕がウッドストームを撃ち出した方向は黒頭巾ではなく、今だ多くの兵士たちが入り乱れる戦場のど真ん中だからだ。
「……はは……はははは……あははははっ! 結局貴様は役立たずだったという事だ!」
「…………ダメだ……もう、見えないや」
「お兄様!」
「そろそろこの邪魔な壁も消えるだろうさ。そうしたら、貴様だけではなく、小娘も殺してやるわ」
……レイリアも、殺す? こいつの狙いは、僕じゃないのか?
「こ、皇后リリアナは、レイリアを処分する、つもりなのか?」
「私は命じられた事を実行するだけよ」
「そんな……お母様が、私を?」
「役立たずにご執心だったのだから、仕方がないと諦めるのね」
……僕のせいで、レイリアが、殺されるのか?
「……いいや。そうは、ならない」
「まだ何かを隠しているとでも?」
「隠してなんて、いないさ」
「そろそろ消えるわね」
ぼんやりとした視界の中で、黒頭巾が剣を振り上げたように見えた。
だが、僕の耳には確かに聞こえたのだ。地面を激しく踏みしめる――巨馬の蹄の音が!
「リッツ殿!」
「こいつは――馬上のヒューイ!」
「邪魔をするなあっ!」
ブオンッ! という振動音の後に聞こえてきたのは、激しく打ち据える金属音。
馬の加速力とヒューイ隊長の膂力が乗った一撃が、黒頭巾を捉えたのかもしれない。
「逃がすか!」
「貴様の相手をしている暇はない! 荒っぽくしますが、失礼!」
「え――きゃあっ!」
レイリアの悲鳴が聞こえたと思えば、僕の体が遠心力に乗って持ち上がると、温かい馬上に乗せられたのだと理解した。
「レイリア様ですね! 我らと同行していただけるという事でよろしいか!」
「はい! お願いします!」
最後の最後で、レイリアの返事が聞けた。
……あぁ、よかった。これで……レイリアは……たす…………かる。
――ここで、僕の意識は途切れたのだった。
20
あなたにおすすめの小説
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる